毎日をオシャレに、楽しく、ポジティブに過ごす。そんなFIATらしいライフスタイルを送る女性に贈られる『Ms.FIAT』。ファイナルイベントでは、ファッション、グッズ、フードの3部門で多くの支持を集めたファイナリストの中から、『Ms.FIAT』グランプリが選ばれました。 11月20日(日)、東京・青山のB&B ITALIA東京ショールームで、『Ms.FIAT』ファイナルイベントが開催されました。『Ms.FIAT』とは、毎日をオシャレに、楽しく、ポジティブに過ごす女性のこと。そんなFIATらしいライフスタイルを送る『Ms.FIAT』から、「ファッション」「グッズ」「フード」の3部門でグランプリを選出するインスタグラム・フォトコンテストを実施しました。 5月から7月までの投稿に始まり、8月には女性ファッション雑誌『mamagirl』とFIATの審査により10名の候補者を選出。そこから一般投票によりファイナリストが選ばれました。今回は、いよいよグランプリを決めるファイナルステージ。各カテゴリーのファイナリストが集まり、参加者と審査員の投票によってグランプリが決定します。会場には、多くのFIATファンやファミリーが来場しました。 井上和香さんの登場で会場は興奮 会場にはスペシャルゲストとして、女優でママタレントとしても活躍する井上和香さんが登場。彼女が姿を見せると、会場は一気に華やかなムードに包まれました。トークショーでは「友人がFIATを持っていて、子どもと一緒に乗せてもらったことがありますが、かわいくて目立ちますよね。狭い日本の道路環境でも運転しやすそう」とオシャレママ目線のコメントを述べてくださいました。 CUEL特製フードは、野菜が中心でとってもカラフル。イタリアの食材、トマトやバジル、モッツァレラチーズでイタリア国旗が、チョコレートケーキの上にはチーズクリームで「FIAT」の文字があしらわれました。お食事タイムには、見ているだけでイタリアンな気分になれるご馳走に長い行列ができたほどです。 ファイナリストが競い合うステージアトラクションでヒートアップ! いよいよ、各カテゴリーの最終審査ステージの始まりです。最初は参加者が自分なりのパッキングテクニックを披露する「グッズ」部門から。「イタリア旅行に持って行くのなら?」というテーマに沿って、ファイナリストの2人が自分のキャリーバッグの中身を披露しました。ここでは、整理収納アドバイザーの大木聖美さんが特別審査員として登場。「良く使うアイテムはすぐに取り出せるようにミニバッグなどにまとめておくと便利ですが、お二人ともそうしたグルーピングはよくできていますね」と、参加者の収納術にコメント。さらに「シワになっても大丈夫な衣類は、ジップロックなどに入れて量を減らすのが有効ですが、お二人ともそうした小物を効果的に使用していた点も良かったです」と参加者の収納法の良かった点について解説してくれました。 次はフードコーディネーションを競う「フード」部門。食をテーマに活動を行っている料理創作ユニットGOMAさんが特別審査員となり、ファイナリストの2名が「イタリア風の松花堂弁当」をテーマに、フードコーディネーションを行います。短い制限時間内でいかに見栄えよく、センスを生かして仕上げられるかがポイント。GOMAさんからは「食材を下に敷き詰めて高さを出すなど工夫されていました」や「お子様のキャラ弁のように可愛くて、見ていて楽しくなりますね」と参加者のアイデア溢れるランチボックスに感心していました。 最後は、「ファッション」。3人のファイナリストが「イタリア・トリノでのランチ」をイメージしたファッションコーディネイトを競います。城本佳子さんはタイトなミニ丈ワンピースにハイヒールのフェミニンスタイル、柳橋 唯さんはイタリアの定番、サングラスにジャケットのクールなパンツスタイル、藤原 愛さんはバカンスを思わせるエキゾチックな個性派スタイルで登場。特別審査員の『mamagirl』山下副編集長は「みなさんそれぞれのキャラクターが発揮された素敵なコーディネイトで、投票に迷いますね」と悩ましげなご様子でした。 ついに発表!『Ms.FIAT』グランプリは誰!? さて、大いに盛り上がったステージアトラクションも終了し、いよいよ投票の時間です。各カテゴリーでもっとも「ステキ」と感じたファイナリスト1名に、参加者がその場でスマホや携帯から投票をします。