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#120周年

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FIAT 500 / 500C 累計輸入台数50,000台達成 創業120周年に大きな一歩

フィアットのアイコン的存在「500(チンクエチェント)」。2008年3月に現行モデルが日本に上陸し、 “小さな一歩”を踏み出したイタリアンコンパクトは11年後の11月15日、累計台数が50,000台に達し、大きな一歩を刻むまでに成長。その節目を祝うセレモニーが、愛知県・豊橋市のFCAジャパン新車整備センターで行われました。 成功のカギは「自由」と「インディペンデンス」 50,000台達成まで、独自の歩みを続けてきた「500 / 500C」。年間登録台数は、2010年から2019年まで10年連続で4000台を超えており、人気は衰え知らず。しかも女性ユーザーの比率はむしろ上昇していて、2018年は62%に達するなど、これまたユニークな発展を遂げています。一般的に新型車はデビュー後に人気が上昇するものの、そこから下降していくパターンが多いもの。ところが500シリーズは他の多くのクルマと異なるライフサイクルをたどっているのです。 セレモニーでは、FCAジャパン マーケティング本部長 ティツィアナ・アランプレセがあいさつし、「500 / 500C」のヘリテージを紹介しました。興味深かったのは、「500 / 500C」がその前身にあたる1957年登場の「ヌオーヴァ 500」から受け継いだDNAの話。60年代の経済成長期の波に乗って人気を伸ばした「ヌオーヴァ 500」は、日常から抜け出してピクニックに行きたくなるような、自由で開放的な世界観をまとって登場。 しかも多くの人に手の届きやすい価格で提供したことで、若者もこぞって購入。そこからさらに新しいライフスタイルが生まれ、人気を伸ばしていった、とアランプレセにより紹介されました。 なるほど、当時のヌオーヴァ 500は、60年代に漂っていた、新たな時代が始まるような期待感と歩みを共にして、「自由さ」や「インディペンデンス」の象徴として人気を獲得。そうしたDNAが、今日のレトロモダンな「500 / 500C」にも受け継がれているというわけです。人々をハッピーにしてくれる、そんな普遍的な持ち味が「500 / 500C」の人気を支え、女性からも指示を集めている、というのは理にかなった視点だと思いました。 次に来賓として参加された豊橋市 産業部部長の稲田浩三さんが祝辞を述べられました。 「FCAジャパンは、2011年に三河港を拠点として以来、今日まで数多くのクルマを陸揚げし、ここから日本全国に配送されています。三河港は年間20万台を陸揚げする国内最大の自動車輸入港ですが、そうしたなか、フィアットのかわいらしい、“ナチュラルビューティ”なデザインは、街を明るくし、現在は豊橋駅の新幹線改札前にも500Xが展示されています」と紹介してくださいました。 発表間もない限定車「500 / 500C イレジスティービレ」を発見! さて、セレモニーが行われた豊橋の新車整備センターは、フィアット車にとって日本の入り口となる拠点。そこでどのような工程を経て、出荷されているのか。今回特別に施設内を見学することができたので報告します。 陸揚げされた車両はまず施設内で洗車が行われ、その後、ライン上で外装や内装の検査が行われます。さらに、ナンバーブレートブラケットや発煙筒といった日本ならではの保安基準を満たすための装備が取り付けられます。保安基準への適合が確認された車両は、完成検査でヘッドライトの調整や下回りの確認、ポリッシュ(磨き作業)、室内クリーニング、幌車の場合はラッピングカバーの貼付といった作業を経て、いよいよ出荷準備が完了。一時的に自動保管庫に格納され、出荷待ちとなります。 新車整備センターでは、なんと11月20日に発表された限定車「500 / 500C Irresistibile」(イレジスティービレ)」の姿を発見!ピンクグレーの専用ボディカラーが陽光を浴び、とてもきれいに輝いていました。 連綿と受け継がれるヘリテージを大切にしながら、新たな話題も振りまいている「500 / 500C」。その勢いはまだまだ続きそうです。 写真 小林俊樹 500の詳しい情報はコチラ 500 / 500C イレジスティービレの詳しい情報はコチラ […]

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フィアット120周年を祝福するイベントを開催!

