fiat magazine ciao!

#500X

LIFESTYLE

みんな、教えて。思い出のドライブ

おうち時間が続くなか、また自由にお出かけできる日に思いを馳せて、クルマ好きのクリエイターたちに、思い出のドライブ、行ってみたいドライブについてお聞きしました。   INDEX エディター・ライター 坪田あさみさん 花屋ŒUVRE 田口一征さん、岩永有理さん モデル・フードスタイリスト 田中知彩都さん SISTER MARKET オーナー 長谷川茜さん フォトグラファー 枦木功さん     エディター・ライター 坪田あさみさん   — 思い出に残っているドライブについて教えてください。   これまで3カ月に一度は箱根、熱海、伊東、修善寺などの温泉地にクルマで出かけていました。 逗子に引っ越ししてからは東京に住んでいた時よりも横の移動だけで楽なので、気軽に温泉地へクルマで出かけられるようになりました。大抵一泊二日で行きます。(最後に行ったのは年始の修善寺でした) 写真は去年の春夏に行った箱根と熱海です。行く時は沼津あたりでお寿司を食べたり、小田原でお気に入りのコーヒー屋さん「BLEU COFFEE STAND AND BAR」に行ったり、平塚のソウルフード「ラオシャン」でタンメンを食べたりします。毎回行く定番コースです。     夏は大磯ロングビーチにあるスパ「THERMAL SPA S.WAVE」もお気に入りです。インフィニティプールでぷかぷかしているだけでリラックスできます。(THERMAL SPA S.WAVEの紹介記事はこちら)     134号線での移動はお天気もいいと富士山が見られてとても気持ちがいいです。 日常と少し離れ、美味しいものを食べ、リゾート気分も味わえ、リラックスして楽しめるから温泉ドライブはやめられません!     — 自由にお出かけできるようになったら、どこへ、どんなクルマでドライブしたいですか?   ちょっと遠出して二人の故郷である関西(私は大阪、夫は神戸なので)に立ち寄りつつ、さらに足を伸ばし四国の方までクルマで旅したいです。 その時乗ってみたいのは「Panda」。過去に夫が友達とPandaで淡路島を一周回る旅をしたそうで、その時の楽しかったことを思い出し、現行のPandaに乗って一緒にぐるぐる旅したいと言っています。四国の美味しいものをPandaで巡りたいです。       坪田あさみ(エディター・ライター) 大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にエディター・ライターとして20年以上活躍。的確な文章と美しい誌面作りに定評があり、30〜50代まで幅広い世代のファッション好きから支持される。3年前に東京から湘南地域に移住。普段のファッションやビーチライフ、インテリアなどをインスタグラムでも公開。夫とともにオムライスとオムレツサンドの専門店「サンダウナー 東京オムレツ」も経営する。 Instagram […]

CULTURE

TENDRE(テンダー)が、「仲間とのドライブ」で聴きたい24曲

演奏からプロデュースまで、“音”を自在に操るマルチプレイヤー TENDRE(テンダー/河原太朗)が、FIAT(フィアット)でのドライブをイメージしたプレイリストを公開。本記事ではあわせてインタビューも行いました。 プレイリストのテーマは「仲間とどこかへ遊びにいく1日」。 朝から夜まで、ドライブ中の何気ない日常の光景をおだやかに眺めるような全24曲。TENDREが思い描く理想のドライブを、いますぐ体感して。   プレイリスト   — 今回は素敵なプレイリストをありがとうございます。FIATと聞いて、まず何が思い浮かびましたか?   ルパン三世の『カリオストロの城』に出てきたクルマをすぐ思い出しました。デザインもとっても好きです。 近頃なかなか運転する機会がないのですが、FIATのラインナップを見てるとあらためてドライブの楽しさを思い出してしまいますね。 慣らすためにも、まずは運転の練習から再開したいなと考えています(笑)。   — 好きな車種はありますか?   それこそ昔のPandaはビジュアルもとても好きでして。FIATのウェブマガジンで紹介されている昔のPandaのビジュアルのような、味のある色合いの雰囲気に惹かれます。   — 楽曲をセレクトするときにイメージしたクルマは?   現行だと、500X Crossのカプチーノベージュを乗り回して聴くのもとても楽しそうです。シックさが格好いいですよね。     — 500X Cross、見た目にもいいですが運転していてもすごく楽しいクルマですよ。選曲にあたってはどんなドライブシーンをイメージしましたか?   ある1日、仲間とどこかへ遊びに行くというシチュエーションで考えました。 朝は風がここちよく、車窓からの景色と曲の清涼感が相まっていくイメージ。日中はすこしビート感が高まり、車内での会話も盛り上がるように程よくテンションアップ。夕暮れにはエモーショナルが重なりビートもシックに。 夜帰るころには、助手席や後部座席のみんながまどろんでいるかもしれません。そのまどろみに寄り添った音楽を聴きながら、楽しかった1日の余韻に浸って運転するのも味なものだと思います。   — 気の置けない仲間と過ごす時間に特有の、ゆったりとした空気感が伝わってきました。R&Bやソウル、インディーの選曲が多い印象ですが、中でも思い入れのある曲を教えてください。   Raining in LA – Carter Ace プレイリストの3曲目にセレクトしたのは、個人的にここ数年ずっと気に入っているアーティストのひとり、Carter Ace(カーター・エース)。ドライブ中にもし雨が降ったとしても、この曲を聴くとなんだかそれも心地よいなと気持ちが和らぐかも。   1000 Times – Tahiti 80 10曲目は、Tahiti 80(タヒチ・エイティ)。この曲はミュージックビデオでも、日中から日が暮れるシチュエーションで演奏しています。ぼくがこの曲を知ったのはドライブに出かけていたときで、曲が流れている最中に見た夕日が綺麗だったのを思い出しました。   Goodnight […]