参加者投票の後、審査員の票を合わせて、最終グランプリを決定します。 「グッズ」部門はバックパックに最低限の荷物をスッキリと収めた青山 加奈さんが受賞。「フード」はキャラ弁風に可愛らしくBOXを飾った橋口 麗華さん。そして「ファッション」は“プチプラ”アイテムでクールなイタリアン女性に変身した柳橋 唯さんがそれぞれグランプリに選ばれました。グランプリ3名には豪華イタリア旅行をプレゼント。受賞者からは「うれしい」「本当に楽しかった!」と喜びの声が聞かれました。グランプリを受賞した3名のインスタグラム投稿画像は以下のリンクで見られます。 グッズ部門グランプリ:青山 加奈さん フード部門グランプリ:橋口 麗華さん ファッション部門グランプリ:柳橋 唯さん ファイナルイベントの様子を見守っていた井上和香さんからは、「お子様連れの方もいらして、和やかな空間でとても楽しかったです。みなさんもお子様を連れて、どんどん出かけてほしいです。近場もいいですが、たまには遠出して、色々な景色を一緒に見るのも楽しいですよね」とママらしい素敵なコメントをいただきました。 さて、『Ms. FIAT』グランプリ受賞の皆さま、おめでとうございます。「毎日を、オシャレに、楽しく、ポジティブに過ごす」。そんなステキな女性をFIATは応援しています。ぜひ、楽しいカーライフをお過ごしください。 取材・文 朝倉奈緒 撮影 大沼寛行
2008年の「500(チンクエチェント)」の導入以来、毎年恒例となったバースデーイベント。会場となった千葉県のキャンプ場には今年も多くの人が集まり、さまざまなアクティビティを一緒に楽しみました。 梅雨時であることを忘れさせる快晴の7月3日(日)、今回で9回目となる「500」(チンクエチェント)のバースデーイベント「Amore FIAT Birthday 2016」が 千葉県・市原市のキャンプ場、一番星ヴィレッジで開催されました。 開場となる8時を過ぎると次々とカラフルな「500」が場内に並び始めました。来場者の中には、「500」の2代目モデル「Nuova 500」を一台ずつ乗って来られたご夫婦の姿も。その真っ赤な「Nuova 500」を目の前にし、当時同じモデルを愛車にしていたという年配の男性が 「懐かしい!」と目を細めて眺めていました。 グングン上がる気温とオーナーたちの熱気により、会場があたたまったところで開会式へ。大きな木の下がステージとなり、よしもと芸人のインディアンスさんのMCのもと、FCAジャパン マーケティング本部長 ティツィアナ アランプレセの天気に負けないくらい明るい笑顔と「Amore!」ということばでイベントのスタートとなりました。 ステージプログラムのスペシャルゲストとして登場したのは、ちょうど一年前に「Nuova 500」でイタリアを出発し、ヨーロッパとアジア約14ヶ国を旅してきたというイタリア人のAndreaさんとLucaさん。ふたりは、「チャレンジし続ければ、何でもできる!」という夢を世界中の子どもたちに見せたくて、今回のプロジェクトを実行。「どこの国の人もみな親切で、元気をもらってここまで来られた」と、爽やかに語ってくれました。「Nuova 500」と共に、ふたりも世界中の人たちに愛され、勇気を与えて来たのですね。 この日、「500」のバースデーをお祝いするために集まってくれたフィアットオーナーやファンの皆さまには、たくさんの催しが用意されました。 体を動かしたい人はアクティビティエリアで、ラテン音楽に合わせてダンスをするズンバ体操や、青空の下でヨガをしてリフレッシュ。男の子たちも元気に元Jリーガー、矢野マイケルさんといっしょに元気にサッカーを楽しみました。 ワークショップエリアでは、塗り絵コーナーで女の子たちが「500」や「Panda」に好きな色を塗りながら、おしゃべりに夢中に。また、パスタブランド“Barilla”のブースでは、大人も子どもも集中してパスタをフォトフレームにくっつけ、オリジナルの作品を作って楽しみました。 “Share with FIAT”ご紹介コーナーでは、病気の子どもたちにわくわくする時間を提供しているNPO法人スマイリングホスピタルジャパン提供のストリートパフォーマンスが開催。大道芸人によるユーモア溢れるショーに、子どもたちも大喜び。