緑豊かな高原やキラキラと光る青い海、夕暮れの海岸線沿いなど、自然と解放感を存分に楽しめる夏。こんな季節には、心地よい風を感じながら、思いっきりドライブを楽しみたいもの。そんな中、素晴らしい絶景と爽快な走りを楽しむのにピッタリなフィアットの限定車『500X Gran Vista(チンクエチェントエックス グラン ビスタ)』が、この夏登場!今回は『500X Gran Vista』と楽しむ、とっておきの夏のドライブコースをご紹介します。
2021年夏“Gran Vista=絶景”という名のモデル『500X Gran Vista』が、128台限定で登場しました。
『500X Gran Vista』で特に注目すべきは、その特徴的なデザイン。ウエストラインより下側がイタリア ブルー、上側がブラックというビコローレ(=2色)の印象的なボディカラー。そして、フロントシートの頭上には電動開閉式、リアシートの上には固定式というふたつのグラスサンルーフによって、明るく解放的な空間を実現したモデルです。
『500X』はSUVとしての機能性や実用性をしっかり持ちながら、元気よく吹き上がるエンジンと軽やかでシャープなフットワークという、実にイタリアーナらしいスポーティさを楽しめるモデル。加えて『500X Gran Vista』は、その日の気分で、まばゆい日差しや心地よい風をたっぷり楽しめる解放感に満ちた装備をプラス。
これからの気持ちいい季節、そしてグッと近くに感じられる心地好い空や風景。どこかへ走っていきたくなる気持ち、掻き立てられますよね。
“渓流と高原の風景に触れて爽やかに解放される”家族向けルート
日ごとに暑さを増していくこれからの季節。家族で涼を楽しむのにベストなのは海だけとは限りません。渓流の涼しさと雄大な高原の風景を1日で楽しめるルートなどはいかがでしょう? 中央道の韮崎インターチェンジ→茅が竹広域農道→県道23号線(増富ラジウムライン)→クリスタルライン→県道610号線→県道106号線→レタス街道→県道615号線(八ヶ岳高原ライン)→清里テラス、というルートです。
増富ラジウムラインからクリスタルラインに入るまでは、本谷川の渓流に沿って美しい景色の中を進んでいく道。途中にクルマを停められる場所が幾つかあって、水際へと降りていくこともできます。お弁当を用意していけば、そこは美しい自然の中の水音がBGMとなる涼しいレストラン。クリスタルラインも、みずがき山の豊かな自然の中を縫う美しい道です。どちらも道幅は狭いのでゆっくり注意深く走る必要はありますが、それだけの価値があるルートです。
楽しんでいただきたいのは本谷川沿いでのピクニックランチですが、このルート上には他にも素晴らしいポイントがあります。まずは茅ヶ岳広域農道沿いの、明野のひまわり畑。7月下旬からの時期、ひまわりが無数に咲き乱れる景色は圧巻です。そして終点に設定した、清里テラス。リフトで上がる標高1900mの山頂で、清里高原の雄大な景色を一望にしながらいただくコーヒーは格別の味。予約可能な有料のプレミアムシートがオススメです。
▼INFO:画像提供
清里テラス(https://www.sunmeadows.co.jp/terrace/terrace/)
北杜市(本谷川渓谷/クリスタルライン)(https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/photos/)
みずがき湖ビジターセンター(増富ラジウムライン)
“神の宿る場所と神々しい絶景で開けた未来を想う”カップル向けルート
日本で育った以上、神様を前にウソはつけません。ふたり一緒の未来を考えるカップルにとって相応しいのは、全ての神社の中心に位置する神社、伊勢神宮へのお参りからのスタート。神宿る場所の静謐な空気に包まれてからの出発です。ルートは伊勢志摩スカイライン→国道42号線→国道167号線→県道750号線→県道128号線(パールロード)→県道17号線→一般道で志摩地中海村まで。伊勢からワインディングロードで鳥羽へ、鳥羽から海際と丘の稜線を走り、志摩まで走ります。神宮にほど近いところから入る伊勢志摩スカイラインは、まさしく天空のドライブウェイ。走っている間中、ずっと神々しいばかりの絶景を目にしていられます。途中にいくつもあるパーキングからは、伊勢湾や遠く三河湾、奥志摩の山々など、溜息が出るくらいの美しい風景ばかり。続くパールロードはリアス式海岸に沿って走っているうちにいつしか丘陵地帯へと滑り込んでいる、こちらも文字通り“真珠”のような美しい景色を楽しめるルートです。
