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冬のドライブを楽しくする〜スタッドレスタイヤのススメ

FIATは冬が大好き   予想では平年並みと言われている2018年の冬ですが、昨年の秋からのラニーニャ現象のせいか、いつもより寒くなる予感が…。 さて、冬といえばドライブの季節。澄んだ空気で遠くまで景色が美しく、夜ともなれば美しい星空を存分に楽しむこともできます。なにより温泉や冬の海など楽しみは尽きません。     イタリアはトリノ生まれのFIATは、何を隠そう北国生まれ。雪や氷に慣れた北海道の女性はハイヒールのままでも凍った歩道で小走りできるそうですが、同様に寒い地域での安全快適な走りも、FIATの伝統的な特技のひとつ。 夏は海、冬は山でスノースポーツというのがイタリアのお決まり。 つまり、イタリアの国民車であるFIATは代々冬を得意としています。     さて、冬のドライブといえば、一昔前なら「雪が降ったらタイヤチェーンを巻けばいいじゃないか!」というのがある種の常識でした。しかし、FIATのみに限った話ではなく、今どきのクルマというのは純正タイヤ&ホイールではタイヤチェーン(金属、樹脂問わず)装着が不可能な場合が多いので、必ずマニュアルの確認やディーラーにお問い合わせする必要があります。 そうなると選択肢はスタッドレス! となるわけですが、今回は進歩著しい冬のドライブのマストアイテムについて触れたいと思います。       楽しむための安心 豪雪地帯でなくとも、いまや都市部でも冬の間にはスタッドレスという方が年々増えていますが、それもそのはず。多くの一流メーカーがさまざまなグレードを展開しており、商品によっては前モデルよりも制動距離が10%減、摩耗20%以上減などというめまぐるしい性能向上を果たしているものもあるほど。     さらに、一昔のモデルと違い、普通の路面でも商品によっては夏タイヤとほぼ変らない走行性能が得られるものも増えており、「走り」を多少なりとも犠牲にするようなこともなくなりました。だから、走りが楽しいFIATにこそ相応しい冬のアイテムともいえるわけです。     購入と交換時期 スタッドレスタイヤは普通の夏タイヤと同様、ゴムでできています。つまり、よく走り、よく曲がり、よく止まり、低燃費で走れるかは、素材(ゴム)の鮮度と山(溝)の残り具合によって決まります。 ちなみにタイヤも食品のように製造年月日を確認することができるのをご存知でしょうか?     メーカーによって定義は異なりますし、ゴムの大敵UVを考えると屋外に駐車している場合と屋内でもその条件は異なりますが、概ね3〜5年を一つの目安とするのがいいでしょう。 夏冬でタイヤを履き替え、しっかりと日光のあたらない(つまりUVを当てない)場所で保存すれば、寿命は5年に近づき、そうでない場合は3年だと考えるのが安全です。 なぜだか激安の新品タイヤを購入する場合や、中古タイヤをオークションでという場合には、この製造年確認は必須ですのでご注意を。   また、よく、多少古くても山が残っているからまだ大丈夫! というような説もありますが、低い温度ではその性能が発揮しづらいというゴム素材の特性上、目に見えない劣化タイヤはいざという時にホントに曲がりませんし止まりません。もちろん山があってもヒビなど入っているようなら言語道断。最悪バーストもありえます。   特性上どうしても夏タイヤよりも摩耗が激しいスタッドレスでは、このタイヤ確認にはひときわこだわっておきたいところです。 ちなみに、チェーン時代の名残からか、駆動輪のみスタッドレスを使用すればいい!と勘違いされている方もいらっしゃるようですが、安全のためには必ず4輪とも装備してください。   往きはよいよい帰りは怖い   お天気の日に日帰り温泉へ出かけたら帰りはすっかり冷え込んですっかり路面が凍結…。なんてことは冬のドライブではよくあること。山間部でなくても、寒い冬の日なら都市部でもあり得る話。   そこで、スタッドレスであろうが、夏タイヤであろうが、是非とも実践していただきたいのが、試しブレーキ。ちょっと凍っているかな? 溶けて濡れているようにみえるけど、インパネ内の温度計が低温になっていて怪しい…。 そんな時は、路肩でも駐車場でも結構です。絶対に周りに人やクルマがいないことが確認できる安全な状況で、歩くほどの微速から思いっきりブレーキを踏みつけて停車してください。実際にはどのくらい滑ってしまうのかを理解、把握することはとても重要で、いざという時の判断の手助けになるので、是非実践してみてください。   数年前からイタリアでは、雪や凍結の可能性が出てくる11月から4月までの間(なぜかともに15日?)は、高速道路走行の際はスタッドレスタイヤ装備かタイヤチェーン携行がなければ罰則の対象となっています。     日本ではいわゆるチェーン規制がかかっていない場所では罰則とはなりませんが、意外にもイタリアの方が周囲に迷惑がかかることを良しとしない風潮が強いようです。 冬のバカンスも彼らの大切なライフスタイルのひとつですから、楽しいドライブを満喫したいという国民性がよく出た、イタリアらしいルールともいえるかもしれません。   さあ、みなさんもFIATで日本の冬を味わい尽くしましょう!   *日本では都道府県道路交通法により、積雪または凍結道路における冬用タイヤの装着、いわゆる防滑措置の義務が規定されています。(大型7000円、普通6000円の罰金〜沖縄県を除く) […]

