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毎年恒例!世界最大級のフィアット祭りFIAT PICNIC 2023レポート

10月28日(土)に『FIAT PICNIC 2023』が開催され、静岡県のボートレース浜名湖に全国各地からフィアットとアバルトが集結しました。今回で14回目となる『FIAT PICNIC』は、900台以上のフィアット・アバルト、そして約2,000名を超えるフィアットオーナーをはじめ、フィアットファンやお友達が参加。会場内に設置されたさまざまなエリアやステージの模様から、参加者インタビューまで自動車ライターの嶋田智之さんにレポートしていただきました。     快晴のボートレース浜名湖で『FIAT PICNIC 2023』がスタート! 10月28日、快晴の土曜日の朝7時半。静岡県湖西市のボートレース浜名湖対岸駐車場に僕たち取材チームが到着したときには、すでに色とりどりのフィアットが集まって整列しはじめていました。そこに到着するまでのロードサイドにあるコンビニエンスストアの駐車場でも、目につくのはフィアットばかり。対岸駐車場のまわりの道もフィアット、フィアット、そしてフィアット。イベントのスタートまで2時間半もあるというのに、その勢いです。     『FIAT PICNIC 2023』の開催日。世界最大級といっても過言ではない年に一度のフィアットのお祭りを、フィアット乗りたちがどれだけ楽しみにしていたかが伝わってきます。       続々と会場に入ってくる『NUOVA 500』『500』『500C』『500e』『500X』『Panda』『Doblò』といったフィアットたち、そしてアバルトたち……。年に何度かしか会えない遠方の仲間や日頃はSNSで親しく交流しているフィアット仲間たちの輪がたちまちあちこちに生まれ、見ているこちらも嬉しくなるほどの笑顔の花が次々と咲きはじめます。今回は毎年恒例となっているこのイベントの当日の様子を、お伝えしていきたいと思います。ただし、コンテンツがたっぷり過ぎるくらい用意されているイベントなので、駆け足での紹介になってしまうことをご了承くださいね。         午前10時になると、会場の最も奥にあるメインステージが一気に賑やかになりました。オープニングセレモニーのはじまりです。カウントダウンに続いて、ジャズ・サックス・カルテットバンドのサキソフォビアによるオープニングライブ。ホーンによる独特のアンサンブルが会場の気分を一気に高めてくれます。そして昨年に引き続きMCをつとめるお笑い芸人・レギュラーの思わずクスリとさせられてしまう軽妙なトークとともに本格的にイベントがスタート。途中から女性の声が加わったと思ったら、Stellantisジャパン株式会社のフィアットブランドマネージャー、熊崎陽子さんです。レギュラーのおふたりに負けていないよく通る声と明るく軽快なトークに、ステージ前に陣取ったフィアット乗りたちは思わず笑顔に。   ▲サキソフォビア   ▲レギュラーとフィアットブランドマネージャー 熊崎陽子氏   続いて、Stellantisジャパン株式会社の打越晋社長のご挨拶。打越社長は昨年の11月に就任されたので、このイベントには初めての参加です。 打越社長「FIAT PICNICは、ステランティスのイタリア3ブランドの中でも最も大切なイベントのひとつ。こういう素敵な場所に来ることができて、本当に本当に嬉しく思っています。みなさん、ご参加くださって、本当にありがとうございます。14回目となる今回は900台以上にご来場いただきまして、おそらく約2,000名を超えるお客様にご参加いただいています。今回は“友達といっしょ”ということをテーマに、我々のスタッフが一生懸命考えてみなさんといっしょに楽しんでいけるように頑張って、いろいろな催しを準備してきました。フィアットを愛してくださっているみなさまに、よりフィアットを、よりイタリアブランドを愛していただきたいという想いで、ステランティスのスタッフ一同で最大限サポートさせていただきます。今日の1日をたっぷり楽しんでいただければと思います」     挨拶の最後には、「スタッフは準備をがんばってきたけど私は何もがんばってこなかったので、社長特別賞を用意することにします」と、ユーザーのお好みに合わせてカスタマイズできる15万円相当のオーダーメイドジャーニーが贈られるSNSイベントについてのお知らせが。その次の瞬間にスマートフォンをポケットから出す人の姿の何と多かったことか。 そして、ステージを中心に参加者全員での記念写真を撮影した後は、ステージと会場に点在する各コーナーで、さまざまな催しが繰り広げられることになりました。     オープニングセレモニーに続くステージイベントは、『Tasty FIAT!×ファビオ飯 トークショー』。“ファビオ飯”のファビオさんはご存知のとおり、フィアットの公式アンバサダーであり、ご自身のYouTubeチャンネルでは登録者数50万人以上を集める人気のシェフです。イタリア車好きは十中八九、イタリア料理好き。YouTubeや著作を通じてイタリア料理の作り方をわかりやすく教えてくださるシェフの登壇とあって、会場にいたフィアット乗りたちが大注目していた様子は強く記憶に残りました。イタリアと言えば“クルマ”と“食”ですからね。気持ちはよくわかります。   ▲ファビオさん   続いて『デコレーションコンテスト』の紹介。こちらは自分の“相棒フィアット”を思い思いにデコレーションした8台がステージの両翼に並べられ、会場にいる人たちによるSNSからの投票で最優秀賞が決まるというもの。そのエントリー車両が1台ずつ紹介されていきます。       少し休憩をはさんで、『FIAT川柳入賞作品発表&表彰式』。“女性の活躍”をテーマにした川柳を事前に募集し、このステージで優秀作品にStellantisジャパンのマーケティングダイレクター、ジェイミー・アンさんから賞品が手渡されました。今年は“羽曳野のルパン三世さん”の「フィアットが 似合う女と 自画自賛」が最優秀賞です。     ▲マーケティングダイレクター ジェイミー・アン氏 […]