LIFESTYLE

ドライブをもっと楽しくするのはどんなメガネ?

安心・安全なドライブのために、心強いパートナーとなってくれるメガネやサングラス。実用性はなにより大切ですが、コスメや洋服、そしてFIATの車のように、ファッション性にもこだわらないともったいない! ということでお伺いしたのは、イタリアのMIDO展にて開催されたBestore Award 2018で世界一のメガネ店に輝いた実績を持つGLOBE SPECS(グローブスペックス)渋谷店。世界各国から集められた3,000本をこえるストックの中からFIATの車をテーマに、ドライブをもっと楽しくしてくれるアイウェアを選んでいただきました。     カラフル&コンパクト。キュートな500をイメージして、愛嬌たっぷりに     まずは500(チンクエチェント)をイメージし、ポップでチャーミングな印象のメガネをセレクト。 男性のメガネは「クラウンパントゥ」というかたち。パントゥ=ボストン型のフレームの、上部を直線的にカットしてクラウン=王冠を模したクラシックな意匠です。個性が表現できるデザインながら、落ち着きのある深いグリーンとべっ甲の組み合わせでやさしい表情に。 一方、女性のメガネは華やかな印象の赤ですが、顔にのせたときに色が浮きすぎることなく、表情を明るく楽しげに演出します。 ブランドはともにAnne et Valentin(アン・バレンタイン)。デザイン性の高さと、顔馴染みの良さを兼ね備えているところが特徴です。デザインだけで完結することなく、かける人自身の魅力を引き立たせてくれます。   いちいちかわいいコンパクトカー「500」の詳細はこちら       オープンエアで走りたい。ファッショナブルな500Cにベストマッチ     カブリオレモデルの500C(チンクエチェント シー)をイメージして選んだのは、旬のスタイルを盛り込んだファッショナブルなサングラス。 女性がかけているのは、ファッションブランドのOLD JOE(オールドジョー)とGLOBE SPECSのコラボレーションモデル。クリアのフレームに濃いめのレンズという組み合わせは流行の最前線。クリアピンクのフレームは女性の肌に馴染みながらも、さりげなくユニークな印象を与えてくれます。 男性のサングラスもGLOBE SPECSのオリジナル。ビンテージライクなつくりで、手の込んだシリーズです。エイジング加工が施されたフレームは、キラキラとした反射が少なく顔なじみもグッド。クリアレンズでメガネとしても掛けられるぐらい小振りな、トレンド感のあるサイズです。 どちらもユニセックスなので、パートナーとシェアするのもおすすめです。   おしゃれなカブリオレモデル「500C」の詳細はこちら       アーバン&スポーティー。500Xに負けない遊び心を     独創的かつ洗練されたデザインが特徴の500X(チンクエチェント エックス)をイメージしてセレクトしたのは、LAを拠点に活動する注目ブランドAHLEM(アーレム)のサングラス。アパレルでの経験を経てアイウェアの世界に入ったデザイナーによる、他のブランドにない独創的なデザインが特徴です。 男性のサングラスはフレームの下半分をそぎ落としたような、かけたときに立体感が出るデザイン。最近ではあまり見ないがっしりとしたテンプル(つる)ですが、そこも下部をそぎ落とすことで新鮮な表情に。さすがAHLEMと思わせる、ファッション感度の高い1本です。 女性は、レンズのノーズ側をストンと切り落としたようなサングラス。ゴールドのカラーが肌に馴染むので意外とかけやすく、フラットなレンズがスタイルを持った人に演出してくれるデザインです。テンプル(つる)の端にはヴィンテージのパーツをあしらい、外したときにもおしゃれ心を満たします。   すべてが進化したアーバンSUV「500X」の詳細はこちら       Pandaとおそろい。マルとシカクのあいだのかたち     Panda(パンダ)のカーデザインに多く取り入れられている角の丸い四角形「スクワークル」をメガネにも。 女性のメガネは金属とプラスチックのコンビネーションで、カジュアルすぎず大人の印象。べっ甲が表情をやさしく見せてくれます。幅広いシーンにマッチするので、メガネ初心者の方にもおすすめ。 男性も同じく金属とプラスチックのコンビネーションをチョイス。深いグリーンの同系色でまとめられ、かなり凝ったデザインながらどんな人でもかけやすいところが魅力です。 […]

