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3月8日は「ミモザの日」。手軽に出来るおしゃれな手作りスワッグで国際女性デーをお祝いしよう

3月8日は、国際女性デー。世界中の女性の権利を守り、女性の活躍を支援するために世界中で祝われている記念日です。各国でこの日にちなんださまざまな取り組みが催されるなか、イタリアでは感謝と敬意を込め、男性から女性へミモザの花を贈る“ミモザの日”として親しまれています。今回は、イタリアでのミモザの日の過ごし方と併せて、初心者の方でも手軽にトライ出来るオシャレなミモザスワッグの作り方をご紹介します。   イタリアの国際女性デーのシンボル“ミモザ”   3月8日は、国連が1975年から世界に対して女性の権利に対する呼びかけを始め、1977年に制定した国際女性デーです。毎年、女性たちの平等権の獲得への運動を称えるとともに、平等な社会でグローバルに活躍できるような呼びかけが行われます。 イタリアで国際女性デーが初めて祝われたのは1922年のこと。春先に開花するミモザがイタリアの国際女性デーのシンボルとなりました。そのためイタリアでは、3月8日は“ミモザの日”と呼ばれ、日本で母の日にカーネーションを贈るように、大切な女性にミモザを贈るのが習慣となっています。     3月8日が近づくと、イタリアの街は明るく鮮やかなミモザの色で溢れかえります。花屋の店頭にミモザの花が並ぶのはもちろん、ケーキショップやスーパーでもミモザを模したケーキ『Torta Mimosa(トルタ・ミモザ)』や黄色い包装紙に包まれたお菓子などを販売。当日は、奥さんや恋人だけでなく、家族や友人、同僚や常連客など身近な女性たちへ「Auguri!(アウグーリ)=おめでとう!」の挨拶とともに男性からミモザの花がプレゼントされます。 また、国際女性デーに関連づけたコンサートや限定メニューがあらゆるところで展開されることもあり、イタリアでは3月8日に女性同士でお出かけを楽しむ方も多いのだとか。イタリアの人々の暮らしに“ミモザの日”として国際女性デーが浸透していることが伺えます。また日本でも、3月8日にミモザを贈る・飾る習慣が少しずつ広がり始めており、近頃は花屋さんでミモザが手に入りやすくなっているとのこと。そこで今回は、自宅でも手軽に作れるミモザスワッグの作り方をご紹介させていただきます。   手軽にできるおしゃれなミモザスワッグの作り方 ▲ムロマメ舎   今回スワッグづくりのために訪れたのは、東京都品川区・戸越銀座のフラワー&グリーンショップ『ムロマメ舎』。店主を務める室積えりかさんは、切り花やブーケの制作をはじめ、花材や植物を使った空間コーディネートを多数手がけるフラワーアレンジメントのスペシャリスト。国内外からセレクトした色とりどりの花が出迎えてくれるお店とその隣に併設されたアトリエで、手軽にできるミモザのスワッグづくりをレクチャーしていただきました。   ▲店主の室積えりかさん   <1:使用する植物について> 今回スワッグづくりに使用した植物は、ふわふわ揺れる小さな花が可愛らしい国産のミモザアカシア、ササバユーカリ、ユーカリ、アカシア・ブルーブッシュ、シルバーアニバーサリーの5種。「束ねる植物は、お好みで。今回はフレッシュなミモザを主役に、定番のユーカリ、同じアカシアの仲間で動きのあるブルーブッシュ、アクセントにシルバーアニバーサリーの白い葉を添えています(室積さん)」   ▲左からササバユーカリ、ミモザアカシア、アカシア・ブルーブッシュ、シルバーアニバーサリー、ユーカリ   <2:下処理について> 最終的な仕上がりをイメージしながら、まずはハサミを使って枝と下葉の処理をしていきます。手元にかかる枝分かれ部分は切り分け、下葉と花を取り除いていきます。ミモザのように柔らかな花であれば、指で削ぐようにすると簡単に処理が済むそう。「取り除いた花や葉もぜひ活用を。お皿に盛るだけで、とっても素敵な空間の彩りになってくれますよ(室積さん)」     <3:束ねる> 下処理が済んだら、次は手の平を使って枝を重ねていきます。上手なスワッグづくりのコツは、ずばり立体感を出すこと。