悪条件下で頼りになる新たな相棒
それで『500 Sport』に気に入って乗っていたのですね?
「はい。『500 Sport』が我が家にやってきてからは毎日ニタニタしていました(笑)。そこからずっと今に至るまで、楽しい気持ちは変わらないのですが『500 Sport』を手に入れてから、さらなる欲が出てしまったんです。実は『500 Sport』と同じタイミングで『Panda Street 4×4(パンダ ストリート フォーバイフォー)』が登場していたんです。最初のショールームに『500 Sport』の問い合わせをしたとき、すでに在庫がないけど『Panda Street 4×4』であれば押さえられるかもしれないと聞いて一時期迷ったんです。結果的に『500 Sport』を購入しましたが『Panda』にも未練が残ったんですよね。さらにイベントなどに行くと、2台所有されている方とも出会うじゃないですか。クルマを見せてもらったり、お話を聞いたりしていると欲しい気持ちが膨らんでしまって。でも新車で買う余裕はなかったので、時々中古車をチェックしていたんです。それで『500 Sport』を購入して1年が経過した翌年の年明けにいい個体を見つけ、いっちゃえ!という勢いで『Panda 4×4』を購入したんです」

『Panda 4×4』のどこに惹かれたのですか?
「まずはパワートレインが『500 Sport』と同じツインエアーエンジンでトランスミッションがマニュアルというところ。家族がいるので4ドアである点や、コンパクトな4WD車であるところにも惹かれました。職場が岐阜でよく雪が降るので、増車するなら4WD車が欲しいと思っていたんです」
「あと私はパンダのリアデザインが好きで、とてもかわいいんです。こぢんまりした雰囲気で『500』に通じるコンパクトでかわいらしいところが、まるでチョロQみたいで親しみを感じていました。小回りも利くし、車体がコンパクトな方が色々と動き回ってクルマの写真を撮るのも便利だし、もう大きなクルマには乗りたくないと思うようになりました」

『500 Sport』と『Panda 4×4』はどのように使い分けていたのですか?
「『500』は主にツーリングに出掛ける時に使っていて、普段乗りはまったくしていないんです。汚したくないので雨の日も乗らないようにしていました。一方の『Panda 4×4』は、もちろん大事にはしているのですが、こちらはどこにでも連れて行ってくれる相棒のような存在で、アウトドアに遊びに行く時や悪天候のときは『Panda 4×4』の出番です。琵琶湖に行ったときは帰りに関ヶ原で大雪に見舞われたのですが大活躍でした。オールシーズンタイヤを履いていたので雪道も問題なく走れ、とても安心感がありましたね」

用途によって乗り分けているのですね?
「そうですね。『Panda 4×4』は取り回しの良いアウトドア車というような位置付けです。凸凹道を走ったり、スロープのある湖面にクルマを乗り入れて写真を撮ったり。走破性が高く本当に面白いクルマです。『Panda 4×4』にしかできない楽しみ方をしています」

『Panda 4×4』でしかできない遊びを積極的に楽しまれているようです。
古田さんの勢いはその後も衰えることはありませんでした。『Panda 4×4』を手に入れた後、さらに以前から興味があった古いフィアットの購入を真剣に考えるようになったそうです。
ライフスタイルがさらに広がったところで、新たな変化が起きたのですか?
「さまざまなイベントに参加しているので旧いクルマを見る機会も多く、見ているうちに昔のチンクエチェントが欲しくなっていったんです。あるとき旧チンクエチェントの後継モデルである『126』に乗っている人と繋がり『126』について知ることになりました。その後イベントで展示されていた『126』の実車を目にしたときに、しょんぼりした顔にやられてしまったんです。ちょっと古めかしい佇まいがおしゃれに見えて、年数が経ったヴィンテージ感というか写真で言うとセピアな感じ。この雰囲気がとても愛おしく心を打ったんです」

古田さんが注文した『126』。取材時は納車待ちでした。
それで『126』の購入を決意したのですね。
「はい。『126』は特に生産国でもあるポーランドで爆発的にヒットしたクルマなんですよね。そういうストーリー性や、なんといってもチンクエチェントとはまた違う独特のかわいさにやられてしまいました」
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