CULTURE

フィアットをもっと身近に。Prima FIATで乗ってスマイル!

クルマがあるってやっぱりイイ 2019年11 月 23 日(土祝)、神奈川県横浜市の鴨居自動車学校で開校 55 周年を記念して開催された「チャリティーフェスティバル」。クルマやバイクにまつわる様々な体験・デモンストレーションを通じ、その楽しさを発信しようというこのイベントには、様々な企業や団体が出展し、訪れた来場者を楽しませていました。イベントの収益金は神奈川新聞社の厚生文化事業団を通じて交通遺児の方に寄付されます。フィアットもこの活動に賛同し、「Prima FIAT」を展開。「500C」や「500X」「Panda」の展示や試乗体験会、さらにモータージャーナリスト/タレントの竹岡圭さんと FCA ジャパン マーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセによるトークショーを行い、多くの方々にフィアットに触れていただきました。 トークショーでは、ティツィアナ・アランプレセがごあいさつ。今年、フィアットが120 周年を迎えたことに触れ、現在の「500(チンクチェント)」の前身にあたるヌオーヴァ500が1957 年に登場し世界的にブレイク。『ルパン三世』に登場してさらに有名になったことなどを紹介。竹岡圭さんは、フィアット車について「走らせるとワクワクしますね。生活を彩るアイテムにもなり得るところが魅力だと思います」と、様々なクルマに触れられている豊富な経験から、その魅力を述べられました。 またアランプレセは「フィアットでは、より多くの女性や若い方々に身近な存在として感じていただけるようにさまざまな活動を展開しています。2年ほど前に初めた「#MyFirstFIAT」では、シンガーソングライターのセレイナ・アンさんをはじめ、フィアット車と過ごすさまざまなアーティストのカーライフを紹介するコンテンツを配信したり、税金や車検など諸費用やメンテナンスまで含めて、月々定額でフィアット車に乗れる「パケットFIAT」という個人向けカーリースプランを提供したりしています」と述べ、これからカーライフをスタートしようとしている方を応援するプランの提供にも力を注いでいることを紹介しました。 試乗コーナーでは、「500C」や「500X」で鴨居自動車学校をスタートし、周辺のコースをドライブ。ショールームでの試乗とはひと味違った環境で、フィアット車の運転感覚や取り回しを試していただきました。また、展示車両でトランクルームの広さをチェックしたり、アドバイザーに説明を求めたりされる方も。実際に試乗された方の声を紹介しましょう。 SNSでイベントのことを知り、平塚市からいらしたという“ヤマシン”さんは、クルマには移動手段+αのものを求めたいとのこと。目的地までは最短で行くのではなく、山道を通ったり、海沿いの道を選んだり、行きと帰りでルートを変えたりと楽しまれているそうです。そんなヤマシンさんは500Xにどんな印象を持たれたのでしょうか。 「少し乗っただけでしたが、クルマがしっかりしているので、これなら山道とか有料道路を走っても、きっと疲れないんだろうなという印象を受けました。乗っていて不安じゃない、安心していられるクルマだと感じました」と話してくださいました。 ご家族で試乗に来られ、「500C」を運転された旦那さまは、「デザインやコンパクトで扱いやすいところがいいですね。大きなクルマのように持て余す感じはなく、ジャストサイズなクルマでありながら、デザインや内装が凝っていて個性を感じられるところに好感を持ちました」と話してくださいました。 教習所というと、免許を取るところというイメージがありますが、今回のチャリティイベントでは、あいにくの空模様だったにもかかわらず、免許をお持ちの方も含めて大勢の方が来場され、楽しまれている姿が印象的でした。鴨居自動車学校の取締役社長の坂野正典さんは、「自動車学校としての機能はもちろんですが、地域の子どもの安全教室や高齢者講習などを通じ、地域全体で交通安全に取り組みながら、クルマの魅力やカーライフの楽しさを広めていきたいと思っています」と話してくださいました。 また、竹岡圭さんは「たとえばフィアットの場合、カワイイので朝“おはよう”と話しかけてみたくなったり、インテリアがポップで自分のお気に入りのお部屋にいるみたいなワクワクした気持ちになれたりと、クルマにはそれぞれ個性があります。そういう部分に注目するとクルマのまた違った一面が見られて楽しいかもしれません」とアドバイスをいただきました。 さあ、明日もフィアットをもっと楽しんじゃおっと。Ciao! 写真 宮門秀行 パケットFIATについて詳しくはコチラ 500Cについて詳しくはコチラ 500Xについて詳しくはコチラ […]

