fiat magazine ciao!

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LIFESTYLE

愛犬といっしょにFIAT 500 Zaffiroに乗って自然溢れるドッグランへ

FIAT 500 Zaffiroに乗って理想の休日へ 『晴れ渡った空の下、瑞々しく萌黄色(もえぎいろ)に輝く芝生に寝転び、笑い合う家族のそばで愛犬が駆け回る。』まるで、雑誌やテレビの中だけの理想的な休日。 なかなか実現が難しいと思いがちですが、実は都会から車で少し行くと、自然の中で存分に愛犬との休日を楽しめる素敵な場所があります。 休日はいつも愛犬と一緒にお出かけして、充実したペットライフを送る、東京は目黒区在住の佐々木ご夫妻のお出かけに同行し、休日を愛犬と過ごすにはぴったりの、おすすめのドッグランに案内していただきました。 古着店を経営しており、買い付けや倉庫の確認のため、毎週のように東京から山梨など各地方へ車を走らせているという佐々木さんご夫婦が500を選んだ理由は「ライフスタイルに合っているから」とのこと。「小ぶりな車体なのにパワーがあるので、都内の狭い道を通るのも、遠出をするのもどちらにも適してると思ったんです。それに、僕らの仕事柄、やっぱりデザインも重視したかった。それでこの車にしたんです。」 そんな佐々木家の愛車、500を走らせ、向かう先は東京サマーランドのすぐ隣にある「わんダフルネイチャーヴィレッジ」。 時刻は午前9時。期待に目を輝かせる愛犬のウーピィ(トイプードル:メス)を車に乗せ、東京を出発しました。 自然の中で愛犬と過ごす屋外ドッグランに到着 東京都心の富ヶ谷ICから中央道を通り、車で約1時間。日曜の午前中なのに渋滞もなく、あっという間に、東京はあきる野市のドッグラン施設「わんダフルネイチャーヴィレッジ」に到着しました。 駐車場に着くなり、みんな外に出て深呼吸。街の中ではなかなか感じられない、自然に囲まれた場所ならではのきれいな空気を全身で楽しみます。 普段はとても元気に走り回っているウーピィですが、車の中ではとてもおとなしく、ずっと窓の外を見ていました。 「車に乗っている時、ウーピィはいつも落ち着いてますよ。500は静かだし、発進するときも曲がるときも負荷がないから怖くないんじゃないかな。」(由美さん) 空は快晴で日差しが強く、佐々木さんご夫妻はサングラスを装着。お洒落なのかと思いきや、そこには家族を乗せて運転をすることへの心配りがありました。「愛犬と一緒に屋外に出て1日を過ごすときは、なるべくサングラスをするようにしています。帰りの運転の時、目が疲れないようにしたいので。」(祐一さん) 「自然の癒し」をテーマに、広大な自然を利用して作られた「わんダフルネイチャーヴィレッジ」には、愛犬と自然の共生を体験できるいろいろな施設があります。 ドッグランはもちろん、カヌーやBBQ、オートキャンプ、ハイキングなど屋外のアクティビティが豊富に揃っており、すべて愛犬と一緒に楽しむことができます。 