愛知県名古屋市にある『チンクエチェント博物館』。館長の深津浩之(ふかつ・ひろゆき)さんは、『PUNTO』、『PUNTO EVO』と乗り継ぎ、現在は『500X』のオーナーです。チンクエチェント博物館 館長の深津さんのフィアット『500X』への想いについて、自動車ライター・嶋田智之さんがお話を伺いました。 気づいたら自分の趣味趣向がフィアット寄りに 日本にもフィアットのプロフェッショナルと呼べる方は何人かいらっしゃいますが、この方も間違いなくその内のひとり。世界でも数少ない『500』の私設ミュージアム『チンクエチェント博物館』の館長、深津浩之さんです。2001年のオープニングの頃から博物館の運営にたずさわり、以来、年に何度もイタリアへ渡って現地の新鮮な情報を仕入れてきたり、国内ではフィアットやイタリア車好きのためのイベントをプロデュースしたりと、フィアット好き、『500』好きにとって、何かと心強いアニキのような存在です。 ▲深津浩之さん ▲チンクエチェント博物館 実は深津さんご自身も、20年以上、フィアットを所有し続けているオーナーさんです。今回は現在所有している『500X』を中心に、フィアットへの想いをうかがってみました。 まずは深津さんとフィアットの出逢いからたずねてみようと思います。 「実は昔からフィアットが大好きだったとか、『500』に憧れていたとか、そういうのじゃないんです(笑)。きっかけらしいきっかけは、この博物館の代表である伊藤精朗(いとう・せいろう)さんとの出逢いですね。22〜23年ほど前ですけど、当時、伊藤さんはクルマのスペシャルショップやクラブもやっていたし、僕もその頃は別のイタリア車に乗っていて、その集まりの中で知人に紹介してもらったんですよ。僕は当時、普通のサラリーマンだったんですけど、お付き合いしてきた中で伊藤さんに『博物館をいっしょにやろうよ』って誘われて、ここのスタッフになって今に至る、っていう感じです」 ということは、イタリア車はお好きだったんですね? 「そういうわけでもなかったんです(笑)。クルマはもちろん好きでしたよ。でもそれまで乗ってきたのは日本車1台にドイツ車3台。僕は昔から多趣味で、何が何でもクルマがいちばんというわけでもなかったし。こういう仕事をしているとそう思われがちなんですけど、僕は昔も今も、少しもマニアじゃないんですよ」 今のようにフィアットに詳しくなったり好きになったのには、どんな経緯があったんですか? 「以前、前の会社に在籍したまま、博物館の開設の手伝いをしていたんですよ。そうしたらある日、伊藤さんが『ちょっと乗ってみなよ』って『Nuova 500(ヌォーヴァ チンクエチェント)』を貸してくれて、乗って帰ることになったんです。乗ってみての最初の正直な印象は『何だコレ……?』でした(笑)。ものすごく遅いし、操作系もかなり丁寧にやらないと綺麗に動いてくれないし。1kmも走らないうちに、やっぱり返すっていおうかな、と思ったぐらい(笑)。でも、せっかく貸してくれたんだからせめて2〜3日は乗ってみよう、と思い直したんですね。それで次の日も会社に乗っていったりとかして、ちゃんと乗ってみたんです。そうしたら3日ぐらいでどんどん慣れてきて、慣れたらどんどん楽しくなってきちゃって、1週間経つ頃にはめちゃめちゃ面白いと感じるようになって、結局、伊藤さんにお願いして3週間ぐらい借りていました」 それがリアルなフィアットとの出会いだったんですね? 「そうですね。その後チンクエチェント博物館に転職することになったわけですけど、ここはもともとフィアットを好きな人たちが集まるところで、いろんな話をしたりクルマに触れさせてもらったり。博物館がオープンする前に伊藤さんといっしょにイタリアへ行って、フィアット本社でアーカイブを見せてもらったり、まだ昔の面影を残していたリンゴット(1923年から1982年に操業していた、屋上にテストコースを備えるフィアットの生産工場)に連れていってもらったり。いろいろな経験をさせてもらったんです。そんな中で、フィアットは単なる1メーカー、1ブランドじゃないんだな、って肌で感じるようになりました。フィアットって歴史も長いし、その歴史の中でイタリアという国のためにいろんなことをしてきているんですよね。ある意味、イタリアの象徴のような存在。それを実感するにつれて興味がどんどん湧いて、気づいたら自分の趣味趣向みたいなものがフィアット寄りになっていた、っていう感じです(笑)」 『PUNTO』、『PUNTO EVO』、その次が今の『500X』。 その流れで自家用車にもフィアットを選ぶようになったんですね? 「ファミリーカーを買い換えようっていうときに、自分はチンクエチェント博物館で働いているし、よし、フィアットにしよう、と。それで2代目『PUNTO(プント)』を買ったんです。イタリアで見てかっこいいと思ったので。どちらかといえば自分が乗るというよりは、妻がチャイルドシートをつけて乗っていたんですけどね。でも、それが自分の所有する初めてのフィアットでした。そこからは自家用車はほぼ全部フィアット。『PUNTO』のあとは『PUNTO EVO(プント エヴォ)』で、その次が今の『500X』です」 ▲『500X』 社用車として現行『Panda(パンダ)』にもお乗りですよね? 「まいにち乗っています。博物館のスタッフとして働きはじめた頃は、初代『Panda』に乗らせてもらっていました。途中で『チンクエチェント博物館のスタッフなんだから古い『500』に乗る方がいいよ』っていうことになって、『Nuova 500』に3年ぐらい、まいにち乗っていました。どちらもすごく楽しかったですね。『Nuova 500』は古いクルマだから大変な想いをしたこともあったけど、今ではいい想い出になっているんですよ。いろいろ勉強もさせてもらいました。今の『Panda』もすごく気に入っています」 ご自身で所有されてきたクルマはいかがでしたか? 「『PUNTO』はエンジンもしゅんしゅん回るし、小さいから走りが軽快だし、とってもフィアットらしいな、って思っていました。フィアットらしさって人それぞれなんでしょうけど、僕がイメージするフィアットだったんですよ。カタログ上のパワーは強力なわけではないんだけど、数値よりも明らかによく走るんですよね。ものすごく元気に走ってくれる。『PUNTO EVO』も同じようにフィアットらしくて気に入っていたんですけど、メーターが15万kmを越えて、もう乗り換える方がいいのかな、って考えたんですよ」 ▲『PUNTO EVO』 それで選んだのが今の『500X』ですね。なぜ『500X』を? 「そのときの候補が『500』『Panda』、それに『500X』の3択。その中で、『500』は妻が吹奏楽をやっていて道具一式を積み込むのが大変。『Panda』は僕が社用車で使っている。残された選択が『500X』だったんです。もちろんそれより前に試乗はしていて、よくできたクルマだってわかっていたので」 次のページ:【SUVだけどやっぱりフィアットだな、って感じます】