親指と人差し指で支点を作り、放射状に捻りながら枝を束ねていくことで、どこから見ても美しくボリュームのある立体的なスワッグに仕上がります。全体のシルエットと前面にあたる部分のバランスを整えたら、麻紐で束を留めましょう。     <4:麻紐で留め、仕上げる> ここでは、初心者の方でも、簡単かつ綺麗に束ねられるテクニックをご紹介します。 準備:スワッグの全長よりも少し余裕のある長さの麻紐を用意します。 (1)束の支点となる部分で麻紐を二つ折りにし、輪っかを作ります。 (2)輪っかにした麻紐の一方は垂らし、もう一方を巻き上げて枝を留めていきます。 (3)好みの幅に巻き上げ切ったら、麻紐の先を(2)で作った輪っかに通して引っ張りギュッと締めます。 (4)スワッグの背面にあたる部分で麻紐を固結び、余った部分で吊り下げ部分のループを作れば完成です。 麻紐の上からお好みの紐やリボンを巻いて、より自分好みのスワッグに仕上げるのも楽しいですね。       <スワッグを長く楽しむポイント> 爽やかな香りと心踊る春の訪れを感じさせてくれるミモザのスワッグは、眺めているだけでハッピーな気分をもたらしてくれます。最後に、お気に入りの手作りスワッグを長く楽しむためのポイントを室積さんに教えていただきました。「スワッグを飾るのに適した場所は、温度変化が少なく、風と直射日光が当たらない室内。ミモザの場合は退色が比較的穏やかなので、環境次第で2〜3ヶ月は美しさを保つことが出来ますよ。ここ最近では、ムロマメ舎にもミモザを求めて足を運んでくださるお客さまが増えてきました。ぜひ今回ご紹介したスワッグの作り方を参考に、ミモザのある空間を楽しんでみてくださいね」。       フィアットをイメージしたイタリア産のミモザスワッグ また、今回は特別に、フィアットをイメージしたイタリア産のミモザ・ミランドールを使ったスワッグも製作していただきました。ミランドールは、国内で多く流通しているミモザアカシアと比べて、葉っぱが細長いのが特徴。花の色味もやや濃いめの色をしています。束ねる量にもよりますが、ふわふわと広がるミモザアカシアとは違い、ミランドールはすっきりとしたシルエットで大人っぽい印象。   ▲ミモザ・ミランドール(左)、ミモザアカシア(右)   また、葉っぱの存在感があることによって、グリーンの清涼感をより感じられるスワッグに仕上げることができます。フィアットをイメージしたスワッグは、ミランドールと数種類のグリーンに、カールした葉先がユニークなゴアナグローをアクセントに添えた、幸福感に満ちた鮮やかなイタリアの春を連想させるひと束です。   […]

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干場義雅(ほしばよしまさ)さんがオススメする、ミモザカラーで彩る春のファッション

3月8日は、国連が定めた「国際女性デー」。女性がより輝ける社会を目指して1975年に制定されました。そして、イタリアでは男性がパートナーや母親、友人や仕事仲間に日頃の感謝を込めてミモザの花を贈る「ミモザの日」です。 そこで今回は、イタリアの文化にも造詣が深いファッションディレクター・干場義雅さんが、ミモザカラー=イエローのおすすめファッションアイテムと、それを効果的に取り入れたスタイリングをレクチャー。イエローのファッションに身を包んで、この春を明るく前向きに過ごしましょう。   ミモザの花言葉を装いで表現 「イタリアの“ミモザの日”はもちろんですが、男性から女性に日頃の感謝を込めて花を贈るという行為は、世界的に見ればもはや当たり前のように根づいています 」と語る干場さん。 日本でも、特別な日に花をプレゼントすることはありますが、世界的には日常的なことのよう。 「イタリアでは、レストランにも花を売る人がいるくらい、男性が女性に花を贈ることが習慣になっているのです。 もちろん、花には一瞬で枯れてしまう儚さがありますが、花を贈られた女性の記憶に必ず刻み込まれる、一生の思い出として残る力があります。 イタリアには“口で言えないことは、花で言う”ということわざがあるように「優雅」「友情」といった花言葉をもつミモザの花、またはミモザカラーのアイテムを贈り合い、普段のファッションに取り入れることで、さりげなく感謝の気持ちを表してみる。