そして行き場を失った多くの動物に安心して暮らせる避難所(シェルター)を提供するNPO法人ARKがワンちゃんと一緒に、その活動内容を紹介していました。 フードエリアでは、“ツジ・キカイ”によるイタリアンピッツァづくり教室が開催され、本格釜で焼いた手作りのマルゲリータを美味しそうに頬張る人たちの姿が見られました。 会場の端に建てられた可愛らしい丸太小屋では、昨年に引き続き、イタリアエスプレッソ協会公認のバリスタ中川直也さんが、本場ナポリ「KIMBO(キンボ)」のエスプレッソコーヒーを淹れてくれました。「砂糖をめいっぱい入れて、チョコレートのようにして飲むのがイタリアンスタイル」なのだそう。小屋の中では、募金をすると、“SHOP ITALIA”のオリーブオイルや、トマトソースなどのイタリア食材を進呈してくれます。KINBOのエスプレッソと、SHOP ITALIAで集めた募金は、FIATの社会貢献活動“Share with FIAT”コラボレーション団体として、この日参加してくれたNPO法人スマイリングホスピタルジャパンと、NPO法人ARKへ寄付されるとのこと。美味しいコーヒーやイタリアの食材をいただいて募金ができるなんて“あい”のある、フィアットのイベントらしい発想ですね。 思わずワインが飲みたくなる、イタリアンなお惣菜がたくさん詰まった“エリオ”プロデュースによるランチボックスを楽しんでいると、ステージから何やら心地良い音楽が聴こえてきました。DJ AMIGAさんに続き、ファンクバンド“K-106”さんによるライブパフォーマンスが始まったようです。木の下のステージを見上げ、芝生のフロアで気持ちよさそうに体を揺らして音楽を楽しんでいる人たちの姿がありました。
東京都港区赤坂の草月会館で3月22日、アジア女子大学(Asian University for Women、AUW)ファンドレイジングイベントが開催されました。 アジア女子大学は、2008年バングラデシュ・チッタゴンで設立され、アジアのリーダーを育成することを目的としています。現在500名の学生を15か国から受け入れており、入試に際して家族に大卒者のいない者を優遇することなどに特徴があります。 FIATは、この大学の主旨に賛同し2012年よりアジア女子大学の奨学生を支援しています。 今回のイベントではFIATワインの提供を通じてファンドレイジングへ協力いたしました。 イベントでは「選択の科学」著者として知られるコロンビア大学ビジネススクール教授のシーナ・アイエンガー氏による講演が行われ、卒業生らを交えたパネルディスカッションが実施されました。 当日は198名が参加し、集まった寄付は約12,000,000円となり、収益はすべてアジア女子大学の学生奨学金に充当されます。 活動の詳細はこちら(アジア女子大学のwebサイトへ)
ご利益あり!? 人気の古寺「長谷寺」 長谷寺。鎌倉駅から江ノ電で3つ目の長谷駅から徒歩5分のその古寺は、平日でも多くの参拝者が訪れる人気スポット。近くには大仏さまで知られる高徳院もあり、この2箇所を目当てに訪れる人は日本のみならず海外にも多く、国籍や文化、宗教を超えて広く親しまれていることがうかがえます。5-6月のあじさいに代表される“花の寺”としても有名ですが、大きな観音さまをはじめ、商売や恋愛の神、さらにはお酒の神(!)など16の童子が洞窟内にいる弁天窟、由比ケ浜の海を見渡せる見晴し台など、ご利益のあるパワースポットとして参拝者を魅了しています。 「FIAT500」が境内に!? また、年越しには古都に除夜の鐘を鳴り響かせ、地元住民をはじめ参拝者に鐘をつく機会を提供するなど、「開かれたお寺」という表情も。そんな長谷寺でも、自動車を境内に展示したのは1300年の歴史で今回の500(チンクエチェント)Xが初めてとか。それというのも、訪れたことのある人はご存じのように、長谷寺は山腹に位置し、自動車は入れないのです。記念すべき第1号車となった500Xは、なんとクレーンに吊られて、上の境内へと運ばれてきたのです。 長谷寺山主の竹石元美氏にお話しをうかがうと、「本来、お寺というのは人が集まる場所ですので、そういった“コミュニティの場”を目指したいという思いがあります。