5 月26 日(日)静岡県の浜名湖ほとりにある渚園キャンプ場にて、毎年恒例のイベント「パンダリーノ 2019」が開催されました。
今回で12 回目となる、パンダオーナーによるパンダオーナーのための本イベントに、今年は299 台が集結。北は山形県、南は熊本県からと日本各地から約700名の方が参加しました。
5 月とは思えない真夏の様な陽射しの中、開場前から歴代のパンダが続々と集合。
11 時の開会式の前から、たくさんの方が思い思いのスタイルで「パンダリーノ 2019」を楽しんでいました。
パンダオーナーとパンダファンで結成されている、本イベントの主催者「パンダリーノ実行委員会」のみなさんが趣向を凝らし、年を追うごとに内容も運営もパワーアップ。今年は、参加者にオリジナルデザインのストラップの配布や、オリジナルグッズがGET できるガチャポンの設置など、ファン心をくすぐるアイテムを提供。参加者からも、大変好評を得ていました。
また、イベント中盤には、パンダリーノ実行委員の方々によるトークショーを開催。初代パンダオーナーである実行委員長のYUKI さんから「パンダに代わる車が存在しないから、パンダに乗り続けている」という名言も飛び出し、会場のみなさんも大きく頷いていました。さらに、昨年パンダファンの間で大きな注目を集めたシルバーの『パンダ セレクタ』が登場する映画「旅猫リポート」の裏話や、パンダオーナーのあるある話など、興味深い内容がいっぱいでした。
さらに、イベント後半には、パンダにちなんだレアグッズをプレゼントする、じゃんけん大会を開催。会場中が大きな盛り上がりを見せていました。
日本で毎年「パンダリーノ」が開催されていることを知り、大きなよろこびを<語った初代パンダの生みの親ジョルジェット・ジウジアーロ氏の直筆サインや写真などを今年も展示。また「パンダリーノ」の過去のパンフレットに使用されたアートも展示されていました。
今年、創立120 周年を迎えるフィアット。その中で、人々に長く愛され続けているモデルを生み続けていることも、フィアットの大きな特徴といえるでしょう。
パンダも、来年40 周年を迎えるロングセラーモデル。現行モデルが3 代目となるパンダですが、シンプル&便利&フレンドリー、そしてコンパクトというコンセプトは初代からずっと継承。日常的に使える良き相棒として、イタリアはもちろん、日本や世界各国で愛され続けているモデルなのです。
そうしたオーナーとパンダの結びつき、オーナー同士の仲間意識、そして主催者と参加者の気持ちの強さを感じられるイベント、それが「パンダリーノ」。
参加者からは「のんびりできるイベントの雰囲気がいい」「パンダ仲間やイタリア好きと仲良くなれて、とても楽しい」「いろいろなパンダを見ることができるので、毎回ワクワクしています」など、好みによって様々な過ごし方ができることが「パンダリーノ」の魅力と語っていました。
さらに、現行モデルのオーナーにパンダ購入のお話を伺ったところ「500 にしようか、パンダにしようか悩んだのですが、わが家は小さな子供がいるため、5 ドアのパンダを選びました。ツインエアエンジンの走りも楽しいし、娘も“パンダ”という名前に愛着があるようで、とても気に入ってくれています(笑)。このクルマを選んで、本当に良かったです」。
また別のオーナーは「人生で初の輸入車だったのですが、パンダは思っていた以上に楽しいです。コンパクトだし、キビキビ走るし、オートマっぽく走れるけど、マニュアルっぽく走ることもできる。この“いいとこ取り感”がいいですね。家族みんなで、毎年パンダリーノに来る楽しみもできたし。パンダと出逢えて人生が豊かになりました」
実は、イタリア本国でもパンダオーナーのミーティング「Panda a Pandino(パンダ ア パンディーノ)」が2018 年から開催。今年は6 月22 日(土)・23 (土)に実施されるとのこと。昨年365 台が集まった「Panda a Pandino」。今年は、どの様な盛り上がりを見せるのか、そしてどの様なコンテンツを実施するのか注目されます。
来年、初代誕生から40 周年を迎えるパンダ。記念の会となる2020 年開催の「パンダリーノ」は、どのような内容になるのか。参加者はもちろん、主催者のみなさんも1 年後のパンダリーノを、いまから心待ちにしていました。
フィアット パンダ の詳細はコチラ
パンダリーノ オフィシャルHPはコチラ
Panda a Pandino オフィシャルHPはコチラ
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