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FIATともっと仲良くなろう!「フィアット セーフティ ドライビング」

フィアット セーフティ ドライビングは、フィアットオーナー向けのレッスン・プログラム。まいにちを安全・快適に過ごすために役立つ運転のコツを、プロのインストラクターから学ぶことができます。     レッスンでは、ドライビングポジションのレクチャーや座学、それに日常の危険回避に役立つ「走る・曲がる・止まる」の基礎練習や、急ブレーキ時に安全装備がどのように働くかなどを実際に体験できます。     またセーフティ ドライビングを学んだ後は、フィアットの兄弟分「アバルト」車の助手席でプロドライバーのサーキット走行を体験できるサーキットタクシーも。刺激もちょっぴり味わいつつ、愛車についてより深く知ることができるワンデーレッスンをお楽しみください。 レッスンについては第1回目の映像をご参照ください。   […]

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イタリアの魅力に触れる「イタリア・アモーレ・ミオ!」

文=友永文博 写真=太田隆生   六本木ヒルズが再びイタリア色に染まった2日間 昨年、イタリアと日本の国交樹立150周年を記念して初めて行われた2日間のフェスティバル「イタリア・アモーレ・ミオ!」。会場となった六本木ヒルズにイタリアのトップブランドが集結、その魅力を間近に体験できたほか、アーティストたちがパフォーマンスやコンサートを繰り広げ、多くの人々を魅了しました。その人気イベントが大好評のため、舞台を同じくして今年も開催。当日の5月20日(土)、21日(日)は天気にも恵まれ、昨年同様、大きな盛り上がりを見せました。     2台の個性際立つ展示が人気だったフィアット&アバルト フィアットも昨年に続きこのイベントに参加、六本木ヒルズ2階の大屋根プラザにブースを展開しました。今回は“One Soul, Two Roads”のコンセプトのもと、FIAT 500とABARTH 595を並べて展示。同一のボディとシャシーを用いながらも、シティ・コミューターとレース対応も可能な高性能車という、コンセプトの異なる2つの車の魅力をアピールしようという試みです。     期間中は、イタリア車ならではのチャーミングな外見とともに、対照的な個性を際立たせる展示スタイルにも注目が集まり、来場者が続々。老若男女、国籍も多様な人々がブースを訪れました。そして、それぞれ熱心にスタッフに質問したり、自らiPadを操作してスペックを確認したり。また大部分が展示車両のシートに体を預け、そのファッショナブルな空間とハンドルを握ったときのワクワクする感覚を存分に楽しんでいたよう。中には、さっそく試乗の予約を取り付けたファンまでも! 誰もがつかの間のドラマティックな体験を満喫し、ハッピーな笑顔でブースを後にしていました。     吉本ばななさんのトークショーでイタリアの美しさを再認識 また20日の17時からは、作家の吉本ばななさんが登場。『ヒルズカフェ』でトークショーが開かれました。吉本さんの作品の多くはイタリア語に翻訳・出版され、現地でも大人気。そんな作家の目に映った「イタリアについてぜひ話を聞いてみたい」と会場は満員に。FCAジャパンのマーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセがインタビュー役となり、子どもの頃から大好きだったという日本の漫画や映画監督ダリオ・アルジェントから、翻訳者ジョルジョ・アミトラーノさんたちと一緒に巡ったトスカーナやシチリアの旅の思い出まで、幅広い話題について語っていただきました。     さらには、この日のために書き下ろしたという「イタリアがくれたもの」という短いエッセイを自身で朗読。そこで紡がれていたのは、吉本さん曰く「形容詞がいくらあっても足りない」ほどのイタリアの美しさを描いた、詩的で少しセンチメンタルな言葉の数々。それらは空間を共有する聴衆の心を一瞬で魅了し、インタビュアーのティツィアナも「思わず涙が出てしまった」と感動するほどでした。 またトークショーの最後に設けられた吉本さんへの質問コーナーでは、会場から「一番心に残っているイタリアの思い出は?」との問いが。それに対して「一つに決めるのは本当に悩ましいけれど、あえて選ぶならサルデーニャ。あの柔らかい光で映し出される夕刻の海辺や花が咲き乱れる山々など、移動中の車窓から見た景色やシーフード料理の美味しさは今でも忘れられません」と回答した吉本さん。とても印象的なイベントの締めくくりとなりました。     来年の再会を願って。CIAO TUTTI! 今年の「イタリア・アモーレ・ミオ!」にも、イタリアから歌姫ARISAやピアニストのマウリツィオ・マストリーニなど多彩なアーティストがゲストとして参加。コンサートやパフォーマンスを披露してくれました。まさに誰もが忘れられない思い出を刻んだ2日間。イタリアの陽気でエネルギッシュな魅力をいっぱいに浴び、訪れた来場者はもちろん、ゲストや主催者側のスタッフまでも一緒になって、夢のような時間を楽しんでいました。今年も大成功に終わったこのイベント、来年も絶対に戻ってきてもらいたいですね。     […]

