フォトグラファー、映像クリエイターとして活躍する木澤洸哉(きざわひろや)さん。そんな木澤さんとFIATとの出会いは勤務先。会社の社長がコンパクトな輸入車が好きで、社用車の1台にPandaがあり、仕事で乗っているうちに、FIATの魅力にハマったそう。そして、ご自身でもPandaを購入しようと思い立ち、ショールームを訪問。そのときに、一目惚れしたのが500Xだったそうです。 ご夫婦揃って500Xに一目惚れ 「500Xのデザインのよさ、乗った時のオシャレ感、運転する時のワクワク感、すべてに一瞬で魅了されてしまいました」。 本命はPandaだったため“ちょっと乗ってみようかな”という軽い気持ちで500Xに試乗した木澤さん。しかし、ご本人はもちろん、奥様も一目惚れし、翌日には500X購入の契約書にサインをしていたと、その日の様子を笑いながらお話ししてくれました。 500Xはエスプレッソのような存在 アバター ブルーのボディカラーが美しい500Xが納車されたのは2018年3月。それからは、仕事に、プライベートに、と500Xを毎日運転しているといいます。そんな木澤さんの趣味はコーヒーだそうで、並々ならぬこだわりをお持ちです。 「昔からコーヒーが大好きで、自分で淹れ方を研究したり、コーヒーのことを勉強するためにカフェで働いていたこともあります。ボク的に、500Xをコーヒーに例えるとエスプレッソ。イタリア車ということもありますが、オシャレだし、美味しい苦味もあるし、刺激的な感じが共通していると思いますね」と、コーヒー通ならではの面白い例えをしてくれました。 「以前は、国産車に乗っていたのですが、自分で運転している感覚が薄い気がしていました。何か物足りないというか、乗せられている感じがするというか。それに対して500Xは、すごく自分で操っている感じがするんです。これこそが、ドライブの醍醐味。500Xは運転するたびに、ボクをワクワクさせてくれます」。 インテリアもお気に入りポイント デザイン性やドライブしている時のワクワク感もさることながら、500Xの魅力は他にもたくさんあると語る木澤さん。その中でも、特にお気に入りなのがインテリアとのこと。 「500Xのインテリアの雰囲気が、とても好きです。インストルメントパネル周りのデザイン、ボディと同色のアバター ブルーのパネルとブラウンレザーのシートとの相性抜群の色使いなど、パッケージングとしての美しさを感じます。それと、いろんなところに描かれている500のロゴマークも高揚感を与えてくれます」。 500Xのデザイン性の高さは、フォトグラファーや映像クリエイターとして美的センスに長けた木澤さんの審美眼を満足させてくれているようです。 500Xはキャンプでも大活躍! 木澤さんのもうひとつの趣味がキャンプ。500Xラゲッジルームにキャンプ道具一式を積み込み、ご夫婦で様々なアウトドアフィールドに出かけるそうです。 「荷室も広いので、キャンプ道具がバッチリ入ります。アウトドアでゆったりとした気分で味わうコーヒータイムは、至福のひとときですね」。 また、アウトドアの様子をInstagramにアップするという木澤さん。“私もキャンプを始めたくなりました”というコメントもたくさんいただくようになり、キャンプ友達も増えたそうです。 なかでも、特に反応が大きかったのが、500Xに作ったベッドスペースの話題だったとのこと。 「“どうやって作ったの?”“作り方を教えて欲しい”“私も作りたい”など、たくさんのコメントが届きました。このベッドは、パイプやスノコなどをホームセンターで買ってきて自作したもの。500Xのリアシートを倒して、二人分のベッドスペースを作りました。とても、ゆったり寝られますよ」と話す木澤さん。この自作のベッドを作ってからは、キャンプに行った際、テントではなくて車中泊が多くなったとのこと。以前、長野へキャンプに行った時も、500Xがホテルに早変わりしたそうです。 気分が上がる大満足のスタイル&機能 500Xオーナーになってから、以前より行動範囲も友達関係も広がったという木澤さん。ライフスタイルも、だんだんと変わったそうです。 「ドライブで、遠出することが増えましたね。機能面では、ACC(アダプティブクルーズコントロール)が付いているので、長時間の運転もラクだし、遠出しても疲れが少ないんです。今度は500Xと一緒に何しようかなって、いつも考えています」。 「僕の趣味や新しい挑戦を、500Xが応援してくれている感じがしています。大好きなコーヒーを飲むと気持ちがアップするのと同じように、500Xを見ていたり、インテリアに触れたり、ドライブしたりすると、自然とワクワク感が湧いてくるんです」。 コーヒーとキャンプと500X。大好きなものに囲まれる、幸せなライフスタイルを体現する木澤さん。これからも500Xと一緒に、趣味の世界がますます広がっていきそうです。 洗練のデザインと進化した走り。アーバンSUV『500X』 詳しくはこちら
