これまでのがんばりを解放中!?
自分の世界がさらに広がる可能性をそこに見たのですね。
「そうなんです。このしょんぼり顔のクルマで買い物に出掛けたい、と(笑)。2気筒エンジンでポッポッポッと音を立てて走りたいんです。それで『126』の購入を決め、いまはその納車待ちです。旧いクルマを維持するならガレージが必須だろうということで駐車場に屋根付きガレージを新設する工事も行いました。自分でも驚くような勢いですが、私にはもともとこんなにクルマにハマるような要素はなかったんですよ。結婚して子どもが生まれてからはファミリーカーに乗り、クルマを移動する手段としか捉えていませんでした。子どもが大きくなるまでの約18年間はずっとそういう感じだったので、それをフィアットが変えてくれたんです」
ガレージを手に入れたことで、さらに古田さんの奥底に眠っていたもうひとつの願望が目を覚まします。実は古田さんは「いつかカブリオレに乗りたい」という憧れをお持ちで、ご友人のカブリオレモデルに試乗させてもらったことでカブリオレ熱が一気に高まったようです。
「これまでもカブリオレに対する憧れはあったのですが、青空駐車だったので諦めていたのです。でもガレージを手に入れたことでカブリオレモデルも手に入れやすくなりました。でもさすがにさらなる増車は難しかったので、大事にしてきた『500 Sport』を手放し、カブリオレの限定車『500C 60th』に乗り換えたんです。実はこの『500C 60th』は以前に欲しいと思った同じ個体なんです。再び出会うことができ、運命を感じたことも購入の後押しになりました」
約3年で乗り換えを含め計4台のフィアットを購入。振り返ってみてどうですか?
「3年前に比べて世界が広がりました。同じフィアットでもモデルごとにそれぞれ世界観が異なり、クルマ自体も楽しいし、乗っている方の特性も違うのでその違いも面白いと感じています。今はそれぞれのクルマが自分の人生を豊かにしてくれる存在だと思っているんです。これまで長い間移動の手段と思ってきたクルマをフィアットに換え、それに乗る人と出会い、こんな楽しい世界があるんだと実感しています。フィアットに乗り始めてから本当に人生が変わったなと思います」
直感を信じる人はそれに従った方が幸せを掴めるのかもしれませんね。
「自分は直感や運命というものを信じて行動してきて、それでいい方向に行っていると思うからこそ、余計にそのように舵を切るようにしてきました。フィアットを選んだのも直感に従った結果ですし、それによって人生が好転した実感はありますね」
『パパ、もっと自分の人生を楽しんで』というお嬢さんからのひと言。これまで仕事や子育てに尽力されてきた姿をずっと見てきたお嬢さんの気持ちが詰まったメッセージだったのでしょう。その言葉の通り、今まさに人生を謳歌中の古田さん。これまで積み上げてきたバックグラウンドがあるからこそ、少しずつ努力を解放して趣味のクルマ(フィアット)に費やすことができているのだと思います。これからも、フィアットといっしょに、カラフルなまいにちを駆け抜けてください!
FIATオフィシャルwebサイト
文 曽宮岳大
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