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マロングラッセ

LIFESTYLE

ミラネーゼを魅了し続ける、ジョヴァンニ・ガッリの『マロングラッセ』で甘美なひとときを過ごす

100年を超える伝統を持つミラノの老舗菓子店、ジョヴァンニ・ガッリの『マロングラッセ』。創業者のジョヴァンニ・ガッリ氏から伝承された製法を忠実に守り、昔ながらの手法で作られる逸品は地元・ミラノの人々だけでなく、海外の観光客からも絶大な支持を集めています。また、クリスマスの贈り物にするミラネーゼも多いのだとか。今回は、そんなジョヴァンニ・ガッリの歴史に加えて、『マロングラッセ』の魅力やこだわりを深掘りします。 なお、現在フィアットでは『500』の限定車『500 1.2 Dolce(チンクエチェント 1.2 ドルチェ)』のデビューを記念して『SWEET LIFE WITH FIAT』キャンペーンを実施中です。『500 1.2 Dolce』の、スイーツみたいな歓びいっぱいのドライブが楽しめる世界観を表現した本キャンペーンでは、2022年9月から12月まで、毎月投稿内容とプレゼントを変更して展開。11月は、本記事でご紹介するジョヴァンニ・ガッリの『マロングラッセ』をプレゼントします。 キャンペーンの詳細や応募方法は、記事の最後に掲載していますので、ぜひチェックしてください!       ジョヴァンニ・ガッリの100年を超える伝統 ジョヴァンニ・ガッリの創業者であるジョヴァンニ・ガッリ氏は、フェリーチェ・スクァルチャフィコの菓子工場で実力と才能を発揮。その後、自らの理想を求め、1911年にミラノで自身の会社を設立します。 最初の店は1912年10月に、ローマ大通り5番地(現在のポルタ・ロマーナ大通り)に開店。第二次世界大戦中、サヴォイア王室御用達の称号を授与されますが、その直後の1942年10月、イギリス軍による爆撃で壊滅してしまいます。ジョヴァンニ氏の息子であるフェルッチョ氏は、壊滅した店の残骸から木製の作業台と、ガラスと木でできたウィンドーを掘り出し、店の歴史を守り続けることを決意。その作業台とウィンドーは、1946年に本店(ポルタ・ロマーナ店)を再建したときに据え付けられました。今も同店の店内に威風堂々と佇む、ジョヴァンニ・ガッリの伝統とこだわりの象徴です。   ▲1946年に再建されたポルタ・ロマーナ店の店内   話は少し前後しますが、本店の再建に先立って、1945年にはミラノの中心地であるドゥオモからわずか3分ほどの好立地に、2店目となるヴィクトル・ユーゴ店をオープンします。移りゆくときのなかで、同店でしか作ることができない製品を作り続けているジョヴァンニ・ガッリは、2006年にはミラノ市が認定する『歴史遺産店舗登録』に選定。1946年に再建した本店とヴィクトル・ユーゴ店の2つの店舗は、昔の面影を残しながら今なお存在し、ミラネーゼを魅了し続けています。 現在は、3代目ジョヴァンニ氏とエドアルド氏の兄弟が切り盛りしている同店で、最も有名なのは、今回フィーチャーする『マロングラッセ』ですが、オリジナルチョコレートやプラリネも高い人気を誇ります。最近、ジェラートの販売もスタートしたそうで、マロングラッセを使ったフレーバーもあるとか。100年以上の歴史を誇る伝統の味わいは、どのようなものなのでしょうか。   ▲ヴィクトル・ユーゴ店 次のページ:【プレゼント商品『マロングラッセ』をご紹介!】 […]