シンガーソングライター、アーティスト、俳優など、様々なシーンで活躍するフィアットオーナーとフィアットとの出逢いや関係性を描くプロジェクト「#MyFirstFIAT」。
その第6弾に、元サッカー日本代表の鈴木啓太さんが登場。
現在、腸内細菌の可能性を追求し、アスリートをはじめ、人々のコンディションを腸内環境から整えるビジネスを展開する鈴木啓太さんに、サッカー選手時代のこと、ビジネスのこと、そして愛車『500X SPORT』への思いについて、お話を伺いました。
2000年の入団以来、2015年まで浦和レッドダイヤモンズ一筋でプレイした、元サッカー日本代表の鈴木啓太さん。16年にわたりプロサッカー選手として活躍した鈴木啓太さんがサッカーをはじめたきっかけ、そして学生時代の思い出などについてお聞きしました。
「僕は静岡県清水市の出身なんですけれど、近所の子供たちがみんな家の前でボールを蹴っているといった環境だったんです。僕は、外で遊ぶのが苦手みたいなタイプだったのですが3歳か4歳の時、急に“サッカーをやりたい”って言い出したらしく。それで、地元のサッカーチームに入ったのが、はじめたきっかけですね。
その後、サッカーが楽しくて頑張った結果、小学校の時に全国準優勝、中学校の時に全国優勝することができました」。
「でも、高校時代は辛いことしかなかったかな(苦笑)。僕は、高校サッカーでいう花形のサッカー選手権というものに一度も出場することができなかったですし、静岡県大会でもベスト4までしか進めなかったので、とても悔しい思いをしました。
でも、そうした中、常に自分自身の100%を出し続けていたことが、プロサッカー選手になれた理由だと思っています。辛いことが多かった高校時代の中でも、一緒に戦ってきた仲間ができたことは、いまでもとても大きな財産になっています」。
プロサッカー選手として、現役生活を16年間続けた鈴木啓太さん。その中で、思い出に残っているシーンについて伺いました。
「浦和レッドダイヤモンズで16年プレイできたことは、本当にありがたいことです。
その間、海外にチャレンジしたいと思うことはありましたけれど、結果として自分が常に浦和レッドダイヤモンズを選び続けたし、浦和レッドダイヤモンズも僕を選んでくれた。その選択が正しいかどうかは現役時代にはよくわかっていなかったのですが、スパイクを脱いだ時、あの赤いユニフォームを着て、誇りを持ってプレイさせてもらったことが最高の時間だったと感じましたし、いまでもそう思っています。
自分の人生にとっての大きな財産ですし、次のチャレンジに対しても、前向きに取り組めるきっかけになっていると思っています」。
「また、現役時代の思い出で印象に残っているシーンは、スタジアムに入った時の真っ赤に染まったスタジアム。どの試合ということではなく、僕の中ではそれが一番心に残っていますね。満員のスタジアムの中、スポットライトがピカッと光っている。その真っ赤な光景が、毎試合グッときていました。あれほど興奮する出来事は、今後の人生の中でもそうはないんじゃないかなって思っています」。
「クラブチームのメンバーとしてではなく、日本代表としてピッチに立つときは、国を代表して戦うわけですから絶対に負けることが許されない。
もの凄いプレッシャーと同時に、日の丸をつけて戦うことに大きな誇りを感じましたね。
日本代表として戦うことは、自分自身夢見ていたので、それが実現した時は、本当に震えましたし、心の奥底からよろこびが湧き上がってきました。
でも、どんな時でも、ファンやサポーターのみなさんが自分と一緒に戦ってくれていると感じられたので、そういう意味では日本代表として戦う時も、クラブチームのメンバーとして戦う時も、関係ないのかなと思ったりしますけれど」。
「また、試合の中でいいパフォーマンスを出すことを考える中で、いいトレーニングといい休息、そしていい食事の重要さを感じていました。
幼少の頃からの母の影響やいろいろな人の助言から、コンディショニングはお腹をベースにやっていくのが大事だということを思っていました。
サッカー選手としての経験は、自分をとても成長させてくれたと思います。そこから多くのことを学んで、次に生かしていく。まだまだ足りないこともありますが、そういった考え方や経験してきたことを軸に、様々なことを学んで進んでいきたいと思っています」。
現役引退後、鈴木啓太さんはAuB株式会社を設立し、人々のコンディションを腸内環境から整えるビジネスを展開。次のステージとしてサッカー関連の仕事ではなく、なぜ現在のビジネスを選んだのか。サッカー選手からビジネスマンへの転身についてお聞きしました。
「現役時代から、ぼんやりと次のキャリアを考えていました。その中で、サッカー界やスポーツ界にとって必要なことが見えてきたこともあり、それを変えるにはどうしたらいいんだろうと思いはじめました。その方法として、業界の中から変えることもひとつの方法ですし、外から変えることもやり方としてある。僕はそれを、外からやりたいと思い、一度外に出てたくさんのことを学び、サッカー界やスポーツ界に還元したいと思いました」。
「腸内細菌は、研究分野としてはホットな題材だと思いますが、ビジネスプランや成長ということよりも、まずは自分がそれを本当にやりたいかという思いが重要でした。その思いに正直に向き合った結果、このビジネスをはじめることを決めました。
ビジネスに対して、手応えもプレッシャーもすごく感じています。でも、本質的に重要なのは、自分が何をしたいのか、どう伝えていくのかだと思っています。そして、経済の発展や成長の中に、自分のビジネスが入っていれば、何よりだなと感じています」。
「また、腸内細菌はアスリートはもちろん、一般の人にもとても大切なものなんです。
