爽やかなスカイブルーの500(チンクエチェント)に乗る大木さんは、街中に設置された誰でも自由に弾けるストリートピアノの演奏動画で話題になったこともある音楽好き。そして「フィアットの全てが好き」と断言するほど、500のある暮らしを楽しんでいます。
大木さんが500に乗り始めたのは2015年。
「この500 TwinAir Popは、出会った瞬間にひと目惚れしました。レトロなデザインとエンジンフィールに心を射抜かれて、購入を即決しましたね。当時からクルマで楽器を運ぶことが多かったのですが、積載性を犠牲にしてでもフィアット一択、他のクルマと迷うことはありませんでした」
とくにお気に入りのポイントを聞くと、「色、形、内装の素材感、見た目全体が好み」との答え。
「かわいさと美しさの両方を持っているというか。とくに、内装は素材の使い分けが秀逸でお気に入りです」と、唯一無二のルックスのとりこになったようです。
「もちろん乗り心地も好きです。シートの作りがよくて長時間座っていても疲れにくいし、ツインエア独特の振動も心地いい。乗っているのが気持ちよくて、つい遠回りをしてしまうこともあります(笑)」
大木さんは、ピアノをはじめギターやバイオリンなどさまざまな楽器を演奏する大の音楽好き。会社顧問として日本と海外を往来することが多いそうですが、仕事が休みの日には積極的に音楽を楽しんでいるといいます。
そして楽器の演奏はすべて独学で習得したというから驚きです。そんな大木さんがストリートピアノを弾き始めたきっかけは…
「初めて弾いたのは、丸の内の新丸ビルに設置されていたピアノでした。誰でも弾いていいよ、ということだったので、ほんの出来心で弾いたら周囲の方々に注目されてしまって(笑)。その後、なんとなくYouTubeにストリートピアノの動画をアップロードしてみたら、再生回数がすごく伸びて、新聞社から取材を受けたりもしました」
「今はストリートピアノよりも、どちらかというと音楽ホールを貸し切って演奏することが多くなりました。夏なんかは500に楽器を積んで、往復4時間かけて避暑地まで行ってホールを貸りたり。演奏仲間も一緒に乗せて行くんですけど、『フィアットに乗っていると楽しい』と言ってくれた時は嬉しかったですね」
今後は、ピアノを弾くことができるバーやレストランもまわってみたいという大木さん。
「このピアノカフェのように、お店の中にピアノが置いてあるところって結構あるんですよ。そういったお店へ、生きた音楽のある雰囲気を楽しみにいきたいです。もちろん500に乗って」
「500には、社会の堅苦しさを忘れさせてくれる力があると思っているんです。私は、500のエンジンをかけると嫌なことは大抵忘れてしまいます」と楽しそうに笑う大木さん。
「作業中ちょっと行き詰まったら近所を20分くらいドライブして、気分をリフレッシュさせることもありますね。そんな、自分をポジティブにしてくれる500にこれからも乗り続けたいし、500と一緒に音楽の旅を楽しんでいきたいです」
大木さんと500のコンビが、これからも日本中に音楽の楽しさを届けてくれそうです。
大木さんのYouTubeチャンネル
【取材協力】
ピアノカフェベヒシュタイン
〒105-0003 東京都港区西新橋3丁目23-6
TEL.03-6435-8548
営業時間 11:30〜22:00
定休日 日曜日・祝日
※掲載されている内容は2020年8月14日現在の情報となります。詳しくはショップにお問い合わせください。
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