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浜名湖ガーデンパークに1,000台のフィアットが大集合!FIAT PICNIC 2022レポート

静岡県の浜名湖ガーデンパークに全国各地から1,000台を超えるフィアットとアバルトが集結し、『Nuova 500』生誕65周年を祝う『FIAT PICNIC 2022』が開催されました。会場中央にあるステージで行われたさまざまなコンテンツから、同時に開催されていたアクティビティまで、今回のイベントの模様を自動車ライター嶋田智之さんにレポートしていただきました。   FIAT PICNIC 2022にようこそ!   「みなさん、こんにちは!FIAT PICNIC 2022にようこそ!」 9月10日の朝10時。浜名湖ガーデンパークに、MCをつとめるお笑いタレントのレギュラーのおふたりの声が響き渡ります。フィアットファンのための恒例のイベントは、ここ数年はコロナ渦を鑑みて規模を縮小したり、かたちを変えたりしての開催でしたが、今回は例年どおりの大規模開催。受付けがはじまる30分前の朝8時には約900台を想定したメインの駐車エリアはほぼ埋まり、受付け開始と同時に長い列ができていました。みなさんがどれほどこの日を楽しみにしていたかが伺えます。のちに判ったことですが、この日この場に集まったフィアットとアバルトは約1,000台、参加人数も2,000人オーバー。フィアットのイベントとしては世界最大級といっていいでしょう。       開会式のステージにはフィアットのブランドアンバサダーをつとめるティツィアナ・アランプレセさん、ステランティスジャパンのマーケティングダイレクターであるトマ・ビルコさん、同じくフィアットブランドマネージャーの熊崎陽子さんが登壇。レギュラーのおふたりの思わずクスリとさせられてしまう軽快なトークでスタートし、それぞれご挨拶です。   ▲左から、レギュラーのおふたり、ティツィアナ・アランプレセ氏、熊崎陽子氏、トマ・ビルコ氏   まずはティツィアナさんが、今年が『Nuova 500(ヌォーヴァ チンクエチェント)』のデビューから65年目となることにからめ、「私たちはずっとECOを大切にしてきました。今年からは『500(チンクエチェント)』に電気自動車ができたので、将来に向かってヘリテージを大切にしながら、サスティナビリティをもっと大切にしていきたいです」と、『500e(チンクエチェントイー)』の存在の重要性を伝えます。「このイベントはフィアットとアバルトのファミリーイベント。15年も続けてきたので、はじめの頃は小さかったお子さんもすっかり大きくなりました。フィアットに乗る人たちは若々しいです。心がとても若い。それはフィアットLOVEだから、ですね」とフィアット愛の強さをのぞかせました。     フレンチブランドに携わった時間が長いトマさんは、「初めてこのイベントに参加したんですが、朝からみなさんのポジティブなエナジーを感じて、とても感動しています。フィアットオーナーの人たちはすごい。熱いです」と、驚いていた様子でした。「私はまだ勉強しなきゃならないことがたくさんあるから、みなさん、私をつかまえていろいろ教えてください」という言葉には、拍手を送る参加者の姿も。 同じく初参加の熊崎さんも、「この日を楽しみにしていました。こんなにたくさんの色とりどりのフィアットを見て、みなさんの笑顔を見て、本当に感動しています」と、ニコやか。「これからもフィアットはサステナブルな活動と女性を応援し続けるブランドでありたいと思っています。ハッピーで楽しいイベントやキャンペーンを今後も企画していきます。楽しみにしていてください」と嬉しいコメントをくださいました。 そして開会式の最後に、参加者全員で記念撮影。地上からとドローンからの2パターンの撮影が行われました。数え切れないほどのフィアット乗りがギュッと集まる光景は圧巻です。     “誕生会”をテーマとしたコンテンツスタート! 記念撮影が終わると、いよいよイベントが本格的にスタート。まずは『FIAT♡PETSファッションコンテスト』です。今年のドレスコードは“誕生会”。フィアットのクルマたちが愛玩動物っぽいからなのか、あるいはペットっぽいからフィアットを選ぶのか。フィアット好きには動物好きが多いようで、愛らしい衣装で着飾ったワンちゃんたちの姿をやさしい笑顔で見つめる人の多かったこと。とてもフィアットらしいあたたかな催しだな、と感じました。     続いては『フィアット デコレーションコンテスト』。ステージの両サイドに5台ずつ、“Forever Young”をテーマにデコレーションされた『500』&『500X』が並んでいます。思い思いのセンスやアイデアで飾られたクルマたちはなかなか見もので、カメラを向ける人も多々。8月にインタビューさせていただいたフラワーアーティストの鵜飼桃子さんもお友達といっしょに参加していて、クラシック『500』を生花で彩った作品は注目を浴びていました。ほかにもルーフの上でピクニックを表現しているクルマあり、浦和レッズ仕様のクルマあり、人気キャラクターに変身しているクルマあり、と賑やかです。はたして栄冠は誰の手に……?       お昼になると、世界的なバイオリニストであり、フィアットの熱心なファンでもある古澤巌さんの生演奏がはじまりました。芝生エリアには参加者のみなさんがたくさんのテントを張っていたのですが、美しく澄み渡る感動的な音色に、ほとんどの人がテントから出て聴き入っていたほどでした。     ステージの裏でも大盛り上がり!出展ブースもご紹介 総合受付の近くに長い列ができていました。見に行くと、柴野大造さん率いる“MALGA GELATO”のジェラートが、参加者に配られていました。強烈に暑かったこの日、世界が認めた美味なるジェラートは、一服の清涼剤どころか天国に感じられたことでしょう。     ワークショップも人がひっきりなしです。間伐材から抽出した精油でアロマスプレー作りを体験できる『MEGURIWA』。ハーバリウム作りの『KEI FLOWER』、手染めバッグ作りの『山口屋染房』、木製カレンダーやペン立てを作る『ヒゲゴニア』といった、浜名湖ガーデンパークが展開するワークショップを招いたFIAT × HAMANAKOのコーナー。お子様たちが塗り絵を楽しめる『CIAO! BAMBINA ARIA』。体験というのは旅を何倍にも楽しくしてくれるもの。笑顔で手を動かす人たちで常に満員でした。   […]

