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500 Giallissima

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世界を虜にする、ピエモンテ発祥のチョコレート『フェレロ ロシェ』の魅力とは?

すべての女性にエールを送るフィアットのプログラム『#ciaoDonna(チャオドンナ)』では、世界中の女性を素敵に元気に応援するコンテンツを配信中。現在Instagramでは、イタリア・ピエモンテ州生まれのチョコレート菓子『フェレロ ロシェ』などが当たるプレゼントキャンペーンを実施中です。イタリアはもちろん、日本や世界中でも愛されているフェレロ ロシェ──、ゴージャスな金色の包装も印象的なその魅力に迫ります。   #ciaoDonnaとは?   『#ciaoDonna(チャオドンナ)』は、フィアットが推進している女性の社会進出やエンパワーメントを応援するプロジェクト。そのネーミングは、イタリアのカジュアルなあいさつ“Ciao!(チャオ)”と、イタリア語で女性を意味する“Donna(ドンナ)”に由来します。世界中の女性がより輝く日々を過ごせるように、そして、より豊かな時間を送れるように、カーライフ、ファッション、ビジネスをはじめとする幅広い情報を、記事やイベント、コミュニティなど、多彩なカタチで発信。すべての女性にエールを送ります。 そんな『#ciaoDonna』では現在、ミモザの花を思い浮かべる、鮮やかなハッピー イエローの限定車『500 Giallissima(チンクエチェント ジアリッシマ)』のデビューを記念したInstagram クイズキャンペーンを実施中。『500 Giallissima』に関するクイズに正解すると、抽選でイタリアのチョコレート『フェレロ ロシェ』などの素敵なプレゼントが当たるというもの。この機会に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。 今回は、キャンペーンでプレゼントされる、フェレロ ロシェの歴史と魅力を、日本フェレロ株式会社ブランドマネージャーの甲吉輝氏の話をもとに深堀りします。知ることは美味しい、そして楽しい!その歴史やこだわりを知ることで、よりフェレロ ロシェを楽しめるようになるはずです。   1940年代から続く老舗メーカー・フェレロ社   フェレロ ロシェを販売する、イタリア製菓メーカー・フェレロ社の歴史は1940年代に遡ります。 今回フィーチャーするフェレロ ロシェの誕生は1982年。「ヘーゼルナッツをこれでもかと使いました」という、フェレロ社ならではのチョコレートで、今年40周年の節目を迎える定番商品です。     「正確な記録は残っていないのですが、ヨーロッパで販売を開始し、ほどなくして日本にも上陸したと聞いています」 すでにご存知の方も多いかもしれませんが、その構造について、改めて甲氏にご紹介いただきました。 「センターにヘーゼルナッツが丸ごと一粒入っています。その周りを、ヘーゼルナッツとチョコレートをミックスしたクリームで包んでいるのが2層目です。3層目は薄いウエハース、最後に、クラッシュしたヘーゼルナッツを混ぜたミルクチョコレートでコーディングした4層構造になっています。」     つまり3層目以外にはすべてヘーゼルナッツが使用されているというわけです。「これでもかというほどヘーゼルナッツを使っている」という言葉の意味がよくわかります。 「フェレロ ロシェには本当にたくさんのヘーゼルナッツを使っています。弊社のヘーゼルナッツの消費量は、世界でも上位にランキングされるはずです(笑)」   40年変わらない“世界中で愛される味”   フェレロ ロシェの誕生から40年が経ちましたが、発売当初からレシピはまったく変わっていないと甲氏は言います。 「弊社では、世界中の方に楽しんでいただけるように開発にたっぷり時間をかけます。