ミンミンゼミの鳴き声がヒグラシへと変われば、秋はもうすぐそこ! いよいよアウトドアの“美味しい”季節の到来です。そこでアウトドアシーンやキャンプグッズに詳しいモノ&ファッション誌「Begin」のスタッフに、500Xに似合うアイテム&ギアを伺ってきました。機能的で簡単、しかもこだわりのあるアイテムをカーゴルームに積んで、家族でお洒落なキャンプを満喫しましょう。 雑誌「Begin」のキャンプ好きエディターがおすすめ! 定番から新作まで、カジュアルからアウトドアまで、幅広いジャンルの中から「価値のあるアイテム」を厳選し、“他と差をつけたい”人たちへ発信するモノ&ファッション誌「Begin」。編集部の増井智則さん(31歳)は、サーフィンをこよなく愛する無類のアウトドアズマン。また、趣味が高じて調理師免許を取得するほど料理が大好きで、しかも腕前はプロ級! そんなこだわりの趣味人は「都会でもアウトドアでも活躍する500Xには、ライトでスマートなキャンプがぴったり」と話します。500Xに載せてアウトドアに出かけたい、スマートでお洒落なキャンプグッズを紹介してもらいました。 あっと言う間に設営が出来る超簡単テント お手軽キャンプにはフレームと本体が一体構造で、設営が簡単なポップアップテントがお薦め。『CRAZY CREEK(クレイジークリーク)』のテントはW198.5×D149.5×H142cmと扱いやすいサイズで、入り口とその反対側が大きく開く開放的な設計と、内側にある小物収納ポケットも魅力。「畳み方イラストが付いているので、誰でも簡単に扱えてとても便利。コスパも良好です」と、増井さんは絶賛します。 ウッド×アルミ製のアウトドアチェアの名作 1984年頃にツーリングキャンプに熱中するオートバイライダーが発案&設計した『KERMIT CHAIR(カーミットチェア)』。以来、軽量ながらしっかりとした作り、かつ快適な座り心地、そしてなにより優れたポータブル性で世界中のキャンパーに人気を博しています。「従来のモデルより背もたれが10cmほど高くなったことで、さらに座り心地が向上しました」と増井さん。アウトドアでも極上の座り心地を満喫してください。自宅の庭やベランダでも大活躍しますよ! 新鋭ジャパンブランドの高品質なテーブル 「500Xに乗る方は、機能性や合理性を優先しつつも、お洒落さや遊び心も大事にしている。そんなイメージがあるんです」と増井さん。そんなオーナーに似合うアウトドア用のテーブルが、この『Hang Out(ハングアウト)』のアペロ ウッドテーブルです。ロールアップ式で組み立て&撤収は超簡単という「機能性」と、アウトドアな雰囲気たっぷりの天然木(ホワイトアッシュ)使用という「お洒落さ」を兼ね備えた逸品。これならライフスタイルにこだわる500Xオーナーも納得いただけるはずです。 老舗ブランドが誇る保冷力抜群のクーラーボックス 美味しい食材や冷たいドリンク類をキープするために、保冷性能に優れたクーラーボックスは必須です。「お薦めは創業100年を超えるブランド、『STANLEY(スタンレー)』です。もともと真空ボトルで有名なブランドなので、保冷性能は抜群ですし、非常に頑丈なのでキャンプサイトでは椅子がわりになるのも魅力」と太鼓判を押します。ハンドルが大きくて握りやすいので持ち運びが容易なのと、付属のロープで蓋にボトルなどをくくりつけることができます。サイズは6.6リットルと15.1リットルがあるので用途にあわせて選べます。 機能的&スタイリッシュなタンブラー お洒落にこだわる500Xオーナーがキャンプで使うタンブラーは、オレゴン州で生まれたステンレスボトルブランド、『Hydro Flask(ハイドロフラスク)』がおすすめです。ステンレスを二重にした真空断熱構造のおかげで、保冷最長24時間・保温最長6時間を実現。