母娘2世代でフィアットに乗っている、かおるさんとあゆかさん。お母さまのかおるさんが『500』に乗っており、お嬢さまのあゆかさんが『500X』を購入し溺愛しているとのこと。そんなおふたりのフィアットを購入したきっかけや、それぞれのフィアットへ感じている魅力、母娘にとってのフィアットの存在について、自動車ライター嶋田智之さんが伺いました。 自分が本当に気に入ったクルマに乗れば後悔しないはず 「かわいい」「やっぱりかわいい」「ほんとにかわいい」 この日、何度この言葉を耳にしたことでしょう。自分たちが撮影されているのに隙を見つけては愛車をカメラで撮影していた、ふたりの女性の嬉しそうな声。ほぼ溺愛といったトーンです。およそ5年前に購入した『500』に乗る母、かおるさん。そして1年半ほど前に購入した『500X』に乗る娘、あゆかさん。母と娘がそれぞれフィアットを愛車にしている、かおるさんあゆかさん親子です。 ▲あゆかさん(左)、かおるさん(右) ふたりのフィアット物語は、かおるさんが『500』を購入したことからスタートします。 かおるさん「ちょうど結婚30周年の年に子供たちが家から巣立って、主人とふたりの生活になったんです。そこにクルマの買い換え時期が重なって、記念も兼ねて何に乗ろう?って考えたのがきっかけです。それまでもスタイルのいい小さなクルマに乗っていて、やっぱり次もかわいいクルマに乗りたかったんですね。私はハンドクラフトが好きで、ハンドメイドマーケットとかに行くとクリエイターさんたちがおしゃれなクルマに乗っていることが多くて、そこで『あのクルマかわいいな、私もあのクルマに乗りたいな』と思ったのが『500』だったんです。そのことを主人に話したら、『それってガイシャだよ?フィアットだよ?』っていわれました(笑)」 ▲『500』 それとなく反対された感じですか? かおるさん「反対というか、“なぜ?”みたいな感じでした。私はフィアットがイタリアのクルマだっていうことも知らなかったくらいだから、そのとき主人が何をいおうとしているのかさっぱり解らなかったんです。でも、これだけかわいいって感じられるクルマはほかにはなくて、自分が本当に気に入ったクルマに乗れば後悔しないはず、と思って買っちゃいました(笑)。最初はデュアロジックに慣れてなくてギクシャクしちゃっていたんですけど、でもそういうちょっとだけクセのあるところもかわいいと思ったし、クセを意識しながら走るのも、初めてだったから楽しかった。今はもう普通に走れていますけど、やっぱり乗ると楽しくてしょうがないんですよ」 日頃はどんなふうに乗ってらっしゃるのですか? かおるさん「通勤と買い物と、ときどきお出かけするくらいですね。日常のパートナーみたいな存在です。小さいクルマですけど家族4人でのお出かけも普通にできるし、荷物もわりと積めるし、不満はありません。まいにちいっしょに暮らしていて、かわいいし、いつも笑っていてくれるから、癒されちゃったりしています。通勤に1時間くらいかかるんですけど、ドライブしながら通勤しているような感覚があるから、楽しくてちっとも苦にならないんですよ。それにエアコンのスイッチのところとかが全部マルなのがまたかわいくて、見ていると渋滞も気にならないくらい。本当にかわいいクルマで、5年経っても気持ちはまったく変わってないです」 “かわいい”と“かっこいい”を両方持っているクルマ あゆかさんが『500X』を購入されたのは、そういうお母さんの姿を見ていたから、ですか? あゆかさん「違います(笑)。私はクルマにはほとんど興味がなくて、仕事の行き帰りに使えて友達と遊びに行ければいいぐらいに思っていたんですよ。だから最初はお母さんが買ってくれた“普通”のクルマに乗っていました。でもあるとき、お母さんのクルマと同じ顔をしているのに4ドアでもっと大きいクルマが走っているのを見て、驚いてその場でお母さんに電話したんですよ。そしたら普通に“あるわよ”って返事が返ってきて(笑)。それが『500X』を知ったきっかけでした」 ▲『500X』 かおるさん「娘がフィアットに興味を持ったことにビックリでした。台風で瓦が飛んできて自分のクルマの屋根に刺さっちゃって、それでも修理に出すまでのしばらくの間、ガムテープで穴をふさいで走っていたくらいクルマに興味がなかったのに(笑)」 あゆかさん「瓦が刺さっているのを最初に見たときには泣きましたよ。でもお母さんが買ってくれたクルマだから、乗れなくなるまでは直しながら大切に乗ろうと思っていたんです。買い換える気はまったくなかったんですよ」 なのに、ちょっと大きくて4ドアのフィアットを見て衝撃を受けちゃったんですね? あゆかさん「かわいい、って思ったんです。次に乗るクルマはSUVがいいって思っていたところもありました。そうしたら、少ししてクルマをぶつけられちゃったんですよ。それで車検も近かったこともあって、買い替えを考えたんです。お母さんといっしょにショールームに行って実物を見たら、なにコレかわいすぎる!って感動して(笑)。ちゃんと『500X』を見たのはその日が初めてだったんですけど、日本車にこういうクルマはないなって思いました。それからはまいにちインターネットで『500X』を検索してばかり。でも、実はショールームに行ったときにはすでに試乗もさせてもらって、絶対にこの子を買う!って決めていたんですよ。もちろんお父さんにも話しました。そうしたらお母さんのときと似た感じで、『ハイオクだよ?』