若い人に来てもらうことも大切と考えていまして、クルマを目当てに来てもらい、自然にも恵まれた境内の神聖な空間でなにかを感じ取ってもらったり、観音さまにご参拝いただいたりと、そういう流れがあってもいいのではないかと考えました」と話してくださいました。 聞けば竹石氏は大のクルマ好きとのこと。「むかし“フィアット128”に乗っていました。壊れても直せるようにと、部品取りのクルマまで用意して楽しんでいたほどです」とエンスージアストな一面もお持ちです。ご自身のそうした経験からもフィアットブランドには愛着を感じられているようです。 観音堂の横には今回のために特別につくられた石庭が用意され、“X”の文字が浮かび上がる演出が施されました。その石庭の上に展示されたのは、ホワイトのボディカラーをまとう500X。5ドアボディに140psまたは170psを発生する1.4リッター“マルチジェット”ターボエンジンを搭載し、車格に見合った力強い走りを期待させます。 竹石氏と共にプレゼンテーションを行ったFCAジャパン株式会社マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセ氏は、「パワースポットとして知られるこの長谷寺から、“Power of X”、すなわち500Xの持つパワー・魅力を発信できることを光栄に思います」と述べ、フィアットにとって、そして長谷寺にとっても初となる今回の特別展示が実現した喜びを口にしました。この先行展示には、パワースポットたる長谷寺で500Xが秘めるパワーを感じてもらいたい。そんな想いが込められていたようです。 セレモニーの最後には、日本とイタリアの心を繋ぎ、集まった人たちが一体感を共有する催しとして、イタリアのシンガーとギタリストによるライブ演奏が行われました。“コーレ(心)”をテーマとした音楽パフォーマンスが境内に響きます。その心地よい調べのなかにも力強さがこもる歌声は、まるで、新しい個性をまとう500Xの輪郭を浮かび上がらせているかのようでした。 イタリアンクロスオーバー 500X。今秋の発売が待ち遠しいですね。 取材・文 曽宮岳大
7月4日が 500(チンクエチェント)の誕生日であることは、皆さん、ご存じですよね? まさしくその日、もはや完全にこの季節の風物詩となった、500(チンクエチェント)のバースデーイベントが開催されました。開催8回目となった今回のイベントタイトルは、『BUON COMPLEANNO(ブオン コンプレアンノ) 500』。イタリア語で「チンクエチェント、誕生日おめでとう」です。 朝霧ジャンボリー オートキャンプ場で開催! 今回のイベントがこれまでと最も異なっていたのは、会場が日本の象徴・富士山の麓にある、静岡県富士宮市の朝霧ジャンボリー オートキャンプ場へと移されたことです。もちろんそれは、毎年増える一方だった参加を希望されるチンクエチェント ファンになるべくたくさん集まってもらうための決断だったのですが、同時にそれは自分の愛車と離れ離れになることなく、クルマとヒトが同じ会場で1日を一緒に過ごせるイベントにしたいという長年の願いを叶えるためでもありました。そんなところからも「クルマはただの道具なんかじゃない」という考え方が伝わってきます。 オートキャンプ場ですから、この季節の足元は見事に美しいグリーン。その上に色とりどりのチンクエチェントやFIAT達がずらりと並ぶ光景は、さぞかし圧巻だろうな……と、開催前から期待していた人も多かったことでしょう。 ところが当日は生憎の湿ったお天気。ときおり雨がパラつく1日となってしまいました。けれどそれにも関わらず、イベントがスタートする午前10時を前にして、付近の道路はチンクエチェントの列、また列──。メイン会場はあっという間に埋め尽くされていきます。しっとり濡れた緑色の上に小さな姿が整然と並ぶ光景も、実に美しいものでした。この日の参加台数はFIATブランド車 約274台 / それ以外 約20台、参加人数は約650名。空模様なんかには負けていられない、という熱心なファンが多かったことの証でしょうね。 イベントを盛り上げる催しの数々! イベントの内容は例年と同じように、FIATと一緒にのんびり1日を過ごそうよ、といったピクニックのようなもの。会場に来たからといって、特に何かをしなければならないというような縛りのいっさいない、自由な雰囲気です。 けれど、だからといって何もないわけではなく、訪れた人達を退屈させない催しが、会場内のあちこちで1日中ひっきりなしに行われていました。