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“日本最大級のサステナブルのお祭り”が渋谷に出現! 『MEGURIWA SQUARE』からつながるサステナブルといつもの暮らし

渋谷ストリーム前の広場から並木橋までのリバーストリートにマーケットやワークショップなどが出展する屋外定期イベント『SHIBUYA SLOW STREAM』。3月19日(土)・20日(日)に特別開催された同イベント第7回のテーマは、ずばり“いつもの暮らしから考える地球環境”。 このテーマを受け、今回のスペシャル企画として渋谷ストリームで開催されたのが『MEGURIWA SQUARE (めぐりわひろば)』です。“日本最大級のサステナブルのお祭り”と銘打ち、各地で展開されるサステナブルコンテンツが一堂に会す本企画を手がけたのは『#MY FIRST FIAT』にも登場いただいた、循環型社会の構築を目指して活動する団体『Meguriwa(めぐりわ)』のプロジェクトディレクター・吉橋さん。インタビューとあわせてイベントの様子をお届けします。   お買い物感覚で触れられるサステナブルコンテンツ   2021年にスタートし、各回ごとにテーマを変えて開催されている『SHIBUYA SLOW STREAM』。第7回となる今回は、ファッションとアートを発信する『渋谷ファッションウイーク』が参画する『東京クリエイティブサロン』の一環として“サステナブルサロン”をコンセプトに、“いつもの暮らしから考える地球環境”というテーマのもと特別開催されました。 その一環として『渋谷ストリーム』4〜6階で開催されたのが『MEGURIWA SQUARE (めぐりわひろば)』。循環型共生経済の研究と社会実装を目的とするMeguriwaをはじめ、コンセプトメディア『QUANTA』、繊維商社『豊島株式会社』の共同運営により実施されました。     イベントでは、各階にバラエティ豊かなサステナブルコンテンツが出展。4-5階では、以前『#MY FIRST FIAT』のキャンペーンでプロダクトを提供してくださった信州・伊那谷の『pioneer plants(パイオニアプランツ)』をはじめ、三重県伊勢市から麻製品を提案する『伊勢麻福』や和紙の産地・山梨県市川大門の『SIWA』など、日本各地の地域に根ざした産業にフォーカス。また『笹塚ボウル』がプロデュースするキッズフリーマーケットや不用品を使ったアップサイクルインテリアのワークショップなども実施。美容や飲料などライフスタイルアイテムに取り入れやすいモノや取り組みも多数登場し、来場者がお買い物感覚でサステナブルコンテンツに触れられる空間が広がっていました。       また6階のホールでは、多彩な出演者によるトークイベントも開催。“都市と自然と人間のつながりをアップデート”というイベントに則したストレートな題目からアーユルヴェーダや古代神話から環境との向き合い方を問うユニークなトークテーマが設けられるなど、多角的かつサステナブルについての知見や気づきを与えてくれる企画が盛りだくさんの2日間でした。     循環型社会について知ってもらうきっかけづくりを 今回の『MEGURIWA SQUARE』ついて、プロデューサーを務める吉橋さんは、「サステナブルという言葉が形骸化されてしまっている側面もある中で、都市に暮らす人たちに自然と向き合うことの“生々しさ”を感じて欲しかった」と、その開催意図について語ります。   ▲『MEGURIWA SQUARE』プロデューサー 吉橋さん   「僕たちが運営しているMeguriwaは、いわばコミュニティサロンとして、より深く学んでいける場所を目指しています。一方で、今回開催した『MEGURIWA SQUARE』は、普段あまりサステナブルやエコといったところに気を遣ってはいないけれど気にはなっている方、あるいはまったく興味はないけれど、なにか別の入口があれば入ってこられそうな方に向けて、ひとつの導入口になれたらという思いがありました」     「循環型の社会を作るうえで、さまざまな業種のいろんな立場・いろんなエリアの人たちが混ざり合っていくことが必要だと僕ら自身は考えています。普段それぞれが身近に感じられないものがつながり合うことで、創造が拡張され、それが普段の暮らしの中に生かされていく。そうした混ざり合いや結びつき、繋ぎ合いをテーマにしています。僕自身は都市の感性だけで作るサステナブルには限界があると思っていて、やっぱりそこには普段から自然に親しむ人がサステナブルに対してどんな向き合い方をしているのか、都市と自然、両方の視点が必要だと思っています。自然が非日常である都市の人々がそういった視点を有するコンテンツに触れることで、ある種の“生々しさ”を感じ取って、そこからさらに循環型社会に対する認知の拡がりにつなげていければと考えています」     身近なものからはじめるサステナブル 総勢50組近くの出展・出演、来場者により大きな賑わいを見せた“日本最大級のサステナブルのお祭り”。 Meguriwaの取り組みに共感するとともに、イベントのテーマである“いつもの暮らしから考える地球環境”を提案する個性豊かなブースの中から、今回は2組に普段の取り組みや本イベント出展について伺いました。 <JAPAN BLUE JEANS>   2011年、国産デニムの発祥地・岡山から海外へMADE IN JAPANのクオリティを広めるためにスタートした<JAPAN BLUE […]

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フィアットピクニックが帰ってきた!電気自動車『500e』の国内初お披露目も。