っていわれました(笑)」 お父さんは、娘までフィアットを買うのか、っていう気持ちだったのかもしれませんね(笑)。 あゆかさん「維持費のこととかを心配してくれたんでしょうけどね。半年くらいじっくり考えなさい、ほかのクルマも見なさいっていわれて、日本車も含めていろいろ見て回ったんですけど、どれもピンと来なかったし、何より『500X』を買うって心に決めていて欲しくて欲しくて仕方なかったから、半年後に買いました。維持費がどうとか、そういうのはまったく気にしてなかったです(笑)。長くつきあうんだし、自分が心から気に入ったかわいいクルマと過ごしたら、いつでも絶対に気分がいいはず。そう思ったんですよ」 そのかわいさも含めて、『500X』のどんなところに惹かれたんですか? あゆかさん「まずはフォルムですね。“かわいい”と“かっこいい”を両方持っているクルマじゃないですか。それにベージュの色も、すごくかわいくて。置いてあるのを見ただけで『ああ、うちの子かわいい!』って思っちゃうし、ほかのクルマと並んでいても『うちの子がいちばん光ってる!』って思っちゃう(笑)。使い勝手もものすごくいいですね。室内が広いから何でも載せすぎちゃって、洗車のグッズとかも入れっぱなしです。私、自分で手洗いしないと気がすまないんですよ。前のクルマは自分で洗車したことなんて一度もなかったのに」 普段はどんなふうに『500X』に乗っているんですか? あゆかさん「お出かけが多いですね。それまでのクルマではちょっと怖くて、実は高速道路に入ったことがなかったんですよ。でも『500X』は安定していて怖くないし、乗っていて楽しいから、高速道路に入ってみたんです。そしたらすごく便利で(笑)。これならどこにでもいけるじゃん、って思いました。それからずいぶん遠出をするようにもなったんですけど、2時間が30分に感じちゃうくらい、乗っていて楽しい。休みの日は必ずどこかに行っているし、仕事が終わった後もどこかに行っています。1日1回はちゃんと乗らないと落ち着かなくて。悲しいことに通勤は5分くらいなので、家にいて『500X』を眺めていると、ああ乗りたいって思っちゃう。それで乗って帰ってくると、また眺めちゃう。本当にかわいいクルマで、もう全部好き」 フィアットは家族をつなげてくれる存在 かおるさんは、娘さんがフィアットに乗っていることをどう感じていらっしゃいますか? かおるさん「前からクルマの運転は嫌いじゃなかったとは思うんですけど、今はものすごく楽しそう。驚くほどポジティブにあっちこっちへ走って行ってるみたいで。その楽しそうな感じがいちばんかな、と思いますね」 逆にあゆかさんは、お母さんがフィアットに乗っていることをどう感じていらっしゃいますか? あゆかさん「最初は何とも思ってなかったんですけど、でも自分がフィアットに乗るようになってから、お母さんのクルマもかわいいと思うようになりました。気持ちのどこかでかわいいって感じているところがあったから、『500X』を初めて見たときに衝撃を受けたんでしょうね。お母さんが『500』に乗ってなかったら、私が『500X』に乗ることはなかったと思います。それに『500X』と『500』が並ぶと、すごくかわいいんですよ。並べて写真を撮ってInstagramにアップしたりするのも楽しいし、今日もそうだったけど、いっしょに走るのも楽しい。最近は2台で移動することが増えて、私はお姉ちゃんを隣に乗せて、お母さんはお父さんといっしょで、そういうお出かけの仕方もとっても楽しいです」
モデルでありアパレルブランド『Dear Sisterhood』のデザイナーを務める瀬戸あゆみさん。車好きでもある彼女とフィアット500X Crossに乗って、個性的なお店が点在する代々木エリアをドライブ。遠方へのお出かけはもちろん、街乗りをスイスイ楽しめるのも小回りの効くSUV車ならでは。運転席からの眺めは、見慣れた風景の中に素敵なお店との出会いをもたらしてくれることも。今回は、おうち時間が充実する“ちょっとイイモノ”を求めて、グロッサリーストア併設の人気イタリアン『Quindi』とオリジナルノート作りを体験できるクラフトショップ『HININE NOTE』を巡りました。 500X Crossはお出かけしたくなる車 フィアット500の親しみやすさはそのままに、躍動感と都会的な佇まいを兼ね備えた500X Cross。スタイリッシュなカラーリングはさることながら、15スポークアルミホイールやマットクローム仕上げのモールディングなど、随所に施された美しさへのこだわりが圧倒的な存在感を生み出します。一人ではもちろん、家族やパートナーと過ごす移動の時間をより特別なものにしてくれる心地の良いシートと上質なインテリア。運転席から眺める景色が見慣れた街に新たな発見や魅力をもたらしてくれる、そんなドラマティックな一面を併せ持つアーバンSUVです。 プライベートでもよく車を運転するという瀬戸あゆみさん。今回初めて乗車した500X Crossについて、まず印象的だったのは車体の色、そして車高の高さが叶える眺めの良さだったといいます。 「ラインナップされているどのカラーも上品でおしゃれですが、なかでも今回乗車したグレーとカプチーノ ベージュは大人っぽくて特に素敵だなと思っていました。実は今、プライベートでも車を探していて、フィアットも候補のうちのひとつ。普段は街乗りがメインなので500のようにコンパクトなモデルを探していましたが、500X Crossは車高が高いぶん車内からの眺めが良くて、遠くまでお出かけしたくなるような気持ち良さを感じました。車内のインテリアもすごく洗練されているし、タッチパネル式のモニターも使いやすくてとても安心感がありますよね。ラゲッジスペースも広いので、アウトドアにもぴったりだと思います。500X Crossを運転するなら、音楽を聴きながら湘南方面へドライブしてみたいですね」 まずはイタリアン&グロッサリーショップの『Quindi』へ ▲Quindi 代々木上原のイタリアン『Quindi(クインディ)』は、グロッサリーショップを併設する人気店。150種を超えるイタリア産ワインをはじめ、パスタやオリーブオイル、そして日本各地から集まった食材の数々は、そのほとんどがレストランメニューで提供されているもの。