愛犬と駆け回る最高のひと時 受付を済ませ、池を左手に見ながら進むと、茶色い柵に囲まれたドッグラン施設が見えてきます。「わんダフルネイチャーヴィレッジ」のドッグランはいくつかに分かれており、その中でも一番広い全犬種エリアへ向かいました。 開放的な広いドッグラン全犬種エリアの面積は1,750㎡。この広さがあれば、愛犬が全速力で走り回ることができます。愛犬は日頃運動不足になりがち。ここなら存分に運動することができます。 小型犬に属するトイプードルのウーピィですが、大型犬にも負けない運動量でドッグランの中を駆け回りました。 たくさん走ったらドッグカフェでランチタイム 時刻はまだ正午になったばかり。すっかり遊び疲れたウーピィを連れて、「わんダフルネイチャーヴィレッジ」のカフェレストラン「AZEKIRI(アゼキリ)」へ。 周りを遠くまで見渡すことができる「AZEKIRI」のテラス席で味わうランチはまた格別な美味しさです。忙しくてピクニックの準備ができないときでも、ピクニック気分を楽しむことができます。 愛犬の幸せはみんなの幸せ ランチの後はまたドッグランで駆け回り、「わんダフルネイチャーヴィレッジ」の広い敷地内を探検して、存分楽しんだところで、帰宅する時間になりました。 すっかり遊び疲れたウーピィは帰りの車で熟睡。楽しい1日を過ごした休日の夢を見ている様子でした。 夕方4時に東京に帰着し、今日1日の感想を伺いました。「すごく楽しかったですよ。愛犬と一緒にちょっと遠くまでお出かけしてたくさん遊んだ日って、いつも寝る前に、ああ幸せだなーって思うんです。車に乗って少し行けば、こうしてみんな一緒に思いっきり楽しめる。もう最高ですよ。暖かくなってきたから、これからもっとたくさんお出かけしようと思っています。」(由美さん) 東京から約1時間で、愛犬と一緒に自然を満喫できる場所があることを教えてくださった佐々木さんご一家。愛犬の幸せはみんなの幸せ。そんな印象を受けた1日でした。 ペットとの暮らしをもっと楽しく。ペットイベント「インターペット」 FIATは今年、日本最大のペットイベント「インターペット2019」に参加します。ペットとのまいにちがもっと楽しくなるカーライフスタイルをご提案してきたFIAT。会場では車両展示のみならずFIATブランドのペットグッズのブース販売などを実施いたします。ぜひ足を運んでみてください。 「interpets(インターペット)」 人とペットの豊かな暮らしフェア2019年3月28日(木)– 3月31日(日)※3月28日(木)はビジネスのみ、一般公開は3月29日(金)– 3月31日(日)※4日間ともペットとの入場可会場  東京ビッグサイト 東2・3・7・8ホール※FIAT / Jeep®ブースは、東7ホール 関連リンクFIAT 🖤 PETS 取材協力:「わんダフルネイチャーヴィレッジ」所在地 東京都あきる野市上代継字白岩600番地 文/立夏 写真/横田 裕市 […]