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12万人が参加! 「Earth Day Tokyo 2017」x FIAT

アースデイは1970年にアメリカで始まった地球環境を考えるイベント。今や世界中に広がり、「アースデイ東京」も今年で18年目となります。4月22日(土)、23日(日)に東京・代々木公園で開催された国内最大級のエコ・フェスティバルに、FCAジャパンもブースを出展しました。   アートで子供たちを支える「スマイリングホスピタルジャパン」 今年のアースデイ東京は、「Lifestyle Shift, Now! 未来を創ろう!」がテーマ。「農と食」「経済」「エネルギー」という3つの課題について、希望ある未来を考えます。とは言っても、堅苦しいイベントではありません。300もの団体が参加し、「アースデイキッチン」ではエコロジカルな食材を使った食事を提供。「アースデイステージ」ではコンサートやトークショーが行われ、家族で楽しめるイベントなのです。今年は12万人を超える人々が集まりました。     フィアットは2011年から「アースデイ東京」に参加しています。今年も自動車ブランドでは唯一の出展社です。けやき通りからイベント広場に入る場所に設けられたブースには、フィアット、アバルト、ジープのそれぞれがサポートしている4つのNPO法人が並びました。     「スマイリングホスピタルジャパン」は、入院中の子供たちに本物のアートを提供する活動をしています。闘病生活にはつらいこともありますが、アートに触れて自分でも創作を手がけることで、楽しみながら前向きな生活を送ることができるようになるのです。     代表理事の松本惠里さんは、院内学級の教師を務めているうちに子供たちを笑顔にすることの大切さに気づきました。本気で楽しむには、本物との出会いが必要です。アーティストに声をかけると、たくさんの人が応えてくれました。音楽、マジック、造形などさまざまな分野で活躍するプロが駆けつけてくれたのです。 「アートに触れることで、子供たちの治癒力が増すと言われています。アーティストの表現の場ともなっていて、子供たちから学ぶことも多いと話していますよ」     アーティストたちは感染症防止のために厳しいテストを受けなければならず、年2回の健康診断も義務づけられています。それでも参加希望者は増え続け、アーティストとスタッフを合わせると120名を超えました。2012年から始まった活動は全国に広がり、30以上の病院や施設でパフォーマンスを行うように。病院の枠を超えて、家で闘病する子供たちのもとにアーティストを派遣する計画も進めています。     会場ではバルーンアートやマジックなどを披露。新聞紙を使ってかぶりものを作り、モンスターに変身する体験コーナーも設けられました。親子で参加する姿も多く、「スマイリングホスピタルジャパン」の活動への理解が深まりました。   犬や猫を保護して里親を探す「ARK」     「アニマルレフュージ関西(ARK)」は、飼い主がいなくなったペットを保護し、新たな里親を探す活動をしています。大阪にシェルターが設置され、犬が約160匹、猫が約170〜180匹ほど預けられています。もちろんケージに閉じ込めるようなことはせず、犬たちも走り回れる清潔な施設です。     放棄されたり災害に遭ったりすることもあります。飼い主が老いてしまって飼えなくなるケースもあります。アニマルレフュージ関西では様々な理由で一人ぼっちになってしまったペットを保護し、新たな飼い主を見つけて橋渡しをします。希望者とは必ず面接を行い、相性を見極めます。相性が悪いと判断した場合は、断ることもあります。     スタッフの中野真智子さんは、犬や猫が今度こそ幸せな生活を送れるようにするためには、厳しい目でマッチングをすることが重要だと話します。25名の専従スタッフだけでは手が足りず、多くのボランティアが参加しています。動物を扱う専門学校生の参加もあり、動物たちの心身のケアを行っています。 兵庫県の篠山に新たな犬舎を建設中で、活動の幅が広がりそうです。東京にはシェルターがないため、一時預かりのボランティアが月に2、3回里親イベントを行っています。会場にも1匹のワンちゃんが登場し、来場者から注目を集めていました。   FCAグループのアバルトとジープも参加     このブース内には、同じFCAグループのアバルトが支援する「シャイン・オン!キッズ」も参加しました。重い病気と戦う子供たちと家族をサポートしていて、ファシリティドッグと呼ばれる訓練された犬とのふれあいによる緩和ケアを行っています。     マネージャーの橋爪浩子さんは、「ファシリティドッグのベイリーやヨガに会った子供たちは、みんな笑顔になってくれます」と話していました。 FCAグループのジープが支援する「環境リレーションズ研究所」のブースでは、植樹イベントを紹介していました。記念日などに自分の木を植える「Present Tree」という運動で、参加すると木の里親になることができます。全国で25か所の森で70万ヘクタールに15万4000本もの苗木が植えられました。     事務局長の平沢真実子さんは、「これまでに447万人が参加しました。森林再生と地域振興を同時に進めることができます」と運動の意義を語ります。植樹イベントにはジープの車両も参加するそうです。     FCAブースの外でも、ジープの支援するNPO法人が出展していました。フジロック・フェスティバルで環境保全の運動をしている「フジロックの森プロジェクト」は、新潟の木材を使ったワークショップを開催。全国でゴミ拾い活動をしている「green bird」は、会場周辺で清掃活動のデモンストレーションを行いました。     「人、社会、地球環境、そのすべてと価値を共有し、豊かな世界をつくり上げていく」という理念を掲げるFCAジャパンは、ブランドごとに、さまざまなNPO法人をサポートすることで社会貢献を行っています。「アースデイ東京2017」を訪れた人々に、FIATとFCAジャパンが目指す未来の形が伝わったことでしょう。 […]