しかも18/8ステンレスを使用しているので、優れた耐久性・耐錆性を兼ね備えているのも魅力。また、人体に悪影響を及ぼすビスフェノールを含まない素材を使用しているのも嬉しいところです。「本体表面は特殊なパウダー加工を施しているので、濡れた手で握っても滑りにくく、水辺でのキャンプ&レジャーにも最適なんです」と、増井さんは絶賛しています。 キャンプ料理がより美味しくなるポップなプレート 「アウトドアレジャーにおける良心、安心、安定の『Coleman(コールマン)』は、クオリティの高さに対するコストパフォーマンスが抜群なので、絶対ハズせないブランドです」。ランタンやテントなど豊富なラインナップの中から増井さんが選んだのは、食事に使うノルディックカラープレートです。ポリプロピレン製なので耐熱温度が約120度と高く、熱々の料理を美味しく食べることができます。また、こんなポップなカラーならば、クルマのボディカラーにもこだわるオーナーさんも満足間違いなし! 食材の旨味を引き出す万能オーブン 『LODGE(ロッジ)』は1896年にアメリカのサウス・ピッツバーグで誕生したキャストアイアン(鋳鉄)のクッキングギアブランドです。キャストアイアンは熱をゆっくり伝えるため食材への火の当たりが柔らかく、じっくりムラなく加熱できて旨味をギュッと凝縮しながら調理できます。「だからキャンプオーブンに肉や野菜を切って入れて火にかけるだけで、誰でも簡単に美味しい料理が作れます」と、調理師免許を持っている増井さんは太鼓判を押します。重量感のあるキャンプオーブンですが、500Xのカーゴルームに積んでいけばキャンプサイトまでラクチンです。 今回のキャンプグッズ、500Xならご覧の通りカーゴルームにラクラク収納できます。しかもどれも500Xのお洒落なデザインに似合うものばかりなので、お隣のキャンパーに差が付けられると思いますよ。 新開発エンジンが生む優れたパフォーマンスと、洗練されたイタリアンデザイン。すべてが進化したアーバンSUV「500X」についてはコチラ 雑誌『Begin』についてはコチラ
雨上がりの曇り空のなか、気分がスっと晴れるようなブルーヴォラーレのFiat 500(チンクエチェント)で待ち合わせ場所にお越し下さった佐藤考洋さん。じつは佐藤さん、自動車専門誌『Tipo』の編集長でいらっしゃいます。さまざまなクルマを経験されている自動車の専門家に、チンクエチェントを日々のパートナーに迎えた理由をお聞きしました。 TwinAir(ツインエア)エンジンのビート感 ─ 佐藤さんは色々なクルマに乗る機会が多いと思いますが、そうしたなかチンクエチェントを愛車に選んだ経緯から教えてください。 自分たちが作っている『Tipo』という雑誌は、イタリア車、フランス車、スポーツカーなど個性の強いクルマを主に扱っています。ですからチンクエチェントが2007年にトリノで発表された時はもちろん、その3年前にコンセプトカーが披露された時から注目していました。個人的にもデザインがよかったのでいいなと思っていたんです。発売されてからはいつか欲しいなと思う一方で、仕事で乗る機会も多かったので、それである程度満足していました。購入に至ったのは、「TwinAir(ツインエア)」エンジン搭載車が登場したときです。雑誌の企画で長距離を走る機会があり、これは面白いと思いました。それで発売されてすぐに購入を決めたんです。 ─ 購入の決め手となったのはどういった部分でしたか? ツインエアエンジンの独特のビート感、ですかね。仕事で乗ったときから好印象でしたし、もっと乗ってみたいと興味が湧きました。あと購入するとなると家族のクルマとして妻も乗ることになるので、ライトブルーの車体色や雰囲気も気に入りました。まあ、その点は女性ウケがいいクルマですので、妻も二つ返事ですぐに決まりましたね。 ─ 普段はどういう使い方をされているのですか? 仕事の足として、通勤や取材現場に行く時にも使っています。週末は買い物にも行きますし、愛犬のチワワを連れて出かけることもあります。妻は趣味のキャンプに行く時も乗っていきますね。キャンプの時はリアシートを倒し道具を満載して、友達と一緒に行っているのですが、とても気に入っているようですよ。 飽きがこないクルマ。どこへでも行けるスニーカーのような心地よさがチンクエチェントの魅力 ─ 佐藤さんがクルマに重要視しているのはどういった点ですか? 