食材のほか、ワインの味わいが増すようなグラスや食卓を彩るお皿など、店内には食材だけでなく普段の生活に小さな喜びをプラスしてくれるようなアイテムも。 手書きのカードとともに並べられた商品の数々は、どれもお店のお墨付き。眺めているだけで心躍るような空間です。お店で体験した美味しさをお土産として持ち帰ることはもちろん、おうち時間をより豊かにしてくれる一品との出会いを求めて買い物に訪れる人も多いそう。 最近、おうちで料理を楽しんでいるという瀬戸さんが手に取ったのは、こだわりの製法で作られたイタリア産のジンジャーシロップとパスタ、埼玉の銘品『NAKED MUSTARD』の3品。 ▲左からSABADi『Zenzero Madre』、芥子屋四郎『NAKED MUSRTARD』、Fabbri『スパゲティ 1.5mm』 「最近は自宅で過ごす時間が増えたぶん、これまで作ったことのない料理に挑戦してみようかなと思うことも増えました。以前は親しい友人たちを招いてよくホームパーティをしていたので、また安心して集まれるようになったらみんなで美味しいものを囲みたいですね」 『HININE NOTE』で世界にひとつだけのノート作り ▲HININE NOTE 続いて向かったのは、代々木八幡に実店舗を構える『HININE NOTE』。こちらは、世界にたったひとつのノートが作れると話題のクラフトショップ。サイズや紙質をはじめ、カバーやリングといったこまかなパーツに至るまで、数万通りの組み合わせからオリジナルの一冊を作成できると話題のお店です。 組み合わせを少し変えるだけで大きく表情が変わるノート作りは、手軽なのにとってもクリエイティブ。自分だけの一冊が目の前で製本されていくのも特別な体験です。何冊あっても困らないノートはプレゼントにもぴったり。誕生日や進級祝いなどに作成される方もいるのだとか。
イタリアの田舎をクルマで走っていると、とても素敵なリストランテやトラットリア、バールが目に飛び込んでくることがあるでしょう。そんな雰囲気そのままのリストランテが栃木県宇都宮市にある『ACQUA IN BOCCA(アクア イン ボッカ)』です。そのオーナー、久保恵美さんは『500X(チンクエチェントエックス)』から同じく『500X Gran Vista(チンクエチェントエックス グラン ビスタ)』に乗り換えられました。しかも、納車になったのは取材当日。またご主人でありシェフの久保和敏さんはアバルト『595Cピスタ』に乗っているとのこと。そこで、500Xの魅力をはじめ、イタリアへのこだわりについてお二人にお話を伺いました。そこから感じられたのはイタリアに対する愛と情熱でした。 イタリアに憧れて、そしていまは寄り添って お二人は美術の大学に通っていたころに知り合ったそうです。その後、飲食とは関係ない会社に就職されました。それ以前からイタリアに興味を持ち、イタリアに行きたいという思いはあったとのこと。お二人ともサラリーマン時代から週末にお友達を呼んでホームパーティを開催。和敏さんはイタリア料理、恵美さんはデザートと役割分担をしながら楽しんでいました。料理道具もプロが使うものを揃え、どんどんのめり込んでいったそうです。そして、和敏さんはプロになることを決断。その背中を押したのが恵美さんでした。 ▲久保恵美さん(写真左)、久保和敏さん(写真右) お二人は退職金でまずはイタリアへ行ってみようと旅立ちます。初めて訪れたイタリアの印象を恵美さんは、「これまでイタリアは雑誌や写真でしか知らなかったのですが、全部が素敵でした」と振り返ります。「特に人が皆親切でした。お土産を買おうと思ってお店に寄ると、見た目から(恵美さんは小柄で童顔な方のため)子供だと思われ、手を出してといわれて、そこにBACIチョコをいっぱいもらいました。2時間くらいの飛行機のフライトでも、サンドイッチを断ったらこれなら食べられるだろうとチョコレートバーをもらったり。私のリュックにはチョコレートがいっぱいでした」と微笑ましいエピソードを教えてくれました。和敏さんも、「自分の胸の奥底でイタリアが呼んでいる気はしていたんですけれど、片思いかもしれないですよね、行ったこともないのに。そこで、二人で初めて行ってみて、あ、やっぱり(イタリアンのお店を)やりたいね!となりました」と運命を感じたようです。 この旅で恵美さんはお二人の“軸”となるものに触れ合う機会が多かったそうです。それは、「家族や料理、そして郷土愛です。イタリア人は週末、家族で集まって食事をします。その土地のものを食べて、郷土愛を持って大切にしています。それがすごく素敵だなと思いました」。そして、「家族で食を楽しめる、そういう空間を提供したいと思うようになったのです。自分たちの好きなモノを揃えて行くことも含めて、いまはすごく充実しています。イタリアでの体験があって、それに寄り添っている感じです」と心からいまの生活を楽しんでいるようです。 お店を始めるにあたって、和敏さんと恵美さんは役割を分担しました。「30歳までにお店をやりたいという目標があったので、それに間に合わせるためです。僕は料理のことをメインにイタリアや日本で修行しました。彼女には経営のことやコーヒー、スイーツなどをお願いしたのです」。そしていまから13年前にお店をオープンされました。二人三脚で歩んできた夢がついに叶ったのです。 500Xにときめきました それまで久保さんご夫妻は修行、お店の立ち上げなどでご自身のクルマは所有していませんでした。「お店をオープンして8年目ぐらいにやっとイタリア車を買えるようになったのです」と恵美さん。実は、「これまでもイタリア車を買いたいと思っていました。500がすごく可愛くて、イタリアに行ったときにはいつも見ていました。ただし、仕入れなど私たちのライフスタイルを考えると、もう少し大きい方が嬉しい。そうしたときに500Xが出たのです」。ちょうどご近所で夏祭りみたいなイベントがあり、そこに多くのディーラーが出展。その中に赤の500Xが置いてあり、「すごくときめきました」と恵美さんは話します。 ▲500X Cross カプチーノ ベージュ 「他に並んでいるクルマ達と違って見えたのです。