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海の“青”をまとった500でたどる、ジャック・マイヨールの足跡

フィアットの限定車『500 MareBlu(マーレ ブル)』。美しく澄んだ青色は、海の水面が織りなす“青”から生まれました。また80年代の世界的名作である映画『グラン・ブルー』にも、実はゆかりがあるのです。   海からインスピレーションを受けた限定車“マーレ ブル”   藍や紺、ネイビー、コバルト、セルリアン、群青。“青”とひと口にいっても、その色彩はさまざまであり複雑です。たとえば頭上に広がる空の色にも、じっと目をこらせば濃淡があることに気付く。昨日見上げた空と今日の空も、けっして同じ青色ではないはずです。     青(ブルー)——この色から、あなたは何をイメージしますか? このたびフィアットでは限定車『500 MareBlu(マーレ ブル)』を発売します。海を連想させるこの深淵な青、映画『グラン・ブルー』の青に通ずるところがあります。     青に魅せられた世界的ダイバー、ジャック・マイヨール   1988年公開の映画『グラン・ブルー(Le Grand Bleu)』は、世界新記録を次々に塗りかえてゆく天才的な潜水能力をもった、実在するダイバーの半生を描いた作品です。 フランス国内の観客動員数は1000万人、パリでは187週連続上映という異例の記録を生んだ本作は世界各地でも反響を呼びます。ハイティーンを中心としたファンを「グラン・ブルー・ジェネレーション(Grand Bleu Generation)」とする造語が生まれるなど、一時は社会現象にもなりました。       作中の主人公であるジャック・マイヨールは、映画公開当時61歳。すでにダイバーの最前線からは引退していましたが、作品がブームとなったことを皮切りに、本の執筆業や国内外のテレビ出演など活動の幅を広げました。 しかし『グラン・ブルー』公開から約20年が過ぎた2001年。彼の生涯は突如、イタリアのエルバ島にて幕を閉じました。     フランスで生まれたジャックがダイバーを志すことになったのは、ここ日本でのある出来事がきっかけでした。初めて海へ足を運んだ4歳から数年の月日が経ち、10歳の頃に佐賀県の海を訪れたジャック。そこで出あったイルカに大きなインスピレーションを受け、ダイバーの道を歩みはじめます。 世界各地の海を旅するように潜り続けたジャックは、素潜りの世界記録を更新した後に、再び日本と深い関わりをもつこととなりました。その地は東京湾の入口に位置する千葉県の館山市です。     ジャックの愛した館山の海をたずねて ジャックが「国籍の違う弟」と呼び、生涯信頼の絆を結んだ唯一の日本人である成田均(なりたひとし)さんをたずねて、私たちは館山へ向かいました。 二人の出会いは、成田さんが日本代表としてブルーオリンピック(素潜り魚突き世界選手権)に参加した1969年。翌年、成田さんの故郷の秋田へ12日間の素潜りツアーへ誘い出して以来、30年にわたる友情が育まれたといいます。     成田さんは、館山で「シークロップ」というダイビングスクールを営んでいます。ジャックは、鮮やかなサンゴや魚が美しい館山の海をこよなく愛し、来日するたびに成田さんのもとを訪れました。成田さんが提供した古民家は「ジャックス・プレイス」と呼ばれ、最長9か月滞在したとのこと。     館山の最南端にある自然豊かな安房自然村へ案内されました。能忍寺裏手の展望台からは、富士山や伊豆の島々を望む雄大な海景を眺めることができます。5万坪の敷地内には、ホテルや温泉、散策路もあります。 成田さんは現在、ここの山林を舞台にジャックのメッセージを伝える場として、ホモ・デルフィナスの森づくりに取り組んでいます。同時に、かつてジャックとともに語り合った“豊かな海”を取り戻す活動も、精力的に継続しています。     「ジャックは海に潜りながら、生きとし生けるものが支え合い、共存していく姿を、大好きなイルカたちから学んでいたのだと思います」。ジャックを成田さんはそのように振り返ります。 ホモ・デルフィナスの森からふとふもとを見下ろすと、太陽の光を受けてさまざまな青を帯びる、館山の海が広がっていました。       自然をこよなく慈しみ、イルカから受けたインスピレーションを生涯信じ続けたジャック。彼のメッセージは、今を生きる私たちに遺された特別なものです。 次の休日は千葉県でのんびりと時を過ごすのもいいかもしれません。ジャックを抱いた館山の海が、きっと陽光にきらめいていることでしょう。   […]