絶対これじゃないとダメという基準はないのですが、やはり個性というか、心を揺さぶるものを持っているクルマをこれまで選んできました。見た目や雰囲気もそうだし、乗っていいと思うかどうかを大切にしていますね。 ─ チンクエチェントの一番気に入っている部分を挙げるとするとどこですか? ひとことで言うのは難しいですけど、スニーカーを履くみたいな感じで、気兼ねなくどこにでも走っていける感じがいいですね。普通に走れて、ドライバーを変に鼓舞しない適度なユルさがいいんですよね。だから仕事などでほかのクルマに乗った後に、帰り道にチンクエチェントに乗ると、なんだかホッとするんです。長く乗っているからかもしれないけど、体にフィットする感じはあります。それでいて運転する楽しさも与えてくれます。2気筒エンジンは他メーカーのクルマにはない個性で、振動とかはあるのだけどそれも味になっていて、ちょうどいい回転域に入ると気持ちいい感じを味わうことができて、普段乗っていても楽しい。そういうところがファミリーカー然としたクルマにはない個性だと思いますし、いいものを使っているという気持ちにさせてくれます。だから飽きがこないんですよね。ぼくは3年ぐらいのサイクルで乗り換えるパターンが多いのですが、チンクエチェントにはもう7年も乗っています。最長かもしれません。 ─ 佐藤さんにとってチンクエチェントとはズバリ… あってあたり前な感じ。ぼくにとってクルマは、キーを捻ればいつでもどこにでも行けることが重要で、だからウインタースポーツはやらないのだけど冬はスタッドレスタイヤを履いて、常に走れるようにしています。チンクエチェントの新型が出たら、もう一度買ってもいいかなと思っているんですけど、色々情報を集めてもまだ出てこなそうな感じだし(笑)。だからまだしばらくは乗り続けることになると思います。 ご職業柄、クルマでの移動が多い佐藤さんですが、チンクエチェントは、いつでもどこへ行く時もリラックスして乗れる気軽さと、心地よく感性に響くフィーリングがお気に入りだと話してくださいました。鮮やかなブルーのイタリアンハッチは、古今東西飛び回る佐藤さんを和ませる良きパートナーとして、これからも活躍しそうです。
芸人、役者、アーティストと、多彩な才能を発揮するタレントの片桐仁さん。 最近『FIAT 500X』のオーナーになった片桐さんへのインタビュー第1弾。 今回は、家族のこと、そして新しく家族になった『500X』のことを中心に、いろいろなお話を伺いました。 家族がいるから、まいにちは楽しい ドラマ、舞台、そしてバラエティーと、多忙な日々を過ごす片桐仁さん。そんな片桐さんにとって、家族とは、そして家族と過ごす時間とはどういう存在なのでしょうか。 「やっぱり自分を構成する大きな要素ですよね。家族がいるから、いまの自分がある。そう思います。まぁ、ときには煩わしく感じることもなくはないですけど(笑)。 あと、家族で出かけることや、昔親に言われて嫌だったことなんかも、実は大人になるためになくてはならないものなんだなぁと思うようになりましたね。 僕の場合、職業柄休みも不規則だし、スケジュールを自分でコントロールできないので、家族と過ごす時間も少なくなりがちなのですが、嫁さんがいろいろ計画してくれるので、本当に感謝しています。 仕事に追われている時には「あんまり会ってないね」とか「あんまり喋ってないね」と言われることもあるので、今回新しく家族になった『500X』に乗って、みんなでドライブできたのは、とても楽しかったし、いい体験でした」 大切なのは夢中になれるもの 家族との時間を、とても大切にしている片桐さん。 そんな時間の中で、特に大切にしているポイントは何なのだろう? 「子供が夢中になっているものを、むやみに止めちゃいけないなぁって思っています。ときには、止めますけど(笑)。でも、できるだけそうしようと考えています。 子供が何に興味を持つかわからないし、親としては夢中になれるものを見つけ出して欲しいという思いもありますからね。なので、そういうものを探す手伝いをしてあげられたらいいなって思っています。 でも、最近子供たちがスマートフォンでゲームばかりしているので「それはなぁ〜」と思っちゃうんですけど、これもコミュニケーションツールのひとつだし。