フィアット好きにとっては夏の風物詩みたいになってきた、毎年恒例の『FIAT BIRTHDAY FESTA』が、7月6日の日曜日に開催されました。今の500(チンクエチェント)が2007 年の7月4日に誕生し、元気いっぱいに日本の道を走り始めた2008年の夏から始まって、今年で早7回目。7月4日に500が7歳を迎え、6月1日にパンダが2周年を迎えたお祝いです。 毎回このイベントに参加するのを楽しみにしているオーナーさんもたくさん。今回の最大のトピックは、会場がこれまでの葛西臨海公園から神奈川県の大磯ロングビーチへと変更になったこと。第3駐車場がまるごとイベント会場とされたおかげで一カ所であれもこれも楽しめるようになって、ブリッジをひょいと渡った第1駐車場と第2駐車場に戻れば、皆さんが乗ってきた500やパンダ、プントといった色とりどりのフィアット達を眺めて楽しむことができる、といったかたちです。 イベント会場内の催しに変化が!? 初期型のクラシック・チンクエチェントや最新の500の限定車“ジェラート”をはじめとする500やパンダが展示される会場の中心部には、夏の強い日差しを避けるためのテントが大きく張られ、フィアットカフェ特製のランチボックスを広げたり暑さを避けて休んだりしながらノンビリ過ごすためのスペースが作られています。テント村には、アーティストであるミレイヒロキさんの新作“花のテント”の大きな花がたくさん咲いていました。 その周囲をぐるりと取り囲むように、ミレイヒロキさんのライブペインティング&ワークショップスペース、お子さんが塗り絵などを楽しむためのテント、参加車に1台ずつプレゼントされたトミカ製フィアット500をマーカーペンで思い思いにペイントできるコーナー、小出茂鐘画伯によるフェイスペインティングコーナー、フィアットグッズが手に入れられるショップといった、楽しいコーナーが並びます。 また、もうお馴染みの石窯ピッツァ“サルヴァトーレ・クオモ”や、イタリア車好きの間では有名な箱根“カフェ・ジュリア”の出店もあり、おなかとのどの乾きを満たしてくれました。 そうそう、一番大きな変化は何かというと、会場の奥にあるゴーカートのコースで、カートの走行体験をすることができたのです。経験豊富なはずのパパより体重の軽い息子さんの方が速かった、なんて声を聞くこともできて、かなり好評でした。クルマ好きは走ることも好き、ですからね。 会場内ステージでもさまざまな催しが! 今回は吉本興業のFUJIWARAさんとバッドボーイズさんが登場。FUJIWARAさんいわく「今まで仕事してきた中で一番低いステージ」の上で、会場の皆さんと同じ目線に立ってイベントを盛り上げてくださいました。ステージ上でのトークはもちろん爆笑の渦、抽選会やじゃんけん大会でも全く飽きさせることなく次から次に笑いのネタを繰り出して、時間が過ぎるのが早かったことといったらありません。 そして印象的だったのは、フィアット クライスラー ジャパンのポンタス・ヘグストロム社長やマーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセさんも、夏の日差しが強烈に照りつける中、参加者の皆さんと一緒になって笑顔でイベントを楽しんでいたことです。フィアットを愛している皆さんのことをどれだけ愛してるのか、そんなところからも伝わってきますね。 参加者の生の声を聞く! さて、今年で7回目となったFIAT BIRTHDAY FESTAの参加者の皆さんに、少しだけお話をうかがってみました。 まずは、おふたりのどちらにとっても500が初めてのクルマ、という神奈川県の長島さん御夫妻。 旦那さん「初めての参加でしたけど、こんなに500が集まるのを見ることは滅多にないので、それだけでも楽しかったです。500は嫁がどうしても欲しいということで、私もツインエアのこの音とか振動とか粘り強いトルクとか、中身が気に入って、それで手に入れたんですけど、こんなふうにフィアット500を楽しんでる人がいっぱいいて、それも思い思いのやり方で楽しんでることを知ることができて、とても新鮮でした。当分ほかのクルマに乗り換えることはなさそうですね。来年も参加したいと思います」。 