FIAT 500(フィアット チンクエチェント)の誕生日を祝うFIAT公式バースデーイベント『フィアット・ピクニック』が今年は新潟県・燕市に場所を変え、現オーナーのみを招待したシークレットイベントとして開催!サプライズでフィアット初の電気自動車『500e』も初お披露目され、大盛況に終わったイベントの様子をご紹介します。     今年はリアルイベントとして実現   フィアットオーナーのみなさまが集まり、さまざまなアクティビティを通じて楽しい時間を共有する毎年恒例のイベント「FIAT PICNIC(フィアットピクニック)」が2021年7月4日(日)に開催されました。 ここ数年は山梨県の富士山の麓で行われ、去年はコロナの影響でオンライン開催となりましたが、今年は場所を変えて新潟県・燕市で開催。     感染予防のため参加台数も大幅に絞っての実施となりましたが、会場ではマスクの着用をはじめ対策も十分に行い、リアルイベントとして実現することができました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました! 今回ご参加いただけなかったみなさまも、来年のフィアットピクニックでお待ちしています。   ▲色とりどりのフィアットが続々と到着。(写真提供:FCAジャパン株式会社)     ▲写真提供:FCAジャパン株式会社       モノづくりと農業が盛んな街で再会   初めて新潟・燕市役所内の特設会場を舞台に行われたフィアットピクニック。当日はあいにくの雨模様でしたが、それにもかかわらず、予想を上回る大勢のフィアットオーナーのみなさまに全国から集まっていただき、会場は色とりどりのフィアットで埋め尽くされました。日本最大の米どころである新潟だけあり、燕市役所も目前に広大な田園が広がる自然に囲まれたエリア。のどかで広々としたその場所で、参加者のみなさまはプレゼントとして配布されたフィアット オリジナルタープを愛車に設置し、ソーシャルディスタンスを保ったうえでピクニック気分を味わいました。     ▲左:参加者にプレゼントとして配布されたフィアットグッズ/右:フィアット オリジナルタープ。   ▲ソーシャルディスタンスを保ち、配布されたフィアット オリジナルタープを設置。     お昼から始まった開会式で、FCAジャパン株式会社 マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセは、「みなさま、ようこそ、グラッツェ。去年はオンライン開催だったので、今年はみなさまにリアルで会いたかったです。今回は(人数を絞った)小さなグループでの開催ですけど、サスティナビリティをテーマに、燕市を舞台に開催することになりました」とごあいさつ。   ▲FCAジャパン株式会社 マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセ   続いて燕市の鈴木力市長がお祝いのメッセージをくださいました。 「燕市は金属製品の日本有数の産地です。代表的な例では、ノーベル賞の晩餐会で使われる金属洋食器はここ燕市で作っているもので、伝統的にモノづくりが盛んな街です。さらに農業も盛んで、田んぼの面積あたりの米の収穫量は新潟県1位。キュウリやトマトも県内で2番目の生産量です。農業、モノづくり、金属製品の生産といったことを自然豊かな中で、持続可能な社会を作っていることから、燕市を選んでいただきました」とコメント。   ▲新潟県燕市の鈴木力市長   これを受けて、アランプレセは燕市を「産業と農業、そして人々の生活のバランスがとれている街だと思います。サスティナブルな取り組みはとても大事で、燕市のようにバランスをとっていくことが重要だと思います」と述べ、フィアットが取り組んでいる「FIAT Agri Art Project(フィアット アグリ アート プロジェクト)」について紹介しました。   ▲特定非営利活動法人メイド・イン・ジャパン・プロジェクト副理事 […]

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毎年恒例Pandaの祭典「パンダリーノ2020+1」開催!

