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#アースデイ東京

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地球のため、一緒に行動を起こそう。SHARE YOUR HEART in アースデイ東京2019

毎年4月22日は、民族や宗教の違いを超えて地球のことを考え環境問題に目を向ける日として、49年前にアメリカで制定されたEarth Day(アースデイ)です。 フィアットではSHARE YOUR HEART(シェア ユア ハート)プロジェクトの一環として、アースデイに先駆けて4月20日・21日の週末に開催された「アースデイ東京2019」に、支援している3つの団体「アニマルリフュージ関西」「シャイン・オン!キッズ」「プレ ゼントツリー」と共に出展しました。また会場には、芸人で役者でアーティストでもある片桐仁さんが「#MyFirstFIAT」プロジェクト第3弾として製作した500Xアートカーを展示しました。 春の日差しに包まれた代々木公園 2019年のアースデイ東京は、「EVERY DAY EARTH DAY 地球1個分の暮らし」をテーマに代々木公園で開催されました。春らしい好天に恵まれた会場では、オーガニックでエコなライフスタイルを身近なものにする「earthgarden”春”」や、アレッポの石鹸などモノづくりの背景にあるモノ語りを伝える「モノがたりライフ展2019」など30もの企画が催され、60以上の出展ブースも多くの来場者で賑わいました。 支援団体と参加したフィアットのアースデイ このアースデイ東京に、FCAジャパンは「FIAT」「ABARTH」「Alfa Romeo」「Jeep®」の4ブランドで参加し、支援している3つの団体とともに「地球を大切にしよう」というメッセージを発信しました。フィアット・ブースで最も目立っていたのは、片桐仁さんが製作した500Xアートカー。「JOMON(縄文)」をテーマに、太古の日本に生まれたアー トをフィアットに描いた大作です。500Xの隣りに飾られた片桐仁さんのフォトパネルと ともに、何人も足を止めて写真を撮っていました。またSHARE YOUR HEARTのハート 形折り紙や塗り絵などのワークショップは多くのお子様連れの来場者に楽しんでいただけ ましたし、500の1/3スケールラジコンカーは順番待ちの行列ができてしまったほど人気でした。 地球のことを考える市民フェスで伝えたいこと フィアットとともにアースデイ東京に参加した団体からの言葉を紹介しましょう。 アニマルリフュージ関西 (ARK) with FIAT「ARKの活動は、自然災害や海外転勤、離婚といった環境の変化で飼い続けられなくなってしまったペットの避難所です。保護された動物たちは健康チェックなどのケアを受けてから、新たな飼い主となる里親を探すことになります。名前のとおり関西がベースの団体ですが、東京でも里親探しやその広報活動としての写真展などを行っています。アースデイ東京でさらに多くの方に関心を持っていただけたらと思っています」 シャイン・オン!キッズ with ABARTH「私たちは、小児がんなどの重い病気を患い、長期で入院治療している子供たちとそのご家族の心を支える活動をしています。医療チームとともに病院に常駐する専門犬、ファシリティドッグもその一つです。入院中の子供達のそばにいつも犬がいることで、大変な治療と向き合っている彼らの心の支えになります。ファシリティドッグと過ごすことで笑顔を取り戻すお子さんもいますので、もっと広めていきたいと考えています」 プレゼントツリー with Jeep®「プレゼントツリーは木の里親のようなものです。お祝い事の記念などでプレゼントとして植樹をすることで、森林再生に参加できるというプロジェクトです。これまでに500人以上が参加して、17万本以上が植樹されています。アースデイ東京では『里山BONSAI』を作るワークショップを開催します。これは日本の在来種の苗を、盆栽のようにして実際に家へ持ち帰っていただき、緑化に参加していただこうというものです」 フィアットではSHARE YOUR HEARTを通じて、心をつなぎ幸せを分かち合い、私たちの生活をより良くしようという思いを共有し合える社会貢献プロジェクトをサポートしています。今年のアースデイ東京でも、地球と社会の問題に取り組んでいるNPO団体の活動を、たくさんの来場者に紹介できました。 これからもSHARE YOUR HEARTへのご支援をよろしくお願いいたします。 […]

