ご家族で仲が良いのですね。
彰さん
「仲はいい方ですね。娘は反抗期もなかったですし、家族の会話も多い方かもしれません。長女は結婚した今でも仕事を手伝ってくれています」
それは嬉しいですね。ところで田中さんのチンクエチェントはオープンの『500C』ですが、屋根(オープンルーフ)を開けて走ることが多いのですか?
彰さん
「妻が風や紫外線を避けたがるので普段はあまり開けていないんです」
富子さん
「私がいない時にオープンにして走っているようですね(笑)」
彰さん
「屋根を開けるのは稀なのですが、それでもオープンカーが好きなんですよね。前にジープに乗っていたんですけど、そのクルマも屋根が開けられる幌のタイプでした。オープンにするかというと、ほとんどしないんですけど、開けようと思えば開けられる。その自由な感覚が好きなのかもしれません」
富子さん
「娘も免許を持っているんですけど、桜の季節に娘が“パパ、クルマ貸して。屋根を開けてお花見に行きたい”ってお願いしても、主人は“ダメ! 貸したくない”って言うんですよ(笑)。それぐらい大事にしてるんです」
大事なお嬢さんのお願いでも却下ですか?(笑) 田中さんは普通のクルマにない個性を持ったクルマがお好きなのですね。
彰さん
「プラスアルファの魅力があるクルマが好きですね。面白いクルマじゃないとダメかもしれないです」
富子さん
「乗りやすいと言われる国産車より、あえてそうでないクルマを選ぶ傾向はあるよね」
彰さん
「そうだね。運転感覚にしても『500C』はシフトチェンジの時にちょっと工夫して乗ってあげる方がうまく走れるじゃないですか。デュアロジックが切り替わる瞬間にちょっとアクセル抜いてあげたりとか、自分でシフトチェンジしたりとか、思い通りに操る感覚が楽しいんですよね。そういう少しクセがあるところも含めて気に入っています」
次に奥さまに『Panda』を選ばれた理由をお聞きします。
富子さん
「私は元々『Panda』が欲しかったんですけど、うちは自営業だから1人1台までは必要なかったので、これまで主人がコレだと決めたクルマに乗ってきました。主人は買う時に“どう思う?”と一応相談はしてくれるんですけど、どんどん話を進めてしまうので(笑)。『500C』を買った時も、“一生に一度は乗ってみたいクルマなんだ”と言われて、そこまで言われたらもう何も言えませんから(笑)。それで私も主人が決めたクルマに乗ってきたんですけど、年齢的に乗れるクルマの数も限られると思うと、やっぱり今のうちに乗りたいクルマに乗っておかないと後悔するかなと思いまして。それで『Panda』の購入を決意したんです」
『Panda』のどこがお気に入りですか。
富子さん
「まずカタチですね。四角すぎず丸すぎず。バランスが凄くかわいくて。サイズも小さすぎず大きすぎず、ピッタリくるサイズです。今までいろいろなクルマに乗ってきましたけど、『Panda』が今までに乗ってきたクルマの中で一番しっくりきています。なんていうのかな、輸入車に見えないけど輸入車で、かわいいけどかわいすぎないみたいな。そのちょうどよさや、さりげなさがすごく気に入っているんです」
家にあるクルマと、自分のものとして親しんでいるクルマの違いですか?
富子さん
「そうですね。『Panda』が来て、“私のクルマなんだ”という満足感が得られるようになりました。単なる移動でも、自分で選んだクルマで出掛けると気持ちが違うんですね。例えば買い物ひとつとっても、駐車場に戻ってきて『Panda』の姿を見るたびに“かわいい”って思います。どの角度から見ても本当にかわいい。すごく気に入ってます」
彰さん
「妻の『Panda』愛がそこまで強かったとは知らなかったです(笑)」
富子さん
「よく言うわ(笑)。最初から言ってたんですよ。ショールームにチンクエチェントを見に行った時も『Panda』が展示してあって、私ずっと“かわいい”って見ていたでしょ」
彰さん
「うん。申し訳ありませんでした(笑)」。
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