コロナ禍で食生活への意識が高くなり、注目を集めているのが“ヴィーガンフード”。健康・自然環境保護・動物愛護の面への意識から、卵・乳製品・ハチミツなどを含むすべての動物性食品を摂取しないスタイルが支持され、ヴィーガンフードを取り扱うおしゃれなレストランやカフェも増えています。そこで今回は、都内近郊でテイクアウトができるおすすめのヴィーガンフードをご紹介!ピザやホットドッグ、フルーツサンドにマフィン、そして本格中華ヌードルやヘルシーお弁当など、ココロとカラダにいい食をこの機会にチェックしてみてはいかが?
【HOMECOMING VEGAN SICILIAN PIZZA】
日本初のオールヴィーガンのピザ屋として、下北沢と三軒茶屋を繋ぐ淡島通りに、2022年1月8日にオープンした『HOMECOMING VEGAN SICILIAN PIZZA(ホームカミング ヴィーガン シチリアン ピザ)』。フランシス・カルモナさんとキャサリン・アーンショーさんが、元々好きだったシチリアンピザとヴィーガンフードを日本で広めたいという想いからオープンしたそうです。同ショップの名物は、自家製天然酵母のサワードウ種の生地を24時間じっくり発酵させ、四角い型で厚めに焼き上げるシチリアンピザ。シンプルなトマトソーステイストの『マリナーラ』や、自家製ヴィーガンチーズとジェノベーゼなどがたっぷり乗った『カプレーゼ』などは、ヘルシーかつ食べ応えも十分!さらに、週替わりで提供するアメリカンクッキーやブラウニーなどの焼き菓子もすべてヴィーガンです。
▼INFO:画像提供
HOMECOMING VEGAN SICILIAN PIZZA
〒155-0032 東京都世田谷区代沢 4-8-3
https://homecoming-vegan-sicilian-pizza.square.site/
【fruits and season】
“心とからだに響くフルーツを、ギフトに”がブランドコンセプトの『fruits and season(フルーツアンドシーズン)』は、2021年1月に恵比寿にオープンした日本初のヴィーガンフルーツサンド専門店です。フルーツは愛知県岡崎市にある八百屋・ダイワスーパーが厳選した旬のもの。フルーツのおいしさを引き出す豆乳をベースにした自家製クリームと白砂糖不使用のオリジナル豆乳パンは、乳・卵などの動物性食品も不使用です。さらに1日の生産数を定め、売り切れ次第で販売終了にすることで、フードロスの削減にも貢献!人気スタイリストの山脇道子氏がクリエイティブディレクションを担当する華やかなパッケージは、ギフトやプレゼントにも最適です。1個・2個・4個入りの中からシーンに応じてお好みを選び、至福のフルーツサンドを贅沢に味わってみてはいかがでしょうか。
▼INFO:画像提供
fruits and season
〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西1丁目10-1 クリーンパレス 1F
https://fruitsandseason.com/
【Guruatsu】
東京都台東区東上野と松が谷に店舗を構える“Good Meal,Good Life!“がテーマのカフェ『Guruatsu(ぐるあつ)』は、卵やバターといった動物性素材を使用せず、トランス脂肪酸フリーの有機・国産素材を使ったお豆腐マフィンや豆乳スコーンが有名。それらと野菜がたっぷり採れるベジランチをいっしょに楽しむのが定番で、オーガニック野菜を使ったお惣菜がたっぷりのランチボックスとマフィンはテイクアウトも可能!マフィンやスコーンはどれも200キロカロリー程度とヘルシーなので、ヴィーガンの方はもちろん、妊産婦の方からアレルギーのある子どもまで安心して食べられるのが魅力。メニューはどれも食材の彩りを生かした華やかなものばかりなので、ファミリーキャンプやピクニックに持って行ったらきっと喜ばれるでしょう。
▼INFO:画像提供
Guruatsu
〒110-0015 東京都台東区東上野4丁目21−6
https://www.instagram.com/guruatsu/
【Chipoon】
銀座にある中華の名店・Renge equriosityのオーナーシェフ・西岡英俊氏がプロデュースする『Chipoon(チプーン)』は、ラフォーレ原宿の2階にオープンした本格中華のファストフード店です。このお店で人気を集めているのが、化学調味料を使わずに素材の旨味を引き出した“至高のヴィーガンヌードル”です。「毎日食べても体に負担の掛からない美味しいラーメンを作ったら、ヴィーガンヌードルが完成した」とのことです。化学調味料なしとは思えないほどのコクや旨味を存分に感じられるスープと、卵を使わずに打った麺のコラボレーションは、ヴィーガンの方だけではなく通のラーメン好きも唸らせる味わい。イメージキャラクターのフラミンゴ×ピンクで統一された店内はインスタ映えするPOPさで、原宿という立地柄、海外からのお客さまもたくさん訪れています。