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ひとつ屋根の下から「Share Your Heart」を発信 アースデイ東京2018

4月21日(土)と22日(日)の週末、今年も「アースデイ東京」が代々木公園で開催されました。FCAジャパンもブースを出展し、日頃活動を共にするコラボレーション団体と共に、人と人を繋ぐ活動を行いました。   みんなのために、自分ができることを 4月22日のアースデイ(地球の日)に近い週末に代々木公園において毎年恒例で開催されている「アースデイ東京」。新緑が色づき、母なる大地 地球に感謝の眼差しを向けるにふさわしいこの季節。空を見上げれば青空と緑が視界いっぱいに広がり、たくさんの空気を吸い込みたい気分になります。   この気持ちよい陽気からも元気をもらい、FCAジャパンは支援団体と一緒に、よりよい社会を築くことを目標に、アースデイ東京2018に出展しました。さまざまな困難と向き合い、立ち向かう気持ちを大切に。天災や病気、障害、差別などで苦しむ人・子ども・動物がみんな同じ大地に住んでいることに思いを馳せ、自分だけでなく、みんなの幸せのためにできることを。人と人の想いをひとつずつ繋げていきます。     FCAジャパンでは、温かい気持ちを自分から人へ、その人からまた別の人へと繋いでいく「Share Your Heart」のテーマのもと、社会のさまざまな問題に取り組む人の心を繋ぎ、広めていく活動を展開しています。アースデイ東京のブースでは出展団体の活動に共感した来訪者がハートの折り紙に名前やメッセージを書き込み、その想いを重ねていく創作を行いました。そのハートはみるみる大きくなり、大勢の人の想いが詰まった大きくカラフルなアートへと発展しました。   ひとりぼっちの動物と里親をつなぐ「アニマルレフュージ関西(ARK)」 「アニマルレフュージ関西(ARK)」のブースでは、ペッドグッズの展示販売やアウトレットセールを展開。興味を持ってくれた方に活動の紹介を行いました。ARKでは、飼い主の老齢や離別などでひとりぼっちになってしまった犬や猫を始めとするペットのために、里親探しを行なっています。ARK代表の出身地であるイギリスでは、ペットショップで購入するのではなく、こうした団体を通じてペットを飼う習慣が普及しているのだとか。日本では大阪にあるシェルター(動物保護施設)のほか、東京におけるボランティアによるペットの一時預かり、里親会などのイベントを通じて、動物の里親探しの活動を行なっています。 アニマルレフュージ関西 (ARK)   病院の子どもたちに本物のアートを「スマイリングホスピタルジャパン」 「スマイリングホスピタルジャパン」は、重い病気で入院している子どもに本物のアートに触れてもらい、笑顔や前向きな気持ちになってもらう活動を展開しています。ブースでは、普段病院で活動しているアーティストによる大道芸やバルーンアート、塗り絵のワークショップを展開。プロのアーティストの繰り広げるワザや、自らアートを作り上げる達成感に触れていただき、訪れた大勢の皆さまにその活動について知っていただく機会を設けました。 スマイリングホスピタルジャパン   災害や紛争で生活を脅かされている人々を支援「ピースウィンズ・ジャパン」 ピースウィンズ・ジャパンは日本発の国際協力NGOで、世界規模で紛争や自然災害で苦しむ人々に対し、支援のプロを現場へ派遣し、現地で必要とされている人材や物資を提供する支援活動を行なっています。世界27の国や地域で活動し、国内においても東日本大震災や熊本地震などで緊急支援や復興に向けた活動を展開しました。ブースではその多岐にわたる活動を紹介し、支援の輪の拡大に努めました。 ピースウィンズ・ジャパン   病気と闘っている子どもに勇気を「シャイン・オン!キッズ」 シャイン・オン!