2013年7月7日(日)、東京都の葛西臨海公園で『FIAT BIRTHDAY FESTA 2013』が開催されました。バースデーを祝うイベントは、2008年に500(チンクエチェント)が日本市場への登場した夏にスタートして以来、毎年7月に実施。今年で6年目を迎えます。今回は500とPandaのお祝いをしようという趣旨のもと、イベントのスケールはこれまでの2倍に広がりました。
駐車場では、このイベントのために『FIAT BIRTHDAY FESTA 2013』のラッピングが施された500とPandaが来場者を出迎えていました。
また、会場となった公園内の芝生の広場では、さまざまなアクティビティが行われていました。
真夏の日差しと抜けるような青空のもと、会場を横切る彩り鮮やかな旗が東京湾から吹き付ける風にたなびいていました。
乾いたのどを潤すブラッドオレンジジュースやランチボックスに加えて、会場内には石窯を積んだバスが現れて、イタリア料理店『サルヴァトーレ・クオモ』で活躍する日本人初の世界チャンピオンの大西誠さんが焼きたてのナポリピッツァをふるまっていました。
参加者のみなさんは、木陰にテントやレジャーセットを持ち込んで、ピクニックを満喫していました。本格的なイタリアの味覚を楽しみながら、家族や友人達との語らいで会話が弾んでいる様子でした。
身体を動かすアクティビティも行われていました。世界で活躍しているイタリア人のミュージシャンによるアコースティック・ライブの演奏が行われたほか、イタリア生まれの乗用玩具『RODY』と戯れながら親子で楽しく参加できる『RODY YOGA』も行われていました。
頬にフェイスペイントをしてもらって、ニッコリしている兄弟を発見!
『なんてカラフルな色えんぴつ!』と目を奪われたのは、FELISSIMOが発売している『500色の色えんぴつ』。500の絵柄に思い思いに色づけしていくオリジナルの『ぬり絵』も用意されていました。
クイズ大会も行われ、正解者には抽選でステキなプレゼントが手渡さされました。また、サプライズで行われたじゃんけん大会では、大人も子供も大盛り上がり。これまでのFIATの広告やイベントの為に制作されたグッズもプレゼント加わるあたりも、エコを考えるFIATらしい催しといえますよね。
会場でイベントを楽しんでいた参加者のみなさんに、感想をお伺いしてみました。まずは、福島さんご一家から。
奥さま
「元々イタリアが大好きで、Pandaや500に興味をもっていました。イベントでもさまざまなものがありますが、FIATのイベントは垢抜けていますよね。明るい雰囲気ですし、自然と調和しているのに、都会的なセンスが上手に表現されていると感じます。
一方、旦那さまは
「妻はFIAT車の見た目が大好きで、街で走っている姿を目にしたり、お洒落な内装にワクワクしているみたいです。昔のモデルと変わっていないキャラクターもいいですよね。」とコメント。3才の娘さんは、RODYと遊びながら、はしゃいでいたのだとか。
公園で行われるイベントらしく、ワンちゃんと一緒に参加している方も数多くいらっしゃいました。
西さんご夫妻もFIAT車のファンで、Puntoを乗り継いで来た経験の持ち主なのだそうです。
旦那さまは
「FIATのメールマガジンを毎回楽しみに読ませていただいています。このバースデーイベントは2度目の参加ですが、年々参加者が増えて来ているのが分かりますね。イベントって大きくなると雰囲気が変わってしまったりするけど、前回の楽しい雰囲気を保ったまま大きくなってくれているのが嬉しいです。こういう自然の中だから、犬がいても参加しやすいし、小さい子供からカップルまでがみんなで楽しめるのがいいですね。
奥さま
「FIATのクルマって、どれも可愛らしさがあるんです。とにかくデザインが大好きで、アクセサリーを身に付ける感覚で乗れるのがいいと思います。」
とコメント。大型犬を飼っていらっしゃるだけあって、「もう少し大きいサイズのモデルが出てきたら嬉しいですね」というお話をされていました。
また、駐車場ではイタリア国旗のストライプをまとった500を発見。
長谷さんカップルはこのイベントに参加するために、なんと当日の早朝に大阪を出発してドライブしてきたそうです。
