Instagramに『500』の写真を投稿しはじめたきっかけはなんだったのでしょうか?
「最初は仕事の集客に役立てるために、個人のアカウントを作ってSNSを勉強しようと思ってはじめたんです。はじめのうちは食べ物とか犬とかいろんなものを投稿していたんですけど、でも『500』を投稿すると、“いいね!”の数がぜんぜん違うんですよ。クルマの写真をアップするとすごくたくさん反応があるのに、他の投稿だと全然ない(笑)。やってるうちに楽しくなったのもあるんですけど、自分に求められているのはこれなんだなと思って、それからはほぼ100%『500』の写真ばかりですね」
「それにフォロワーさんもフィアットつながりの人がすごく増えて、フィアット友達もたくさんできました。私は土日休みじゃないのでイベントとかには行けないんですけど、私の休みに合わせてくれる友達もいて、コロナ以前はものすごく遠方から家の方まで遊びに来てくれたり、フィアットカフェで待ち合わせをしていっしょに食事することもありました。クルマつながりの友達って、そういうところがすごいですよね」
大木さんのInstagramを拝見していると、以前はクルマの写真を撮ったことがないっていうのが信じられないくらい『500』の綺麗な写真が並んでいます。
「昔はクルマを写真に撮るなんて、考えたこともなかったんですけどね。でも、今は写真を撮ることそのものも好き。この角度もいいしあっちからの角度もいいし、この部分もいいしあの部分もいいし……ってたくさん撮るので、Instagramに1枚投稿するのに30〜40枚撮ります(笑)。クルマの角度も時間が許す限り何度も変えますし、同じ角度でも10枚ぐらい撮ったりするし、とりあえず撮るだけ撮って、その中からいちばんいいカットを選んでいますね。でも、会心の1カットって、わりと最初に撮ったものだったりするんですよね(笑)」
撮影スポットはどんなふうに探しているのですか?
「最初は意識して探したりもしたんですけど、今はほとんど無意識ですね(笑)。普通に走っているときに、“ああ、ここは撮れるな”ってクルマを停めてみたり。もちろん色々な人の写真を見せてもらって、ここまで行って撮りたいなとか、そういうこともありますよ。でも、お昼休みに天気がよかったりすると、会社の駐車場で普通に撮っていたりもします。あぁ、やっぱりかわいい……っていいながら(笑)」
『500』と暮らしはじめたとき、ご自身がこうなると予想されていましたか?
「まったく思ってもいませんでした。この子と暮らすようになってから、変わったことはいろいろありますね。たとえば知らない人に“いいクルマだね”って話しかけられることが結構あるんですけど、そういうのは前のクルマまではなかったし、クルマつながりの友達ができたのも初めてだし、それに私自身も以前よりクルマが好きになりました。『500』が私をクルマ好きにさせてくれたんですね」
「クルマに対する価値観みたいなものも変わったかもしれません。どっちかといえば暮らしの道具だったのに、今はいっしょに暮らしているペットみたいな存在。ただ走ってくれればいいっていうのじゃなくて『500』がいっしょじゃないとイヤなんですよ。それも自分のこの子じゃないとイヤ。ほかの人の『500』もかわいいけど、私のがいちばんかわいいんです。みんな同じことをいうんですけどね、私の『500』がいちばんだって(笑)。これまでだったら10万キロなんて走らないうちにとっくに乗り換えていたと思うんですけど、今はもう一生乗っていたいですよ」
まさに『LOVE FIAT 2022』というテーマにふさわしい想いを明るく話してくださった大木さん。これからもInstagramの投稿を楽しみにしていますね。
大木美知子さんInstagram:@ mi.kko.98
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Text:嶋田智之
Photos:濱上英翔
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