奥さん「私の英会話の先生がイタリア系で、“僕のママはこのクルマに乗ってるんだ”って写真を見せてくれたのが古い500だったんです。そのときのカワイイ! っていう印象がすごく強くて。それで今の500を欲しいな、と思ったんです。見た目もカワイイし、小さいから運転しやすいし、気に入ってます。今日はディーラーさんに行っても見られないいろんな色の500が並んでいて、それを見ることができただけでも嬉しかったです」。 同行の御友人「今日はオマケでついてきましたけど、500を持ってない人間でも楽しめました。500がおもしろいクルマなのは解ってましたけど、これだけいろいろなタイプが集まると、カラフルで楽しいですね。こういうイベントは、クルマの楽しみを広げてくれるので、素晴らしいと思います」 そして、もう一組。栃木県からオーナーである21歳の息子さんとその妹さん18歳、そしてお姉さんかと思ったほどお若いお母さんの3人で参加されていた齋藤さん親子です。 息子さん「ルパン三世が好きで憧れてたので、初めてのクルマに選びました。ツインエアが欲しかったんです。まだ買って3ヶ月ですけど、もう10年は乗るつもりですよ。こういうイベントも参加するのは初めてなんですけど、天気も暑かったけど集まってる人も熱かった。いろいろな人がいろいろなカタチでクルマを楽しんでるっていうことを見られるのがいいですね。もちろん次回も参加したいと思っています」。 お母さん「息子が以前から買うならこれって決めてたんですけど、私もこのクルマは大好き。自分のクルマがあるのに、息子に“ちょっとあそこまで乗せてって”って勝手に乗り込んじゃうくらいです。運転することは息子が許してくれないので(笑)同乗専門ですけど、とってもカワイイので気に入ってます。プルプルふるえるようなところもあるけど、そこもまたいいですね」。 妹さん「私も兄につられそうな勢いです。ホントにカワイイし、今日、いっぱい並んでるのを見て、“やっぱりいいなぁ……”って感じちゃいました。私も500に乗りたいです。来年はもしかしたら2台で来るかも(笑)」。 全部で200台以上のフィアットが集まり、700人以上の皆さんが楽しい1日を一緒に過ごすことのできた『FIAT BIRTHDAY FESTA 2014』。もちろん来年も開催されることになるでしょう。 皆さん、また来年お会いしましょうね。
2013年7月7日(日)、東京都の葛西臨海公園で『FIAT BIRTHDAY FESTA 2013』が開催されました。バースデーを祝うイベントは、2008年に500(チンクエチェント)が日本市場への登場した夏にスタートして以来、毎年7月に実施。今年で6年目を迎えます。今回は500とPandaのお祝いをしようという趣旨のもと、イベントのスケールはこれまでの2倍に広がりました。 駐車場では、このイベントのために『FIAT BIRTHDAY FESTA 2013』のラッピングが施された500とPandaが来場者を出迎えていました。 また、会場となった公園内の芝生の広場では、さまざまなアクティビティが行われていました。 真夏の日差しと抜けるような青空のもと、会場を横切る彩り鮮やかな旗が東京湾から吹き付ける風にたなびいていました。 乾いたのどを潤すブラッドオレンジジュースやランチボックスに加えて、会場内には石窯を積んだバスが現れて、イタリア料理店『サルヴァトーレ・クオモ』で活躍する日本人初の世界チャンピオンの大西誠さんが焼きたてのナポリピッツァをふるまっていました。 参加者のみなさんは、木陰にテントやレジャーセットを持ち込んで、ピクニックを満喫していました。本格的なイタリアの味覚を楽しみながら、家族や友人達との語らいで会話が弾んでいる様子でした。 身体を動かすアクティビティも行われていました。世界で活躍しているイタリア人のミュージシャンによるアコースティック・ライブの演奏が行われたほか、イタリア生まれの乗用玩具『RODY』と戯れながら親子で楽しく参加できる『RODY YOGA』も行われていました。 頬にフェイスペイントをしてもらって、ニッコリしている兄弟を発見! 『なんてカラフルな色えんぴつ!』と目を奪われたのは、FELISSIMOが発売している『500色の色えんぴつ』。500の絵柄に思い思いに色づけしていくオリジナルの『ぬり絵』も用意されていました。 