1980年の初代デビューから40年以上にわたって世界中で愛されているフィアットのコンパクトモデル『Panda(パンダ)』“に、四輪駆動システムと6速マニュアルトランスミッション、そして特別なボディカラーを採用した限定車『Panda Street 4×4(パンダ ストリート フォーバイフォー)』が登場(1月15日より160台の限定販売)! そこで今回は、街と自然を遊びつくす限定車・Panda Street 4×4に乗って行きたい、日本全国のおすすめ天体観測スポットをご紹介します。
<銀河の森天文台>
せっかくクルマで行くなら、クルマだからこそ行けるスポットへ。北海道・陸別町にあるのは、日本最大級の天体望遠鏡を備える『りくべつ宇宙地球科学館(愛称:銀河の森天文台)』です。クルマで女満別空港から約1時間20分、釧路空港から約2時間のこのスポットは晴れていれば常に天体観望会を開催していて、大型望遠鏡観望室(ドーム)に加えて、屋上には小型望遠鏡観測室(スライディングルーフ)や自由にイスを広げて星空を楽しめる屋上広場など天体観測の設備が充実。昼間は明るい星を、夜は見渡す限りの星々を堪能することができます。陸別町は“日本一寒い街”として知られているので、訪れる際はしっかりと防寒をするのがマスト。
▼INFO:画像提供
りくべつ宇宙地球科学館(銀河の森天文台)
〒089-4301 北海道足寄郡陸別町宇遠別
0156-27-8100
https://www.rikubetsu.jp/tenmon/
<星と森のロマントピア>
青森県・弘前市市街地よりクルマで約20分。周囲をリンゴ畑と杉林に囲まれた27ヘクタールの広大な敷地に、宿泊施設・BBQ施設・アクティビティ施設が点在する総合レジャースポットが『星と森のロマントピア』です。こちらの目玉のひとつが、県内唯一の公開天文台『銀河』。県内最大級・口径40㎝のカセグレン式反射望遠鏡を備えた天文台では、解説員の案内で昼間は太陽の黒点や金星、夜には満天の星空を眺めることができます。敷地内には大浴場や温水プールを備えた『星の宿 白鳥座』もあり、特に露天風呂から眺める岩木山が美しいのでぜひ。冬はホテルまでのアクセスがハードなため、Panda Street 4×4のような高い走破性の4WD車が最適!
▼INFO:画像提供
星と森のロマントピア
〒036-1505 青森県弘前市水木在家字桜井113-2
0172-84-2288
https://www.romantopia.net/
<会津高原 星の郷ホテル>
標高約1,000メートルの地点で星々を眺められる、全国屈指の天体観測スポットが南会津。この地で2021年9月にグランドオープンしたのが、“自然のプラネタリウム”と称される星空が話題沸騰中の山郷のプライベートリゾート『会津高原 星の郷ホテル』です。ホテルでは天体望遠鏡を完備していますが、夏から秋にかけては天の川を肉眼で見ることも可能。そして空気が澄み渡る冬は、四季折々で変化するスターライト・ショーがあなたを迎えてくれます。新潟・会津若松方面からクルマで向かう際は、国道401号線を経由すると昭和村付近で道が狭く険しい峠道となるため、下郷町〜会津田島からのルート(国道121号~289号)で行くのがおすすめ。
▼INFO:画像提供
会津高原 星の郷ホテル
〒967-0631福島県南会津郡南会津町界字湯の入278
0241-73-2121
https://hoshinosatohotel.jp/
<鹿角平天文台>
福島県・阿武隈高地の大草原の丘に建つ小さな天文台『鹿角平天文台』は、天体観測ファンの間では知られた穴場スポットです。この天文台は周辺に人工物のない標高708メートルの丘の上にあり、視界が360度にわたり開けているため、天体観測のためにあるような絶好のポイント。施設内には35cmニュートン式反射望遠鏡と12.5センチメートルフローライト屈折望遠鏡、屋外には観測台も設置されていて、月や惑星、肉眼では野外で天の川や流れ星、星座などを鑑賞できます。天文台の利用は無料ですが、普段は施錠&無人のため必ず事前に予約を。また、鹿角平へ上がる林間部は日陰のため、クルマで向かう道中は路面の凍結に注意してください。
▼INFO:画像提供
鮫川村農林商工課
〒963-8401 福島県東白川郡鮫川村大字赤坂中野字新宿39番地5
0247-49-3113
https://www.vill.samegawa.fukushima.jp/page/page001588.html
<森と星空のキャンプヴィレッジ>
大自然の中でのグランピングや空中アスレチックなど、家族で楽しめる施設が充実しているツインリンクもてぎが、25周年を迎える2022年3月1日に“モビリティリゾートもてぎ”へと名称を変更してリニューアル! この施設内にある『森と星空のキャンプヴィレッジ』は、さまざまなオプションの中から宿泊や食事、アクティビティを選べるプランが用意されています。2021年7月には、広大な敷地にわずか13サイトを贅沢に配置したグランピングエリアがオープン。グランピングやキャンプなどを楽しみながら、施設内外で楽しめる宿泊者限定の予約制アクティビティも満載です。そして夜は星のソムリエがナビゲートしてくれる天体観測が大きな魅力。