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FIATでGo!まいにちが自由で楽しくなるセーフティドライビング

おしゃれで自分を磨くと元気がわいてくるように、クルマの運転も自信が増すとまいにちがもっと輝いてくるはず。せっかくフィアットに乗られているのなら、クルマとの距離をもっと縮めて、まいにちをトコトン楽しみませんか。 フィアットとお出かけするのはとっても楽しく、わくわくしますよね。お買い物のときに便利なのはもちろん、人から見られてちょっと嬉しかったり、元気のないときに自分を励ましてくれたり。クルマもともだちと同じで、一緒に過ごすほどに距離が縮まってくるもの。     でもじつは運転にそれほど自信がない、そんな方もいらっしゃると思います。そんな普段あまりクルマに乗っていなかったり運転に不安を感じたりする方のために、安全運転に役立つ情報や運転が楽しくなるTipsをいくつか紹介します。   安全運転は実際に学ぶのが一番 フィアットオーナーが自分のクルマで参加できる「フィアット セーフティ ドライビング」をご紹介します。「フィアット セーフティ ドライビング」は、フィアットオーナーのために用意されたレッスンプログラム。プロのインストラクターによる講義や、運転のキホン操作「走る・曲がる・止まる」についてのレクチャーが受けられます。     また安全なコースでブレーキを全力で踏み込む急制動の体験や、プロドライバーによるサーキット走行の同乗体験といったアトラクション的なプログラムも。イベントへの参加を通じてクルマとの関わりを深めることで、まいにちの運転がより楽しくなるはず! 「フィアット セーフティ ドライビング」は4月22日(土)に静岡県富士スピードウェイ、7月17日(月・祝)には三重県鈴鹿サーキットで開催。参加はムリという方のために、女性モータージャーナリストの藤島知子さんが紹介する「安全運転」をテーマとした記事や、フィアットユーザー向けの運転にまつわる記事をまとめました。きっと役に立つ情報が見つけられるはず。   安全運転の第一歩はドライビングポジションから     まずは運転のキホン、正しいドライビングポジションのガイドです。記事ではシートやハンドル位置を設定するときの目安や、正しいドライビングポジションのメリットが詳しく紹介されています。また、ヘッドレストやシートベルトの調整など見落としがちな注意点にも触れています。 また、「500X」のようなSUVタイプを所有されている方は、「ドライビングポジション SUV編」も併せてご覧ください。背の高いクルマを運転するときの注意点が書かれています。   デュアロジックを上手に操るコツ     「デュアロジック車をトコトン楽しもう!」では、フィアット車に多く採用されているトランスミッション「デュアロジック」を上手に扱うためのコツを解説。運転がラクチンなオートマチックと、操る楽しみを体感できるマニュアルトランスミッションのいいとこ取りをした「デュアロジック」。その両方の魅力を引き出すための方法が紹介されていますのでぜひご参考に。   楽しいエコドライブのススメ     続いてはエコドライブに関する実践的なTips、「エコドライブを今日から始めよう」。燃費がよくなる運転方法について解説しています。エコドライブはお財布にやさしいのはもちろん、コツがわかるとそれ自体が楽しくなるもの。燃費を向上させるちょっとした工夫や上手なアクセルの踏み方などをわかりやすく解説しています。   安全運転を身につけて自由で楽しいカーライフを!   […]

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ミモザをまとったチンクエチェントも応援!「WHITE RIBBON RUN2017」