PandaファンによるPandaファンのためのイベント「パンダリーノ2020+1」が、5月23日(日)に静岡県の浜名湖 渚園にて開催。全国から150台ものPandaとその仲間たちが大集合!晴天の中開催されたイベントの様子をご紹介します。     Panda誕生40周年+1年の記念イベント   初夏にもかかわらず強い日差しの中、毎年恒例のパンダリーノが5月23日(日)に開催。新型コロナウイルスの影響で、残念ながら昨年中止となった同イベントですが、今年は徹底した感染対策の中で行われました。当日は、受付時間の前から、数多くの『Panda(パンダ)』たちが集まり、オーナー同士での談笑がスタート。例年であれば、300台以上のPandaとPandaファンが集まるパンダリーノですが、今回はコロナ禍のため、参加台数を150台ほどに絞り、人もクルマ同士もソーシャルディスタンスを取りつつ、Pandaならではの、のんびりと楽しむイベントとなりました。         パンダリーノといえば、毎年Pandaオーナーが思いのままに過ごすのが恒例のスタイル。リアゲートを開けてタープを設置したり、テントを広げたり。オーナーそれぞれが、心地良い“居場所”を作り上げるのです。手慣れたものだと思ってクルマのウインドウなどを見ると、これまでのパンダリーノのステッカーが貼られているクルマが何台も。このように常連の参加者が多いことからも、パンダリーノの楽しさが伺えます。         今回のタイトルは「パンダリーノ2020+1」。昨年、Panda生誕40周年をお祝いして盛大に開催する予定でしたが、残念ながら中止。そこで今年改めて40周年をお祝いするために「2020+1」として行われたのです! 1980年にデビューした初代Pandaは、世界的なプロダクトデザイナーであるジョルジェット・ジウジアーロ氏がデザイン。シンプルながらも様々なアイデアと使い勝手に優れたベーシックカーの基本となったモデル。取り外すことも可能なハンモックシートや、インストルメントパネルに取り付けられたスライドできる灰皿など、インテリアも独創的でした。   ▲会場では初代Pandaと写るジョルジェット・ジウジアーロ氏とサインも展示。       ゆるさが魅力のPandaとパンダリーノ   全国からたくさんのPandaオーナーが集まるパンダリーノの魅力について、主催者であるパンダリーノ実行委員会のYUKIさんにお話を伺いました。 「もともと個人のウェブサイトで“パンダをめぐる冒険”というものをやっていたんです。そこに、パンダオーナーの登録コーナーがあって、そういった人たちと関西でたまにオフ会レベルで集まっていたんです。関西以外の人たちとは、フィアット関係のイベントなどで“初めまして”みたいな感じでファンのコミュニティーを続けていたのですが、ちょうど東京と大阪の中間くらいの場所で年1回開催されていたイベントがなくなってしまって。そこで、自分たちでイベントを開催しようということになり、気がつけば今回13回目になりました」   ▲パンダリーノ実行委員会のYUKIさん。   「参加者は、年々増えています。どうしても初代Pandaが多くなりますが、2代目、3代目もまんべんなく参加していただいています。みなさんが“来年もお願いします”とか、年に1回、ここで挨拶してみんなで盛り上がって喋るのが楽しみ”という声を聞くと、止められないというのが正直なところですね(笑)」とのこと。しかし、そんなYUKIさんも会場を回りながら、いろいろな人とおしゃべりをして楽しんでいる様子がとても微笑ましく映ります。そんな雰囲気からも、PandaとPandaオーナーの人となりが窺える気がしました。     ▲YUKIさんの愛車であるパンダ・バン。   そこでYUKIさんにPandaの魅力について聞いてみると、「まず一番はクルマのゆるさがあります。パンダリーノの雰囲気もまさにそうで、速さを競うわけでもなく、改造自慢があるわけでもありません。クルマの優劣がないのです。みんなここに集まって、“良いPandaですね”、“色を変えたんですか”とか、この間は“ここが壊れたのでこうやって直しました”とか。それでも皆さんこだわりがありますので、そこをわかり合いながらコミュニケーションを取っているのです。そういったゆるさがPandaとPandaオーナーの良いところですし、この雰囲気を感じたのでイベントを続けています」とほのぼのとした口調で話すYUKIさん。     実は、イベントを開催するには大事な目的があるとのこと。それは、「Pandaを降りないためのモチベーションの維持です。僕自身もそうですし、このイベントがなかったら降りている人は多いと思います。単純にPandaが調子を崩した時には、やっぱり心が折れますよね。“あぁ、壊れた”と思うこととか、奥さんに“そろそろクルマを乗り換えたら”とか言われることもあるでしょう。でも、1年に1回強烈に楽しいことがあると“もう1回パンダリーノに行くまで乗り続けよう”と思うことができるのです。パンダリーノは、そういうきっかけになっていると思うし、そういうきっかけにしていこうと思っているのです。モノより思い出ではないですが、パンダリーノは、楽しい思い出を作って1年頑張ってもらうためのイベントなんです」と、目を細めながらYUKIさんは話してくれました。       ヒエラルキーなく、みんながそれぞれゆるく楽しんで   それぞれのスタイルでパンダリーノを楽しんでいるPandaオーナーのみなさん。今回参加していた3組のオーナーさんに、Pandaやパンダリーノの魅力についてお話を伺いました。 まず1組目は『Panda Cross 4×4(パンダ クロス フォーバイフォー)』で、奥様と参加されていたNuova500さん。愛車の隣りでフレンチトーストを作っているところにお邪魔しました。   ▲Nuova500さんと奥様   「今回4回目の参加ですが、2代目『Panda(パンダ)』『500X(チンクエチェントエックス)』『595 Competizione(595コンペティツィオーネ)』、そして『Panda […]

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Pandaオーナーによる、座談会 Panda愛を大いに語る