フィアット120周年記念限定車「500 120th Tuxedo(チンクエチェント ワンハンドレッド トゥウェンティース タキシード)と1936年に登場し「トポリーノ」の愛称で親しまれた名車「初代500」。 フィアットの120周年を盛大に祝うべく新旧の500が並ぶ、というフィアットファンのみなさまにはたまらない貴重な機会となった「120 YEARS FIAT GOLDEN HEART」とイベントに先駆けて開催されたプレスカンファレンス、記念パーティーの模様をご紹介します。 プレスカンファレンスでは、FCAジャパン代表取締役社長兼CEOポンタス・ヘグストロムがご挨拶。「現在のチンクエチェントは2008年に日本に導入され、今日までに4万8000台以上が納車されました。今日ここに120周年を記念して限定車を発表できることを大変嬉しく思っています。これからもスタイリッシュなクルマを提供していきます」と語りました。 イタリアと日本の良好な関係 続いて 駐日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ閣下にご登壇いただきました。「イタリアを代表するブランド、フィアットが設立された1899年はイタリアが独立し、日本との関係も始まったばかりでした。以後、芸術や美しい物に関する共通の想いを絆に、両国の関係は日に日に強くなっていきました。そして、フィアットが120周年を迎えた今、こうして祝福の場に立ち会うことができたことは、非常に光栄です」とお話されました。 FCAジャパン マーケティング本部 本部長のティツィアナ・アランプレセからは、現在フィアットが取り組んでいる『FIAT × MADE IN JAPAN PROJECT』を紹介。「イタリアと日本のものづくり、あるいは歴史あるものと新しいもの、それらの融合、つまりクロスカルチャーによって未来が生まれると思います」と語りました。 記念パーティーではチェリストの河内ユイコさん、津軽三味線奏者の久保田裕司さん 、DJ moeさんによる三重奏を披露。クロスカルチャーを感じさせるセッションに来場者は盛り上がりました。 イタリアと日本の“ものづくり”に新たな光をあてるプロジェクト 日本のものづくり文化継承を目的とするNPO法人「メイド・イン・ジャパン・プロジェクト」とのコラボレーションによって、優れた伝統工芸品に新たな光をあてる『FIAT × MADE IN JAPAN PROJECT』。文化が出会い、心がつながり、笑顔を育んでいくこの活動。会場ではこれまでに制作された逸品の数々を一堂に展示。さらに、江戸時代から伝わる日本の伝統的な工芸技法「金継ぎ」の実演も披露されました。  「金継ぎ」とは割れたり欠けたりしてしまった陶器や漆器、ガラス製品などをつなぎ合わせる技法のこと。 金継ぎ作家の八木茂樹氏は「金継ぎは姿を戻す修復でも、機能を戻す修繕でもなく、新しいストーリーを生み出す。そこが魅力です」と語っていました。 会場に展示された彼の作品には金継ぎの技法により「FIAT」の文字が表現豊かに描かれていました。 イベント来場者は「金継ぎ」をアートで体感 9月20日から開催されたイベントでは、「金継ぎ」からインスピレーションを受けたアート作品を創造するマルコ・フェルリさんの作品展示とワークショップを実施。来場者はポストカードを使用した世界にたったひとつの“金継ぎアート”作品を制作。マルコさんからアドバイスを受けながら、真剣かつ楽しく取り組んでいました。 さらに、9月21日と22日には、いま大注目のVRアーティスト・せきぐちあいみさんがパフォーマンスを披露。仮想空間に描かれていく「500 120th Tuxedo」をモチーフにした幻想的なVRアートの世界。みなさん驚愕の様子でご覧になっていました。 フィアットの歴史といま、そして未来が感じられた「120 YEARS FIAT GOLDEN HEART」。120年という長きにわたり、イタリアはもちろん、日本と世界のみなさまに愛され続けてきたフィアットの魅力を改めて感じるイベントとなりました。 ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました。 そして、これからもフィアットへのご愛顧をよろしくお願いします! 500/500C 120 th Tuxedoについてはコチラ 『FIAT × MADE IN JAPAN PROJECT』についてはコチラ […]