ジェニロペとフィアットのコラボが発表されたのは、2011年10月。フィアットが25年ぶりに北米市場に参入し、当時ニューモデルであった2012年モデルの『500/500C』を発表する際、そのコマーシャルに起用したのが、ジェニロペでした。全米放送およびケーブルネットワークで放映されたCMでは、マンハッタンの街角から彼女が育ったブロンクスまでのドライブを彼女の声でボイスオーバー。ブロンクスでの生活が彼女をタフにし、その後のキャリアに役立ったかなど、彼女のバックグラウンドを探る作品に仕上げられました。
また翌11月には、フィアットとグッチのコラボレーションから生まれたエレガントな限定車『500 by Gucci』のコマーシャルにもジェニロペが登場します。前述の映画「ウェディング・プランナー」では、仕事と恋の板挟みに悩むヒロインの物語に加え、衣装も話題を集めたジェニロペ。レッドカーペットでセクシーなドレスを着こなす一方、劇中ではグッチの靴を履き、清楚な服を着こなすフェミニンぶりを披露。ファンの心を鷲掴みにしました。
そんなジェニロペだけに『500 by Gucci』のCMは完全なハマり役。ニューヨークの街をドライブしながら『500 by Gucci』のエレガントさとオリジナリティを表現し“努力によってのみエフォートレスなエレガンスを実現できる”という限定車に込められた魅力を見事に演じ切りました。
また、ジェニロペの美しさとパワフルさを体現した香水ブランドも、自身のプロデュースにより登場。その名も「ジェニファーロペス フレグランス」は、セレブリティフレグランスブームの先駆けと言える存在。世界中にファンを持ち、日本でも展開され、高い評価を集めています。
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