Pandaのデビュー40周年を記念して、オーナーの方々に集まっていただき「Panda愛を大いに語り合おう!」という名の座談会を開催しました。1980年に誕生した初代から2代目、そして現行モデルの3代目が大集合。どのような愛が語られたのか、その模様をお届けします。     Pandaオーナーによる試乗会 座談会の会場は代官山T-SITEにあるカフェバー・ダイニングIVY PLACE。この場所は都会のど真ん中、代官山でありながらも120台もの駐車場が完備されているため、数々の車好きのオーナーが足しげく通う場所。朝9時半に駐車場に到着すると、すでに愛くるしい佇まいで歴代のPandaが並んでいました。並んでいるかわいい姿を見るだけで顔がほころび、ホッと心を和ませてくれる存在です。オーナーのみなさんもどこかそのPandaのフレンドリーさを身にまとっている雰囲気。 この日は、フィアット車の試乗会からスタート。用意された試乗車は500、500X Sport、そして2020年10月13日に登場した150台の限定モデルPanda Cross 4×4。Pandaはもちろん、500や500Xとのご対面に、参加者のみなさんは自然と笑みがこぼれている様子でした。       初代オーナー、2代目オーナーの方は「アイドリングストップがついていること自体が衝撃でした(笑) それもとてもスムーズでストップ後の操作が心地よかった」「Pandaらしさが引き継がれていて楽しかった」というコメントをはじめ、現行Pandaのオーナーの方々は「内外装の違いを発見して楽しかったです」「チンクもかわいくて浮気しそうになりました」などなど、新しい発見や走りの楽しさ、面白さを体感できた様子。   試乗会後はオープンテラスがついた開放的な空間でランチをとりながら座談会がスタート。モータージャーナリストの若林葉子さんを司会に迎え、Pandaオーナー6名に加え、FCAジャパンのマーケティング本部長であるティツィアナ・アランプレセとプロダクトマネージャーの生野逸臣を交えて、和やかなムードの中、座談会がはじまりました。     Pandaを選んだ理由を教えてください! 一目ぼれ、憧れ、ライフスタイルがキーワード   座談会のスタートは自己紹介と、Pandaとの出会い、Pandaオーナーになったきっかけを教えていただきました。 山口善之さん 愛車:初代Pandaセレクタ(1994年式)     「もともと車はデザイン重視。Pandaはその終着点ですね。新車から乗り続けて今に至りますが一生付き合う覚悟です。イタリア車、フィアットのこだわりや大衆ブランドというカテゴリーも好きになった理由。イタリア車のシンプルなデザイン、ガジェットな雰囲気、見た目のおもちゃ感。本当に味わい深い車だなと思います」   飯嶋ひろさん 愛車:Panda Easy(2019年式)     「私は2006年から乗っていた2代目Pandaから、昨年現行Pandaに乗り換えました。物心ついた頃から動物のパンダが好きで、社会人になってからは好きなパンダグッズを集めるのがライフワークでした。免許を取得して自分の車を選ぶ際に、車が好きな友人からPandaという車があることを聞き、実際に見に行ったら即決でした。完全なる一目ぼれです」   立迫謙一さん 愛車:2代目Panda(2007年式)     「実は家の駐車場の事情で長さは4m以内、子供が小さいから4ドアがいいなど条件に見合う車を探すことから始まります。いろんな制約がある中でぴったりと当てはまったのは2代目Pandaでした。もともと小型車が好きなこともありますが、僕にとって初めてのイタリア車、Pandaは全然飽きません。本当に楽しい車です」   榊原淑恵さん 愛車:初代Panda セレクタ(1994年式)     「道で見かけたのがきっかけでそれ以来どうしても乗りたいという気持ちと、今乗らないと一生乗れないかもしれないと思い探しました。最終的に今の愛車を見つけたのは出張先の大阪です。それほど長く乗るつもりはなかったのですがすっかりと魅了されてしまいました」   三浦直樹さん 愛車:Panda 4×4(2018年式)     「今の車が初Pandaです(笑) いつかはクラウン…じゃないですけど、いつかはPandaに乗ってみたいという思いがずっとありました。遡れば小さい頃から輸入車の図鑑をよく見ていて、そのときに初代Pandaを見てデザインに衝撃を受けたことを覚えています。実際に選ぶ段階では現行のPandaにしようと思っていたのですが、アウトドアが好きなので今のライフスタイルにとてもマッチしています」   […]

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アジアの将来を豊かなものに。アジア女子大学の活動とその思いを聞く。