NEWS

一歩先を行くワクワク感との出会い。新型「500X」発表会レポート

チンクエチェントへのリスペクト 親しみやすい丸みを帯びたイタリアンデザインと、広々した室内空間が特徴のコンパクトクロスオーバー「500X(チンクエチェントエックス)」。その日本デビューからおよそ3年半となる2019年5月9日、デザインやエンジンを刷新した新型「500X」の誕生を記念した発表会が、東京・港区の「TABLOID」で開催されました。 新型「500X」のテーマである“CIAO! A DOMANI* 明日のストーリーを走ろう”をテーマに、20世紀初頭のイタリアで巻き起こった芸術的ムーブメント“フトゥリズモ(未来派)”の世界観を取り入れた本発表会。VRアーティストやVRカメラ&ライトペインティングカメラマンによるパフォーマンスなど、手にすることのできる近未来を表現した演出で、盛大に盛り上がりました * CIAO! A DOMANI(チャオ!ア ドマーニ)とはイタリア語で「また明日!」という挨拶 会場入り口では、現在フィアットが実施しているプロジェクト#MyFirstFIAT の中で、彫刻家や俳優など、多彩な顔を持つ片桐仁さんが「500X」にアートを描いた作品「JOMON(縄文)」が、ゲストをお出迎え。土器や土偶といった縄文時代のモチーフを、自由な発想で現代に蘇らせたその作品は、古くて新しいぬくもりを感じさせる印象。その雰囲気が、過去の名作からデザインDNAを受け継ぐ「500X」にしっくり溶け込んでいることに、時空を超えた不思議な縁を感じました。 新型「500X」のデザインに注目してみると、そこに見受けられるのは長い歴史で培われた「500」へのリスペクト。一新されたフロントマスクを構成するヘッドライトは、バイキセノン式からLED式へと最新の機構にアップデイト。そのデザインモチーフは、上下に分割された500のロゴデザインを引用したもの。また、中心部をボディ同色としたドーナツ型のリアコンビネーションランプは、チンクエチェントでもお馴染みのデザイン。こうして従来のモチーフを取り入れながら、新鮮な印象を生み出すデザイン手法は、フィアットのお家芸といえるでしょう。 新型「500X」の発表会で壇上に立ったフィアット プロダクトマネージャー生野逸臣によるプレゼンテーションのなかで、ひときわ注目を集めたのが新設計“FireFly”エンジン。排気量を従来の1.4リッターから1.3リッターへとダウンサイズしつつ、燃焼室やマルチエア(燃料噴射システム)の改良により、最高出力は11ps増の151ps、最大トルクは40Nm増の270Nmへと向上しました。さらに、燃費も向上し、パワフル&エコに生まれ変わりました。 フトゥリズモに込められた500Xの近未来感覚 デザインもメカニズムが進化した新型「500X」。本発表会において、その一歩先をいく世界観を、20世紀初頭にイタリアで花開いた芸術的ムーブメント“フトゥリズモ”という言葉を用いて表現していました。それは、時代の先端をいくアートや技術は、前衛的な視点と経験の蓄積によってもたらされることを言い表したもの。なるほど、120年もの間、常に時代の先駆けとなる数々の作品を生み出してきたフィアットの歩みとの重なりを感じました。 VRアーティスト、せきぐちあいみさんによるライブパフォーマンスでは、新型「500X」の未来感と先進性を鮮烈に表現。バーチャルリアリティの空間のなかに描かれる、新型「500X」とフトゥリズモをテーマにしたアートの世界に、ゲストのみなさんは釘付け。また、会場では希望者にVRを体験できる機会も設けられ、実際に体験したゲストからは歓喜の声が上がっていました。Facebookのライブパフォーマンスの動画はコチラ 会場には、360度VRカメラ&ライトペインティングカメラマン、イエノブォーリーさんによるフォトブースも設置。最新のライトペインティング技法を用いた記念撮影が実施され、ゲストと「X」ロゴが融合した幻想的な写真が会場やSNS上で公開されました。Facebookのアルバムはコチラ さらに、会場には、駐日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ閣下も祝福に駆けつけてくださいました。スタラーチェ閣下は、「500」が60年代にイタリアの経済発展を代表する1台だったことに触れ、「過去の伝統を大切にするフィアットから誕生した新型「500X」の新たなスタートに立ち会えたことを嬉しく思います」というコメントをくださいました。 さまざまな先進テクノロジーにより、一歩先の未来に触れる機会が設けられた新型「500X」の発表会。その空間は、楽しいことが起こりそうな未来へのワクワク感に満ち溢れていました。 新型「500X」の詳細はコチラ […]