500の可愛さは残したまま、コンパクトSUVというのも、私には新鮮に映りました。その時は雨がすごく降っていたんですけど、とても頼もしく見えました」と恵美さん。そして、翌週ディーラーに行って決めたそうです。実はボディカラーは赤ではなくベージュになりました。「このクリーム色にさらにときめきました。穏やかな色でちょっとパンナコッタのデザートに似ていて、美味しそうな色で良いなと思ったのです。夕方だとちょっとピンクがかるところも素敵でした」とかなりのお気に入りだった様子です。 500Xを購入して5年が経過しましたが、「最高です。乗り心地も良いし、以前実家から借りたクルマはフロントの周りをガリガリにしてしまったりすることも多かったのですが、500Xにしてからはそんなこともなく、きっと愛情もあって大事に乗っていたのでしょう」。食材などの仕入れにも使っていた500X。「荷物の積み下ろしもとてもしやすいのでずっと乗っていたかったのですが、飛び石でフロントガラスが割れてしまい、また秋に車検だったので500X グラン ビスタに買い替えました」。 実は先代500Xの時も今回も、忙しいさなかに見に行く時間がたまたまぽっかり空いていたそうです。「そういうのも縁なのでしょうね」とのことでした。 それにしても続けて同じクルマというのは珍しいかもしれません。「イタリアのニュースなどを見てツートーンが出ていることは知っていて、とても気になっていたのです。でもサンルーフが開くタイプではありませんでした。(500Xグランビスタは)ただでさえ乗りやすい状態にバージョンアップされたうえに、屋根が開くのです! アバルト595Cピスタで屋根が開くという楽しさを知っていましたし、限定車で宇都宮にはとりあえず1台しか来ないようなので行くしかない! と思いました。このボディカラーのブルーもすごく好きですし」と新しくやってきた愛車を嬉しそうに眺める恵美さん。 500X グラン ビスタで高知に行きたい 恵美さんにとってフィアットは、「小さい頃はルパン三世のクルマという印象でした。そして実際にイタリアに行ってみたら、可愛いクルマばかりで、あちらこちらで写真を撮っていたら、フィアットの写真がいっぱいになりました。画になるんですよね」とのこと。そして、「最初は憧れでしたが、いまは寄り添ってくれる感じがあります。いまの生活に500Xはピッタリですね」ととても満足している様子です。和敏さんも、「乗り心地や、安全性をはじめ、シートも電動式でラグジュアリーな革シートにシートヒーターもあってコスパ的に良くできていますよね」と高評価です。「ドアハンドルに手をかざしただけでロックが解除されるのは便利ですし、イタリア車の可愛らしさに利便性も兼ね備えて、さらに安全性も高いので、今回もやっぱり500Xしかないと彼女は思ったのでしょう」と恵美さんの気持ちを代弁してくれました。
緑豊かな高原やキラキラと光る青い海、夕暮れの海岸線沿いなど、自然と解放感を存分に楽しめる夏。こんな季節には、心地よい風を感じながら、思いっきりドライブを楽しみたいもの。そんな中、素晴らしい絶景と爽快な走りを楽しむのにピッタリなフィアットの限定車『500X Gran Vista(チンクエチェントエックス グラン ビスタ)』が、この夏登場!今回は『500X Gran Vista』と楽しむ、とっておきの夏のドライブコースをご紹介します。 いつものドライブを絶景に変える、特別な解放感 2021年夏“Gran Vista=絶景”という名のモデル『500X Gran Vista』が、128台限定で登場しました。 『500X Gran Vista』で特に注目すべきは、その特徴的なデザイン。ウエストラインより下側がイタリア ブルー、上側がブラックというビコローレ(=2色)の印象的なボディカラー。そして、フロントシートの頭上には電動開閉式、リアシートの上には固定式というふたつのグラスサンルーフによって、明るく解放的な空間を実現したモデルです。 『500X』はSUVとしての機能性や実用性をしっかり持ちながら、元気よく吹き上がるエンジンと軽やかでシャープなフットワークという、実にイタリアーナらしいスポーティさを楽しめるモデル。加えて『500X Gran Vista』は、その日の気分で、まばゆい日差しや心地よい風をたっぷり楽しめる解放感に満ちた装備をプラス。 これからの気持ちいい季節、そしてグッと近くに感じられる心地好い空や風景。どこかへ走っていきたくなる気持ち、掻き立てられますよね。 【山梨・北杜】 クリスタルライン〜清里テラス “渓流と高原の風景に触れて爽やかに解放される”家族向けルート ▲清里テラス ▲本谷川渓谷/清里テラスのプレミアシート席 日ごとに暑さを増していくこれからの季節。家族で涼を楽しむのにベストなのは海だけとは限りません。渓流の涼しさと雄大な高原の風景を1日で楽しめるルートなどはいかがでしょう? 中央道の韮崎インターチェンジ→茅が竹広域農道→県道23号線(増富ラジウムライン)→クリスタルライン→県道610号線→県道106号線→レタス街道→県道615号線(八ヶ岳高原ライン)→清里テラス、というルートです。 増富ラジウムラインからクリスタルラインに入るまでは、本谷川の渓流に沿って美しい景色の中を進んでいく道。途中にクルマを停められる場所が幾つかあって、水際へと降りていくこともできます。お弁当を用意していけば、そこは美しい自然の中の水音がBGMとなる涼しいレストラン。クリスタルラインも、みずがき山の豊かな自然の中を縫う美しい道です。どちらも道幅は狭いのでゆっくり注意深く走る必要はありますが、それだけの価値があるルートです。 ▲クリスタルライン/増富ラジウムライン 楽しんでいただきたいのは本谷川沿いでのピクニックランチですが、このルート上には他にも素晴らしいポイントがあります。まずは茅ヶ岳広域農道沿いの、明野のひまわり畑。7月下旬からの時期、ひまわりが無数に咲き乱れる景色は圧巻です。そして終点に設定した、清里テラス。リフトで上がる標高1900mの山頂で、清里高原の雄大な景色を一望にしながらいただくコーヒーは格別の味。予約可能な有料のプレミアムシートがオススメです。 ▼INFO:画像提供 清里テラス(https://www.sunmeadows.co.jp/terrace/terrace/) 北杜市(本谷川渓谷/クリスタルライン)(https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/photos/) みずがき湖ビジターセンター(増富ラジウムライン) 【三重・伊勢】伊勢志摩スカイライン〜リゾートホテル志摩地中海村 “神の宿る場所と神々しい絶景で開けた未来を想う”カップル向けルート ▲伊勢志摩スカイライン ▲伊勢神宮・宇治橋(写真提供 神宮司庁)/伊勢志摩スカイライン・鳥羽側