自分だけでなく、みんなの幸せを求める時代をつくっていきたい。そうした想いからフィアットは「Share with FIAT」を合言葉に、社会貢献活動をサポート。人と人との想いをつなぎ、社会に笑顔をひろげる活動を行っています。そのShare with FIATのパートナーのひとつであるアジア女子大学(https://asian-university.org)では、アジアの優秀な女性に高等教育の機会を提供し、社会・政治問題に取り組むリーダーの輩出を掲げています。今回はアジア女子大学支援財団の理事を務められ、ゴールドマン・サックス証券の副会長という顔も持つキャシー松井さんに、アジア女子大学の取り組みについてうかがいました。   社会を変革する女性リーダーを   アジア女子大学は、2008年にバングラデシュ・チッタゴンに設立された国際大学。南アジアや東南アジアの教育機会に恵まれない優秀な女子生徒に高等教育の機会を提供し、地域社会やコミュニティのリーダー育成を目指しています。彼女たちの学費は100%近く奨学金で賄われ、大学卒業者がいない家庭の子女を優先的に入学させているのが特徴。彼女たちの出身国では今なお貧困問題や男女不平等な社会環境が残っており、アジア女子大学ではそうした問題に提起できるリーダーを育て上げ、地域の制度を変革しようというビジョンを描いているのです。実際に、政府や非営利団体のリーダーとなった数多くの卒業生を輩出しています。       今回インタビューに応じていただいたキャシー松井さんは、アジア女子大学支援財団の理事を務めると共に、アジア女子大学の日本支援財団代表という立場で生徒の奨学金を捻出するファンドレイジングイベントの実施や、企業や組織に協力を求めるなどの活動を行い、学校運営や学生たちの支援をされています。また、ゴールドマン・サックス証券の副会長を務められ、日本株ストラテジストとして国内外の機関投資家に日本株式の投資戦略を提案する仕事をされています。1999年には「ウーマン」と「エコノミクス」を組み合わせた「ウーマノミクス」というレポートを書き、世間で半数を占める女性という人材の活用が、働き手としても消費者としても経済発展をけん引することを提唱されています。働く女性が増え所得が増えれば、消費も盛り上がり、経済にもプラスになるということを提示した松井さんのレポートは、のちに安倍政権の打ち出した経済政策「アベノミクス」の第三の矢である成長戦略として、女性の雇用拡大を推進する方針の裏付けとされました。松井さんは投資の世界のスペシャリストであり、女性への教育という投資のリターンが大きいことを確信されています。松井さんの提唱するウーマノミクスとアジア女子大学のビジョンは同じ方向を向いているのです。       アジア女性大学の取り組みについて、ご紹介いただけますでしょうか?   「これまでさまざまな学者や有識者の研究、そして私自身もウーマノミクスで提唱しましたが、女性の活躍が社会の成長につながることは社会の共通認識となっています。女性が高等教育の機会を得ると、経済的に独立したり、自らビジネスを立ち上げたり、将来的に自分の子どもに教育機会を与えたりと好循環なサイクルを生み出しやすい。つまり社会へのリターンが大きいのです。現在、アジア女子大学では東南アジアや南アジア、中東など19カ国の生徒が学んでいますが、例えばアフガニスタンやバングラデシュではそもそも高等教育の機関が少ない。あったとしても“これを覚えなさい”、という一方的な教え方をしていて、本当の意味でのリーダーが育ちやすい環境とは言いづらいのが現状です。女性が運転できないという理不尽な制度が残る国もあります。そのような地域では、法律や制度そのものを変えるリーダーを育てないと、これからも同じ状況が続くことになります。そこで未来を担うアジアの優秀な女性たちに高等教育の機会を作り、社会を変革できる人材を育て上げるようという思いから、2008年にアジア女子大学はスタートしました」。         アジア女子大学ではリベラルアーツ教育を掲げサイエンス分野も充実させていますが、教育プログラムも社会で活躍する人材育成を視野に入れたものなのでしょうか?   「そうですね。特定の学問を専門に扱うことも大事ですが、リーダーとなる人材には、オールラウンドな知識が求められます。専門知識があることに加え、討論や英語でプレゼンテーションもできる。そういうスキルを備える必要があります。理系分野では先進国でも男性が圧倒的に多いのが実情ですが、ここも問題だと思うので、理系分野で活躍できる女子を増やしていきたいと考えています。環境関連のサイエンスとか、公衆衛生といった分野はこれから需要が拡大します。今のコロナ問題を見ても、途上国で公衆衛生の問題が挙がっていますので、このような問題に対して解決策を考え、政策を実行できる人材を育てることに注力しています。たとえば2017年には武田薬品工業の協力により公衆衛生学の新たな寄付基金教授職が設置され、同分野における研究者や医師、政策立案者の育成が期待されています」。           アジア女子大学の現在の状況と今後の取り組みについて教えていただけますか。   「全校生徒数は2008年の創立時には120人程度でしたが現在は約900人にまで増えています。生徒数は今後も増やしていくつもりで、将来的には3000人規模まで増やしたいと思っています。もちろんそうなると奨学金だけでは賄いきれませんので、学費を負担できる生徒も含め、より多様性のある教育環境を作りたいというのが長期ビジョンです。連動してキャンパスも新設する予定で、現在はチッタゴン市のビル内で講義を行なっていますが、バングラデシュ政府から提供いただいた56万平方メートル(東京ドーム約12個分)の土地に常設のキャンパスが建設されます。そこに大学院を創設する計画もあります」。         生徒たちの卒業後の進路について教えてください。   「彼女たちの約85%は出身地に戻り、地域のコミュニティに貢献する職などに就き、残りの15%は大学院に進学しています。進路の決定はもちろん自由です。通常のカリキュラムが修了するまでに5年かかりますが、生徒は1年生や2年生の段階からインターンシップを経験します。たとえばユニクロさんにもインターンシップの機会を提供していただいており、生徒は同社のバングラデシュのヘッドクォーターでプロジェクトを与えられ、インターンシップの最後に、日本の本社でプレゼンテーションを行うという実践的な経験を積ませてもらっています。生徒たちはインターンシップ先の企業に就職するケースもありますし、進学を選択する生徒もいます。進学先はオックスフォード大学やスタンフォード大学、コロンビア大学など一流校の合格率もかなり高いです。彼女たちはハングリー精神が非常に強いので、就職や進学にも非常に熱心に取り組んでいます。ほとんどの生徒が寮住まいで共通言語は英語になりますから、語学力も同時に上達するのです」。         松井さんご自身も、生徒さんたちの奨学金の資金調達を行ったり、武田薬品工業さんやユニクロさんと交渉されたりとチャレンジングなお仕事をされていると思いますが、そのような大きな目標やプロジェクトに取り組む原動力となっているものはなんですか?   「自分の両親は奈良県出身の農家で高校までしか出ていないのですが、子ども4人を育て、高等教育の機会も与えてくれました。アジア女子大学の学生と一緒で、自分たちが大学を経験した第一世代なのです。結果、小さな種を蒔いたら色々な花が咲くということを自分自身の目で見てきましたので、次の世代、特に教育環境に恵まれないコミュニティの女性たちにそのことを伝えたいと思っています。それともうひとつは、日本とアジアの距離を縮めたいという思いがあります。日本は例えばアメリカとの距離は縮めようとしていますが、ずっと近いはずの東南アジアとの繋がりは希薄に感じます。日本も自力で成長したわけではなく、アジアに依存している部分が多いにも関わらず、得ているものに対して与えるものが少ないように感じられます。その辺を踏まえ、個人的には日本とアジアの架け橋というか、パイプを太くしたいという思いもあります」         フィアットも女性のエンパワーメントには力を入れていますが、社会貢献を行う企業活動についてどのように感じられますか?   「アジア女子大学はフィアットにお世話になっています。フィアットのような、自社の利益だけでなく、様々なコミュニティと積極的に関わりを持ち、企業として社会活動に積極的に参画する企業がもっと日本に増えることを願っています。今のコロナ禍の状況で、企業の考えや体質が浮き彫りになった部分もあると思います。危機に直面したことで、従業員の扱いやサプライチェーンの管理、危機管理の対応などの問題がクローズアップされましたね。自社の利益だけを追求するのではなく、もっと幅広いSDGs(持続可能な開発目標)といったことを考えていかないと、投資家の目が厳しくなる一方だと思います。私は投資の世界で生きている人間なので、そうした組織の対応力に目がいきます。企業にとしてお金を寄付することはもちろん立派ではありますが、それで終わりというのではなく、組織として社会貢献活動に参加する。そのような企業が日本にもっと増えていくことを期待したいですね」。 […]

CULTURE

フィアットをもっと身近に。Prima FIATで乗ってスマイル!