子供と同じゲームをやっていて、嫁さんから「お風呂に入って!」と怒られることもあったり。 とにかく、子供たちが何か夢中になれることを探し出してくれることを願っています」 500Xは家族の距離が近くなるクルマ 片桐さん家族が『500X』に乗って、初めての遠出をした今回のドライブ。 その時、車内はどんな雰囲気だったのでしょうか。 「子供たちが、いつものように小競りあいしていました(笑)。クルマの中って、家よりも世界が小さいから、もうくだらないことでも楽しいですよね。 今回のドライブは撮影だったにもかかわらず、家族全員まったく緊張感がなくて。日常感しかなかったですね。 そういう空気感も『500X』が作ってくれたのかもしれません。 『500X』は、コンパクトだからみんなの距離感も近いし、家族4人で乗るのにちょうどいい。上の子も大きいけど、後ろの席でも全然狭さは感じなかったですね。 嫁さんも、初めて乗ったクルマという感じがすぐになくなって「すごく運転しやすかった」って言っていました。 しかも、荷物も結構積めるので、今回みたいなピクニックにもいいですし、コンパクトで駐車場にも停めやすいので街乗りも心配ないし。普段乗りにもピッタリですね。 『500X』がやって来てからのまいにちに、嫁さんも子供たちもワクワクしていると思います。あっつ、もちろん僕も」 欧州車はアーティスティック この度『500X』を家族に迎えた片桐さん。 実は、以前、とても気になっていたフィアット車があったとか。 「僕はもともと、ヨーロッパのクルマが好きなんです。日本車にはないデザインとか色とか。パーツひとつに至るまで、こだわり抜くみたいなところが、やっぱりいいですね。 昔『フィアット ムルティプラ(1998年モデル)』を、本気で買おうと思ったことがあったんです。 日本車には絶対にないあのデザイン。前列と後列にシートが3つずつのインテリアのレイアウト。「こんな変わったクルマ、なかなかないなぁ」って思いましたね。 長男が生まれたばっかりだったので、真ん中の席に乗せて、僕と嫁さんと3人で全列に並んでいたらかわいいだろうなって想像したりして。 でも、ボディサイズが大きくて駐車場に入らないということがわかって、諦めざるをえなかったんです。 とにかく『ムルティプラ』をはじめ、ヨーロッパのクルマってアーティスティックな感じがするんですよね。 アートって、その言葉が持つ世界が広すぎて、人によって捉え方が違うと思うんですけど、僕にとってアートとは「とっつきやすい」もの。 僕の作品もそうですけど、大人から子供まで楽しめる面白さがあるというか。身近なものだったり、普段持ち歩ける楽しさだったり。「それなに?」って興味が湧く。そういう作品が好きですね。 アートは、コミュニケーションツール。僕は、そんな風に思っています」 独自の感性でアート作品の制作や、コメディアン・役者として演技に打ち込む片桐さん。 『500X』と過ごす日々の中、どんな変化があるのか、どんな発想が生み出されるのか。これからの片桐さんの活躍にも大注目です。 ※片桐仁さんのインタビュー第2弾はコチラ #MYFIRSTFIAT with
自然をこよなく愛する井関さん一家は、夫の健(たけし)さんと妻の智英子さん、娘の梓ちゃんの3人家族。今年4月に、緑豊かで都心にも好アクセスな街に引っ越し、新生活をはじめたばかり。休日はPandaに乗って近所をドライブしたり、自然を求めて出かけることが多いそうです。 子どもが生まれるタイミングでPandaに乗り替え 井関さんの愛車は、珍しいアイボリー色のPanda。 「偶然にもPandaのカラーと新居の外観がマッチしているところもお気に入り」と、グラフィックデザイナーの智英子さんらしい発想。 「Pandaは乗っている人も少ないし、あまり見かけないカラーなので、広い駐車場に停めていてもすぐに見つけられます。娘も『梓のクルマ〜!』と2歳半にしてPandaのことがわかるようです」 ご自宅にお邪魔すると玄関にはFIAT 500とPandaのミニカーがディスプレイ。 もとは、智英子さんが独身時代からFIATユーザーだったそう。「最初は車に興味がなかったのですが、2007年に発売されたばかりのFIAT 500が道に停まっていて『世の中にこんなに可愛いクルマがあったとは』と一目惚れしました。車を購入する際、他のメーカーもいろいろ検討したのですが、しっくりこなくて…その時『車が欲しいんじゃなくて、FIAT500が欲しいんだ!』