伊勢志摩スカイラインでは沿線の駐車場で風景を楽しんで、パールロード沿いにある鳥羽展望台へとクルマを進めましょう。なぜならそこは目の前で複雑なラインを描くリアス式海岸から遠くの水平線までの驚くようなパノラマが堪能できる海抜163mの地。その風景をたっぷり楽しんだら、志摩地中海村へ。名前のとおりスペインをメインとした地中海の街そのものの雰囲気を持つ美しいリゾートホテルです。地元の新鮮な魚貝類を使った食事も味わえます。
▼INFO:画像提供
伊勢志摩スカイライン(https://www.iseshimaskyline.com/)
伊勢神宮 神宮司庁(https://www.isejingu.or.jp/)
鳥羽展望台(https://www.toba-tenboudai.co.jp/)
志摩地中海村(https://www.puebloamigo.jp/)
“『500X Gran Vista』そのものを爽快に楽しみ美味へと至る”友達同士向けルート
気のおけない友達とのドライブであれば、景色も当然ながら、何より『500X Gran Vista』のスポーティな走りを満喫できるルートがマッチします。思い浮かぶのは関東エリアの走り屋にとっての聖域ひとつ、伊豆箱根エリア。箱根ターンパイク→椿ライン→県道20号線→伊豆スカイライン→県道12号線→国道414号線→伊豆縦貫自動車道→伊豆中央道→県道134号線→国道414号線→県道160号線。小田原からワインディングロードをたっぷり走り、伊豆スカイラインの冷川インターから中伊豆のカントリーロードで修善寺へ、そして箱根自動車専用道路と一般道で沼津へと向かうルートです。ターンパイクももちろんですが、伊豆スカイラインの熱海峠から冷川までの31kmは、様々な曲率のコーナーが次から次へと数え切れないほど続く、ハンドリングを楽しむのに最適な道。途中に富士山のビューポイントなど抜けのいい絶景を楽しめるポイントもたくさんあります。
ターンパイクの頂点にあるアネスト岩田スカイラウンジからは、芦ノ湖の向こう側に富士山がそびえる絶景が。伊豆スカイラインには相模湾や駿河湾、富士山を望める展望スペースもたくさんあります。そして沼津に抜けてからは沼津港で駿河の海の幸・山の幸を物色。地元の食材を使った新鮮な海鮮をいただきましょう。復路はぜひドライバー交替をして同じルートの逆走で。
▼INFO:画像提供
伊豆スカイライン(https://siz-road.or.jp/road/izusk/)
沼津市(http://numazuminato.com/)
“ひたすらストイックな気分で走り続ける”ひとりドライブ向けルート
ひとりでドライブしたいときって、どこかに何かをしに行くというよりひたすら走って、頭の片隅で色々なことを考えたりする時間を過ごしたいもの。だからルートはシンプルに限ります。今回は関越道・花園インターチェンジから国道140号線→県道278号線→国道140号線→県道213号線(フルーツライン)→中央道の勝沼インターチェンジ。埼玉の深谷市から秩父へと走り、三峯神社に立ち寄って、山梨の甲州市へと下っていきます。国道140号線を秩父に向かうルートは秩父鉄道に沿っていて、途中までは荒川の流れにも左に置きながらの道筋です。長瀞駅の近くでは幅50m、長さ600mの目が醒めるほど広大な岩畳が。また山梨との県境に近づくと奥秩父もみじ湖というダム湖があり、山梨に入ってからは広瀬ダムの横を走ります。ルートは全体的にゆるゆるとしたコーナー中心の気持ちいい道。途中にはタイトターンが続くところやループ橋もあって、飽きません。
ひとりでストイックに走るときには、食事もシンプルなものが吉。秩父は知られた蕎麦の街。名店と呼ばれる店がたくさんあるので、事前にチェックして行きましょう。大抵が「当たり!」です。食後は秩父駅近くの落ち着きある小さな喫茶店カルネへ。熟成豆の美味なるコーヒーをいただきつつ、ホッとひと息。そして関東屈指の古刹、三峯神社に参拝し、いい“気”に触れながら詰まってしまいがちな自分をすっきり解放してしまいましょう。
▼INFO:画像提供
フルーツライン 山梨市(https://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/)
三峯神社(https://www.mitsuminejinja.or.jp/)
喫茶カルネ(https://www.carnet-chichibu.com/)
Text by 嶋田智之
※各店舗・スポット情報につきましては、掲載時(2021年7月現在)の情報となります。新型コロナウイルス感染拡大防止措置により、変更となっている場合がございますのでご留意ください。また、外出の際はウイルス感染予防策を講じていただき、安全にご配慮いただきますようお願いいたします。
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