クイズ大会も行われ、正解者には抽選でステキなプレゼントが手渡さされました。また、サプライズで行われたじゃんけん大会では、大人も子供も大盛り上がり。これまでのFIATの広告やイベントの為に制作されたグッズもプレゼント加わるあたりも、エコを考えるFIATらしい催しといえますよね。 会場でイベントを楽しんでいた参加者のみなさんに、感想をお伺いしてみました。まずは、福島さんご一家から。 奥さま 「元々イタリアが大好きで、Pandaや500に興味をもっていました。イベントでもさまざまなものがありますが、FIATのイベントは垢抜けていますよね。明るい雰囲気ですし、自然と調和しているのに、都会的なセンスが上手に表現されていると感じます。 一方、旦那さまは 「妻はFIAT車の見た目が大好きで、街で走っている姿を目にしたり、お洒落な内装にワクワクしているみたいです。昔のモデルと変わっていないキャラクターもいいですよね。」とコメント。3才の娘さんは、RODYと遊びながら、はしゃいでいたのだとか。 公園で行われるイベントらしく、ワンちゃんと一緒に参加している方も数多くいらっしゃいました。 西さんご夫妻もFIAT車のファンで、Puntoを乗り継いで来た経験の持ち主なのだそうです。 旦那さまは 「FIATのメールマガジンを毎回楽しみに読ませていただいています。このバースデーイベントは2度目の参加ですが、年々参加者が増えて来ているのが分かりますね。イベントって大きくなると雰囲気が変わってしまったりするけど、前回の楽しい雰囲気を保ったまま大きくなってくれているのが嬉しいです。こういう自然の中だから、犬がいても参加しやすいし、小さい子供からカップルまでがみんなで楽しめるのがいいですね。 奥さま 「FIATのクルマって、どれも可愛らしさがあるんです。とにかくデザインが大好きで、アクセサリーを身に付ける感覚で乗れるのがいいと思います。」 とコメント。大型犬を飼っていらっしゃるだけあって、「もう少し大きいサイズのモデルが出てきたら嬉しいですね」というお話をされていました。 また、駐車場ではイタリア国旗のストライプをまとった500を発見。
乾燥ポルチーニで本格派パスタ料理を! イタリアの豊かな食材を日々の食卓に取り入れてみたい!と思っている人は多いはず。たとえば、ポルチーニ茸。旬の季節は秋ですが、生のポルチーニを日本で手に入れるのは一般家庭にとっては至難の業。でも乾燥ポルチーニなら1年中入手できます。 芳醇な香りと美味なダシが特長の乾燥ポルチーニ。リゾットにしてもおいしいですが、今回はFIAT CAFFÉ 川原優シェフ直伝の「ポルチーニとパルミジャーノのタリオリーニ」をご紹介。シンプルな材料ばかりですが、びっくりするほどおいしくできます。ご家庭でもぜひ真似してみてください! ※この記事は2013年2月現在のものです。 乾燥ポルチーニは、ぬるま湯で30〜40分戻します(写真左端が戻した状態)。熱湯で戻すとえぐみが出やすいし、ぬるすぎると殺菌できないので、一度わかして軽く冷ました70〜80℃程度が理想です。お湯の量はポルチーニが浸っていればOKですが、戻し汁もたっぷり使いたいときは乾燥ポルチーニ1に対してぬるま湯5ぐらいを目安に。 戻し汁(写真奥)はそのままダシとして使えますが、川原シェフのおすすめは写真右端のようなペーストにすること。「戻し汁を弱火で半量になるまで煮詰める→市販のデミグラスソース(フォンドヴォーなど、旨味を添えるものなら何でもOK)をスプーン2杯ほど入れてさらに軽く煮詰める→一度冷まして、戻したポルチーニを適量刻んで加え、フードプロセッサーでペースト状にする」という簡単な工程ですが、この自家製ペーストをソースやリゾットに加えると、上品かつ深みのある味わいに仕上げてくれるそう。もちろん、今回のパスタソースでも使っています。 「このペーストを赤ワインと合わせて、焼いた肉のソースにするのもおすすめです」と川原シェフ。「多めにできたら少量ずつラップに包んで凍らせておくといいですよ。保存もきくし、自然解凍でいつでも使えますから」と保存法まで伝授してくれました。なるほど、こういう活用法はプロならではですね! ちなみに、戻したポルチーニ自体も、冷蔵庫に入れておけば数日間は問題なく使えるそうです。