自分の中に起こった変化
『500』の限定車『500C Collezione 1957(チンクエチェントシー コレッツィオーネ ミレノベチェントチンクワンタセッテ)』を愛車として所有されている安江孝子さん。運転経験は長く、これまでクルマを日常的に使ってきたものの、フィアットに乗るようになってからご主人の明凡(あきひろ)さんがビックリするほど変わられたそう。彼女はどう変化したのか。お二人のお話をお聞きするために、歴史が息づく岐阜の街へ伺いました。
フィアットを購入したきっかけを教えてもらえますか?
明凡さん(以下:ご主人)
「もとはといえば、最初に僕が趣味のクルマを購入しようとしたところから変化が始まった気がします。それまでは外に出ることにあまり気乗りせず、週末は家で休むという生活をしていたんです。そんな日常に変化を起こそうと思い、好きなクルマを選ぶためにショールームにアバルトを見に行ったんです」
孝子さん(以下:奥さま)
「主人は左ハンドルのマニュアル車を欲しがっていたんです。主人が運転するクルマだったのでその時はあまり興味はなく、購入しても私には左ハンドルは無理とかマニュアル車は免許はあるけど運転できないということを営業さんに伝えたところ、私の方を見てクルマのアピールをしてきたんです。“左ハンドルでもサイズが小さいから運転しやすいですよ”とか、“扱いやすいトランスミッションですから試してみてはいかがですか”とか、とっても楽しそうにお話されるのです(笑)。主人のクルマを見に行ったのに話を聞いていくうちに、なんとなく頭の中で自分がかっこいいクルマを運転している姿や出掛ける姿を想像するようになり、意識に残ったんです。それが最初の変化でした」
ご主人
「その後、『アバルト 695 esseesse(エッセエッセ)』を購入し、それに乗って出掛けたりしているうちに、インスタグラムを通じてフィアットやアバルトに乗るお友だちができたんです。その方たちがいいお友だちで、みんなで集まったりツーリングに出掛けたりするようになったのですが、そこに妻も連れて行ったんです」
奥さま
「みなさんと出会い、ある日バーベキューに誘っていただいたときに、今までの自分のクルマ生活とは全然違うものがそこに見えたんです。かっこいいクルマやかわいいクルマを囲んで休日を楽しんでいる皆さんが素敵で、その生活を味わってみたいなという風に思いました。それが自分の中のさらなる変化でした」
それまでもクルマには乗っていたけど、違う景色が見えたのですね?
奥さま
「ぜんぜん違う世界に見えました。それまでは子どもの送り迎えのためとか通勤のためとか、雪が降る地域に住んでいたので雪道でも安全に走れるようにとか、そういう風にクルマを捉えていたんです。クルマの写真など撮ることもなかったし、クルマをかわいいなどと考えたこともありませんでした。それがフィアットに出会ってから180度変わったんです。それで自分のクルマとして『500』が欲しいと思うようになりました」
>>>次ページ 自分で決めた初めてのクルマ
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