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テクノロジー×体験価値が熱狂的なファンを生む『CRISP SALAD WORKS』とは?

『500(チンクエチェント)』初の電気自動車として話題を呼ぶ『500e(チンクエチェントイー)』の発売に合わせて、最新テクノロジーを取り入れている企業やショップにフィーチャーした企画をお届け!今回登場するのは、モバイルオーダーアプリを活用し、一人ひとりに合わせたサラダ体験をお届けする『CRISP SALAD WORKS(クリスプ・サラダワークス)』。ブランドのコンセプトやサービスの特徴、テクノロジーと外食産業の関係、そして“CREATE RAVING FANS(熱狂的なファンをつくる)”というメッセージに込められた想いとは?   “GOOD”ではなく“GREAT”。ミッションは、熱狂的なファンをつくること 現在、都内を中心に19店舗を展開している『CRISP SALAD WORKS(クリスプ・サラダワークス)』。今回は2014年にオープンした麻布十番にある『CRISP SALAD WORKS』1号店で、店舗を統括するCRO(チーフ・レストラン・オフィサー)の細田淑樹(ほそだよしき)さんにインタビュー。シンプルでスタイリッシュな内装の店内で、まずはブランドの成り立ち、コンセプト、サービスなどを伺いました。   ▲CRISP SALAD WORKS 麻布十番店   –『CRISP SALAD WORKS』はどのようにして誕生したのですか?   まず、代表の宮野浩史が『CRISP SALAD WORKS』を立ち上げたのは2014年。僕は元々商社で働いていたのですが、あるとき代表に出会ってそのビジョンやビジネスプランに共感し、約2年前にジョインしました。成り立ちで言うと、代表はアメリカに元々住んでいたことがあって、当時からアメリカの食文化の中で一般的だった“お腹いっぱい食べられるサラダボウル”が日本にはなかったことが、店を作ろうと思ったそもそもの動機とのこと。また、自分が好きで良いと思えるもので、なおかつアメリカにあって日本にないものを考えたときに、サラダという発想にたどり着いたようです。   –たしかに日本では、サラダは“副食”のイメージが強いですね。   はい。お腹いっぱいになる主食としてのサラダは、ようやく最近になって少しずつ認知されてきましたが、オープンした8年前はサラダに1000円も払うのは一般的ではなかったですね。   ▲CRO(チーフ・レストラン・オフィサー)の細田淑樹さん   –『CRISP SALAD WORKS』のコンセプトやサービスの特徴は?   まず会社がミッションとして掲げているのは、“熱狂的なファンをつくる”こと。ファンによって成り立つ世界を重視していまして「“GOOD”ではなく、“GREAT”でなければいけない」ということを代表は常々言っています。あと熱狂的なファンをつくるには3つの工程があり、それは“自分がやりたいことを決める”“相手をよく知る”“相手の思うひとつ上の要求を実行する”こと。それで言うと私たちの店はサラダ以外のメニューがないですし、モバイルオーダーシステムは便利さというよりも、お客様のことを知ってワンランク上のサービスを提供することが目的です。加えてブランドとしては“サラダとちょっとした心の交流”というメッセージも発信していて、美味しいサラダを食べられることはもちろん、“心がほっとするような瞬間”をつくれるブランドを目指しています。   –実際に利用するときは、どのようにオーダーしたらいいですか?   『CRISP APP』というモバイルオーダーシステムアプリや公式HPで、注文から決済まで行うことが可能です。また、店舗に来店して『CRISP KIOSK』と呼ばれる店頭のセルフレジ端末からもオーダーすることができます。   ▲CRISP APP   ▲セルフレジ端末『CRISP KIOSK』   –ビギナーの方に向けて、おすすめの利用方法はありますか?   まだ一度も利用したことがない方は『CRISP KIOSK』での注文もけっこう楽しいので、ぜひ最初は店舗に来て体験していただくのがおすすめです。ただ初めてでわかりにくい場合は、“パートナーと一緒につくる”というボタンから注文してみてください。サラダに詳しいパートナー(店員さん)に相談しながら、注文体験をしていただけます。そしてもし気に入ってアプリから注文していただけると、利用回数に応じてランクが上がり、感謝の気持ちを込めてオリジナルグッズなどをプレゼントしています。また利用回数が100回を超えると“アンバサダー”として、お店にネーム入りのプレートを飾るといった取り組みもしています。   […]