東京都にお住まいのアツシさんとミキさんのご夫妻は、500(チンクエチェント)から500X(チンクエチェントエックス)と乗り継いできたという大のフィアット好き。愛犬であるミニチュアシュナウザーのルークくんを中心に、家族で一緒に楽しむフィアットライフについてお聞きしました。 いつか乗るなら500と決めていた アツシさんとミキさんのご夫妻が最初に500を手に入れたのは、アツシさんの仕事の関係で長野県に住んでいたころ。東京から長野に移り住んだときに仕事用のクルマは1台所有していましたが、クルマ移動が主となる場所ということもあって、やはり夫婦で2台あったほうがいいなという話に。そして購入したクルマが、ミキさんがずっと憧れていた500でした。 「わたしがまだ独身のころ、近所のおしゃれな家の小さな駐車スペースに赤い500が停まっていたんですが、それがすっごくかわいくて。いつか自分のクルマが買えるなら絶対に500にしようと決めていたんです」(ミキさん) そうして長年の想いが叶って購入した500は、赤ではなくグレー。長野のディーラーで出会い、内装のかわいさも決め手になったそうです。長野に住んでいる間、手足のように活躍してくれたといいます。 「見た目どおりに小回りもきいて、すごく乗りやすかったです。わたしは運転は得意じゃなくて、最初に大きいクルマに乗るのも恐かったこともあり、コンパクトでおしゃれなうえに使い勝手の良い500はまさに理想のクルマでした」(ミキさん) 「僕もたまに500を運転させてもらいましたが、アナログ感のあるフィーリングが魅力的ですよね」(アツシさん) サイズとデザインに惚れ込んで500Xに乗り換え ご夫妻が長野での約3年半の赴任を終えたとき、仕事用のクルマは手放して500で東京に帰りました。ただ、1台になったことで500よりもう一回り大きいクルマがいいなと感じ、買い換えを検討することに。そこで白羽の矢が立ったのが500Xでした。 「他のメーカーのクルマも検討していたのですが、500Xの存在を知ってすぐにその見た目とサイズ感に惹かれまして。長野に住んでからSUVが格好いいと思い始めたこともあり、500Xのデザインが刺さったんです。あとは長野のディーラーさんがすごく親切で、それでフィアットって素敵なメーカーだなという印象を持っていたことも大きかったですね」(アツシさん) 「わたしはびっくりしました。まさか夫が500Xを選ぶとは。だんだんわたしの趣味に寄ってきたなと(笑)。500と同じ顔で、念願の赤。すごくうれしいです」(ミキさん) いまは購入してから約8カ月、アツシさんは500Xの乗り心地を「想像以上です」と評します。 「前に住んでいた長野県まで、長距離の運転もしましたが疲れにくかったですね。それに500Xは他のイマドキのクルマとは運転の感覚が違ってて、それが楽しくて。その感覚を言葉にするのは難しいのですが、500Xを運転したことのある方なら共感していただけるかと」 ミキさんは近場でのお買物に500Xを運転していくことが多いといいます。500Xは「車高が高くてガラスが大きいので、運転席からの見通しがよく、500よりサイズアップした車体でも運転のしやすさに満足しているそうです。 500Xのお気に入りポイントを2人にたずねると、アツシさんは「顔」、ミキさんは「赤色」との答え。 「フィアットの赤色は他のクルマにはない発色ですごく気に入っています。内装もかわいくて、ボディと同じ色のインパネや、クラシックなディテール、たとえばシートの頭部分が丸かったり。そういう細かいところが女子的にはぐっときます。あと500Xはまだ乗っている人が少ないところもいいですよね」(ミキさん) 500Xは愛犬家にもおすすめ! こちらのリンク先のInstagramからも分かるように、いまや家族の中心ともいえる愛犬のルークくん。ちなみにInstagramに投稿されている写真やイラストはミキさんによるもの。どちらもただの趣味とのことですが、玄人はだしの腕前です。「もともと美容師をやっていて、学校でデッサンの授業があったのでイラストは多少描けるようになったのかな」とミキさん。いまではフォロワーからも描いてほしいと依頼されるまでになったそうです。 500Xでのお出かけも、やっぱりルークくんが主役に。休日にはドッグランやアウトドアなど、ルークくんと一緒に楽しめるスポットに行くことが多いといいます。 「ルークも500Xの乗り心地を気に入ってるみたいで、後部座席に乗ると安心してすぐに寝ています。あとは車窓から外を見るのも好きなんですが、車種によってはうまく覗けないんですよね。500Xはドアの段差に前足をかけるとちょうど覗きやすいみたいで、よく外を眺めています」(ミキさん) トランクもゆとりがある大きさなので、公園では家族でトランクに腰掛けて過ごすことも。愛犬とのお出かけ時に欠かせないペットカートが、後部座席を倒さずトランクに積めることも購入の条件だったそうです。 最後にアツシさんに500Xとのこれからについて聞いてみると、こんなワクワクする計画を教えてくれました。 「家族みんなが500Xを気に入っているしまったく不満もないので、できるだけ長く乗りたいと思っています。そしてコロナが終息したら北海道に行ってみたい! 東京湾からカーフェリーでクルマごと苫小牧まで行けるそうなので。500Xで北海道を1週間ぐらいドライブしてまわれたら、すごく楽しいだろうなって」 【撮影協力】 お台場ドックリゾート 〒135-0064 東京都江東区青海2丁目6-3 TEL. 03-5962-1126