クルマがあるってやっぱりイイ 2019年11 月 23 日(土祝)、神奈川県横浜市の鴨居自動車学校で開校 55 周年を記念して開催された「チャリティーフェスティバル」。クルマやバイクにまつわる様々な体験・デモンストレーションを通じ、その楽しさを発信しようというこのイベントには、様々な企業や団体が出展し、訪れた来場者を楽しませていました。イベントの収益金は神奈川新聞社の厚生文化事業団を通じて交通遺児の方に寄付されます。フィアットもこの活動に賛同し、「Prima FIAT」を展開。「500C」や「500X」「Panda」の展示や試乗体験会、さらにモータージャーナリスト/タレントの竹岡圭さんと FCA ジャパン マーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセによるトークショーを行い、多くの方々にフィアットに触れていただきました。 トークショーでは、ティツィアナ・アランプレセがごあいさつ。今年、フィアットが120 周年を迎えたことに触れ、現在の「500(チンクチェント)」の前身にあたるヌオーヴァ500が1957 年に登場し世界的にブレイク。『ルパン三世』に登場してさらに有名になったことなどを紹介。竹岡圭さんは、フィアット車について「走らせるとワクワクしますね。生活を彩るアイテムにもなり得るところが魅力だと思います」と、様々なクルマに触れられている豊富な経験から、その魅力を述べられました。 またアランプレセは「フィアットでは、より多くの女性や若い方々に身近な存在として感じていただけるようにさまざまな活動を展開しています。2年ほど前に初めた「#MyFirstFIAT」では、シンガーソングライターのセレイナ・アンさんをはじめ、フィアット車と過ごすさまざまなアーティストのカーライフを紹介するコンテンツを配信したり、税金や車検など諸費用やメンテナンスまで含めて、月々定額でフィアット車に乗れる「パケットFIAT」という個人向けカーリースプランを提供したりしています」と述べ、これからカーライフをスタートしようとしている方を応援するプランの提供にも力を注いでいることを紹介しました。 試乗コーナーでは、「500C」や「500X」で鴨居自動車学校をスタートし、周辺のコースをドライブ。ショールームでの試乗とはひと味違った環境で、フィアット車の運転感覚や取り回しを試していただきました。また、展示車両でトランクルームの広さをチェックしたり、アドバイザーに説明を求めたりされる方も。実際に試乗された方の声を紹介しましょう。 SNSでイベントのことを知り、平塚市からいらしたという“ヤマシン”さんは、クルマには移動手段+αのものを求めたいとのこと。目的地までは最短で行くのではなく、山道を通ったり、海沿いの道を選んだり、行きと帰りでルートを変えたりと楽しまれているそうです。そんなヤマシンさんは500Xにどんな印象を持たれたのでしょうか。 「少し乗っただけでしたが、クルマがしっかりしているので、これなら山道とか有料道路を走っても、きっと疲れないんだろうなという印象を受けました。乗っていて不安じゃない、安心していられるクルマだと感じました」と話してくださいました。 ご家族で試乗に来られ、「500C」を運転された旦那さまは、「デザインやコンパクトで扱いやすいところがいいですね。大きなクルマのように持て余す感じはなく、ジャストサイズなクルマでありながら、デザインや内装が凝っていて個性を感じられるところに好感を持ちました」と話してくださいました。 教習所というと、免許を取るところというイメージがありますが、今回のチャリティイベントでは、あいにくの空模様だったにもかかわらず、免許をお持ちの方も含めて大勢の方が来場され、楽しまれている姿が印象的でした。鴨居自動車学校の取締役社長の坂野正典さんは、「自動車学校としての機能はもちろんですが、地域の子どもの安全教室や高齢者講習などを通じ、地域全体で交通安全に取り組みながら、クルマの魅力やカーライフの楽しさを広めていきたいと思っています」と話してくださいました。 また、竹岡圭さんは「たとえばフィアットの場合、カワイイので朝“おはよう”と話しかけてみたくなったり、インテリアがポップで自分のお気に入りのお部屋にいるみたいなワクワクした気持ちになれたりと、クルマにはそれぞれ個性があります。そういう部分に注目するとクルマのまた違った一面が見られて楽しいかもしれません」とアドバイスをいただきました。 さあ、明日もフィアットをもっと楽しんじゃおっと。Ciao! 写真 宮門秀行 パケットFIATについて詳しくはコチラ 500Cについて詳しくはコチラ 500Xについて詳しくはコチラ […]

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パンダファンが集結!パンダリーノ 2019 開催

5 月26 日(日)静岡県の浜名湖ほとりにある渚園キャンプ場にて、毎年恒例のイベント「パンダリーノ 2019」が開催されました。今回で12 回目となる、パンダオーナーによるパンダオーナーのための本イベントに、今年は299 台が集結。北は山形県、南は熊本県からと日本各地から約700名の方が参加しました。 5 月とは思えない真夏の様な陽射しの中、開場前から歴代のパンダが続々と集合。11 時の開会式の前から、たくさんの方が思い思いのスタイルで「パンダリーノ 2019」を楽しんでいました。 パンダオーナーとパンダファンで結成されている、本イベントの主催者「パンダリーノ実行委員会」のみなさんが趣向を凝らし、年を追うごとに内容も運営もパワーアップ。今年は、参加者にオリジナルデザインのストラップの配布や、オリジナルグッズがGET できるガチャポンの設置など、ファン心をくすぐるアイテムを提供。参加者からも、大変好評を得ていました。 また、イベント中盤には、パンダリーノ実行委員の方々によるトークショーを開催。初代パンダオーナーである実行委員長のYUKI さんから「パンダに代わる車が存在しないから、パンダに乗り続けている」という名言も飛び出し、会場のみなさんも大きく頷いていました。さらに、昨年パンダファンの間で大きな注目を集めたシルバーの『パンダ セレクタ』が登場する映画「旅猫リポート」の裏話や、パンダオーナーのあるある話など、興味深い内容がいっぱいでした。さらに、イベント後半には、パンダにちなんだレアグッズをプレゼントする、じゃんけん大会を開催。会場中が大きな盛り上がりを見せていました。 日本で毎年「パンダリーノ」が開催されていることを知り、大きなよろこびを […]

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