緊張する電話の時は車内へ
お仕事はどのようなことをされているのですか?
「カフェで働いています。イタリア繋がりでイタリアの文化に興味を持つようになり、そこからコーヒーやエスプレッソに興味持つようになり、だんだんコーヒー沼にはまっていったんです(笑)。家にもイタリアのデロンギというメーカーのエスプレッソマシンがあるのですが、めっちゃ可愛くて(笑)。白の塗装面とクロームの組み合わせがうちの子(クルマ)にそっくりなんで、レトロでコロッとした感じでかわいいんです。いまラテアートの練習をしてるんですけど難しくて、なかなか上手にできないんですけどね(笑)」
ご自宅のエスプレッソマシンもイタリアブランド製。フィアットを通じてイタリア文化にも興味が広がっそうです。
週末はどのように過ごされてるんですか?
「お出かけすることが多いです。ピクニックが好きで、コーヒーセットとサンドイッチをピクニックバスケットに入れ、『500』の後部座席に積んで出掛けるんです。公園でピクニックしたり、お散歩しながらゆったりするのが好きですね」
運転も楽しみながら?
「そうですね。『500』のトランスミッション、デュアロジックが好きなんですよ。マニュアルモードで乗っていて、街中でもアクセル操作にレスポンス良く反応してくれるのが楽しくて。コミュニケーションを取れている感じが楽しいです」
フィアット乗ってると、どんな気分になりますか?
「クルマのなかに自分好みの空間ができあがっているので安心感があります。ドライブに行かなくてもクルマに篭りに行くこともあるんです。ちょっと緊張する電話をする時とかも、車中に入れば囲まれていて強いですから(笑)。個人的に車内は誰にも干渉されない“無敵な空間”なんです」
自分のための空間づくりは、どのようなところにヒントを得ているのですか?
「イベントで見たクルマや他のフィアット乗りさんからヒントを得ることが多いですね。お花の瓶もやシフトノブにリボンを巻くのもフィアット乗りの方がやっていて、それを真似しながら自分流にアレンジしたりとか。家にミシンがあるのでシートベルトのカバーを作って手縫いで刺しゅうを入れたり。シートベルトカバーを作るようになったのは、アバルト乗ってる方から作ってほしいと頼まれたのがきっかけだったんですけど、作ってみたら意外にいい感じに完成しました。その後、他の方からも頼まれるようになり、最近はシートベルトパッド屋さんみたいになっています(笑)」
自分で作るのは楽しいのですか。
「そうですね。失敗しかしてないですけど(笑)。チリが合わなくなったり、うまくいかないこともあるんですけど。 “ないなら作れ”の精神で自分で色々と手掛けています。フィアットのイベントはフリマ文化が強いので、クルマにちなんだアイテムを作って出店しています」
エンブレムとコーディネートしたヘア。ちなみにドアミラーは、片側だけご自身でブルーにペイント。メッキも好きなのでどちらにするか選べず、片側だけ塗装したのだとか。
イベントではフリマに出店される楽しみはどういったところに感じていますか?
「自分がかわいいと思ったものが誰かに刺さるってすごく幸せなことだと思うんです。もちろんやってみると難しいこともあります。イベントではイタリアのトリコローレ柄など少し派手めなデザインの方がウケがいいんですけど、私はわりと“繊細かわいい”のが好きなので、どちらの方向性でいくか葛藤しています(笑)」
>>>次ページ 20代の象徴であってほしい
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