3月8日が何の日か、ご存じでしたか? この日は国連によって制定された“国際女性デー”。イタリアでは「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デラ・ドンナ)」と呼ばれており、女性たちは大切な人から感謝と敬意を込めてミモザの花束を贈られるのだとか。 すべての女性が主役になる特別な一日を前にした2017年3月5日(日)、東京都のお台場でチャリティランイベント「WHITE RIBBON RUN2017(ホワイト・リボン・ラン)」が開催されました。   3月8日と春の訪れを告げるミモザの関係 3〜4月に開花時季を迎える“ミモザ”。目がさめるようなイエローが美しい、ボンボン状の小花です。子ども頃には摘みとったミモザで花冠を結う…そんな花あそびをしたことがある方もいらっしゃることでしょう。     イタリアでも日本とほぼ同時期に花ひらくミモザ。毎年3月8日の「フェスタ・デラ・ドンナ」になると、町中がミモザ一色に染まります。それは愛と幸福を呼ぶといわれるこの可憐な花を、感謝を届けたい女性へ贈る習慣がイタリアには50年以上も前から根づいているためです。     男性から女性へ贈るのが基本ですが、それも確固たる原則ではありません。ガールフレンドをはじめ、友人や同僚、マンマ(母親)、ノンナ(祖母)など、花を贈る対象はすべての女性。もらったミモザを自宅の花瓶に挿したり髪や胸元に飾ったりなど、彼女たちはそれぞれのスタイルで花を楽しむのだそう。 日本ではまだあまり知られていない「ミモザの日」も、これからきっと浸透していく。そう予感させる、女性による女性のためのランイベントが、この3月5日(日)に行われました。   JOICFP(ジョイセフ)主催のランイベント『WHITE RIBBON RUN2017』 今年で2度目となるランイベント『WHITE RIBBON RUN2017』がお台場で開催されました。     世界全体で見ると、毎日830人もの女性がハイリスクな妊娠・出産・中絶などにより命を落としている。その現実を受けてJOICFP(ジョイセフ)が主催する本イベントは、世界で最も長寿国である日本から、ダイレクトな支援を届けることを目的としたチャリティランニング大会です。ランナーによる参加費(1人あたり5,500円)は全額、ネパールとミャンマー、タンザニアへ寄付されました。     「走ろう。自分のために。誰かのために。」というコンセプトのもと、今年は562名の女性ランナーがメイン会場であるお台場を、そして男性も含む1,035名のバーチャルランナーが日本各地をラン。さらにはイギリスやシリア、ガーナなど世界14ヵ国以上で活動する女性支援家たちもビデオレターで参加する大規模なランイベントとなりました。     イベント会場となった「有明フロンティア」には、ランや支援に関連するさまざまなブースがずらり。「ビューティービレッジ」ではランの前にメイクアップアーティストによって“スポーツメイク”をしてもらえたり、「マルシェ」では南アフリカや東南アジアの輸入雑貨を購入できたり。 これから始まるランへの準備や、遠くの国で暮らす女性に思いをはせたりと、ランナー皆さんは思い思いの時間を過ごしているようでした。   ミモザでドレスアップした「FIAT500」も登場 そしてランのスタート・ゴール地点にあたる屋外の展示スペースには、ミモザをまとったフィアット『500C』が登場。いつもと違う、華やかにおめかししたフィアット車を撮影するランナーが次々にブースに遊びに来てくださいました。       「ミモザの日」にちなんで、ハッシュタグ「#まいにちCIAO」または「#ミモザフィアット」とともにSNSを投稿してくださった先着100名には、ミニブーケをプレゼント。多くのランナーがブーケ片手にフィアット『500C』と記念の一枚をパシャリ。皆さんの表情も華やぎます。     13時30分、いよいよランがスタート   オープニングセレモニーでは、ゲストランナー6名が登壇。ゲストランナーには今年初参加の梅宮アンナさんをはじめ、『VERY』モデルの堂珍敦子さんや『Precious』モデルの立野リカさんなどが、ランナーと一緒に走ります。コースの上では、誰もが一人のランナーなのです。     時刻は13:30。会場の熱気がピークに達した頃、SHELLYさんがスターターとなり、ラン開始!     7kmランで印象的だったのは、多くの人が笑顔でゴールを迎えていたこと。アップダウンのあるコースでありながら、余裕をもって沿道の応援に耳を傾けられる、そんな心地よさがあったのだとか。 またコース上では、それぞれ対等な個のランナー。初対面同士でも声を掛けて励ましあったり、ともにゴールテープを切るシーンも多く見られ、会場は終始温かな雰囲気に包まれていました。     […]

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楽しい運転のために〜正しいドライビングポジションのススメ(SUV編)