時間のあるときに戻してペーストまで作っておけば、パスタやリゾットもすぐに作れますね。 材料(2人分)/パスタ200g、乾燥ポルチーニ茸45g、にんにく3g(1片の1/4程度)、エシャロット10g(1/4個程度)、生クリーム80cc、イタリアンパセリ適量、野菜のブロード(市販のブイヨンで代用可)適量、パルミジャーノ・レッジャーノ10g、無塩バター10g、オリーブオイル・塩 各適量、ブラックペッパー適宜 川原シェフの本格レシピを伝授! 乾燥ポルチーニの使い方がわかったら、いよいよ本題。「ポルチーニとパルミジャーノのタリオリーニ」を作ってみましょう。FIAT CAFFÉのタリオリーニは自家製の生麺ですが、もちろん市販の乾麺でOK。スパゲッティ、フェットチーネ、リングイネなど、どんな種類のパスタでも大丈夫です。 1)にんにくとエシャロットはみじん切り、戻したポルチーニはざく切りにしておきます。無塩バターを弱火で炒め、バターが溶けきらないうちににんにくとエシャロットを加えます。※今回のソースはクリーム系なのでバターを使いますが、トマトや塩味のソースはオリーブオイルで。バターはきのことも相性よし! 2)量が少ないので写真のようにフライパンを傾けながら弱火でバターに野菜の香りを移します。色がつきはじめ、バターがふつふつしてきたらOK。焦がさないように注意して! 3)ポルチーニを入れ、塩をひとつまみ(下味程度)加えたら、油でコーティングしていく感じで軽く炒めます。 4)野菜のブロード(作り方は最後に掲載。ブイヨンでも代用可)を大さじ2杯程度加え、一度強火にしてぐつぐつとなじませます 5)生クリームも加えて、火を止めます。※生クリームを沸騰させると重さが出るので、クリームを入れたらあとは混ぜるだけでOKです。 6)あらかじめ作っておいた戻し汁のペーストを小さじ1程度加えます。※なくても大丈夫ですが、これを加えるとコクと香りがさらにアップ! 7)混ぜ合わせればソースの出来上がり。このくらいなめらかなクリーム状に仕上げます。 8)茹で上がりをすぐに使いたいので、パスタはソースができてから茹で始めます(お湯だけはあらかじめ沸かしておくといいですね)。※ポイントは、たっぷりの塩(水1リットルに対し塩10gが目安)を入れたお湯で茹でること(シェフいわく、ソースは薄味で、パスタに塩味をつける感じ)、そして、市販品の表示通りだと茹ですぎになるので1〜2分少なめに茹でてアルデンテに仕上げること。 9)麺をしっかり湯切りしてからフライパンに移します。ソースが煮詰まっていたら、ブロードや生クリーム(分量外)をさらに加えて調整し、仕上がりの「トロ〜リ感」を作っていきます。 10)イタリアンパセリは香りが飛ばないよう、加える直前に刻みます。ブラックペッパーもお好みで。 11)仕上げにオリーブオイルをひとまわし入れると、クリーミーな中にもすっきりした味わいに。全体を軽く混ぜ合わせたら、お皿に盛りましょう。 こんもりと盛りつけたら、最後の大切な工程。パルミジャーノ・レッジャーノをたっぷりと削ってかけます。このパルミジャーノも味付けの一部なので、粉状の「パルメザンチーズ」ではなく、必ずパルミジャーノ・レッジャーノをお使いください。料理名に「ポルチーニとパルミジャーノの」と冠されているくらい、パルミジャーノはポルチーニと同様に重要な存在なのです。 「ソースを伸ばすのに使う野菜のブロードは、玉ねぎ、にんじん、セロリなどを鍋にボンッと入れて塩少々、ローリエ、好みのハーブと一緒に煮込むだし汁。家庭で作る場合、“水よりおいしければいい”という程度に考えて、パセリの軸や椎茸の石突き、ネギの青い部分、にんじんの皮などを使っても。沸騰したら弱火で、蓋をせずにアクを取りつつ20分ほど煮ればできますが、もっと簡単にするなら、切った野菜を水と一緒にフードプロセッサーにかけます。それを鍋に入れて沸騰させ、少し置いておけばすぐにできちゃいます。ブロードは製氷皿に入れ冷凍しておくと便利ですよ」 ポルチーニとパルミジャーノ。ふたつのイタリア食材を使い、シェフに教わった通りに作ってみると、なめらかで香り豊かなおいしいパスタが完成します。簡単なのに本格派。みなさんもぜひぜひ、挑戦してみてください! FIAT CAFFÉ 東京都渋谷区松濤2丁目3−13 (フィアット松濤内) 撮影 SHIge KIDOUE 取材・文 山根かおり