DRIVING

ワンちゃんと暮らす〜楽しいドライブのための知っておきたいこと その1

新年のご挨拶でご紹介したアルゼンチンでのキャンペーン「FIAT DOGS」をはじめ、様々な形で動物たちを支援するFIAT。今年のイチオシは、やはりなんといってもワンちゃんです。   そこで「fiat magazine CIAO!」では、愛犬との暮らしをより“ワン”ダフルにしていただくためのTIPSを、東京・田園調布で30年以上にわたりあらゆる動物たちをケアしてきた「動物のお医者さん」、アーク動物病院の増川洋史・薫院長先生に監修いただき、これからみなさまにシリーズでご紹介していきたいと思います。   クルマのエアコンって、ワンちゃんにイイの? やっぱりケージに入れてドライブした方がいいの? ドライブでの休憩はどれくらい必要なの? ワンちゃんとのドライブは楽しいのですが、さまざまな疑問や「言われてみれば…。」ということも結構多いかと思います。      ワンちゃんの個性をみる   「おとなしくシートに座っている子もいれば、落ち着かなくて鳴き出したり暴れたりする子もいます。もちろん犬種それぞれの特徴もあります。だから、本やネットで言われていることを鵜呑みにするのではなく、それぞれのワンちゃんの個性にあわせた環境づくりをすること、まずはそこからですね。」   冷え込みが続くこの季節、果たしてワンちゃんに服を着せる? それとも着せない方がいい?   「基本、ワンちゃんは寒さに強い生き物です。たとえば雪の上をずっと歩いても、凍傷にもなりません。でも、人との暮らしが長くなることで徐々にその特徴にも変化があらわれてきます。たとえば犬種によってはアンダーコート(地肌に近い部分の密度の濃い毛)がない、つまり冬毛に生え替わらない子もいるんですが、そういうタイプのワンちゃんには、寒い外へ出る少し前に服を着せるなどの注意が必要です。」 つまり正解はひとつではなく、ワンちゃんごとに合わせる必要があるようです。   クルマのエアコンが気になりますが、温度設定はどうすれば?   「あまり気にすることはないでしょうね。特に冬は問題ありません。でも夏場には注意が必要です。ワンちゃんは汗をかかない恒温動物、体温の調節は舌と肉球で行っています。寒さには強いと言いましたが、暑さにはめっぽう弱いんです。FIATだけではありませんが、欧州の車は、日本のクルマと違いエンジンをかけたままドアをロックできないので、冬ならともかく、夏はたとえ五分でも高温になる車内にワンちゃんを放置したままトイレに…。なんてことは絶対に避けなければなりません。最近では多目的トイレを設置しているSAがほとんどですので、ワンちゃんを連れて一緒に入ってあげてください。」     ケージ? それともハーネス? 車内の安全は?   「落ち着いた子ならハーネスでも問題ありませんが、落ち着かない子なら自分でハーネスを巻きつけてしまい、不意のブレーキなどで骨折なんていうようなケースもあります。やはりケージに入れるのがベストでしょうね。」   車内では思わぬことで怪我することも…。   「ワンちゃんの足は細いので、ちょっとした隙間に足を挟んで骨折したり、リアシートの足元に落ちて怪我をするなんてこともあるんです。空気で膨らますクッションで段差をなくしてフラットにしてあげたりするといいでしょう。」   なるほど、ワンちゃんに合わせたケアが大切なんですね。 「そうです。ワンちゃんは暮らしのパートナーですから、その子の個性を知ることは飼い主の義務だとも言えます。理解が深まれば、より親密な関係を築くことができますしね。」     ありがとうございます。もっとお聞きしたいこともあるので、これからもお話を聞かせてください。     アーク動物病院 東京都大田区田園調布2-20-10 http://www.ark-vet.com […]