と気付きました」 その後、「FIAT 500チャチャチャアズール(上の写真の水色のミニカーと同じモデル)」を手に入れ5年ほどともに過ごし、娘さんが生まれるタイミングでPandaに乗り替えたそうです。 智英子さん「ファミリーカーを検討しているとき、偶然ディーラーでアイボリー色のPandaを見つけました。500より荷物が載せられるし、5ドアで子供もラクに乗せられる。500とはまた違った黒いオシャレな内装に主人も『これいいね!』と。その場で即決しました!」 健さん「Pandaのハンドル周りが黒でスタイリッシュにまとまっているところや、コンパクトなので肩肘張らずに乗れるところがいいですね」 後部座席のチャイルドシートは梓ちゃんの特等席。昼寝をしなくてグズっているときはPandaに乗せて近所をドライブすることもあるそう。「Pandaは最高のゆりかごです!笑」と智英子さん。 休日は子どもと一緒に、趣味の山登りへ! FIAT愛にあふれる井関さんの趣味は夫婦揃って「山登り」。リュックもご覧の通り親子3人分。ご自宅のところどころに「山」の写真や絵が飾られているのが印象的でした。 そのほか、本格的なクライミングシューズやチョークバッグ、登山用調理器具、マタギ職人のご親戚が手作りしたという鹿の角のフォークなど山登りを楽しむためのアイテムがずらり。 そんな山好きの井関さん一家が、とある休日に山登りアイテムをPandaに積み込んで出かけたのは、東京都青梅市にある御岳山。 健さんは仲間とクライミングを楽しみ、智英子さんは自身で山行ルートを考え全国各地の山を登っていたという筋金入りの「山登り好き」の井関さん夫妻ですが、娘さんが生まれてからは山頂を目指すというより、子どものペースに合わせて「山の空気を吸いにいく」という気持ちで楽しんでいるそうです。御岳山は標高が低く、ケーブルカーで登れるので子連れにぴったり。 ちょっとしたみちくさも楽しみのひとつ。 山登りの魅力は「草花の色や、空気の匂い、風の音など普段気に留めないようなものに気づかせてくれること」。 子どもと一緒とはいえ、持って行くアイテムはどれも本格派。健さんが背負っているのは娘さんと山登りをするために購入したという専用キャリー。こちらも梓ちゃんの特等席。歩き疲れたときや眠くなったときに活躍し、家族3人での山登りに欠かせないアイテムだそうです。 折り返し地点にたどり着いたら休憩。健さんのリュックの中から出てきたのはアウトドア用の調理器具やコーヒーメーカー。その場でお湯を沸かし、コーヒーを淹れ…おやつタイムも本格的です。 「自然にふれ、子どもがのびのびと成長していくのを見守りたい」という井関さん夫妻。Pandaを相棒に、子どもと一緒に趣味を楽しむアクティブな休日。これから先たくさんの思い出が増えそうですね。
もうすぐ9月。真夏の暑さが少し和らぎ、秋の空気を感じはじめたら愛車を相棒に、自然あふれる公園へピクニックに出かけてみませんか。車ならちょっとした遠出もなんのその。大きな荷物を持っていけるのも魅力です。 かわいいPandaならピクニックを盛り上げてくれること間違いナシ!今回はピクニックを楽しくおしゃれに演出する、スタイリングのアイディアをご紹介します。 アイディア1.お気に入りのファブリックをピクニックシートに ピクニックに欠かせない敷物は、レジャーシートでも十分ですが、せっかくなら華やかな柄で気分を盛り上げたいもの。そんなときはお気に入りの布と一緒に防水性が高い「オールウェザーブランケット」を持って行きましょう。地面や芝生との間に一枚敷いておけば、布が濡れたり汚れたりする心配がありません。自宅にある薄手のラグやテーブルクロスをシート代わりにするのもおすすめです。 オールウェザーブランケットは、NASAが開発した、防水・防風・保温性に優れる多目的シート。その名の通りブランケット(毛布)として、またタープとしても活躍。裏面はアルミ素材で光を反射するので、車の断熱シートとしても使えます。 アイディア2.ドリンクはボトルクーラーに入れてにぎやかに演出 ピクニックスペースにボトルクーラーがひとつあるだけでおしゃれ度アップ。氷もたっぷり持って行きましょう。 ドリンクはドライバーも楽しめるノンアルコールのフルーツソーダがおすすめ。お好みのフルーツをボトルに入れてジュースやソーダを注いでおくだけ。