寒い冬は自宅で過ごす時間が多くなる季節。おうち時間をもっと楽しく、快適に過ごすために、この冬にぴったりな『家電』を新調してみては? 今回はフィアットらしく、カラフルでデザイン性の高いイタリアの家電メーカーのアイテムをセレクトしました。
SMEG(スメッグ)はイタリア北部のグアスタッラに拠点を置く家電メーカー。創業当初はエナメル塗装業を手がけていて、当時の社名である“Smalterie Metallurgiche Emiliane Guastalla”(エミリア・グアスタッラの金属エナメル加工所)の頭文字を社名にしています。現在はさまざまな日常環境に対応する家電製品のデザイン・製造を行っていて、1950代頃の柔らかなフォルムとカラフルな色使いはここ最近、日本でも注目の的です。なかでも人気を集めているのは、ステンレス素材の『ケトル』。イタリアらしさを感じる、ポップで映えるカラーバリエーションは全10色。ステンレス製で広めに設計された注ぎ口、持ち手のステンレスのシルバーもおしゃれで、注いでいるときも心が躍る、そんなケトルです。多彩な用途で活躍してくれる、1.7リットルというたっぷりの容量も魅力です。
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テクタイト株式会社
http://www.techtuit.co.jp/
さきほど紹介したスメッグから、『ミキサー』もピックアップ! 時代のニーズに合わせたエレガントな製品を作り続けているスメッグのミキサーは、郷愁を誘う懐かしいデザインにひかれます。スムージーやフレッシュジュースなど、さまざまな食材を美味しくブレンドするミキサーは、ブラック、ホワイト、レッド、ピンク、パステルグリーン、パステルブルー、クリームの7色展開。カッターの回転スピードを4段階に調整でき、硬い氷や凍った果物など、あらゆる食材をすばやく粉砕します。容器は1.5ℓと、一人暮らしからファミリーまで臨機応変に対応してくれるのもうれしいポイント。寒い冬は、スープづくりに活用してみてはいかがでしょう?
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テクタイト株式会社
http://www.techtuit.co.jp/
GAGGIA(ガジア)は80余年前、ミラノでバールを営んでいた創始者が、蒸気を使わずにエスプレッソを抽出することをきっかけに誕生した、イタリアではエスプレッソマシンの代名詞ともいえる存在です。そのガジアがエントリーモデルとして位置付けているのが、こちらの『ベサーナ(BESANA)』。スチームノズル(パナレロ)とセラミックグラインダーを搭載した小型全自動エスプレッソマシンです。ワンタッチ操作に対応した、シンプルなインターフェイスが特徴で使用するボタンは主に2つ。誰でも簡単に美味しいエスプレッソが抽出できる、寒い冬の朝の心強い味方です。幅295mmとコンパクトで、ころんと丸みを帯びたデザインが愛らしく、シックなブラックのカラーはどんな場所にもマッチします。ユニットを外して丸洗いできるのでメンテナンスも簡単!
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フジ産業株式会社
https://gaggia.jp/
Ariete(アリエテ)は、1964年にイタリアのフィレンツェで誕生した、家庭用電気機器製造会社。キッチンと調和し生活空間を明るく美しく演出するデザイン性の高さに定評があります。 『ヘルシーステーキハウスグリル』は、余分な脂が下に落ちる設計の縦型グリル。じっくりと焼き上げ、うま味を閉じ込めます。ステーキやチキンをはじめ、ソーセージ、ハンバーガー、野菜、パン、魚など最大4㎝の厚さの食材の調理が可能。手に入れれば、きっといろいろな食材を焼いてみたくなること間違いなし! おうちでクリスマスディナーを楽しむ際にも活躍してくれるはずです。両面を同時に焼き上げることができるので食材をひっくり返す必要はなく、手間いらず。余分な脂はステンレス製のトレイに落ちるので煙はほとんど出ず、またトレイは取り外して洗えるのでお手入れも楽ちんです。
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蔵王産業株式会社
http://www.ariete.tokyo/index.html
20世紀前半に、イタリア北部の街トレヴィーゾでスタートしたDeLonghi(デロンギ)は、1974年に最初の電気機器であるオイルヒーターを製造したことをきっかけに、工房から工場へと飛躍的に発展しました。そのデロンギが2015年に発表した、スクエア(四角)とサークル(丸)を合わせた“スクエアクル”デザインを踏襲したのが、デロンギ ディスティンタ コレクション。“丸みを帯びた四角”というデザインコンセプトは、2020年に40周年を迎えたフィアット パンダと同じなんです。今回ご紹介するのは、そのコレクションに新たに仲間入りを果たしたトースター。エレガントなルックスからは想像がつかないかもしれませんが、8.5Lのコンパクトサイズでありながら庫内は広々! 4枚の食パンを同時に焼くことができるので、ファミリーにもおすすめです。温度と時間を設定するだけのシンプルな操作で、使い勝手も抜群。グリル機能も搭載していて焦げ目をつける調理にも重宝するので、1台あると調理の幅が広がります。
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デロンギ・ジャパン
https://kitchen.delonghi.co.jp/
1974年に誕生したデロンギ ヒーターは、世界70ヶ国以上で愛用されています。最大の特徴は温風を使わない“ゼロ風暖房”。肌も喉も乾燥しにくく、ほこりを巻き上げず、発火・燃焼もないので空気を汚しません。新たなモデル『デロンギ ヴェルティカルド オイルヒーター』は、正面の操作部をフラットなパネルに、また、ニュートラルカラー2色を配色することで、全体のデザインに縦ラインの視覚的なリズムを生み出したそうです。マット加工で仕上げているので、モダンなインテリアとの相性も抜群! やけどしにくい安全設計のサーマルカットフィンや、30分ごとにON/OFF設定が可能な24時間電子タイマーを付けるなど、イタリア的なデザインと、安全性と操作性を両立させました。カモミールホワイトとシダーグレーの2色がラインナップしています。
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デロンギ・ジャパン
https://kitchen.delonghi.co.jp/
テレワークも増えた今、機能性の高い空気清浄機はやはり手に入れたいところです。デロンギの『空気清浄機能付きファン』は、スタイリッシュなスリムタワー形状と、冷えすぎないやわらかな風が特徴。風を空間=3D(立体)で捉える発想でたどりついた、包み込むようなやわらかい風は、長時間つけていても快適です。上部に360°の空気清浄フィルターが設置されていて、PM2.5 や花粉、ホコリもいち早く除去してくれます。ラインナップは2機種。冷風・温風・空気清浄の3つの機能を搭載し、1台で扇風機・ファンヒーター・空気清浄機の3役をこなすモデルと、温風機能がない冷風・空気清浄のみのモデルから選ぶことができます。なかでも温風機能のついた前者は冬にぴったり。均一にかつ広範囲に暖かい空気を届けてくれます。
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デロンギ・ジャパン
https://kitchen.delonghi.co.jp/
使っていないときも、外に出しておきたくなる──。イタリア製のスタイリッシュな家電や、アイテムは、おうち時間を、あなたらしく、そしてご機嫌なものに彩ってくれることでしょう。どこに置こう、どんな風に使おうなどと思いを巡らせながら、あれやこれやとモデルやカラーを選ぶのも、きっと心躍る時間になるはずです。イタリア製の家電がそばにある、あったかで楽しい冬ごもり支度、スタートしてみてはいかがでしょうか。
Text by長谷川 あや
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