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パネットーネ

LIFESTYLE

一度食べたら誰もが夢中になる、LESSのパネットーネの魔力。

日本随一のパネットーネ専門店として、スイーツ好きの間でその名を轟かせている『LESS(レス)』の、パネットーネ『GR パネットーネ』。パネットーネの概念を覆す美味しさと評判で、『LESS』のなかでも圧倒的な人気を誇る定番アイテムのひとつです。今回は『LESS』のこと、そして、パネットーネというイタリア生まれの発酵菓子について、くわしくご紹介していきます。 なお、現在フィアットでは『500(チンクエチェント)』の限定車『500 1.2 Dolce(ドルチェ)』のデビューを記念して『SWEET LIFE WITH FIAT』キャンペーンを実施中です。『500 1.2 Dolce』の、スイーツみたいな歓びいっぱいのドライブが楽しめる世界観を表現したこのキャンペーンは、2022年9月から12月まで、毎月プレゼントを変更して展開。キャンペーンの最後を飾る12月は、本記事でご紹介する『LESS』のパネットーネ『GR パネットーネ』をプレゼントします。この機会にぜひその未知なる美味しさを体感してみては? キャンペーンの詳細や応募方法は、記事の最後に掲載していますので、ぜひチェックしてください!   唯一無二の、パネットーネ専門店 パネットーネ専門店『LESS(レス)』は、恵比寿の路地裏にちょこんと佇んでいます。決して大きくはない、むしろ“コージィー(居心地がいい)”という言葉がしっくりくるお店は、2、3人でいっぱいになってしまうほど。それでも、人が途絶えることはほぼありません。世界の名だたるレストランで、それぞれシェフパティシエを務めた2人──、ガブリエレ・リヴァさんと坂倉加奈子さんがタッグを組んで、同店をオープンしたのは2019年9月のこと。アメリカのお菓子教室で講師と生徒として出会った2人は、当時の日本ではまだ決してメジャーな存在ではなかった、北イタリア発祥の伝統菓子パネットーネの専門店を立ち上げました。   ▲ガブリエレ・リヴァさん(左)、坂倉加奈子さん(右)   まずは、「パネットーネとは?」というところから解説しましょう。パネットーネは、主にクリスマスシーズンに食べられるイタリアの伝統菓子です。バターと卵をたっぷり使った生地を、パネットーネ種という天然酵母を加えて発酵させ、ドライフルーツを加えてふっくらと焼き上げます。かつては一般の家庭で手作りされていたそうですが、自然発酵させて生地を休ませるという工程を繰り返すため、大変な手間暇がかかることもあって、最近ではイタリアでもパン屋やお菓子屋で買うのが主流となっています。 パネットーネをスペシャリティに据えた店をオープンした経緯について尋ねると、坂倉さんから「私たち2人が、日本でお菓子屋さんを立ち上げるにあたり、唯一無二のもの、私たちにしかできないものを考えました。誰もやっていないことで、私たちの存在を印象付けたいという思いもありました」という答えが返ってきました。   ▲『LESS』   ▲パネットーネ以外の洋菓子も。   パネットーネは、ここ最近、日本でも知名度をぐんぐん増していますが、まだ食べたことがないという人も少なくありません。また、クリスマスに食べるものという印象が強いパネットーネの専門店を立ち上げるのは、なかなか勇気のある挑戦だったのでは──?そう話を向けたところ、「やったことがないことは、なんだってリスクがあるものです。でもその価値はあると思いました」と、坂倉さん。静かに、でもはっきりとした口調で答えてくれた彼女の目はまっすぐ前を見据えていました。     スペシャル感抜群のパッケージも見逃せません。「パネットーネの価値をもっと上げたい」という思いから、北海道のエゾマツの間伐材を使用し、サステナブルでアートな専用の箱を作り上げました。店名のロゴはドットで構成されています。これは、天然酵母が発酵する様子を表しているんですって。     店名は、ドイツ建築家ディーター・ラムス氏の、『LESS BUT BETTER』(より少なく、しかしより良く)という言葉から。その言葉こそ、2人に共通する哲学でもあるのです。 2022年夏には、『LESS』から徒歩30秒足らずの場所に、リヴァ氏の名を冠した『RIVA chocolatier(リヴァ ショコラティエ)』もオープンしました。実は、リヴァ氏はアメリカでチョコレートメーカーのアンバサダーも務めた経験を持つ、ショコラティエでもあるのです。チョコレートも気になりますが、同店もショーケースに並ぶ生菓子が、艶やかで気持ちが華やぎます。 坂倉氏、リヴァ氏の動向からますます目が離せません!   次のページ:【プレゼント商品『GR パネットーネ』をご紹介!】 […]