FIATのお膝元の街トリノでは、さまざまなFIATを見ることができます。
たとえば、タクシーもFIAT。日本では未発表ですが、500の派生モデルで、家族に優しいロングボディがイタリアで好評な500L。
旧FIATの工場リンゴット(LINGOTTO)をリノベーションしたホテルのロビーには、もちろんFIATとランチアのエンブレムやグッズが並んでいます。
同じ建物内には、イタリアが誇る名門トリノ工科大学があり、そのエントランスにはこんな個性的なプロトモデルが…。
市内中心部でも、特に日本でも根強い人気を誇る初代Pandaがまだまだ元気に駆け巡っています。
中には90年代後半にデビューした二代目600や2000年代の大ヒット作、グランデプントも、まだまだピカピカ。
そして現代の主役はやはり500。
全国的には明るい色が人気の500も、シックなトリノの街並みではダークカラーが良く映えます。
そもそもトリノという街は、ルネサンスやローマの影響よりも、バロック色が濃厚で、凛とした美しさと知性が感じられます。かの哲学者ゲーテが最期の土地として選んだ街としても有名。
アスファルトとは違う、雰囲気たっぷりの石畳。他のイタリアの都市とは異なり、極めて丁寧に整備され平坦さを保っているのは、北部イタリアが誇る自動車のメッカたるプライドか。路面電車との継ぎ目もキレイ。
街なかの信号待ちではご覧の通り。あっという間にFIATをはじめとするイタリア車に囲まれ、なんとも言えないホーム感を味わうことができます。
そんな街を見守ってきた美しきヨーロッパアルプス。必見の絶景です。
美しい街並みや山並みだけでなく、トリノといえばワインやチョコレート、コーヒーに各種トリュフなどのグルメ。そしてエジプト以外では最大のコレクションを誇るというエジプト博物館、街の最大の目玉であるイエス・キリストの聖骸布もある、歴史情緒たっぷりの街。
そしてなにより街なかを走り回るFIATを中心とした、多くのイタリア車や、自動車博物館まである楽しい街。
オーナーの方はもちろん、そうでない方も是非ともみなさん足を運んでみてはいかがでしょうか?
つづく
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