アスリートってコンディションが悪かったら、いいパフォーマンスが出せないことはわかるじゃないですか。でも、それはみなさんも一緒なんです。コンディションが良ければ、パフォーマンスが上がって、いい仕事やいい生活ができるはず。そういったことを、世の中に拡げていくことが、僕の役目だと思っています。
ビジネスをはじめた頃もいまも、心境の変化はないですね。悩みも増えながら、それが楽しみだったり。これからも世の中の人たちのコンディショニングを作っていきたいなと考えているので、今後どんな発見があるのだろうとワクワクしていますね。
また、現在食とテクノロジーを融合したフードテック事業やヘルスケア事業も展開しています。そういった一連の事業を元に、みなさんの生活やコンディションの向上に役立ちたいと思っています」。
現役時代からスタイリッシュな印象が強い鈴木啓太さん。ファッションやライフスタイルなど、日々の暮らしの中でどのようなこだわりを持っているのかお聞きしました。
「体調とか感情とかって、その日によって変化するじゃないですか。だけど、何かにこだわったり執着したりすると、そこに引きずられる。だから、僕はあまりいろいろなこだわりを持ち過ぎないようにしています。それがこだわりといえば、そうなのかもしれませんね。
例えば、Tシャツ・ジーンズ・スニーカーでもかっこいい人っていると思うんですね。それって、スタイルとか姿勢とか仕草とかが、滲み出ているからだと思うんです。人には、それぞれ似合う服とかいろいろあると思うんですけれど、ファッションって自分の生き方とかライフスタイルとか、そういうものを表現するものなのかなと思っています」。
また、最近では料理や食材に対して興味津々だという鈴木啓太さん。その思いについてお聞きしました。
「食材の旬、なぜ無農薬栽培なのかなど、そういったところに興味がありますね。料理は、自分の身体を作るものであるからこそ注目しています。野菜を見るのもすごく好きですし、魚を見るのがすごく好きなんです。どういう風に食べたら美味しいんだろうとか、想像力を掻き立てさせられるような、そういうものに胸が躍りますね。
また、料理をはじめると凝ったものを作りたくなるのと同時に、妻の大変さが身に染みてきました。こんなに準備が大変なんだとか、失敗した時の気持ちとか。
あと、子供たちに美味しいといってもらえることに嬉しさを感じたり。そういった意味でも、料理は僕自身の成長につながっている気がします」。
『500X SPORT』のオーナである鈴木啓太さん。『500X SPORT』は彼の目に、どのように映ったのか。その印象やドライビングフィールについてお聞きしました。
「極端に派手とか目立つとかではないのですが、フィアットに乗っている人を見ると“おっ、フィアットを選んだんだ”みたいな、キラッと光るセンスを感じますね。
しかも、この500X SPORTはフォルムが大好きですね。フロントデザインはもちろん、リアデザインもいい。スポーティーでかっこいい側面が強いかもしれないけれど、引いて見るとかわいかったり。いい意味での二面性を感じますね。
こういったデザインの作り方が、本当に上手いですよね。フィアットって、スタイルや哲学を最も継承し続けているブランドだと感じています」。
「アクセルを踏んだり、ハンドルを握ったり、自分の意思で走るクルマ。僕の反応に対してしっかりとリアクションをしてくれる、そんな印象を持っています。しかも、スポーツモデルだけど、スポーツモデル過ぎないというか。タウンユースにも対応するクルマだと思います。
どのクルマのオーナーになるかっていうのは、本当に出逢いというか、縁というか。僕と500X SPORTとの出逢いは、この瞬間がベストだったんだなと感じてます』。
『これまでに、いくつものクルマに乗ってきましたが、500X SPORTは、初めて“相棒になるクルマ”だなと思いましたね。愛着が湧いてくるクルマって、こういう感じなんですね。
とにかく、運転している感がある。ただ目的地に向かうだけではなく、風を感じたり、景色を見たりしながらドライブするのが楽しい。ドライバーのライフスタイルや人生に寄り添ってくれる、そんなクルマだと感じているので、これからもたくさん一緒に思い出を作っていきたいですね。
500X SPORTは、僕の人生をもっともっと加速させてくれる、そんなクルマだと思っています」。
最後に、フィアットファンのみなさんにメッセージをいただきました。
「フィアットオーナー、そしてフィアットファンのみなさま、こんにちは。
今回、私も晴れてフィアットオーナーの一員となりました。今後とも、よろしくお願いします。
フィアットと一緒にいて、どんなシーンがよかったかという話をWebやSNSを通じてお聞きできたら嬉しいです。新参者ですが、これからもよろしくお願いします」。
サッカー界やスポーツ界、そして一般の人々の健康とパフォーマンス向上を目指し、邁進する鈴木啓太さん。『500X SPORT』とアグレッシブに走り続ける鈴木啓太さんの、今後の活躍にも大注目です。
撮影協力:神楽坂野菜計画 / OPEN 中目黒
鈴木啓太
1981年静岡県生まれ。
2000年から2015年の間、浦和ダイヤモンドレッズ一筋で活躍。
また、2006年から2008年まで日本代表に選出。
現在、サッカーの普及とともに自身の経験から
腸内細菌の可能性に注目し、AuB株式会社を設立。
腸内細菌の研究を続けながら、アスリートから一般の方までを対象に、コンディションを腸内環境から整えるサポートを行なっている。
鈴木啓太さんが出演する「#MyFirstFIAT」はコチラ
鈴木啓太さんの相棒『500X SPORT』の詳細はコチラ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
FIATの最新情報をお届けします。