そんな男性、そして女性は、とても素敵ですよね」。   for MEN シルクのポケットチーフで、スーツ姿にさりげない艶を 「色のなかでも、とりわけ強い色であるミモザカラーは、着こなしに少し取り入れるだけでアクセントになってくれます。いつもの白リネンチーフを、ミモザカラーのシルクチーフに替えるだけで、スーツ姿の印象が華やぐはずです」と干場さん。真ん中のチーフはコットンを混紡したもののため、やや控えめな表情を演出できます。 左/¥15,000〈マリネッラ/マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウンTEL 03-5413-7651〉 中/¥10,000〈ドレイクス/ドレイクス 銀座店TEL 03-6263-9955〉 右/¥10,000(参考価格)〈ロバート フレーザー/アイネックスTEL 03-5728-1190〉(すべて税抜価格)   「グレーのグレンチェックスーツにブラックのニットタイを合わせた比較的ストイックなスーチングも、胸元にミモザカラーのシルクチーフを添えるだけで春らしいアクセントに。チーフは、四角に折りたたんだスクエアでも四隅を角のように覗かせたクラッシュでもなく、ふんわりと覗かせるパフドスタイルで挿すことによって、柔らかなニュアンスに演出できます」。 チーフ¥15,000〈マリネッラ/マリネッラ ナポリ 東京ミッドタウンTEL 03-5413-7651〉 スーツ¥131,000〈ラルディーニ〉、シャツ¥32,000〈バルバ/以上ストラスブルゴTEL 0120-383-563〉 ネクタイ¥20,000〈ドレイクス/ドレイクス 銀座店TEL 03-6263-9955〉 靴¥68,000〈ジョセフ チーニー/ブリティッシュメイド 銀座店TEL 03-6263-9955〉 ベルト¥16,000〈バーニーズ ニューヨーク/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンターTEL 0120-137-007〉(すべて税抜価格)   シルク×カシミヤのストールで、胸元に軽やかなアクセントを 「男性の装いにおける基本色は、ネイビー、グレー、ブラック、そしてブラウン。そんなベーシックカラーを踏まえた上で、発色よく、かつ柔らかなニュアンスも表現できるシルク×カシミヤのストールを差し色使いすれば、印象がパッと明るくなります」と干場さん。 左のストールは、シルク×カシミヤと同じような表情が演出できる、薄手のウール素材。高級感が漂う、上質な素材を意識して選ぶと良いでしょう。 左/¥19,000〈ジョンストンズ/ブリティッシュメイド 銀座店TEL 03-6263-9955〉 右/¥40,000〈ベグ アンド コー/ボーダレスTEL 03-3560-5214〉(すべて税抜価格)   「ネイビーのジャケットにグレーのトラウザーズという定番のジャケパンスタイルも、ミモザカラーのストールを胸元に垂らせば、実にアクティブな印象に。シルク×カシミヤの優雅なドレープも相まって、Tシャツとスニーカーによる洒脱なジャケットスタイルにエレガントな雰囲気が加味されます」。 ストール¥40,000〈ベグ アンド コー/ボーダレスTEL […]

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3月8日の国際女性デーとイタリアのミモザの日ってどんな日?楽しみ方も紹介

