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2021年の年明けには、この一年もっとCIAO! な日々を送っていただけるよう、2020年12月28日(月)〜2021年1月17日(月)にお年玉プレゼントキャンペーン「BUON ANNO NUOVO 2021」を実施。今回の記事では、そのプレゼントのひとつ、浜松にあるチーズ工房「HAKU」が提供する手作りチーズキット「おうちdeモッツァレラ」をご紹介。
※「BUON ANNO NUOVO」は、イタリア語で「明けましておめでとう」を意味する言葉
店長の鈴木淑子さんに、チーズへの想いやHAKUが大切にしていること、「おうちdeモッツァレラ」の作り方のコツや、おすすめの食べ方などについて伺いました。
「チーズ本来の美味しさを、たくさんの人に知ってもらいたい」
そんな想いからスタートしたHAKUでは、浜松市内の牧場でとれた、搾乳から1日未満の新鮮な生乳だけを使用。また、チーズ作りに使うのは自然な素材だけ。生乳を発酵させる乳酸菌と、固めるための植物性酵素、それから塩のみで作られているのです。
「もともとチーズに特別な興味はなかった」という鈴木さん。立ち上げのきっかけになったのは、静岡にあるチーズ専門店で食べた本格チーズの味でした。
「こんなに美味しいチーズがあるんだ……!」と感銘を受けた鈴木さんは、その味を浜松の人たちにも伝えたいと、まったくの未経験から挑戦を開始したのです。
当然、お店をオープンするまでの道のりは山あり谷あり。チーズ作りの要となる牛乳については、「浜松でやるなら浜松のものを使いたい」と、浜松市内の牧場を探し回ったり、浜松初の乳製造業だったため、保健所から許可が下りるのを根気強く待たなければならなかったり……。
「チーズ作りには、牛乳に乳酸菌を入れて発酵させる工程があるのですが、発酵が進み過ぎて、72リットルものヨーグルトができてしまった時には、思わず泣きそうになりました」
そんな多くの困難を乗り越えて、2021年で3年目を迎えるHAKU。今では地元の人たちがひっきりなしに訪れる、浜松の人気店へと成長しました。
「中学生が、千円札を握りしめ、汗びっしょりになって自転車でおつかいに来てくれたことがあって。聞けば、『母親に頼まれて夕食用にモッツァレラチーズを買いに来た』とのこと。その話を聞いて、地域の人の暮らしを支えるチーズになれているんだ、と感じて嬉しくなりました」
そんなHAKUのチーズはまさに、浜松の食材を使った、浜松の人が愛するチーズ。チーズ本来の美味しさを楽しめるだけでなく、浜松の食文化までも一緒に楽しむことができるチーズなのです。
看板商品は、なんといっても浜松産のミルクの味が存分に味わえる「モッツァレラチーズ」。
また、モッツァレラチーズと同じベースからできた「カチョカヴァロ」も人気商品のひとつです。
カチョカヴァロは、約1ヶ月間ひもでつるして熟成させたもので、モッツァレラのミルク感はそのままに、焼いて食べると外はカリッ、中はモチッとした食感を味わえるチーズ。
そして忘れてはならないのが、浜松の食材を使ったチーズの数々!