LIFESTYLE

500X にアートを描く!片桐 仁さんインタビュー Vol.03

俳優、彫刻家、コメディアン、そして父親と多彩な顔を持つ、フィアットオーナーの片桐仁さん。現在出演中のフィアットのプロジェクト「#MyFirstFIAT」の第3 弾で、自身の愛車『500X』にアートを描いた片桐さんに、今回制作した作品のこと、そしてフィアットへの思いについて伺いました。 作品のテーマは縄文時代 これまで「XTRA INSPIRATION」「XTRA IMAGINATION」と展開してきた#MyFirstFIATの第3 弾のテーマは「XTRA CREATION」。その中で、自身の愛車500X を色彩豊かなアートに仕上げた片桐仁さんに、作品のコンセプトについて話を伺いました。 「いわゆる工業製品としての“クルマ”とは真逆の柔らかいイメージの作品にしようと思った時に、土器とか土から出てきたモノを描いたら楽しいんじゃないかなと思って、縄文土器をテーマにした作品に仕上げました。最初から、何を描くかしっかり決めず、自由な気持ちで描きました。でも、描いても、描いても、なかなか終わらなくて(笑)。思っていた以に、時間がかかっちゃいました」 今回の作品の中でこだわった部分、それは片桐さんの好きなモノへのこだわりといっても過言ではないよう。 「僕は、縄文時代が好きということもあって、今回のモチーフに選びました。縄文時代の火炎型土器の炎のカタチを、クルマのファイヤーパターンに見立てて、エネルギーのほとばしりを表現したり、フィアットならではの可愛らしさを中心に考えながら、縄文の良さを盛り込みました。また、僕は縄文にお祭り感みたいなものを感じるので、そういうおめでたい雰囲気や、賑やかな感じを表現しました。さらに、骸骨の部分は500X のヘッドライトの形と合わせて描いたら面白いかなと。ライトのマスキングを取った瞬間の、手書き部分と工業製品部分とのギャップがとても良かったです」 作品を制作する中で、いつも見慣れている500X に対して、思いもよらない発見があったとのこと。 「乗っているだけでは気づかなかった、細かい膨らみやヘコみや段差、各部分、各パーツ、ひとつひとつしっかりとデザインされていることを、刷毛を置いた瞬間に強く感じました。起伏というか、豊かな面やシルエットを、改めて実感できたと思います。クルマにペイントすることってなかなかないことなので、今回の作品制作はとてもいい経験になりました。それにしても、本当に難しかったですね」 「あと、刷毛を使って手描きで描くことで、柔らかさというか、温かさというか、そういったことを表現できたと思います。いま、デジタルで何でもできてしまう時代ですけれど、手でひとつひとつ描いたアナログな感じが、フィアットには合っていると感じました。土器や土偶などは、何千年も前の人が作って、後世に語り継いでいったもの。フィアットのクルマも、昔から受け継がれているアイデンティティを守りながら、ひと目でそれとわかるデザインを象っている。そういった部分も、縄文時代の土器や土偶と結びつくような気がしています」 作品のタイトルはJOMON 大胆かつ繊細に、様々なモチーフが描かれた500X。今回の作品のタイトルを聞くと、ズバリ「JOMON(縄文)」と答える片桐さん。そこには、縄文時代好きならではの熱い思いがあるようです。 「土器ってあくまでも器なんですけれど、縄文土器って北海道から沖縄まで全国で発掘されていて、しかも地域によってデザインもカタチも様々。こんなにバラエティ豊かな立体物って、世界でも珍しいと思いますよ。