この爽やかなカラーリングの500のドライバーは、車椅子で参加された長谷博明さん。クルマについてお話を伺ってみると、専門のカスタマイズ業者に依頼して、デュアロジック仕様をペダル操作ではなく、手動で運転操作ができる装置を導入して改造していただいたそうです。
「クルマが大好きで、選ぶ上では面白さやデザインは譲れません。このクルマはブレーキやアクセル操作を左手で行うようにしてあるため、全てをハンドで操作するのは難しいけれど、試行錯誤することも楽しながらドライブしています。500は眺めても、乗っていても、集まっても楽しいクルマなんですよね。彼女と二人、写真が趣味なので、絵になるところも気に入っています。」と、500と共に過ごすカーライフの素晴らしさを語ってくれました。
そして、納車したてのPandaでやって来ていたのは、小川紀章さんと麻衣子さん、愛犬のハナちゃん。行きは彼女が、帰りは彼がドライブして帰るのだとか。若葉マークを付けていたので、免許が取り立てなのかと思いきや、そうではないとのこと。
紀章さん
「スペースがしっかり使える楽しい実用車が欲しかったんです。購入する上で他のクルマは目に入らなかったんですよね。」
麻衣子さん
「免許は10年前に取得していたのですが、ペーパードライバーだったんです。でも、Pandaを見たら、運転してみたいという気持ちになってしまって。最初は500が気になっていたのですが、Pandaが発表されて『これだ!』と心に決めました。犬がいるので、後ろの扉を備えた実用的な一面が購入の決め手になったんです。自宅の駐車場は機械式なので、高さ制限ギリギリで収まるのもOK。運転操作はハンドルが軽く扱えるし、見た目が可愛いだけじゃなくて、久々にクルマに乗った私でも運転しやすいんです。見晴らしもいいし、小回りも凄く効いてくれるし、扱い易さが気に入っています。」
最後にFIAT Chrysler Japanのマーケティング本部長、
ティツィアナ・アランプレセさんからメッセージをいただきました。
「7月7日の七夕のスピリットで2008年からスタートしたバースデーイベント。日本の行事の中でも最もロマンティックな日に500やPandaのバースデーが祝えることはとても嬉しいことです。来場者の数は、最初の年は500人からスタートして、今では約750人に増えましたが、およそ半分の方は自分のクルマで来場してくれていて、今年は約300台のFIAT車が勢ぞろいしました。みなさんのおかげでステキなイベントを開催することができたことに感謝いたします。
FIAT 500の日本市場での販売台数はそろそろ2万台を迎えようとしています。そうした意味でも、今年のバースデーはアニバーサリーといえるのです。また、日本に登場したばかりのPandaもファミリーに加わって、FIATのコンパクトモデルはいっそう面白くなってきています。
500とは違うキャラクターをもつPandaは、これまでとは異なるお客様に支持されていきそうですが、昔のFIATのオーナーさんも、新しいお客さんたちも、繋がっていって欲しいと思います。FIATは長い歴史をもつブランドなので、昔と今とで同じ繋がりが持てるのは素晴らしいこと。こうしたコミュニティはどんどん大きくなってきていますが、昔も今もスピリットは変わっていません。
また、女性のお客様が増えてきたことも喜ばしいことです。スタイリッシュなデザインやファッション。クルマそのものだけではなくて、ライフスタイルに合わせられるクルマだからこそ、みなさんに楽しんでいただけると思います。
バースデーイベントでは、『クルマと一緒にピクニックをしたい』という思いがあるので、会場を見つけるのもひと苦労ですが、今回は様々なアクティビティをはじめ、5人のイタリア人ミュージシャンが参加してくれたことで実現にこぎつけられたことにも感謝しています。会場には多くの来場者が遊びにきてくれましたが、少子化と言われていれる中で、毎年多くのお子さんを連れてきていただけるのもとても嬉しいこと。これからもよろしくお願いします。」
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