セダンやハッチバックなど一般的な乗用車からSUVに乗り換えた時に、多くの人が感じるのが、外の景色の見え方の違い。今回は、その違いに戸惑うことがないように、背の高いクルマをスマートに操るドライビングポジションに注目したいと思います。   死角を少なく、心がける 最近人気のクロスオーバーSUV。一般的な乗用車に比べ、車高が高いスタイリングは、アクティブなイメージが強く、実用性にも優れることからさまざまなユーザーから支持を集めているようです。FIATからも2015年10月24日に、初のイタリアンSUVとなる「500(チンクエチェント)X」が登場しました。そこで今回はSUVが初めてという人や、運転に不安を感じている人に、背の高いクルマを運転する際のドライビングポジションを提案したいと思います。     まず、安全運転という観点からSUVを運転する際に意識したいポイントは、いかに死角を減らすかです。SUV特有の高い車高は、走行中に遠くまで見渡せる一方、車庫入れや取り回しの際には車両周辺の状況が掴みづらいことがあります。特に低い位置の障害物や小さな子供の存在には気を配る必要があります。     そこで重要になってくるのが、シートの調整です。ドライビングポジションの基本については、以前の記事「正しいドライビングポジションのススメ」で紹介していますので、そちらもご参照ください。今回は、背の高いSUVの運転に有効なドライビングポジションについて掘り下げていきます。     今回の試乗車は、「500X Cross Plus」。運転席の座面高は地上から697mmに設定されています。これはクロスオーバーSUVとしては平均的ですが、乗用車に比べるとやや高めの設定となります。SUVのドライビングポジション調整で注目したいのは、座面の高さを調整するシートリフターです。これは運転者が自分の体型にあったポジションを、外の見え方やハンドルとの位置関係に応じて調整するもの。「500X」では全車に標準装備されています。     実際にシートを上げた状態と下げた状態を比べてみました。シートリフターの調整により、ドライバーの目線の高さはこんなにも違ってきます。頭と天井の間にゲンコツが1つ残る程度までシートを上げてみたところ、前方や斜め方向の死角が大幅に減りました。     下の写真はアイポイントの高さの違いによる見え方の違いを比べたもの。着座位置を上げると、直前までよく見えることがわかります。これを日常シーンに置き換えると、クルマの周辺にある障害物や子供の存在が確認しやすくなり、安全面で大きな効果が得られるのはいうまでもありません。     また、不整地を走行する場合は、予期せぬ進路の乱れや車体の揺れが起こりうるので、身体を安定させ、適切な操作を行う必要があります。それには基本に忠実に腰を深く掛け、シートのホールド性が十分に発揮されるように座るのが有効です。また、機会は少ないと思いますが、岩がごろごろ転がる河川敷などを走行する際は、タイヤが凹凸を踏み越える際の反力でハンドルが勢いよく左右に振られる場合があります。そのような時はハンドルを握る手の力をゆるめ、衝撃を逃がすように心掛けるとよいでしょう。 このほかドライビングポジションに関して、SUVと乗用車で違いがあるのがドアミラーです。大概のSUVは視界を確保するために大きめのものが付いています。これは足元まで視界を確保できるようにするためですので、車両周辺の安全確認を行いやすいように適切な位置に調整しましょう。     運転補助装置を活用しよう さて、次は後方視界についてです。後方視界は後ろを振り向いて目視で確認するのが基本ですが、それでも見えないところについては、そのクルマに備わっている運転補助装備に頼るほかありません。機能を理解して、正しい使い方を心がけましょう。「500X Cross Plus」を例に紹介します。 「500X」には後退する際にアラームで障害物の存在を知らせる「アラーム式リアパーキングセンサー」が全車に標準装備されています。障害物に近づくとアラームが鳴り、危険が迫っていることを知らせてくれます。     また、「Cross Plus」と「Pop Star Plus」には後方視界を補う「リアパーキングカメラ」と後退時に側方から車両が接近すると警告を発する「リアクロスパスディテクション」が標準装備されています。リアパーキングカメラは車内のモニターで障害物の存在や車両との距離感を視覚的に捉えることができます。車庫入れの際に重宝します。     もうひとつ走行時に安心の機能が「ブラインドスポットモニター」(「Cross Plus」と「Pop Star Plus」に標準装備)。こちらは車線変更時に斜め後方の死角にクルマがいるとドアミラーに内蔵された警告灯が点灯し、ドライバーに危険を知らせてくれる機能。ウインカーを点滅させたときに作動します。とても有効な装備ですが、車線変更の際は約3秒前にウインカーを作動し、目視で安全確認を行うのが基本ということをお忘れなく。     背の高いSUVも、視界が確保できていることを実感すれば、自信を持って運転できるはず。周囲に危険が潜んでいるかもしれない、という安全意識を持ちつつ、せっかくのSUVならではの機動性や利便性を存分に楽しんでください!     撮影 荒川正幸 文 藤島知子 […]

