『Panda』をお祝いしよう!
1980年の初代モデルデビューから40周年を迎えた『Panda』。誕生以来、3代目となる現行モデルに至るまで、イタリア本国はもちろん、日本で、世界で、フレンドリーな存在として愛され続けている『Panda』をみんなでお祝いしよう!
イタリアを代表するプロダクトデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロ。数多くの自動車はもちろん、幅広い分野のデザインを手がけてきたジウジアーロ氏から、初代『Panda』に対する思いと、40周年のお祝いメッセージが届きました。
FCAイタリア・ヘリテージ部門の責任者ロベルト・ジョリート氏。現行『Panda』はもちろん『500』や『500X』など、数々の大ヒットモデルを生み出してきたジョリート氏から、40周年を迎えたPandaへのお祝いメッセージ。
FIAT Pandaは、40年間にわたり、常に私の心の中にあります。私の一貫したデザイン・コンセプトである機能性・プロポーション・数学・実用性・汎用性が統合されており、最も成功したプロジェクトのひとつだからです。Pandaを設計する際、FIAT 126の重量とコストを超えることなく、革新的なコンセプトを持つクルマのアイデアを求められました。その答えは1976年のバカンス中、極めて短い期間でひらめきました。既存の小型セダンの縮小版ではなく、スペースに富み、シンプルで質実剛健、かつ必要不可欠なインテリアで仕上げた“素朴なコンテナ”の提案。都市や街での利用や、家族のためのセカンドカーを求める人に寄り添うデザインの実現でした。平面ガラスや露出したドアヒンジ、外装色で塗装したインテリア、フルフラットやハンモック状にアレンジできるリアシートなど、これまでになかったアイデアを多数具現化しました。Pandaは、瞬く間に成功を収め、長年にわたりクルマにおけるひとつの基準となりました。そして、 今日でも高く評価され続けています。おめでとう、Panda!
FIAT Pandaを語るとき、私たちは単にプロダクトとしてではなく、 その存在意義やユーザーフレンドリーな使い勝手の良さについて話をします。 Pandaは、初代から現行モデルまですべての世代を通じて、 その時代やトレンドをしっかりと捉えた設計がされています。 そして、自由と利便性を併せ持つ理想的なクルマを、 華美な装備などではなく、驚くような発想で実現しています。 Pandaの魅力の秘密は、機能性とプロポーションの美しさを組み合わせた、 成功のレシピにあります。 そのレシピを、イタリア最高のデザイナーとエンジニアが、 多彩なアイデアと極上の調理法で仕上げた逸品、それがPandaなのです。 世界中が真似したくなるコンパクトカーの基準を創り出し、 40年経った現在も、その意思を受け継いだモデルが存在していることは、 とても素晴らしいことだと思います。 まいにち使う人々に、愛され続けているPanda。 40歳のお誕生日、本当におめでとう。
オシャレなクルマも、コンパクトなクルマも、使い勝手のいいクルマもいろいろあるけれど、全部がそろったクルマを選ぶのなら、やっぱりPanda。イタリア生まれのデザインも、使いやすい機能性も、みんなにうれしい安全性能も、Pandaの魅力は盛りだくさん!家族といっしょに、仲間といっしょに、Pandaとの楽しいドライブへ、さぁ出発!
Pandaのインテリアを観ると、あちらこちらに、丸みを帯びた四角「スクワークル」を使ったデザインが!メーター類やステアリングなどなど、おしゃれにデザインしています。
Pandaは、コンパクトなのに5ドア。だから、クルマの乗り降りや荷物の積み降ろしが、とってもラクラク!楽しいドライブと使い勝手のよさは、ドアの数でアップするのです。
Pandaは、こんなにコンパクトなのに、なんと大人5人が乗れる広さ。しかも、シートアレンジで最大870ℓの大容量ラゲッジスペースを実現!ショッピングも、ピクニックも、家族や仲間みんなで遊べちゃうのです。
狭い道でも走れるコンパクトカー。でも、Pandaはそれだけではありません。走行性も静粛性、機能性までトコトン追求しているから、いつでもどこでも快適!キビキビ、スイスイ、しっかり走れる。それが、Pandaの持ち味なのです。
Pandaは、オートマ感覚のカジュアルドライブが楽しめちゃう「オートモード」と、思いのままにシフトチェンジできちゃう「マニュアルモード」が選択可能!だから楽チンドライブも、楽しいドライブも、どっちも楽しめるのです!