たとえば、海外のチョコレート菓子は甘すぎるイメージがあるかと思いますが、フェレロ ロシェは試行錯誤を重ねてほど良い甘さを実現しており、日本のお客様にもご好評いただいています」 フランス語で“岩(ロシェ)”の意味を持ち、世界中で愛されているフェレロ ロシェのテーマは、“アフォーダブル・ラグジュアリー(affordable luxury)”。日本語で言うと“手の届く贅沢”を意味します。     「毎日食べるチョコレートとしては少し贅沢かもしれませんが、すごく高価なものではなく、手の届く範囲で特別な時間を過ごすことができる──、そんな立ち位置は確立できていると自負しています」 コンビニなどでも購入できる手軽さと、煌びやかなゴールドに個包装されたエレガントさを併せ持つのは、フェレロ ロシェならではの魅力。また、ゴージャス感のある金色のパッケージは、1982年の発売当初から変わっていないそうです。   フェレロ ロシェの楽しみ方 では、そのフェレロ ロシェをより美味しくいただくには──?   […]

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3月8日は「ミモザの日」。手軽に出来るおしゃれな手作りスワッグで国際女性デーをお祝いしよう

3月8日は、国際女性デー。世界中の女性の権利を守り、女性の活躍を支援するために世界中で祝われている記念日です。各国でこの日にちなんださまざまな取り組みが催されるなか、イタリアでは感謝と敬意を込め、男性から女性へミモザの花を贈る“ミモザの日”として親しまれています。今回は、イタリアでのミモザの日の過ごし方と併せて、初心者の方でも手軽にトライ出来るオシャレなミモザスワッグの作り方をご紹介します。   イタリアの国際女性デーのシンボル“ミモザ”   3月8日は、国連が1975年から世界に対して女性の権利に対する呼びかけを始め、1977年に制定した国際女性デーです。毎年、女性たちの平等権の獲得への運動を称えるとともに、平等な社会でグローバルに活躍できるような呼びかけが行われます。 イタリアで国際女性デーが初めて祝われたのは1922年のこと。春先に開花するミモザがイタリアの国際女性デーのシンボルとなりました。そのためイタリアでは、3月8日は“ミモザの日”と呼ばれ、日本で母の日にカーネーションを贈るように、大切な女性にミモザを贈るのが習慣となっています。     3月8日が近づくと、イタリアの街は明るく鮮やかなミモザの色で溢れかえります。花屋の店頭にミモザの花が並ぶのはもちろん、ケーキショップやスーパーでもミモザを模したケーキ『Torta Mimosa(トルタ・ミモザ)』や黄色い包装紙に包まれたお菓子などを販売。当日は、奥さんや恋人だけでなく、家族や友人、同僚や常連客など身近な女性たちへ「Auguri!(アウグーリ)=おめでとう!」の挨拶とともに男性からミモザの花がプレゼントされます。 また、国際女性デーに関連づけたコンサートや限定メニューがあらゆるところで展開されることもあり、イタリアでは3月8日に女性同士でお出かけを楽しむ方も多いのだとか。イタリアの人々の暮らしに“ミモザの日”として国際女性デーが浸透していることが伺えます。また日本でも、3月8日にミモザを贈る・飾る習慣が少しずつ広がり始めており、近頃は花屋さんでミモザが手に入りやすくなっているとのこと。そこで今回は、自宅でも手軽に作れるミモザスワッグの作り方をご紹介させていただきます。   手軽にできるおしゃれなミモザスワッグの作り方 ▲ムロマメ舎   今回スワッグづくりのために訪れたのは、東京都品川区・戸越銀座のフラワー&グリーンショップ『ムロマメ舎』。店主を務める室積えりかさんは、切り花やブーケの制作をはじめ、花材や植物を使った空間コーディネートを多数手がけるフラワーアレンジメントのスペシャリスト。