キッズは、重い病気と闘っている子どもを勇気づける“ファシリティドッグ”の活動や実績、普及に必要な支援について啓蒙を行いました。アメリカ由来のファシリティドッグ・プログラムを日本の環境に最適化し、日本全国の病院への普及を目指しているシャイン・オン!キッズ。ブースではこのほか、治療、病気との闘いをビーズという目に見える形で綴っていくことで勇気の源としたり、自らの努力を振り返ったり、闘病の記録となる「ビーズ・オブ・カレッジ®」の紹介を行いました。 シャイン・オン!キッズ   視覚障害者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を「日本ブラインドサッカー協会」 日本ブラインドサッカー協会は、アイマスクを着用してプレーするブラインドサッカーを通じて、視覚障害者と健常者が当たり前に混和する社会の実現を目指しています。ブースでは、その啓蒙活動に加え、“アップサイクル”(リサイクルと異なり、元の製品よりもさらに価値の高いものを生み出すモノづくりの考え)により作られたオフィシャルグッズを展示。アースデイにふさわしい持続可能なモノづくりの取り組みを披露しました。 日本ブラインドサッカー協会   記念樹の森づくりで地域を元気に「環境リレーションズ研究所 プレゼントツリー」 環境リレーションズ研究所では、大切な人や自分自身の記念樹を植えることで、森だけでなく樹を植えた地域全体も元気にすることを目指す“プレゼントツリー”を紹介しました。あわせて紹介した“アーバンシードバンク”は、プレゼントツリーから派生した活動で「都市の緑が里山を元気に、里山の緑が都市を潤す」をキャッチフレーズに、都市と里山の交流のかけ橋となることを目指しています。 環境リレーションズ研究所   降り注ぐ太陽と爽やか風を浴び、大勢の人が心地よい時間を共にしたアースデイ東京。FCAジャパンのブースでは人や社会、動物や自然を元気にしようとするたくさんの人の想いが集まり、訪れていただいた方にその想いを繋ぎました。   なお、FCAジャパンではこのほか以下の団体と連携しています。ぜひご覧ください。 FIATがサポートする団体 アジア女子大学 JKSK女性の活力を社会の活力に I LADY. ルーム・トゥ・リード・ジャパン Alfa Romeoがサポートする団体 グッド・エイジング・エールズ ピープルデザイン研究所 Jeep®がサポートする団体 フジロックの森プロジェクト実行委員会 green bird […]

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12万人が参加! 「Earth Day Tokyo 2017」x FIAT

アースデイは1970年にアメリカで始まった地球環境を考えるイベント。今や世界中に広がり、「アースデイ東京」も今年で18年目となります。4月22日(土)、23日(日)に東京・代々木公園で開催された国内最大級のエコ・フェスティバルに、FCAジャパンもブースを出展しました。   アートで子供たちを支える「スマイリングホスピタルジャパン」 今年のアースデイ東京は、「Lifestyle Shift, Now! 未来を創ろう!」がテーマ。「農と食」「経済」「エネルギー」という3つの課題について、希望ある未来を考えます。とは言っても、堅苦しいイベントではありません。300もの団体が参加し、「アースデイキッチン」ではエコロジカルな食材を使った食事を提供。「アースデイステージ」ではコンサートやトークショーが行われ、家族で楽しめるイベントなのです。今年は12万人を超える人々が集まりました。     フィアットは2011年から「アースデイ東京」に参加しています。今年も自動車ブランドでは唯一の出展社です。けやき通りからイベント広場に入る場所に設けられたブースには、フィアット、アバルト、ジープのそれぞれがサポートしている4つのNPO法人が並びました。     「スマイリングホスピタルジャパン」は、入院中の子供たちに本物のアートを提供する活動をしています。闘病生活にはつらいこともありますが、アートに触れて自分でも創作を手がけることで、楽しみながら前向きな生活を送ることができるようになるのです。     代表理事の松本惠里さんは、院内学級の教師を務めているうちに子供たちを笑顔にすることの大切さに気づきました。