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LIFESTYLE

ワンちゃんと過ごすスローライフ in 鎌倉〜ペットの健康を考える

ローズ一家のスローライフ スローフードという言葉が生まれたのはFIATの故郷であるピエモンテ州。ファーストフードの進出をきっかけに、もっと地元の食べ物や生活を見直そうという運動のキーワードだった。日本でもブームになり、それを実践するスローライフなる言葉も生まれたのはみなさんもご存知かもしれない。 さて今回は鎌倉でワンちゃん4匹とスローライフを楽しむ女性のお話。 安藤 愛さんは、つい最近まで大手広告代理店に勤めていた。得意の語学を活かしグローバル企業のブランディングを担当。海外相手の仕事は楽しいものだったが時差があるので勤務時間は不規則になりがちで、深夜早朝のやりとりが日常茶飯事。多忙を極める日々を送っていたとき、ミニチュアダックスフントのローズに出会う。 「ショップで抱いたときにはピンとこなかったんですが、床に置いたら私のまわりを走り回って懐くんです。その姿にキュンとしてしまって…。」     こうしてローズとの暮らしがはじまる。 生活にハリが生まれた。 しばらくするとローズの子供が欲しくなった。たくさんのワンちゃんに囲まれる生活に憧れたのは自然な流れに思えた。交配相手を見つけて、めでたく6匹の子犬が生まれた。最初は1匹を残すつもりが…。結局子供3匹とローズとの生活がはじまった。 ここまでは、愛犬家によくある話。 「ローズはなんでも食べてくれるので気がつかなかったのですが、ワンちゃんにも個性があるんですね。生まれた子供たちの中にはペットフードを食べたくない子がいたんです。いろいろ調べて、食べられるものを自分で作ればいいという結論にたどり着きました。」 研究熱心でとことん突き詰める性格は、ワンちゃんたちにとって食べやすい(食いつきがいい)だけでなく、身体にいいもの、安全なものを意識するようになる。 「ワンちゃんのために作るのではなく、自分の分まで一緒に作れば手間も時間も省けますから。」 もはや4匹はペットではなく家族だと強く自覚した瞬間だった。     そんな愛情のおかげで子犬たちはすくすくと育つ。しかし、当然ながら四六時中一緒にいられるわけではない。長期出張の際にはやはりペットホテルに頼らざるを得ない…。 それでも手作りのごはんを食べさせたかったから、業務用の真空パック機まで購入して冷凍保存したごはんをホテルに預けるようになった。 そうしているうちに、ペットホテルから他のワンちゃんたちのために、ごはんを作ってもらえないかと頼まれるようになった。 フードコーディネーターの資格を取るほど料理好きだった彼女は、ふたつ返事で引き受ける。似たような境遇のワンちゃんがいるならば、なんとかしたいと思い、材料費だけを受け取り、ほぼボランティアの形で提供したのだ。     SNSでローズたちとの生活を紹介すると、ペットホテルでの評判も手伝ってフォロワーは一気に1万を超した。それに着目した出版社がローズたちとの生活を一冊にまとめないかと言ってきたのだ。そして『おひとりさまとローズ一家』<主婦の友社刊>を2016年に上梓。ペンネームはObaba(おばば)。   気がつけばスローライフ そんな彼女の生活とくらしの価値観を変えたのは転居だった。当初はただ週末をローズたちと過ごせる海辺の家を探していた。そして広い庭のある鎌倉の一軒家を不動産屋に紹介される。 「最初、鎌倉は候補に挙がっていなかったんです。でも仲良くなった不動産会社の営業さんが、この子たちが走りまわることしか考えられない庭のある家を見つけたと連絡してくれたので(笑) もちろん一目で気に入りました。」     引っ越し後、しばらくは鎌倉から都内に通っていたが、ここでもっとローズたちとの時間を過ごしたいと思いはじめる。 実際に住んでみると、鎌倉は実に魅力に溢れる街だったということもある。たとえばレンバイと呼ばれる地元の農協が主催する朝市。 「新鮮で無農薬のものがあるんです。東京のレストランのシェフが仕入れに来るほどで味は確かですし。」     当然、ローズたちの食事にも、こういった野菜が使われるようになる。 一層ペットホテルでの評判も上がった。 「これを仕事にできればローズたちといつも一緒にいられるし、なにより同じ悩みを持つ飼い主さんの役に立てるのではないか…。」 そんな思いが頭をよぎった。 それからというもの、彼女はペットの食生活について、これまで以上に詳しく調べ、勉強するようになる。やがては自分が納得できる製品を量産できる業者選びにまでおよんだ。 「なるべく地元で採れた野菜を使い、自分が食べてもおいしいごはんを提供しよう。」 ペットたちの健康を考える他の飼い主さんの役に立てると思うとワクワクした。いや、自分が感じているワクワクを伝えたいと思った。 「運命に導かれたのかもしれません。言葉として知っていたスローライフが目の前にありました。いや、鎌倉という土地が目覚めさせてくれたのかも…。」 こうして彼女は生活のリズムをシフトダウンしはじめた。そして、会社を辞め夢の実現に奔走した。 もちろん勢いだけで仕事になるはずはない。安心感を持ってもらうためにペット食育准指導士の資格を取り、「Seaside Rose(シーサイド・ローズ)」という名でいよいよ2017年の4月からブランドをスタートさせた。     彼女が提供するのは「ペットフード」ではなく、一緒に楽しむ「ごはん」だ。出張で一緒にいられないときのものだけでなく、キャンプへ行ったとき、あるいは出かけてパートナーに「ごはん」の世話を頼まなければならないときにも役立つ。それは一緒であることを自覚できる幸せの提供だとも言える。     スローフードのコンセプトは、楽しく、朗らかに、そして健康的で元気に生きる。つまり、生活の足元をきちんとじっくりと見つめよう!ということ。 スローフード協会が選ぶ食べ物やワインやレストランなどは、いずれも価格やブランドに左右されない「本物」ばかり。 そんな国民たちの足として生み出された車、FIAT500にも同様のスローライフ精神が満ち溢れている。 […]