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LIFESTYLE

癒しとリフレッシュを求めて。悦楽のスパ、専門家のススメ

「ストレスを感じたら何をしますか」と問われたら、あなたは何と答えますか。思い切り泣ける映画を観て涙活(るいかつ)か、はたまた大声でヒトカラ(ひとりカラオケ)か。 あれこれと忙殺されてストレスフルな現代社会。だから本当に疲れたら、心の底からリフレッシュしたいと感じたら、スパにこもろう。もっとも贅沢な時間は、スパにあります。     心と体のウェルネスを取り戻す、スパ・ジャーニーへ お話を伺ったのは、FIATが協賛し、日本のトップスパを決める「スパ クリスタルアワード」主催者のひとりである、株式会社コンセプトアジア代表取締役の相馬順子さん。スパコンサルタントとして世界の著名ブランドスパを次々に世界各地にオープンさせてきた立役者です。 2018年度「スパ クリスタルアワード」受賞施設のひとつである、S.WAVE(大磯プリンスホテル)をご紹介しながら、スパの魅力をたっぷりおとどけします。   まず、スパとエステの大きな違いはなんでしょうか? 「スパは“癒し”、エステは“美容”とわたしたちの業界では言っているのですが、この数年でその垣根がどんどんなくなってきています。共通のキーワードは“結果重視”。スパの施術を受けられるお客様で、とくに大都会からいらした方は日々忙しいですから、なんとなくスッキリできたではなく「短時間で目に見えるようにキレイになりたい」と確実な効果や実感を求めていらっしゃいます」   エステサロンでは、パワフルな機器と心地よいハンドテクニックの併用で、スピーディで継続的に美しくなれるケアを次々と発表。ではスパは? 「受付に到着した瞬間から退店まで、非日常の至福の時間を提供するのがスパ。トリートメントで外側から美しくケアすることはもちろん、期待感を高めてくれるしつらえ、優れたホスピタリティ、ヘルシーな食事など、ありとあらゆる角度から心・身体・精神のすべてを整えることを “スパ・ジャーニー”といいます」     自分の身体と向き合い癒す、スパの効用 スパのトレンドについて、相馬さんは「リラックスからウェルネス、さらに心身のメンテナンスへと移行している」と話します。 「リーマンショックを境にして、自分や家族の健康のためにお金を使う人が増えてきたように思います。世界的に高齢化が進んでいるわけですから、しっかりメンテナンスすることに重きを置くようになってきたんですね」   その典型的な例が、ダイエット、ストレス解消、アンチエイジングなど、目的別プログラムを提供するディスティネーション・スパと呼ばれる滞在型施設の世界的なブーム。 「心身の健康を取り戻すために、最先端のスパやアクティビティが完備された施設に宿泊する。つまり昔の“湯治”ですよね。短期間で結果を出せるだけでなく、日常に戻った後もそれを維持しようという意識が得られる点が大きな魅力です」   最後にスパの楽しみ方のコツを伺いました。 「まず、目的を決める。デトックスしたい、キレイになりたい、癒されたいなど、目的をもってスパを選ぶとより高い効果を実感できるはず。また、トリートメントはその土地ならではのメニューを受けていただきたいですね。たとえば沖縄では月桃やハイビスカスを使ったトリートメントなど。地のもので全身をマッサージされれば、身体の内側からパワーが湧いてくるような感覚が味わえます」   日々の疲労とあふれる情報に苛まれ、身体よりも先に心が傷んでしまう現代人にとって短時間でリフレッシュできるスパは心強い味方。1年に1回の “ご褒美スパ”的な特別な使い方ではなく、ちょっと疲れたときの癒しスポットとして積極的に利用してみてはいかがでしょう。たまった疲れやイライラがいつの間にか解消され、心の穏やかさを手に入れられるはずです。   THERMAL SPA S.WAVE 〒259-0193 神奈川県中郡大磯町国府本郷546 大磯プリンスホテル TEL. 0463-61-1111 営業時間:6:00 A.M.〜12:00 MID 最終受付:ご宿泊様 11:30 P.M. / 一般のお客様 5:00 P.M. http://www.princehotels.co.jp/oiso/spa/     日本一のスパが決定! スパ クリスタルアワード2018 発表 […]