フィアットオーナーやファンのみなさんが一堂に会する毎年恒例の最大級のイベント「FIAT PICNIC」が、2019年7月7日(日)に開催されました。会場となった富士山パーキング(山梨県富士吉田市)で約700 台、約1,400 名もの参加者とともに、ライブパフォーマンスやアクティビティ、そしてたくさんの笑顔があふれる1日を過ごしました。 あいにくの空模様となった当日ですが、開場の朝6時にはすでに大勢の参加者が集い、10時のオープニングセレモニーを待ちわびていました。 500を中心に、新旧フィアット、アバルトが続々集合。このイベントを通して親交を深めたオーナーさまが1年ぶりの再会を喜ぶシーンや、初対面でも好きなものが同じだから自然と会話がはずむシーンなど、フィアットを通して人と人の輪がたくさんできていました。 オープニングセレモニーでは、FCA ジャパン マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセがご挨拶。「今年、フィアットは創業120周年、500は62回目の誕生日を迎えます。フィアットファンのみなさんと一緒にお祝いできることを嬉しく思います。みなさんとの出会い、そして再会を心待ちにしていました。みんなで楽しめば、これくらいの雨なんてへっちゃらですね! 一緒に盛り上がりましょう」とのかけ声に会場は沸き立ちます。 スペシャルゲストとして、イタリア文化会館館長パオロ・カルヴェッティさんが登場。「イタリア人にとってフィアットは人生の一部です。私の最初の愛車もフィアットでした。古い500でデートしたことを今でも覚えています」とコメント。カルヴェッティさんからもフィットへの愛情が伝わってきました。 すっかりおなじみとなった、お笑いコンビ・ハイキングウォーキングのお二人によるスペシャルMC。今回で3年目ということで、彼らとアランプレセの息もピッタリ?! 絶妙なトークで会場は終始笑いに包まれました。 最高のパフォーマンスに魅了されます ステージライブのトップバッターは、世界的ヴァイオリニスト・古澤 巌さんによる演奏。美しい音色が富士山の裾野に響き渡り、観客はすっかり魅了されました。ちなみに古澤さんは、新旧フィアットやアバルトを複数台所有しているフィアットファンのおひとりでもあります。 古澤さんの演奏に続いて、イタリア出身のDJ・ブライアン Jさんの緩急をつけたプレイが会場の熱気をさらに盛り上げます! #MY FIRST FIATにもご登場いただいているフォトパフォーマーARISAKさんによる「自撮り教室」にも多数ご参加者いただきました。「三脚とリモコンのシャッターを使えば、簡単です!」とのこと。愛車と一緒に「映える写真」を撮る方法をみなさん興味津々で教わっていました。「500は丸みを帯びたデザインだから、体を添わせやすい。だから自撮りもしやすくって、本当にフォトジェニックなクルマです」とARISAKさん。 オーナーさま参加の「デコレーションコンテスト」は今年もにぎやかです! 新旧さまざまなフィアット&アバルト車をオーナーさまが思い思いに飾り付ける「デコレ ーションコンテスト」。ユニークさや美しさ、可愛らしさを競います。今回のテーマは「 祝 FIAT 120周年」。優勝者は`65年式の500Fを“イタリアンカフェ”風にデコレーションした馬場達也さん・由美子さんご夫婦。「500Fは子供の頃から憧れていたクルマです。花や瓶で飾ってFIATをお祝いしました。優勝できて本当に嬉しいです」と、喜びのコメントをいただきました。 「FIAT♡PETSファッションコンテスト」では、イタリアをテーマにしたファションを身にまとったワンちゃんたちが登場。みんなしっかりとキャットウォークならぬドッグウォークを披露し、ポージングも決まっていました。ワンちゃんとフィアットTシャツでペアルックを披露する飼い主さんの姿も。 ファミリーでの参加者が多いのもFIAT PICNICの特徴。子供たちが楽しめるアクティビティがとにかく豊富なのです。今回はスペシャルゲストとして「NHKおかあさんといっしょの体操のおにいさん」として大人気の「よしおにいさん」こと小林よしひささんが登場。イタリア語バージョンのラジオ体操に始まり、イタリアの子供たちにおなじみの遊び「Giro Giro Tondo(ジロ ジロ トンド)」や歌、手遊びなどなどのパフォーマンスに、子供だけでなくお母さんもお父さんも夢中です。そして、最後はもちろんおなじみの「ブンバ・ボーン!」でみんな大はしゃぎ! Share with FIATのブースも笑顔がいっぱい こちらは、フィアットの社会貢献活動「Share with FIAT」でコラボレーションしている団体の活動をご紹介するブース。 