本気で楽しむには、本物との出会いが必要です。アーティストに声をかけると、たくさんの人が応えてくれました。音楽、マジック、造形などさまざまな分野で活躍するプロが駆けつけてくれたのです。 「アートに触れることで、子供たちの治癒力が増すと言われています。アーティストの表現の場ともなっていて、子供たちから学ぶことも多いと話していますよ」     アーティストたちは感染症防止のために厳しいテストを受けなければならず、年2回の健康診断も義務づけられています。それでも参加希望者は増え続け、アーティストとスタッフを合わせると120名を超えました。2012年から始まった活動は全国に広がり、30以上の病院や施設でパフォーマンスを行うように。病院の枠を超えて、家で闘病する子供たちのもとにアーティストを派遣する計画も進めています。     会場ではバルーンアートやマジックなどを披露。新聞紙を使ってかぶりものを作り、モンスターに変身する体験コーナーも設けられました。親子で参加する姿も多く、「スマイリングホスピタルジャパン」の活動への理解が深まりました。   犬や猫を保護して里親を探す「ARK」     「アニマルレフュージ関西(ARK)」は、飼い主がいなくなったペットを保護し、新たな里親を探す活動をしています。大阪にシェルターが設置され、犬が約160匹、猫が約170〜180匹ほど預けられています。もちろんケージに閉じ込めるようなことはせず、犬たちも走り回れる清潔な施設です。     放棄されたり災害に遭ったりすることもあります。飼い主が老いてしまって飼えなくなるケースもあります。アニマルレフュージ関西では様々な理由で一人ぼっちになってしまったペットを保護し、新たな飼い主を見つけて橋渡しをします。希望者とは必ず面接を行い、相性を見極めます。相性が悪いと判断した場合は、断ることもあります。     スタッフの中野真智子さんは、犬や猫が今度こそ幸せな生活を送れるようにするためには、厳しい目でマッチングをすることが重要だと話します。25名の専従スタッフだけでは手が足りず、多くのボランティアが参加しています。動物を扱う専門学校生の参加もあり、動物たちの心身のケアを行っています。 兵庫県の篠山に新たな犬舎を建設中で、活動の幅が広がりそうです。東京にはシェルターがないため、一時預かりのボランティアが月に2、3回里親イベントを行っています。会場にも1匹のワンちゃんが登場し、来場者から注目を集めていました。   FCAグループのアバルトとジープも参加     このブース内には、同じFCAグループのアバルトが支援する「シャイン・オン!キッズ」も参加しました。重い病気と戦う子供たちと家族をサポートしていて、ファシリティドッグと呼ばれる訓練された犬とのふれあいによる緩和ケアを行っています。     マネージャーの橋爪浩子さんは、「ファシリティドッグのベイリーやヨガに会った子供たちは、みんな笑顔になってくれます」と話していました。 FCAグループのジープが支援する「環境リレーションズ研究所」のブースでは、植樹イベントを紹介していました。記念日などに自分の木を植える「Present Tree」という運動で、参加すると木の里親になることができます。全国で25か所の森で70万ヘクタールに15万4000本もの苗木が植えられました。     事務局長の平沢真実子さんは、「これまでに447万人が参加しました。森林再生と地域振興を同時に進めることができます」と運動の意義を語ります。植樹イベントにはジープの車両も参加するそうです。     FCAブースの外でも、ジープの支援するNPO法人が出展していました。フジロック・フェスティバルで環境保全の運動をしている「フジロックの森プロジェクト」は、新潟の木材を使ったワークショップを開催。全国でゴミ拾い活動をしている「green bird」は、会場周辺で清掃活動のデモンストレーションを行いました。     「人、社会、地球環境、そのすべてと価値を共有し、豊かな世界をつくり上げていく」という理念を掲げるFCAジャパンは、ブランドごとに、さまざまなNPO法人をサポートすることで社会貢献を行っています。「アースデイ東京2017」を訪れた人々に、FIATとFCAジャパンが目指す未来の形が伝わったことでしょう。 […]