fiat magazine ciao!

#愛車紹介

LIFESTYLE

人生を彩るオレンジ色の相棒。中井さんの『500 Anniversario』ライフ

「フィアットが似合いそう」という上司の言葉   免許を取ったのは29歳のとき。軽自動車から乗り換えた初めての輸入車が、フィアット『500 Anniversario(アニベルサリオ)』でした。「フィアットって、ファッションとしてかわいいと思ってはいたけれど、詳しくはなかったんです」。そう語る中井奏奈さんは、オレンジ色のチンクエチェントと出会ったことで人生が大きく変わったようです。ボンネットの開け方もわからなかった5年前から、今では旧車をレストアするほどに。愛車“アニー”とともに旅をし、仲間と出会い、新しいことにトライする日々。クルマは人生を彩るパートナーだと教えてくれる彼女のストーリーを届けします。   『500 Anniversario』オーナーの中井奏奈さん。   『500 Anniversario』にはいつ頃から乗られているのですか?   「乗り始めたのは2020年9月からなので、もう5年になります。私にとって初めてのフィアット車なんです」   『500 Anniversario』を選んだきっかけを教えてもらえますか?   「実は免許を取ったのが遅くて、東京から地元の静岡に戻った29歳のときに取りました。その後、知り合いからかわいい軽自動車を譲ってもらい、10年ほど乗っていたんですが、あるときエアコンが壊れてしまって。買い替えを考えたとき、欲しいクルマがなかなか見つからなかったんです。そんなとき、前に勤めていた会社の上司が“フィアットが似合いそう”と言ってくれたことを思い出して。それがきっかけでフィアットを探し始め、ご縁があってオレンジ色の『500 Anniversario』に出会うことができました」     フィアットに乗る前はクルマに強いこだわりはなかったのですか。   「そうですね。クルマをファッション感覚で見ることはあっても、詳しくはなかったですし、知識もありませんでした」   実際にフィアットに乗り始めて、そのあたりの意識は変わりましたか。   「乗り始めて2年くらいはボンネットの開け方もわからないほどでした(笑)。でも、かわいいクルマなので愛着が湧いて、Instagramを始めて情報を集めるうちにオーナーさん同士が集まるイベントがあることを知ったんです。ひとりで乗っているだけでも楽しいのに、大勢で集まったらもっと楽しいだろうなと思って参加したら、回を重ねるごとに友だちも増え、クルマの知識も増えました。フィアットとの生活が楽しくて、楽しくて弾けてしまったという感じです(笑)」     『500 Anniversario』の気に入っているところを教えてください。   「『500C Anniversario』なので、“アニー”と呼んでいるんですけど、春から夏にかけてはアニーの季節なんです。緑が増えてきて、青空や草原、海…そんな自然の中でオレンジ色のアニーが特に映えるんです。インパネもオレンジなので、窓の外の景色とこのオレンジが合わさって、きれいなコントラストになるところがお気に入りです。“今、この道を走っている中で自分のクルマが一番かわいい!”って思いながら運転しています(笑)」   >>>次ページ 大切な存在、でも依存はしない   […]