「人生の道を切り開いてくれたクルマ」
今はどんな気持ちで書道に向き合っていますか?
「前はただ字が綺麗になりたいという気持ちでやっていたんですけど、今は自分らしいものができたらいいなと思ってやっています。もちろん、うまくなりたい気持ちもありますけど、先生のいいところを吸収して、自分の色を出せたらという気持ちで取り組んでいます」

フィアットリトリート富山では、イベント運営のお手伝いをされていましたが、その経緯を教えてもらえますか。
「主催者のますみさん・トミィさんの家と私が以前住んでいた家が近所で、私のクルマを時々見掛けていたらしく、インスタグラムでも私のことを知っていて、メッセージをくれたんです。それで3人で会うことになり、魚津市でクルマのイベントをやりたいとお聞きしたんです。そしてその場で、“協力してもらえませんか”とお願いされたのが始まりです。最初は大変驚きましたが、富山県魚津市という地方でイベントを自分たちで開催するということに、“楽しそう!”と気持ちが昂ったのと、こんな私と一緒に頑張ってみたいと声を掛けてくれたことが嬉しくて、“はい”と二つ返事で答えました(笑)」

やってみてどうでしたか。
「今年で3年目になるんですけど、最初はみんな何もわからないので、もうグチャグチャ(笑)。でも何とか終えてなんとも言えない達成感がありました。それで2回、3回と回を重ねるにつれ、流れを掴むことができ、スムーズにできるようになりました。私自身、土日に休みを取るのが難しく、フィアットのイベントに参加するのは初めてだったので、とても緊張していました。ですが、インスタグラムで繋がっている方や、その場で初めてお会いした方々が声をかけてくださり、本当に嬉しかったです。さらに、参加された皆さんが笑顔でイベントを楽しんでいる姿を見られて、それもまた大きな喜びで、幸せな気持ちになりました」

大坪さんにとって『500C』はどんな存在だと感じていますか。
「確実に言えるのは、フィアットが私の人生にたくさんの道を切り開いてくれたということです。いろいろな場所へ足を運ぶようになり、今の楽しい生活の土台を築いてくれたように思います。もしフィアットに乗っていなければ、トミィさんやますみさんに出会うことも、イベントに関わることもなかったでしょう。プライベートではどん底を味わったこともありましたが、家族や友人、書道やイベント、そこで出会った仲間たちのおかげで乗り越えることができました。今はクルマ関係の仕事をしていますが、それも“クルマに興味があるならやってみない?”と声をかけてもらったことがきっかけです。フィアットに乗っていたからこそ巡り合えたご縁だと思います。こうしてたくさんの出会いを運んでくれた、本当に素敵なクルマです。振り返ってみると、フィアットは私の人生を楽しく、幸せに、そしてより豊かに導いてくれた存在だと感じます」

最後にこれからやってみたいことを教えてもらえますか。
「『600e』が登場した時にはデザインが可愛くて、正直、気持ちがグラッと来ました(笑)。フィアットの可愛いデザインが本当に好きなんです。まだまだ行ったことのない場所がたくさんあるので、これからもフィアットと一緒にいろんな所を旅して、思い出のページを増やしていきたいです。書道も自分のペースで楽しみながら続けていきたいですし、人生においては何事にも挑戦し、自分の可能性を広げていきたいと思っています!」
「フィアットでもっと出かけたい。そして書道でも自分らしさを磨いていきたい」。大坪さんの言葉からは、前向きなエネルギーが伝わってきます。クルマは単なる移動手段ではなく、人との出会いや新しいことに挑戦する気持ちまで引き出してくれる存在。『500C』が大坪さんにもたらしたのは、 “豊かさ”だったようです。もし彼女があの日、ガソリンスタンドでフィアットを見かけなかったら……。今の生活も、仲間とのつながりも、少し違ったものになっていたかもしれません。人生を彩るきっかけは意外なところにある。そう思わせてくれる、大坪さんとフィアットの物語でした。

取材協力=セントベリーコーヒー(魚津店)
富山県魚津市本江1330-1
営業時間:10:00 – 19:00(カフェスペース Lo.17:30)
定休日:水曜日
文 曽宮岳大

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