▼INFO:画像提供
森と星空のキャンプヴィレッジ
〒321-3597 栃木県芳賀郡茂木町桧山120-1
0285-64-0001
https://www.twinring.jp/f-glamping/
<ヘブンスそのはら>
長野県の南端に位置する阿智村は“日本一星空が綺麗な村”と称される、天体観測好きにとっては聖地のようなスポットです。この地で人気の通年で開催されている“天空の楽園ナイトツアー”は、ロープウェイに乗って一気に標高1,400メートル地点へ。街の光が届かない山頂は星空の楽しみ方が選べる3つのエリア(STAR GUIDE AREA・ENTERTAINMENT AREA・HEARING AREA)に分かれていて、合図とともに設置されている照明が消灯。目を開けた瞬間に広がるのは、まるで手が届きそうな無数の星々です。『ヘブンスそのはら展望台』の駐車台数は約1500台で、駐車料金は無料! わざわざクルマを走らせてでも行く価値のあるスポットでしょう。
▼INFO:画像提供
ヘブンスそのはら
〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
0265-44-2311
https://mt-heavens.com/nighttour-2021/
<西はりま天文台>
『西はりま天文台』は兵庫県立大学の星と宇宙の研究活動を背景に、その魅力を一般の方にも伝えるために活動している公開天文台です。公開望遠鏡としては世界最大級を誇る『なゆた望遠鏡』で一般の宿泊者に天体観望会を毎夜開催し、土日祝日には日帰りでも参加可能(要予約)。清々しい空気に包まれ、街の灯りがほぼ届かない山頂で見上げる天空の星空は、まるでCGで作られた世界かと見紛うほどの美しさを誇ります。西はりま天文台は“佐用の朝霧”と呼ばれる雲海が有名な大撫山の山頂にあり、冬季は夜間の気温が氷点下まで低下。山の天気は変わりやすく急な降雪の可能性もあるため、クルマで行く場合は冬用タイヤを装着しましょう。
▼INFO:画像提供
兵庫県立大学西はりま天文台
〒679-5313 兵庫県佐用郡佐用町西河内407-2
0790-82-3886
http://www.nhao.jp/public/
<呉市かまがり天体観測館>
瀬戸内の多島美をバックに400メートルの白浜が広がる広島県呉市の蒲刈は、『日本の渚百選』に選ばれたリゾート。この地にある『呉市かまがり天体観測館』は日本全国でも珍しい、波の音を聴きながら天体観測を楽しめる天文台です。国内最大級の42センチメートルマクストフ望遠鏡を設置し、毎週土曜日に開催の定例観望会に加えて、さまざまなイベントを実施中。このエリアには全室マリンビューの『輝きの館』や、家族旅行や女子会など大人数の使用に適した自炊型の『コテージかまがり』といった宿泊施設、薬湯・サウナ・ジェットバスなどが楽しめるバラエティ豊かな温泉施設も充実。海も星も堪能できる一度は訪れてみたいリゾートです。
▼INFO:画像提供
呉市かまがり天体観測館
〒737-0402 広島県呉市蒲刈町大浦8160
0823-66-0925
http://kamaten.net/
<星の文化館>
2017年のリニューアルを機に、九州最大級の100センチメートル天体望遠鏡が設置された福岡県の『星の文化館』の魅力は“いつでも星が見られる”ことで、昼間から望遠鏡が公開されている全国的にも珍しい天文台。フルカラーで夜空を描くデジタルプラネタリウム投影機は、雨や曇りの日でも美しい星空をスクリーンに映し出します。また、天文や宇宙にまつわるさまざまな天文ラボやプログラムも実施しているため、子どもと一緒にたくさんの学びを得ることもできます。併設するプチホテルは宿泊も可能で、宿泊者は21時過ぎからプラネタリウム、22時からは天体観測会が、それぞれ宿泊者専用回(無料)で案内されるうれしい特典も!
▼INFO:画像提供
星の文化館
〒834-0201 福岡県八女市星野村10828-1
0943-52-3000
https://www.hoshinofurusato.jp/constellation/
天体観測スポットとひとくくりに言っても、日本全国の土地それぞれで、天文台の設備や周辺環境、星空の魅せ方などに特徴があります。今回ご紹介したのは、星空好きにとってはどこも間違いない天体観測スポットばかり。また目的地までの山や自然が多い道中の楽しみも、クルマで移動する醍醐味のひとつでしょう。新たに登場した限定車『Panda Street 4×4』をはじめ、フィアットで天体観測スポットにぜひ訪れてみてください。
*外出の際は新型コロナウイルス感染予防策を講じていただき、安全にご配慮いただきますようお願いいたします。
Text byラスカル(NaNo.works)
『Panda Street 4×4』の詳細はこちら
【おすすめ記事】
【2021年最新・全国】フィアットとのドライブで訪れたい!有名建築から現代アートまで、おすすめのアートスポット10選
インスタしチャオ!冬の雪景色とフィアット
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
FIATの最新情報をお届けします。