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#500 1.2 POP

LIFESTYLE

20代女子、走行11万9000km。アンチエイジングで唯一無二を目指します。豊田さんの『500』ライフ

クルマと割り切れるような関係ではない   今回ご紹介するのは、都内に住む20代女性の『500』オーナー、豊田千沙都さん。世間ではクルマ離れが囁かれる世代にあって、豊田さんは『500 1.2 Pop』を“愛車”ではなく「うちの子」と呼ぶほどクルマに強い愛情を注いでいます。2011年式、走行距離11万9000kmでも、ボディはピカピカ。聞けば、アンチエイジングに力を注いでいるのだとか。そんな豊田さんのフィアットライフを覗かせてもらいました。   豊田さんがクルマを好きになったきっかけを教えてもらえますか。   「父親がクルマ好きだったので、自分もクルマに興味を持つようになり、F1を観たりもしていました。免許を取るときも父からクルマについて色々と教えてもらいました。クルマについてわかるようになってくると会話も弾みますし、父親と一緒に居られるうちにたくさん話せたらいいなと思っていたので、免許取得後に一緒にドライブしながらクルマという共通の話題で会話ができたのはとてもいい思い出です」   『500 1.2 Pop』オーナーの豊田千沙都さん。   フィアットとの出会いについて教えてください。   「大学の時にフォーミュラーカーを学生達でつくるサークルに入っていて、そこでマネージャーをやっていたんです。その大学の教授が『Panda』に乗っていて、色々と教わっていくなかで、クルマの文化のひとつとしてオーナーが集まるイベントがあるのを知ったんです。それで私もイベントに興味を持つようになりました。最初に参加したのはFIATピクニックだったんです! それぞれのオーナーさんの個性やこだわりがクルマに現れているところが面白かったですね。“そこ、こだわる?”みたいなものとか、“それどこで売ってるの?”みたいパーツを組み合わせて自分の個性を追求しているのを見て、面白いなって思いました」     大学時代からもう周りはクルマ好きの人が多かったのですね?   「多かったですね。輸入車好きの人もたくさんいました。だから私の周りではクルマ離れとかそういう感覚はなく、むしろ濃い人たちばかり見てきているので。MT車ばかりを乗り継ぎ、周りから“MT限定免許”と呼ばれている人とか(笑)。私は20歳で『500』を買ったんですけど、フィアットのイベントにいくと、20歳前後で最初に買ったクルマがフィアットという人たちが結構いるんですよ。フィアットは何かしらこだわりや面白いところがある人が購入していることが多いので話しても楽しいです。同じ頃にクルマを買っているから年式や走行距離もだいたい似たような感じで、何かあった時にどうしたらいいかとか相談もできるし、そういう仲間同士で集まってヤングオーナーミーティングをやっていた時期もあります」     大学卒業後はどうされたのですか?   「大学は静岡県だったのですが、卒業してから関東に移り住みました。『500』のリヤシートを倒して大きなゲーム用モニターやパソコンや布団など引っ越しの荷物を全部詰め込んで、弟が住む栃木まで自分で運転して行ったんです。『500』のラゲッジルームって結構荷物積めるんですよ。その後、東京に移る時も『500』が活躍してくれました」   引っ越しのときにはトランクに荷物を満載で新住居へ。『500』が頼りになったそうです。   「大学のときから社会人になってからも楽しいこと、辛いこと、環境を変えようとしたときもいつも『500』と一緒にいますので、もはや簡単にクルマと割り切れるような関係ではないですね。私のライフステージに寄り添ってずっと一緒にいてくれている特別な子なんです」   >>>次ページ 緊張する電話の時は車内へ   […]