fiat magazine ciao!

オリーブオイル

LIFESTYLE

イタリアの文化と伝統が生んだ逸品 最高級オリーブオイル「REDORO」の魅力を探る

戯曲「ロミオとジュリエット」の舞台であり、美しい景観が世界遺産にも登録されているイタリア北部の街・ヴェローナ。     その北に広がる緑豊かな地・グレッツァーナで、1895年に創業したオリーブオイルメーカーが「REDORO(レドロ)」です。 120年以上の技術と家族経営によって育まれた揺るぎない経営理念から生み出されたオリーブオイルは、まさに最高級の味わい。高い品質で知られるイタリアのオリーブオイルの中でも、REDOROは素材から生産まで“100%イタリア産”にこだわり、栽培から収穫、製造、瓶詰めまで、一切妥協のない商品づくりを続けています。 かつては、イタリア国内だけで楽しまれていましたが、90年代には世界へ進出。今では、信頼の逸品として、イタリアはもちろん、ヨーロッパ各国やアメリカ、そして日本など、世界中の人々から愛されています。     追究し続ける高い品質 REDOROの農園が位置するのは、ガルダ湖周辺の傾斜地。ガルダ湖は、オリーブ栽培の北限と言われる緯度(北緯45度)にありながら、高くそびえるアルプス山脈が北からの冷たい風を遮るため、年間を通して温暖な気候に恵まれています。 しかも「北イタリアの地中海」とも称されるこの地は、日照時間が長く、昼夜の寒暖差が大きいため、オリーブが優しく芳醇な味わいに仕上がります。REDOROのオリーブは、こうした好立地で栽培されているのです。   REDOROの農園では栽培しているオリーブは、全部で6品種。それぞれの風味や個性を最大限に引き出すため、専門の職人が独自の調合でブレンドし、味わいや香りの異なる様々なオリーブオイルを製造しています。 また、多くの農園が行っている機械で木を揺すり実を落とす収穫は、オリーブの実を傷つけてしまうことがあるため、REDOROのオリーブはすべて手摘みで収穫。 最高品質のオリーブオイルを生み出すため、効率よりも品質を重視した伝統の収穫方法が受け継がれています。     なお、REDOROでは農園と同じエリア内に搾油所が設置されているため、収穫されたオリーブは新鮮な状態のまま、すぐに加工されます。 オリーブは、収穫した瞬間から酸化が始まるため、収穫後すぐに搾油できることはオリーブオイルの品質に大きく関わるのです。 農園から遠く離れた場所に搾油所を設けているメーカーも数多くあるなか、REDOROのように同じエリアに搾油所があることは、とても貴重なことなのです。     葉や枝を取り除き、洗浄されたオリーブの実は、オイルを抽出するために粉砕されます。 REDOROでは、オイルを抽出するためのオリーブの粉砕工程を、17世紀から受け継がれる伝統的な石臼挽き製法で行っています。 手間やコストの問題、そして多くの量を抽出できることから、多くのメーカーが機械での搾油を採用しています。しかし、オリーブの香りや鮮度を保つためには、オリーブの温度を30度以上の熱をかけないことが必要と言われており、機械での搾油ではこの条件をクリアすることが困難であるとされています。 石臼挽き製法では、27度以下の温度を保ったまま加工することができるため、より品質の高い搾油が可能となります。 REDOROが伝統の石臼挽き製法を守り続けているのは、高品質なオリーブオイルにこだわる証拠なのです。     サッとひとかけするだけで、高級料理店の味に   こうして完成したREDOROのオリーブオイルは、インターナショナル・オリーブ・カウンシル(IOC)の規定をクリアした、正真正銘のエキストラバージンオリーブオイルとなります。 味わいと香りのバランスが優れたオリーブオイルを存分に堪能するには、熱を加えずに食すのがポイント。調味料のように料理や素材にひとかけすれば、繊細な味わいのオイルが食材の味をより上品に引き立ててくれます。サラダやグリル野菜、白身魚のカルパッチョなどのシンプルな料理はもちろん、温かいスープやバニラアイスなどにサッとひとかけするだけで、いつもの料理を特別な一皿に変えてくれます。     また、REDOROオリーブオイルは和食との相性も良く、少量の塩とオイルを豆腐にかけたり、そうめんのつゆに少し垂らすことで、ひと味違ったおいしさに出逢えます。 なお、オリーブオイルの味わいと香りを長く楽しむためには、光と熱を避けることが重要です。黒色の瓶は光をしっかりと遮ってくれますが、なるべく暗く涼しい場所で保管してください。また、使用する際に瓶の取っ手を持つことによって、手の温度の影響を抑えることが可能です。     オリーブオイル消費量世界一の「イタリア生まれ」が証明する、品質の高さ オリーブオイルの生産量においては、現在スペインが第1位。しかし、消費量においてイタリアは、スペイン以上と言われています。 その理由は、イタリア人の食生活にオリーブオイルが欠かせないものだから。 ピザやパスタはもちろん、カプレーゼ、カルパッチョ、ミネストローネなど、イタリアでは数多くの料理にオリーブオイルが使用されます。また、イタリアの人々は、自国の食文化に誇りを持っているとともに、料理に使用するオリーブオイルにも強いこだわりを持っています。 そのため「イタリア生まれ」ということは、オリーブオイルの品質の高さを示す称号でもあるといえるでしょう。     REDOROのオリーブオイルを5名様にプレゼント 今回、このREDOROのオリーブオイルを5名様の方にプレゼントいたします。期間は2021年4月23日から5月26日まで、応募方法は専用フォームに必要事項をご記入いただくことで完了となります。応募はこちらから。 プレゼントするのは、「Biologica(ビオロジカ)」。     REDOROのオリーブオイル「Biologica」は、世界で最も厳しいと言われるイタリアの有機栽培認証機関「ICEA」によるオーガニック認証を受けた商品。REDOROでは、どの商品も有機栽培のオリーブからつくられていますが、本商品はオーガニックを追究する方に安心してお楽しみいただける、厳しい審査を通過した逸品です。 食文化だけでなく、ファッションやクルマ、芸術、建築、文学など、多くの分野で独創的な魅力が際立つイタリア。そんなイタリアの魅力がたっぷり詰まったREDOROのオリーブオイルの美味しさを、この機会に堪能してみませんか。 […]