なかなか自由にお出かけできない毎日。おうち時間のなかでも、何か楽しいことに触れて、気分を上げたいものです。 そこでフィアットでは、みなさんに楽しんでもらえるように、フォトコンテスト「#LOVE FIAT 2021」を開催します。これはあなたの好きな写真を、ハッシュタグ「#LOVEFIAT_2021」をつけてインスタグラムに投稿してもらうキャンペーンです。 過去にも、インスタグラムでさまざまなフォトコンテストを開催してきました。今回はとくに投稿数の多かった2つのフォトコンテスト「LOVE FIAT 2020」「FIAT HAPPY YELLOW」から、編集部が独断で選んだ素敵な写真をご紹介します。その写真をお楽しみいただくとともに、「#LOVEFIAT_2021」の投稿の参考にしてくださいね。 「LOVE FIAT 2020」 バレンタインシーズンにぴったりな投稿キャンペーンが、2020年2月に開催された「LOVE FIAT 2020」です。みなさんの“好き”がたっぷり詰まった写真を、ハッシュタグ「#LOVEFIAT_2020」をつけて投稿してもらいました。 このキャンペーンで「好きなもの」を紹介してもらったのは、バレンタインデーがある2月に、フィアットオーナーさまも、まだそうでない人も気軽に参加できるようにするため。自分の好きなものを投稿してもらうことで「生活にさらなる彩りを」と考えて企画したキャンペーンです。 その結果、フィアットとの愛や繋がりを感じる写真だけではなく、家族やペット、ファッション、スイーツなど「#LOVEFIAT_2020」のハッシュタグがついた愛を感じる写真の投稿は5,000件を超えました。その中から編集部が注目した写真をご紹介します。 夕陽のなかで映える「500S Automatica」 Instagramで投稿を見たい方はこちら 夕陽が差し込む大きな水溜りに、愛車の500S Automatica(オートマティカ)を停めて撮影。景色が光の反射によって水面に映り込む「リフレクション」と呼ばれる方法を使うことで、幻想的な世界観をつくりだした写真になっています。 美しい風景だけではなく、好きな猫や日常の身近なものを写真に残して投稿するejistagramさん。愛車のフィアットが写り込んだ風景写真の投稿もあるので、ドライブシーンを連想できます。 ejistagramさんのinstagramはこちら お気に入りの赤い「500」で大自然をドライブ Instagramで投稿を見たい方はこちら 日本百名山に選ばれている北海道の「羊蹄山(ようていざん)」をバックにした、真っ赤なボディカラーの500(チンクエチェント)が目を引きます。大自然のなかを500で爽快にドライブするときの気持ちよさを感じる写真です。 北海道の大自然や街並みといっしょに、愛車の500を撮影した写真が並んでいます。被写体の元のカラーを変えないように撮影してあるので、「その場にいるようなリアルさ」を感じることができる写真ばかりです。 ezoflatさんのinstagramはこちら 箱根・芦ノ湖を「500C」で爽快にお出かけした記録を Instagramで投稿を見たい方はこちら 箱根・芦ノ湖に現れた光芒(雲の隙間から差し込む光)を背景に、カブリオレモデルの500C(チンクエチェント シー)を撮影した1枚。光がうまく当たっているので、ホワイトのボディカラーでも白飛びすることなく、500Cのおしゃれさが際立っています。 愛車の500Cとの日常を残しているKensuke Imamuraさんのアカウントでは、撮影後に加工を施した写真もたくさん投稿されています。アーティスティックな写真を残したい人にとって参考になる写真ばかりです。 Kensuke Imamuraさんのinstagramはこちら 「FIAT HAPPY YELLOW」 春本番をむかえた季節に、インスタグラムのフィードを色鮮やかに彩ったキャンペーンが「FIAT HAPPY YELLOW」です。 キャンペーンのテーマは、2020年3月に発売された限定車『500 Mimosa(チンクエチェント ミモザ)』のボディカラーで、色彩心理学で「しあわせ」のイメージを与えるといわれる“黄色”。黄色いアイテムが写っている写真をハッシュタグ「#happyfiat_yellow」をつけて投稿してもらいました。 このキャンペーンが開催された2020年の3〜4月は、世界各地で新型コロナウイルス騒動によるロックダウンや外出自粛が叫ばれていた時期。フィアットでは「気分がすこしでも明るくなり、生活を楽しんでもらえるようなコンテンツをお届けしたい」という気持ちでキャンペーンをはじめました。 その気持ちに反応してもらったみなさんから、愛車の500
いまやイタリアやフランスなどヨーロッパをはじめ、世界の名だたるブランドが注目するデニム産地となった岡山県。中でも、倉敷市の児島地区は古くから繊維産業が盛んなエリアで、1960年代に日本で最初のジーンズが作られた「国産ジーンズ発祥の地」であり、“ジーンズの聖地”といわれています。 今回はそんな児島地区にある、およそ30ものジーンズショップが軒を連ねる「児島ジーンズストリート」を紹介します。児島ジーンズストリートの注目ショップから、それぞれのイチ押しジーンズをピックアップ。世界に誇る「児島クオリティ」と各店のこだわりが融合した1本には、ジーンズ好きならずとも胸が高鳴るはず! 児島ジーンズストリートとは? 岡山県倉敷市の南東部に位置する児島地区に位置する「児島ジーンズストリート」。瀬戸大橋にほど近く、岡山駅からはクルマで約45分、倉敷川沿いに歴史的建造物が立ち並ぶ倉敷の観光スポットである美観地区からも約30分とアクセス良好なので、1日で観光もショッピングも楽しめます。児島ジーンズストリート専用の無料駐車場もあり、クルマをとめる場所に悩まされる心配がないことも嬉しいポイントです。 児島ジーンズストリートは味野商店街の空き店舗を利用した町おこしの一環として2009年に誕生。約400mほどのストリートはレトロな趣があり、ジーンズショップやカフェなどが立ち並んでいます。デニム生地から縫製、デザインにいたるまでこだわり抜かれた国産ジーンズを目当てに、国内外からジーンズファンが訪れるスポットです。 ストリートのいたるところに、のれんのようにデニムが吊り下げられています。