『ピースウィンズ・ジャパン』(写真右上)は、紛争や災害、そして貧困などの脅威にさらされている世界各地の人びとに支援活動を行うNPO。今回は東日本大震災からの復興に取り組む「物づくりの町、南三陸町」のクラフトワークショップを開催。 『スマイリングホスピタルジャパン』(写真右下)は入院中の子どもたちに芸術家が訪問して、豊かな時間を共有し闘病生活をサポートするNPO。今回は子供たちにも大人気の大道芸人のクラウンぴのこさんがご来場。バルーンアートなどで楽しませてくれました。 『ARK』(写真左上)は、行き場を失った多くの動物に安心してくらせる避難所(シェルター)を提供するNPO。今回は2010年12月に母犬と兄弟犬と一緒にARKに来た生後2〜3ケ月の子犬を理事の岡本ジ ュリーさんが翌年3月末に引き取り、愛犬として愛情いっぱいに大切に育てられた「ゆずちゃん」にもご参加いただきました。 FIAT×Made In Japan PROJECTのブースでは、日本各地の伝統文化と優れた職人技術とフィアットとのコラボレーションにより創作された数々の作品を展示。長岡京の竹工芸(京都))や燕三条のカトラリー(新潟)、雄勝硯(宮城)、日光彫り(栃木)など、唯一無二の素晴らしい逸品に釘付けとなりました。 フィアット、アバルトを愛するオーナーさまをご紹介 神奈川県平塚市から参加した近藤裕章さんと奥さま。自宅近くのショールームに飾ってあったブルー ヴォラーレの500が気に入って、「その展示車両、購入します!」となったとか。「この500ほど海岸線に似合うクルマはありません」と大満足のお二人! 500Xで参加の吉本昌史さん(左端)は、トリノの自転車ブランド「3T」のアンバサダーを務めています。そして、奥さまもご両親(右)も大のフィアット好き、イタリア好き。「信州の山奥で暮らす我々にとって、500Xの安定した走破性と快適な居住性はありがたいです」と、購入したばかりのこのクルマがお気に入りのご様子です。 愛知県春日井市からABARTH 595で参加の藤田義信さん。「高回転まで回るエンジンやそのサウンドがもてはやされますが、実はブレーキこそがこのクルマのいちばんの魅力だと思います」とそのパフォーマンスを絶賛しています。 バルーンチャレンジで白熱! 4チームに分かれて500C と595Cの車内に風船を投げ込む競技「バルーンチャレンジ」も大盛り上がり。最高で119個のバルーンがクルマの中に入りました! 参加者の皆様、おつかれさまででした! さまざまなアクティビティに参加した後は、当然お腹が減りますね。 FIAT PICNICのもう一つお楽しみ、それは会場の芝生広場の片側に並んだ8台のキッチンカーです。イタリア人シェフが作る『Lasagna Italiana』のラザニアや、デュラムセモリナ粉100%を使用した『CUCINA DAINO』のボロネーゼなど、たくさんのイタリア料理がみなさんの食欲を満たしてくれます! また、『chez uma』の山梨の桃を贅沢に使用したクレープや、『FARMERS BLEND』の新鮮なスムージー、ジェラートなどのデザートも充実 。 お腹が満たされたら『FIAT CAFFE』の本格エスプレッソを飲みながらショッピング。『FIAT STORE』では先行発売のビーチサンダルや携帯扇風機、FIATロゴ入りのコークシクル、車載用アロマディフーザーなどを販売。 『MT.FUJI STORE』では山梨県産の新鮮かつ無農薬の野菜・果物が並んでいました。 「フィアット&アバルト試乗会」では、新型500X、500、ABARTH 595、ABARTH 124スパイダーをご用意。愛車とは違う“気になる”モデルに乗り込み、富士山パーキングの周りを15分ほどのミニドライブ体験。500Xを試乗した工藤里志さんは、「乗り心地がいいし、高級感もありますね。アバルトオーナーなのですが、アウトドアを楽しむためにこれも欲しいですね」と大満足の様子でした。 フィナーレに向け、さらにボルテージはアップ! フィナーレに向けてますます会場のボルテージは上がってきます。すっかりおなじみになった「フィアットダンス」の時間です。今回はよしおにいさんによる、とってもわかりやすいレクチャーもあり、ハンドルを回す動きなどフィアット車でのドライブをイメージしたダンスをみんなで踊ります。雨が降っていることなんてすっかり忘れてしまいました。 そして、いよいよ閉会式。これまたすっかりおなじみの、バースデーソング(イタリア語バージョン)の大合唱タイムです。7月4日の500のお誕生日をみんなでお祝いします。