▼INFO:画像提供
Chipoon
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿2階
https://chipoon.stores.jp/
【Universal Bakes and Cafe】
個性的な小店舗が軒を連ねる東京・世田谷代田にある『Universal Bakes and Cafe(ユニバーサル ベイクス アンド カフェ)』は、“100%ヴィーガンフード“と“サステナブル”を掲げるベーカリーカフェ。この店で作るパンはどれも、卵・牛乳・バター・はちみつなどを一切使っていません。総菜パンは午前・昼・午後でシーンに合わせたメニューを焼き上げているため、いつ訪れても新たなメニューと出会うことができます。そして日替わりの野菜を使った旨味たっぷりのヴィーガンスープも併せて味わえば、たっぷりの栄養とともに、体の内側からじっくりと温まることができるでしょう。気持ちの良い朝や時間に余裕のある休日などに、ふらっと立ち寄って店内で日差しを感じながら食べても気持ちがいいですし、テイクアウトをして近所の公園などで食べるのも最高!
▼INFO:画像提供
Universal Bakes and Cafe
〒155-0033 東京都世田谷区代田5丁目9−15
https://www.instagram.com/universalbakes_tokyo/
【ささやカフェ】
昭和30年代まで水飴製造を生業としてきた工場跡をリノベーションし、開放的なスペースに生まれ変わって営業しているのが『ささやカフェ』です。2013年のオープン以来、メニューのすべてをヴィーガンフードで届けるお店のキャッチフレーズは“Enjoy eating the veggie way! = 野菜を楽しもう!”。農薬や化学肥料を使わない農家を厳選し、調味料も自然のものを使ったメニューが豊富にそろっています。朝はマフィンやスコーン、昼や夕方にはカレーやサンドイッチなどを提供。季節のタルトや豆乳ソフトクリームなどのデザートや、穀物コーヒーや豆乳を使ったラテなどのドリンクもヘルシーで人気です。ささやカフェに訪れた際は、さまざまなジャンルの演劇やイベントを開催している併設のすみだパークシアター倉にもぜひ。
▼INFO:画像提供
ささやカフェ
〒130-0003 東京都墨田区横川1丁目1−10
https://sasayacafe.com/
【Bells中目黒 HOTDOG&SHAKE】
2020年に中目黒にオープンした『Bells中目黒 HOTDOG&SHAKE(ベルズ なかめぐろ ホットドッグ&シェイク)』は、ジャンク×ヴィーガンを売りにした新感覚のホットドッグが堪能できるお店です。こちらではヴィーガンでもOKな非動物性ソーセージと、宗教上の制約が少ない鶏肉を主原料にしたソーセージの2種類から選べて、そのどちらもオーナーたちが独自に開発した自家製。同じく合わせるパンも動物性食材を使用していない自家製かつハードかソフトの2種類から選ぶことが可能で、トッピングやサイドメニューも豊富です。また、ホットドッグと並ぶ名物の和風シェイクは、抹茶・黒ごま・ほうじ茶・黒蜜・きな粉の5種類をラインナップしていてどれも濃厚なフレーバー。そして、なんと朝4:00まで営業!ヴィーガンでありながら、しっかりと満足できるその食べ応えは、トレンドに敏感な若者たちの心をつかんでいます。
▼INFO:画像提供
Bells中目黒 HOTDOG&SHAKE
〒153-0051 東京都目黒区上目黒2丁目44−16
https://www.instagram.com/bells_nakameguro/?hl=ja
ヴィーガンフードというと、詳しくない方にとっては、どこか味気ないイメージがあるかもしれませんが、実はバリエーション豊かで栄養も食べ応えもたっぷりなものばかり!暖かな春はお花見やピクニックのときにテイクアウトしてぜひ味わってみてください。
Text byラスカル(NaNo.works)
【おすすめ記事】
ギフトにも自分へのご褒美にも!絶品イタリアンチョコレート6選
パーティーの手土産にも最適!ホリデーにおすすめのEATALYのフード&スイーツ10選
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
FIATの最新情報をお届けします。