青空とインディゴブルーの組み合わせがフォトジェニックで、人気の撮影ポイントになっています。 国産ジーンズの原点。「BIG JOHN 児島本店」 まず訪れたのは、児島ジーンズストリートで外せないショップの代表格ともいえる「BIG JOHN(ビッグジョン)児島本店」。1965年にビッグジョンの前身であるマルオ被服が発売したジーンズこそ日本初の国産ジーンズであり、児島の地が“ジーンズの聖地”と呼ばれる原点となりました。 そんな日本を代表する老舗ジーンズブランドであるビッグジョンの本店には工房が併設され、熟練の職人が腕を振るうオリジナルジーンズもオーダー可能。デニム小物の製作、藍染めやペイント、穴あけなどの加工も体験でき、ジーンズの魅力を存分に味わえます。 今回お出迎えいただいたのは、ビッグジョン広報の松田さん。ヘビーオンス(厚地)のデニムのセットアップでおしゃれですが、「ジーンズを毎日着用してエイジングさせるのも仕事のうち」とのこと。色落ちしたジーンズは店頭でディスプレイされるそうです。 日本で最初のジーンズを作ってからも、“クオリティカムズファースト”をモットーにし、メイドインジャパンにこだわった高品質なデニムを作り続けてきたビッグジョン。どんなヘリテージジーンズが飛び出すのかと思いきや、松田さんおすすめの1本は「COMPLETE FREE(コンプリートフリー)」という革新的なジーンズ。伝統的なヘビーオンスのジーンズとは正反対ともいえる、抜群のストレッチ性が特徴です。 「見た目はごく普通のジーンズなんですが、“驚愕のストレッチ”というテーマで開発された1本です。生地が柔らかく、脚にフィットするので、長時間のクルマの運転にも非常におすすめ」だと、松田さんの解説にも熱が入ります。 「生地が柔らかくなった反面、膝の部分がすぐ破けたりするんじゃないかという心配の声もいただきますが、思い切り引っ張っても破れる心配はありません。型崩れもしにくく、いつでもキレイなシルエットを維持できます。そんな使い勝手の良さや穿き心地のとりこになって、同時に16本も購入してくださったお客さまもいらっしゃいました」 日本で一番長くジーンズのことを考えてきたビッグジョンだからこそ生み出すことができた1本。ドライブにもぴったりだという“驚愕のストレッチ”を、ぜひ体感してみてください。 BIG JOHN 児島本店 岡山県倉敷市児島味野2-2-43 TEL. 086-473-1231 9:00-17:00 年中無休(年末年始除く) BIG JOHN公式サイト 海外で認められたテキスタイル。「JAPAN
キャンプブームのいま、冬もキャンプを楽しむ人が増えていることをご存じでしょうか。空気が澄んで、暑さや害虫に悩まされることもなく、温かい料理がより美味しく楽しめるなど、“冬キャン”ならではのメリットもいろいろあるのです。 ただ、自然の寒さは想像以上にきびしいので、冬用のキャンプ道具を持っていない初心者にはちょっとハードルが高いのも事実。そこでおすすめなのが、トレーラーハウスでのキャンプです。きちんと快適に過ごせるのに非日常感を味わえることから人気を集めています。 今回は、25台ものトラベルトレーラーを有する埼玉県のキャンプ場「フォレストサンズ長瀞」へ。トレーラーハウスでのキャンプを、お笑いコンビ「バンビーノ」の藤田ユウキさんとそのご家族に体験していただきました。 キャンプ場でも映える、限定車『500X Indigo』 今回、藤田さんファミリーに乗っていただいたのは、フィアットの限定車『500X Indigo(チンクエチェントエックス インディゴ)』。コンパクトSUVならではの機能性に加え、インディゴという名を体現する専用色「マットジーンズ ブルー」が最大の特徴です。都会的な雰囲気も備えながら、アウトドアシーンにもしっかりマッチします。 — 都内から約2時間、家族4人でのドライブとなりましたがいかがでしたか? 藤田さん:快適でした。車内のサイズも4人で乗ってもゆとりがあり、インテリアも高級感があってさすがイタリアのクルマだなと。シートヒーターが標準でついているのもうれしかったです。エアコンと違い、空気が乾燥しにくくていいですよね。 あとはなんと言ってもこのマットなカラーがたまんない。惚れ惚れします。 — 走行も快適でしたか? 藤田さん:一番感じたのが、馬力があるなと。走り出しでぐんっと伸びるんですね。あと、比較的コンパクトなので小回りがきくなと思いました。外国のクルマって乗りにくいイメージがあったんですが、初めてでもすごく運転しやすかったです。 普段は妻の方がよく運転をするのですが、500X Indigoはシートが高いので身長が低い妻でも周りが見やすいと喜んでいました。 気になるトレーラーハウスの中はどうなってる? 今回、フォレストサンズ長瀞で利用したトレーラーハウスは本場アメリカから輸入されたもの。中に入ると想像以上に広く、天井の高さも相まって車中とは思えない空間です。 車体の前後はベッドルームになっており、家族4人がゆったり体を伸ばして寝られます。さらに冷暖房完備で、トイレやシャワー、キッチンシンク、冷蔵庫もついているなどいたれりつくせり。どんな季節でも安心してキャンプが楽しめます。 トレーラーハウスに入るのは初めてだという藤田さんファミリーも、その快適さに「住みたい!」と感激。「いつか子どもたちが巣立ったら、こんなトレーラーで旅してまわれたら最高だなあ」と夫婦での会話に花が咲いていました。 トレーラハウスのデッキでバーベキュー さて、いよいよお待ちかねのランチタイム。この日のメニューはバーベキューです。 フォレストサンズ長瀞では料理や道具を申し込めばすべて用意してくれるので、キャンプ場まで手ぶらでOK! トレーラーには全天候型のルーフデッキが装備され、天候を気にせずバーベキューが楽しめます。 グリルはパパの担当です。実は藤田さん、元イタリア料理人という経歴を持っており、料理はお手の物。バーベキューでも食材を要領よく焼いていきます。 — 藤田さんがイタリア料理の道に進んだきっかけはなんですか? 藤田さん:中学生ぐらいのときに、コンビニでイタリア料理の作り方の本を買ったんですね。それから家で作っているうちに、なんか格好いいなと思って。