国内外からセレクトした色とりどりの花が出迎えてくれるお店とその隣に併設されたアトリエで、手軽にできるミモザのスワッグづくりをレクチャーしていただきました。   ▲店主の室積えりかさん   <1:使用する植物について> 今回スワッグづくりに使用した植物は、ふわふわ揺れる小さな花が可愛らしい国産のミモザアカシア、ササバユーカリ、ユーカリ、アカシア・ブルーブッシュ、シルバーアニバーサリーの5種。「束ねる植物は、お好みで。今回はフレッシュなミモザを主役に、定番のユーカリ、同じアカシアの仲間で動きのあるブルーブッシュ、アクセントにシルバーアニバーサリーの白い葉を添えています(室積さん)」   ▲左からササバユーカリ、ミモザアカシア、アカシア・ブルーブッシュ、シルバーアニバーサリー、ユーカリ   <2:下処理について> 最終的な仕上がりをイメージしながら、まずはハサミを使って枝と下葉の処理をしていきます。手元にかかる枝分かれ部分は切り分け、下葉と花を取り除いていきます。ミモザのように柔らかな花であれば、指で削ぐようにすると簡単に処理が済むそう。「取り除いた花や葉もぜひ活用を。お皿に盛るだけで、とっても素敵な空間の彩りになってくれますよ(室積さん)」     <3:束ねる> 下処理が済んだら、次は手の平を使って枝を重ねていきます。上手なスワッグづくりのコツは、ずばり立体感を出すこと。親指と人差し指で支点を作り、放射状に捻りながら枝を束ねていくことで、どこから見ても美しくボリュームのある立体的なスワッグに仕上がります。全体のシルエットと前面にあたる部分のバランスを整えたら、麻紐で束を留めましょう。     <4:麻紐で留め、仕上げる> ここでは、初心者の方でも、簡単かつ綺麗に束ねられるテクニックをご紹介します。 準備:スワッグの全長よりも少し余裕のある長さの麻紐を用意します。 (1)束の支点となる部分で麻紐を二つ折りにし、輪っかを作ります。 (2)輪っかにした麻紐の一方は垂らし、もう一方を巻き上げて枝を留めていきます。 (3)好みの幅に巻き上げ切ったら、麻紐の先を(2)で作った輪っかに通して引っ張りギュッと締めます。 (4)スワッグの背面にあたる部分で麻紐を固結び、余った部分で吊り下げ部分のループを作れば完成です。 麻紐の上からお好みの紐やリボンを巻いて、より自分好みのスワッグに仕上げるのも楽しいですね。       <スワッグを長く楽しむポイント> 爽やかな香りと心踊る春の訪れを感じさせてくれるミモザのスワッグは、眺めているだけでハッピーな気分をもたらしてくれます。最後に、お気に入りの手作りスワッグを長く楽しむためのポイントを室積さんに教えていただきました。「スワッグを飾るのに適した場所は、温度変化が少なく、風と直射日光が当たらない室内。ミモザの場合は退色が比較的穏やかなので、環境次第で2〜3ヶ月は美しさを保つことが出来ますよ。ここ最近では、ムロマメ舎にもミモザを求めて足を運んでくださるお客さまが増えてきました。ぜひ今回ご紹介したスワッグの作り方を参考に、ミモザのある空間を楽しんでみてくださいね」。       フィアットをイメージしたイタリア産のミモザスワッグ また、今回は特別に、フィアットをイメージしたイタリア産のミモザ・ミランドールを使ったスワッグも製作していただきました。ミランドールは、国内で多く流通しているミモザアカシアと比べて、葉っぱが細長いのが特徴。花の色味もやや濃いめの色をしています。束ねる量にもよりますが、ふわふわと広がるミモザアカシアとは違い、ミランドールはすっきりとしたシルエットで大人っぽい印象。   ▲ミモザ・ミランドール(左)、ミモザアカシア(右)   また、葉っぱの存在感があることによって、グリーンの清涼感をより感じられるスワッグに仕上げることができます。フィアットをイメージしたスワッグは、ミランドールと数種類のグリーンに、カールした葉先がユニークなゴアナグローをアクセントに添えた、幸福感に満ちた鮮やかなイタリアの春を連想させるひと束です。   […]