Pandaには、地球に優しい技術がいっぱい!パフォーマンスもエコも実現する875ccツインエア ターボエンジン(燃料消費率:18.4km/ℓ*)を採用。しかも、燃費が向上する「ECO スイッチ」や「START&STOP システム」も装備しているのです。
*記載の燃料消費率は、JC08モード[外国自動車試験機関(UTAC)]による測定値です。燃料消費率は、定められた試験条件の元での値です。実際の走行時には、この条件(気象、道路、車両、運転、整備などの状況)が異なりますので、それに応じて燃料消費率は異なります。
Pandaは、「シティブレーキコントロール(衝突被害軽減ブレーキ)*」を装備。30km/h 未満で走行中に、レーザーセンサーが前のクルマを探知して自動でブレーキ。追突の回避や追突時の衝撃を軽減します。程よい距離感も、Pandaの得意技なのです。
*衝突被害軽減ブレーキ(シティブレーキコントロール)はドライバーの運転を補助するものであり、安全性を向上したり、衝突を回避するものではありません。常に周囲に気を配り、適切な車間距離を保ち、安全運転を心がけてください。本システムは前進時の低速走行中(5〜30km/h)、車両から約10m前方までの車両を感知しますが、歩行者や小型の障害物は感知できません。システムの制御には限界があり、道路状況や天候によっては動作しない場合があります。
広さも乗り心地も優しいPandaは、安全面でもみんなに優しいのです。6つのエアバッグやヒルホールドシステム*、ESCやABSなども標準装備。安心の走りにかける思いも、人気の理由なのです。
*ヒルホールドシステムは、上り坂で約5%以上の勾配を感知すると自動的に作動する坂道発進補助機能です。
デビュー40周年を記念して本場イタリアの街を走るPandaの写真40枚を一堂に掲載!みんなを笑顔にする「Pandaのいる風景」をお楽しみください!
Photo : 大矢アキオ Akio Lorenzo OYA
1980年のデビュー以来、20年間つくられ続けた『初代Panda』。その間、基本スタイルがそのままだったなんて、本当に奇跡的です。そんな中、 1986年に大きなマイナーチェンジがあり、前期型は「Serie1(セリエ1)」、後期型は「Serie2 (セリエ2)」と呼ばれています。この仕様変更では、樹脂製のグリルや新エンジンを採用したり、インテリアが変更されたり、メーター類が大きくなったり、いろいろな部分が変わりました。ちなみに、Serie1とSerie2を見分けるポイントのひとつが、Aピラー近くの三角窓。三角窓があるのがSerie1 、三角窓がないのがSerie2 なのです。
初代Pandaはデビュー当時『Panda 30』と『Panda 45』という2つのモデルがありました。その大きな違いはエンジン。『Panda 30』 は最高出力30ps の652cc 2気筒OHVエンジン(縦置き空冷)、『Panda 45』は最高出力45ps の902cc 4気筒OHVエンジン(横置き水冷)を搭載。つまり、名前の由来は最高出力だったのです。この2モデルを見分けるポイントはフロントグリル。FIATロゴが左側についているのが『Panda 30』、右側についているのが『Panda 45』なのです。ちなみに、1982年の日本上陸時、正規輸入されたのは『Panda 45』だけでした。
20年以上生産された『初代Panda』に代わって、2003年にイタリアで誕生したのが『2代目Panda』。日本には2004年にやってきました。そんな『2代目Panda』の日本デビュー当時、ボディカラーのバリエーションは、なんと11色もありました!バニライエローやターコイズブルー、ワカモレグリーンといったフィアットらしいポップなカラーはもちろん、シルバーやブラックなどのシックなカラーまでラインアップ。さらに、ボディカラーに合わせてイエローとブルーのファブリックシートを設定。「かわいい」から「かっこいい」まで、色とりどりな展開をしていました。
フィアットブランドの顔ともいえる『500』。2007年に発表された現行の『500』、実は『2代目Panda』とは兄弟みたいな関係なのです。プラットフォームや1,240ccエンジン※を共有するとともに、インストルメントパネルに配置されたスイッチ類やシフトノブの配置までそっくり。そんな『2代目Panda』、実は2004年度の欧州カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた優秀なクルマなのです。そんな、かわいさも性能も認められた『2代目Panda』だからこそ、フィアットが全社を挙げて発表した『500』の兄貴分に選ばれたのでしょうね。※最高出力および最大トルクは異なります。
3代目となる現行『Panda』。四角と丸を合わせた「スクワークル」というモチーフを随所に取り入れた、個性豊かなデザインが特徴的です。メーター類やスイッチ類のカタチ、インストルメントパネルのポケットなど、使い勝手とデザイン性を併せ持つ独創的な『Panda』ですが、実はインテリアには「隠れPanda」が潜んでいるのです。それは、ドアの内側やインストルメントパネル上部に描かれた細かい文字。よく見てみると、そこには「PANDA」の文字が!こんな細かなところまで、遊び心が満載の『Panda』。気になった人は、ぜひ「隠れPanda」を探してみて!
いまから30年前の1990年。『初代Panda』の派生モデルの中に、なんと電気自動車の『Panda Elettra』というモデルがあったのです!後席部分には、座席の代わりにバッテリーを搭載した2シーター仕様。いま注目のEV車を30年前に製造していたとは『Panda』の歴史には、本当に驚かされますね。
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期間中、Panda をご成約かつご登録いただいた方に、Panda 40周年を記念して特別に制作されたステッカー(2色セット)をプレゼント!
※プレゼントのお渡しは、納車時または納車後となります。予めご了承ください。