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相棒フィアット

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プロのフォトグラファーがレクチャー! #相棒フィアットを素敵に写す撮影テクニック

フィアットオーナーにとって、自身の愛車は単なる移動手段としてのクルマではなく、ライフスタイルを共にする“相棒”のような存在です。事実、TwitterやInstagramなどのSNSには、『#相棒フィアット』のハッシュタグをつけて、愛車自慢をしている投稿がたくさん! オーナーたちにとって、いい感じのスポットを見つけて愛車を撮影することは、ドライブ中の楽しみのひとつとして定番になっています。そこで今回は、より素敵に、よりかわいく、フィアットを撮影するコツやテクニックを、プロのフォトグラファーがレクチャー。実際に『500(チンクエチェント)』に乗ってドライブしながら、さまざまなスポットで撮影を行い、その写真をもとにポイントを教えてもらいました。 ※写真を撮影する際は、他の人の邪魔にならないよう注意してください。また公道での撮影は道路交通法に則り撮影を行いましょう。   “大事な相棒”&“愛するペット”を撮影する基本テクニック 今回の撮影テクニック特集でレクチャーしてくれるのは、プロのフォトグラファーとしてコアなモーターマガジンから人気ファッション誌まで幅広く活躍し、プライベートではクルマやバイクなど乗り物全般を愛する安井宏充(やすい・ひろみつ)さんです。 今回、安井さんは実際に『500』を運転しながら、気に入ったスポットで撮影! 撮影終了後、フィアットをより素敵な写真に収めるためのちょっとした撮影テクニックや、ロケーション選びの際に気をつけた点などについて伺いました。     「まず、『500』はコンパクトでかわいいフォルムということが伝わるように、基本的にはクルマに寄りすぎず、風景や建物なども写り込むような距離感で撮影しました。それによって対象物との比較で、『500』の大きさが視覚的に伝わると思います。あと個人的な好みでは真横とか真正面とか“真”がつく角度が好きなので、『500』もそういう角度で撮ってみるとかわいく写りましたね。あとは大きなクルマの場合だとあおって撮ると迫力を出すことができますが、『500』に関しては立ったままの目線ぐらいで撮ると、バランス良く、かわいく写るように感じました。ロケーションに関しては、建物なら近代的なものよりも歴史を感じるもののほうが、『500』には似合いますね」     あと『500』ならではの特徴といえば、その“顔”。まるで生き物のように見えるキュートなデザイン&フォルムから、オーナーたちはよく愛車のことを、“相棒”のほかに“ペット”とも語ります。 「『500』の顔はヘッドライトが目、その下のフォグランプがほっぺた、フロントグリルが口のように見えてかわいいですよね。先ほど距離感の話をしましたが、顔に関しては近くに寄って撮ると、より“生き物”っぽいというか、“動物”っぽく見えましたね」     オーナーにとって日々を共にする愛すべき“ペット”が、ぶらり街へ、自然へ。さまざまな空間の中にちょこんと佇むその姿を収めた写真からは、愛くるしさがたっぷり伝わってきます。 「さらに今回のオレンジのようなPOPなカラーは、都会でも自然でも、どんなシチュエーションでも映えました。個人的には特に緑の中で映えるように感じましたね。あとこういう色は逆光よりも順光のほうがキレイに映るので、それは撮影の際に少し意識してみてください」     また、一眼レフといった本格的なカメラを持っていないフィアットオーナーもいるかと思いますが、安井さんの話によると、スマホでもちょっとしたコツで『500』の素敵な写真は撮影可能とのこと! 「今のスマホは明るさの調節なども簡単にできますし、もともとスマホはワイド目の広角レンズのため、被写体に近くても周りの風景などを入れやすい。その特性を利用して、冒頭でも話したようにクルマに寄りすぎずに撮影すれば、『500』のかわいさが出た写真を撮れると思います」   ポイントは「情報量を少なく」&「非日常感を演出する」 ここからは、実際に安井さんが撮った写真の中から、特にお気に入りの一枚をスポット別にセレクト! それぞれの写真撮影の際に、意識したポイントについてコメントをもらいました。   〈スポット①〉駅 「この写真は背景にある歴史的な建造物と『500』の並びが印象的だったので、寄りで撮って切れてしまうよりは、しっかりと背景が入るような距離まで引いて撮ることを意識しました。あとは、建造物とクルマと道路の横のラインがキレイに揃うように真横から撮りました」     〈スポット②〉駐車場 「この場所に限らずですが、まずまわりにほかのクルマを入れないことがマスト。それに加えて、できるだけ細かな物、例えばここなら消化器などが映らないほうがキレイな写真になります。やはり写真の中の情報量が多くなればなるほど、写真が素人っぽく見えてしまいますね」     〈スポット③〉埠頭 「橋がダイナミックに見えるスポットってあまりないですし、うしろのトレーラーも非日常的。背景のダイナミックなイメージと、『500』のキュートなイメージのコントラストがあって撮ってみたくなりました。ちょっと『500』が迷い込んだような感じもしますね」     〈スポット④〉高架下 「この写真は、線路の隙間から光が落ちていたので、それを効果的に入れてみました。あとはこれも駐車場の写真と同じで、写真には映っていない左端に自販機がありましたが、そういう余計なものを入れないほうが『ここはどこなんだろう……?』という非日常感を出せると思います」     〈スポット⑤〉自然 「手前に雑草が入ると現実感が出る気がして、すっきりとした構図に映るように撮影しました。自然の緑と『500』のオレンジの組み合わせもキレイですね。あと細かいテクニックだと、ステアリングを切ってフロントホイールを振ることで、生き物らしい動きが出る気がします」     〈スポット⑥〉街中 「フィアットが生まれたイタリアっぽい石畳のスポットで、クルマのお尻のほうから撮影しました。これも情報量を少なくして見る人の想像をふくらませたいので、歩行者などがいないタイミングがベストです。街中では、道路のルールを守って撮影するようにしてください」     ドライブ&最高の一枚を撮影して楽しむフィアットライフ! 全体を通して、フィアットの撮影は“ファンタジー感”を演出すると、素敵な写真になる確率がUP!「どこか不思議な空間に『500』が突如舞い降りた」──そんな瞬間を切り取ると、世界観に合った写真を撮ることができるかもしれません。あなたの相棒であり、愛すべきペットがより映えるスポットを探しながら、ドライブを楽しんでください。そしてもし最高の一枚が撮れたら、ぜひ『#相棒フィアット』のハッシュタグを付けて、TwitterやInstagramなどのSNSに投稿してみてください。   […]