今回の作品の中にも描いた“火炎型土器”に関しても、信濃川流域だけで500年間作られていますからね。1 万年の長きにわたって土器が作られていたと思うと、その時代の豊かな精神性みたいなものを感じます。土偶には国宝に認定されているものも結構あるので、そろそろ世界遺産になってもらいたいですね。今回500X に描いたアートも、縄文時代の素晴らしい文化も、世界の人たちに知ってもらえると嬉しいですね」 数日の間、500X とじっくり見つめ合う時間を過ごした片桐さん。その中で、フィアットのデザインについて、改めて興味が深まったよう。 「500 と500X って、大きさもデザインもパーツも全然違うのに、ちゃんとフィアットのデザインに見えるのが、本当に不思議ですよね。顔つきだとは思うんですけどね。絶妙だなぁと思います。今回ボディにアートを描くことで、フィアットのクルマが持つデザインの素晴らしさを再確認しました。塗りやすい部分があったり、逆に塗りにくい部分があったり。触って、面を感じるイメージ。これは、ヨーロッパ車ならではというか、フィアットならではのカタチの面白さだなと感じましたね。クルマって、タイヤがここにあって、ドアがここにあってといった基本的なルールがたくさんあるじゃないですか。しかも、時代によって、安全面とかいろいろなルールも変わるし。その中で、このフィアットらしいカタチをずっとキープできているということは、フィアットのこだわりというか、譲れない部分だと思うので、それを実感できたのはとても興味深かったですね」 続けて、フィアット車の魅力について話しをする片桐さん。 「500X をひと言で例えると“THE ITALIA”。日本人がこのデザインを作るのは、やっぱり無理ですもん。こういう風にデザイン性が光るイタリアのモノづくりって、日本とはまったく異なるコンセプトがあるからなんでしょうね。日本にも驚くようなデザインのクルマがありますけど、フィアットはフィアットでしかない。輸入車って、高級だとかスピードが出るとか、ブランドごとにしっかりとした特徴があるものが多いと思うんですけど、その中でもフィアットは大衆車というポジションでありながら、これだけのデザイン性が発揮できている。これって、本当にすごいことだと思いますね」 「制作中、この500X の作品に粘土を盛ったらどうなるんだろうとか、2.5 次元的なレリーフにしたいなぁとか、考えちゃいましたね。クルマに絵を描いたり、モチーフを付け加えたりすると、ともすればそのクルマの個性を消してしまうこともあると思うんですけど、何をしても、どんな絵を描いてもフィアットはフィアットですからね。それと、フィアットは、道具を超えた愛着みたいなものが湧いてくるんです。クルマって、基本的には移動手段じゃないですか。日常を便利にするものっていうか。そんな、移動自体をレジャーにしてくれるっていうか、楽しみのひとつにしてくれるっていうか。そういった点も、ファンを魅了する部分なんですよね」 今年アーティスト活動20 周年を迎え、6 月には台湾での個展、そして今年度中には日本での個展を開催したいと意気込みを語る片桐さん。 2019 年は、アーティストとして、俳優として、そしてコメディアンとして、さらなる飛躍の年になること間違いなし!今後の片桐仁さんの活躍に、期待がますます高まります。 ※片桐仁さんのインタビュー第1弾はコチラ。第2弾はコチラ。 #MYFIRSTFIAT with 片桐仁 キャンペーンサイトはコチラ […]

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