高原といえば夏、といわれがちですが、侘び寂のある晩秋から初冬にかけての高原も、それはそれで美しいものです。体験したことがないと信じられないかもしれませんが、本格的な冬の厳しい寒さが来る前のピリッとした空気の中に身を置いて、何ともいえない絶景を一度でも目にすると、ふとまた行きたくなってしまうほど。
今回はおしゃれなリゾートホテルで早めのランチを楽しんでから“日本一のシャッターポイント”といわれる場所で夕景を拝むまでの、高原ドライブです。
起点は中央道の小淵沢インターチェンジです。そこからそう遠くない『リゾナーレ八ヶ岳』で、まずは少し早めのランチ。そして八ヶ岳高原ライン、鉢巻道路、八ヶ岳エコーラインと高原らしい道を走り、『白樺湖』まで。そして絶景のワインディングロードとして知られるビーナスラインを経由して諏訪湖のほとりまで下り、『信州山麓カフェテラス』で小休止。
ひと息ついたら、岡谷インターチェンジから長野自動車道で塩尻インターチェンジまで走ります。そこから先の一般道は少し狭いところがあったり曲がりくねったりして少々ハードなところもありますが、フィアットはコンパクトですから、さほど難儀はしないはず。何より諏訪湖とその奥に控える山々を見下ろせる高ボッチ山の山頂付近では、ほかでは見られない唖然とするほどの光景を目にすることができます。日本一、と呼ばれるのは伊達ではありません。
『リゾナーレ八ヶ岳』でランチを終えてから出発すると、ちょうどその景色が夕暮れから夜景に変化していく頃に山頂へ到着できるくらいの計算です。枯れていく美しさ、暮れていく美しさは、間違いなく観ている人の心に何か大切なものを残すはず。山頂は麓と比べれば凄まじく寒いですが、完全防備をして挑むだけの価値は間違いなくあると思います。なるべく冬タイヤを履いて、注意深く走ってくださいね。
<詳細ルート>
中央道・小淵沢インターチェンジの出口を起点に▶インター白州ライン▶星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳/ここでランチ▶県道11号“八ヶ岳高原ライン”〜県道484号“鉢巻道路”〜八ヶ岳エコーライン〜国道152号▶白樺湖▶白樺湖通りを反時計回りに▶白樺リゾート▶ビーナスライン▶県道40号・諏訪白樺湖小諸線〜国道20号〜県道185号〜湖畔の道▶信州山麓カフェテラス▶国道20号▶岡谷インターチェンジ▶長野自動車道▶塩尻インターチェンジ▶塩尻市道山岸犬原線〜塩尻市道東山山麓線〜松本市道4157号〜塩尻市道高ボッチ線▶高ボッチ高原オートサイトエリア/ここに駐車▶徒歩6〜7分で高ボッチ山頂▶徒歩もクルマ移動も来た道を戻るかたちで塩尻インターチェンジ
▼INFO:画像提供
北杜市(https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/)
リゾナーレ八ヶ岳(https://risonare.com/yatsugatake/)
信州山麓カフェテラス(https://36cafe.jp/)
塩尻市観光協会(https://tokimeguri.jp/)
Text by嶋田智之
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