毎年3月8日は、国連が制定した「国際女性デー」です。そして、イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれています。この記事では、国際女性デーとミモザの日が何の日でどんな関連性があるのか、また、具体的な楽しみ方やイベントなどをご紹介します。   国際女性デーはニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行った日 国際女性デーは、1904年3月8日にアメリカのニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行った日です。このデモを受けて、1975年に国際女性デーが制定されました。現在は国連事務総長が加盟国に対して、女性が平等に社会参加できるような環境づくりを呼び掛ける日になっています。 国連だけでなく、途上国の女の子の支援プロジェクト「Because I am a girl 」などを実施している公益財団法人プラン・インターナショナル や民間企業などもイベントやシンポジウムを開催するなど、世界中で女性の社会参画を願った取り組みがなされる日なのです。   イタリアでは女性にミモザを贈る「ミモザの日」 女性の社会参画を願う日とされている3月8日の国際女性デーは、イタリアでは同時期にミモザの花が咲くことにちなんで、ミモザの日とも呼ばれています。3月あたりにはミモザの花が咲き乱れ、イタリアの街中の随所でミモザの花が飾られたり売られたりするようになるのだそうです。 このミモザの日には、男性が女性に敬意と感謝を込めて、ミモザの花を贈るのがならわし。パートナーだけではなく、母親や祖母、友人、仕事仲間など自分にとって大切な女性に贈るのだとか。女性たちは贈られたミモザを飾るだけでなく、仕事や家事、育児からつかの間離れて、お出かけや外食を楽しむのだといいます。 また、ミモザの花は「春を告げる花」としてイタリアだけでなく、ヨーロッパ全体で広く愛されています。例えば、フランスのマンドリュー・ラ・ナプールという街では、2月に「ミモザ祭り」が開催されるそうです。   ミモザはアカシアの総称で花言葉は「秘密の恋」 ミモザは、正式にはマメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称で、和名は銀葉アカシアと言います。ヨーロッパで人気があるミモザは、実はもともとオーストラリアが原産で、国花にも指定されている花です。 ミモザの花言葉は「優雅、友情」で、黄色のミモザの花言葉は「秘密の恋」。花屋でミモザの切り花が買えるのは1~3月で、3月8日のミモザの日近辺は日本の花屋でも手軽に手に入れることができます。自分で手にいれても、イタリアの風習や花言葉を男性に教えて贈ってもらう、なんて楽しみ方もいいかもしれません。   リースやサラダでミモザの日を楽しもう ミモザは、花束として部屋に飾るだけでなく、リースにしても楽しめます。また、ミモザの彩りを再現したミモザサラダのつくり方も紹介するので、ぜひミモザの日を楽しんでみてください。   花束と麻紐を使うミモザリースのつくり方 ミモザリースは完成品を花屋で買える場合もありますが、花束と麻紐があれば簡単につくることもできます。 1.麻紐はミモザを適量で結べるくらいにカットして、ミモザの花の付け根で結びます。余った紐はカットし、茎の下のほうから生えている脇花もカットします。 2.茎を覆うように、カットした脇花を重ねて紐で結び、茎部分も紐で結んで固定します。 3.茎部分をアーチ状に曲げ、花がついた先端に被せるようにして輪をつくります。葉の位置やリース全体の形を確認しながら紐で結び、整えて完成です。   ミモザの花そっくりのミモザサラダのつくり方 ミモザの花を使用するわけではありませんが、ミモザの花に見た目がそっくりなサラダのつくり方を紹介します。簡単につくれるので、料理に自信がない方もぜひチャレンジしてみてください。 【材料】 ・ゆで卵          2個 ・ミニトマト        3個 ・ベビーリーフ       40g ・オリーブオイル     小さじ4 ・すりおろしニンニク   小さじ1/2 ・レモン汁        小さじ1/2 ・塩           ふたつまみ   【つくり方】 1.ミニトマトはヘタを取り除き、4等分に切る。 2.ゆで卵は白身と黄身に分けて、それぞれ粗めのザルに押し付けて裏ごしをする。 3.ボウルにAの調味料を入れて混ぜ合わせる。 4.器にベビーリーフ、ミニトマトを盛り付け、真ん中に裏ごししたゆで卵の白身と黄身をミモザの花に見えるように盛り付けます。最後にAのドレッシングをかけたら完成です。   ミモザにちなんだFIATの限定車のフェア開催 […]