DRIVING

楽しい運転のために〜簡単スムーズ、パンク時の応急処置

    安全な場所にクルマを停車させる パンクしたことに気付いたら、まず周囲にクルマがいないことを確認し、安全で見通しのいい場所にクルマを停止します。カーブの途中など後続車両から見えない場所は危険ですので、できるだけ避けましょう。また、スペアタイヤの交換にはジャッキアップが必要ですので、舗装された平らな場所にクルマを停めるように心掛けます。パーキングブレーキも忘れずに。   停車したら、クルマの後方に非常停止表示板を置き(非常停止表示板はオプションで販売されています。常備しておくと安心です)、後続車に自分のクルマが故障中であることを知らせます。   パンク修理をする ラゲッジルームに搭載されているパンク修理に必要な道具一式。   安全が確保できたら、スペアタイヤの交換作業に移ります。FIAT 500(チンクエチェント)の場合、ラゲッジルームの床下に交換部品が収納されています。カーペットをめくって交換キットを取り出します。タイヤ交換に必要なものは、ジャッキ、ジャッキハンドル、ホイールレンチ、マイナスドライバー、そして交換用のテンパータイヤです。軍手もあると便利なのでクルマに携帯しておくといいでしょう。では作業手順を順番にご紹介していきます。   ■センターキャップの取り外し アルミホイール装着車の場合、まずは、ホイール中心部のセンターキャップを取り外します。マイナスドライバーをセンターキャップの凹みに差し込んで手前に引くと外れます。   ■ホイールボルトを緩める クルマを持ち上げる前にホイールを固定している4本のボルトをゆるめます。タイヤが地面に接地した状態でホイールボルトにレンチを差し込み、反時計回りの方向に回すとボルトがゆるみます。   ■ジャッキアップ ジャッキアップするポイントを事前に確認しておきましょう。ジャッキアップ中は一点に力が掛かるため、正しい位置にジャッキをセットしないとクルマに大きな負担を掛けてしまいます。車体の「∇」が目印です。   ∇印の延長線上のボディ下を覗きこむと、レール状になったジャッキアップポイントが見つかります。その突起の下にジャッキを置き、まずは手でジャッキを時計回りに回していくと、ジャッキの上端が伸び上がってきます。   適切な位置にジャッキを設置したら、いよいよジャッキアップです。ジャッキハンドルを時計回りに回転させ、パンクしたタイヤが地面から2〜3cm浮き上がるまでクルマを持ち上げます。   ■ホイールボルトを外す あらかじめ緩めておいたホイールボルトをレンチでさらに緩め、ボルトを外します、4本すべてが外れたら、パンクしたタイヤを車体から取り外します。   ■テンパータイヤの装着 次にテンパータイヤを装着します。ホイールの中心には4つのボルト穴のほかに、小さめの穴が2つあります。これはタイヤの取り付け位置をわかりやすくするガイド用の穴で、この2つの穴が水平になるようにタイヤを抱え、クルマ側から突き出した2本のガイドピンに差し込みます。   ■ホイールボルトの装着 ホイールボルトをまずは指で時計回りに締め付けていきます。タイヤは重さで下側が浮き上がりやすいので、ホイールを押さえつけた状態のままボルトを取り付けていきます。ひとつ付けたら、次はその対角線上のボルトを締め付けます。仮止めなのでこの時点では軽く締めるだけで結構です。ホイールが傾いた状態で装着されていないか確認しながら作業を行ってください。   ■ホイールボルトの締め付け ジャッキハンドルを反時計回りにゆっくりと回してジャッキを下ろしていき、スペアタイヤが地面に完全に接地したことを確認します。最後にホイールボルトの締め付けを行います。ホイールレンチを使って、ボルトを時計回りに回していきますが、このとき体重を掛けて強く締めつけてしまうのはNGです。力が強すぎるとボルトがねじ切れてしまうこともあるので注意が必要です。両手でレンチを持って最後まで緩みなく締め付けられていればOKです。   ■タイヤ交換終了   これで、テンパータイヤの装着は完了です。ただし、通常のタイヤよりも小さくて細身のテンパータイヤは、あくまでも修理工場まで移動するための応急用タイヤです。高速道路を走る場合はスピードを控えめで慎重に走行し、近くの正規ディーラーでなるべく早い段階で純正タイヤに交換してください。 パンクの多くはタイヤの接地面にクギなどが刺さって空気が抜けてしまうパターンですが、縁石などにタイヤの側面をぶつけてしまいダメージを与えることで起こるものもあります。また、タイヤの溝が摩耗している場合や、摩耗はしていなくても経年変化で劣化している場合も、パンクやバーストのリスクは高まります。目視で細かいひび割れや異物が刺さっていないか、日常点検で確認しておくことも大切です。 さらに空気圧の低下にも注意が必要です。空気圧が低い状態で走行するとパンクの危険性が高まります。ガソリンスタンドで給油の際などに空気圧を点検し、指定空気圧を維持しておくのが良いでしょう。タイヤは熱を持つと空気圧が上がってしまうので、空気圧を点検する際はタイヤが温まっていない状態で行います。指定空気圧はクルマの取扱説明書に記載されているので確認しておきましょう。   文 藤島知子 写真 荒川正幸 […]

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