「グリルチーズ」には、たくあんや生青のり、季節に応じてしその実など、浜松産の農産物を使ったたくさんのラインナップがあるのが特徴です。
「当店に来て下さるお客様は地元の方が多いので、なじみ深い食材で安心して食べてほしい」と鈴木さん。組み合わせる農産物は、お客様からのお裾分けをきっかけに決まることもあるのだそうです。
今回、新年プレゼント企画に登場する「おうちdeモッツァレラ」は、そんなHAKUの看板商品「モッツァレラチーズ」をおうちで楽しく手作りできる一品。
キットに含まれているのは、チーズのもととなるHAKU手作りの“カード”と、布手袋、ビニール手袋、分量の塩とレシピ。自宅で用意が必要なものは、ボウルと熱湯、チーズをこねるのに使うヘラだけです。
手順も簡単! ざっくり分けて下記の4ステップだけで完成です。
1、チーズのもとを砕く
2、塩を入れた熱湯で暖める
3、チーズをこねる
4、丸くちぎる
かかる時間は、準備も含めて30分ほど。イチから自分で作るには、時間もかかるし難易度も高いモッツァレラチーズ。でもこのセットを使えば、失敗なく短時間でチーズ作りの楽しさを体験することができるんです。
美味しく作るコツは、チーズをこねすぎないこと! こねる作業はチーズ作りのハイライト。とても楽しいので思わずずっとこねていたくなりますが、やりすぎるとうま味が詰まった水分が抜けてしまいます。30秒くらいこねて、チーズにツヤが出てきたら食べ頃です。
180グラムのチーズのもとから、500円玉サイズのチーズが7〜8個くらい作れますよ。
なお、この記事の後半では、さらに一手間を加えてモッツァレラ以外のチーズに仕上げる方法もご紹介。「もっとチーズをこねたい!」という方にぴったりのチーズもありますので、ご安心くださいね。
鈴木さん曰く、手作りしたモッツァレラチーズの美味しい食べ方は、
「完成したばかりの温かいチーズを、そのままちぎって食べるのが一番!」
チーズは時間が経つとどんどん発酵が進んでしまうため、できたてが一番の食べ頃なのだそう。また、モッツァレラチーズの魅力である“ミルク感”を味わうには、温かい温度がベストマッチなのだとか。お好みで、塩胡椒やオリーブオイルをかけても良いそうです。
できたてをすぐ食べられない時は、水に漬けて冷蔵庫で保存すると発酵を抑えられます。食べるときはレンジにかけて、人肌程度に温めてから食べるのがおすすめです。
また、加熱すると糸を引くような独特のとろみが出るので、食パンの上にのせてトーストしても美味しくいただけますよ。
さて、それではここで、「おうちdeモッツァレラ」を使ってモッツァレラチーズ以外のチーズに仕上げる方法をご紹介したいと思います!
アレンジレシピは、
割けるチーズ
カチョカヴァロ
の2種類です。「おうちdeモッツァレラ」セットでは、500円玉くらいの大きさのチーズが7〜8個作れるので、半分はモッツァレラチーズ、もう半分は割けるチーズやカチョカヴァロにトライしてみても面白いかもしれませんね。
「チーズをもっとこねたい!」という方に朗報。モッツァレラチーズを作るにはこねる時間は30秒ほどに抑える必要がありますが、「割けるチーズ」なら心ゆくまで堪能できます。
アレンジ方法は簡単。生地をこねたあとに、チーズを紐状に伸ばしてたたむ工程を繰り返すだけ。軽く引っ張るとさきいかのようにスルスルさけるチーズができますよ。
「おうちdeモッツァレラ」では、なんとHAKUの人気商品のひとつ「カチョカヴァロ」も作れちゃうんです!
というのもカチョカヴァロは、モッツァレラチーズをさらに練って、一度塩漬けにしたあとひもで縛ってつるし、約1カ月熟成させたもの。
熟成するというと難しく感じるかもしれませんが、ご家庭で作るときには、冷蔵庫の中でつるしておけば良いそうです。ただし匂いが庫内に充満してしまうらしいので、その点に納得した上で熟成に挑むのがおすすめです。
作る楽しさを体験でき、できたての美味しさも味わえる「おうちdeモッツァレラ」。
利用者にとってメリットばかりの商品ですが、作るHAKUさんにとってはなかなか手間がかかる商品なのだそう。
そのため、2018年に発売した際に大好評だったものの一時は販売を中止。しかし、今年4月、コロナ禍で休校や外出自粛が続く状況を受けて、「家で何か楽しいことができないか」と考え、店頭での予約販売のみで復活販売したそうです。
つまり、今回プレゼントとして提供するのはかなり異例のこと。ぜひこのチャンスをお見逃しなく、気になった方はぜひこちらのページより応募してくださいね◎
▼フィアットお年玉プレゼントキャンペーン「BUON ANNO NUOVO 2021」はこちら
https://www.fiat-jp.com/campaign/newyear-2021/
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