これまで輸入車を中心にさまざまなクルマを乗り継いできたという平井さんファミリー。そんな経験豊かな平井さんにとって初のフィアット、初の電気自動車となる『500e』を購入された動機や満足している点についてお話をうかがいました。運転好きなご主人と、そこまで運転が好きではないという奥さまにとって『500e』はベストな選択だったとのこと。その理由は?
EVに排気量は関係ない
『500e』を購入した経緯を教えてもらえますか。
周平さん(以下ご主人)
「『500e』は2023年3月に納車されたのですが、その前はドイツのハッチバック車に乗っていたんです。母が高齢になってきたこともあり、コンパクトなクルマへの乗り換えを検討し始めていたのですが、妻がゴルフに行くときにも使うので、小さくても長距離走行に耐えうるクルマというのを条件に掲げていたんです。いざ探してみると、なかなかいいクルマがなくて。時期的に『500e』が登場した頃だったのですが、フィアットはデザインがいいので以前にガソリン車の購入を検討したことがあったのと、近くのショールームが移転リニューアルしたこともあって、軽い気持ちで見に行ったんです。それで『500e』に試乗したらめちゃめちゃイイと思ったんです。結局、その流れで購入に至ったということですね」
試乗にはご家族皆さんで行かれたのですか?
ご主人
「全員で行きました。買ってから運転できないと困るので、みんなでクルマのサイズなどを確認しました。母がずっと輸入車を乗り継いできたので、国産車に戻るとウィンカーレバーが反対側になってしまい、違和感があるかなというのもあったので、輸入車を軸に考えていました。そうしたなかで『500e』はサイズ的にもコスト的にもベストで、唯一無二だったという感じですね」
試乗で良かったと感じられたのはどういったあたりですか?
ご主人
「まず走り出しがすごくスムーズだったこと。EVというと静かさばかりを売りにしたクルマが多いと感じていたんですけれど、静かというよりはゴーカート的というか、ゴルフの電動カートに乗っているような感覚が印象的でした。小回りも利くし、コンビニやスーパーに買い物に行く使い方を想定したときに、すごく使いやすそうだという感想を持ちました。小さいクルマの場合、ガソリン車だと排気量も下がるのでどうしても動力性能が下がってしまう印象がありますけれど、その点、EVは排気量は関係ないのでコンパクトでもすごく走りやすいというイメージはありましたね」
麻子さん(以下奥さま)
「『500e』は車幅が狭く、小回りが利くところが運転しやすいと感じました。あとは私が1人でゴルフに行くときに安全装備が充実していて、車線を逸脱しないようにする機能なども備えているのがとても安心だと感じました。以前に乗っていたドイツ車は、高速を走るとどっしりしてすごく安定感があったんですよ。小さいクルマになると、ふわふわするんじゃないかという懸念があったんですけれど、実際に『500e』に乗ってみたら高速道路でもすごく安定していますし、しかも疲れにくいんですよね。ゴルフをして帰ってきても、ドイツ車のときよりも疲れないかもしれないですね。そもそも私は運転がそこまで好きではない方なので、楽に乗れるというところが一番良かったなと思います」
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