出かける前に準備しておけば、ピクニックが始まるころ飲み頃に。 アイディア3.大きなカッティングボードを活用 カッティングボードが一枚あれば、パンやチーズをカットするまな板として使うのはもちろん、サンドイッチやフルーツ、チーズや生ハムなどピクニックフードの盛り付け用プレートとしても活躍。割れたりする心配もないので安心して持って行けます。 アイディア4.天然素材でまとめて大人っぽいスタイリングに 籐のバスケットや木製のテーブル&チェア、木のカッティングボード、リネンのクロスなど天然素材のアイテムを揃えるとスタイリングに統一感が生まれます。派手になりすぎず、自然豊かな公園の雰囲気にもなじんで◎。 アイディア5.保冷バッグの置き場所もひと工夫 冷たいドリンクやフルーツ、チーズなどを持って行くときに重宝するのが保冷バッグやクーラーボックス。車で行くならサイズを気にすることなく持って行けます。置くときは陽の当たらない場所を選び、地面からの熱で冷気を奪われやすいので、ミニテーブルなどで高さを出すのがベスト。車のラゲージスペースに置いておくのもおすすめです。 大物アイテムも気軽に積んで、さぁ、出発! バスケットやクッション、折りたたみチェア、クーラーボックスなど、大きくてかさばるものや重い荷物を気兼ねなく持っていけるのが、車で出かけるピクニックの醍醐味。空間の演出に使いたいちょっとしたアイテムも迷わずラゲージスペースに積みましょう。小さなボディのPandaでも容量はたっぷり。あとは出発するだけです。 家族や気のおけない友人たちと、行楽シーズンに楽しみたいピクニック。ランチ感覚で近所の公園に出かけたり、ドライブがてらちょっと遠くの公園に足を伸ばしてみたり…今度の週末はお気に入りのアイテムを愛車に詰め込んで、おしゃれなピクニックを楽しんでみませんか? styling:Kenichi Taira Pandaの詳しい情報はコチラから
山歩きやフェスなどさまざまなレクリエーションが目白押しのこの季節、やはりオシャレは足元から…。 この時期、やはり気になるのが夏らしい履物。 海外セレブの愛用など、ファッション的な側面でも注目が集まるスポーツサンダルですが、機能と見た目のバランスも年々進化しているようです。 今回はアメリカはヒューストンに本拠を持ち、30年以上にわたって東京のアウトドア・セレクトショップとして、ファッション業界から本気のアウトドアピープルたちを支えてきた「オッシュマンズ」さんに、今注目のサンダルについて伺ってみました。 もちろん、運転に支障のないものを中心に、話題の機能の今どきのセンスを兼ね備えた、注目のモデルをご紹介したいと思います。 靴を越えるサンダル KEEN(キーン)はアメリカ・オレゴン州ポートランドのフットウェアブランド。つま先の保護を備えた「靴を越えたサンダル」として有名ですが、今年登場したEVOFIT ONE(エヴォフィット ワン)は、同社の看板モデルの進化形。 いきなり大々的な広告や告知を展開せず、直営店やアンテナショップ的なところからじわじわと売り始め、口コミを含めた評判をもとに認知を得ていく販売スタイルが特徴のKEEN。そこには彼らの質実剛健な商品に対する自信が伺えます。 自ら「エンジニアードニット・マルチパーパス・サンダル」と称するこのモデル最大のウリは、使用シチュエーションを問わない性能と卓越した足との一体感。 たしかにサンダルというより、スポーツスニーカーと見紛う様なデザインですが、実際に履いた印象は、あたかも足の裏にランニングシューズのソールを張り付かせたようなフィット感とグリップ感を感じながらも、確かにサンダルという、ちょっとした新しい履物といった感じでしょうか。もちろん、水辺での利用も考慮したソールも装備した、文字通りマルチパーパスな一足です。 同社のこれまでのアウトドア色一辺倒な雰囲気から一転、流行りのミリタリー&タクティカルなテイストを感じるようなオフホワイトのカラーリングで、ファッショナブルさもアピール。一度試し履きをした人が、即購入というケースが大変多い一足だそうです。 HEAVY / LIGHT 多くのファッションブランドやショップとのコラボでも有名なSUICOKE(スイコック)は、2006年にシューズブランドとしてスタートしたMade in Japan。 そんな彼らが放つサンダルは、なんとイタリアが世界に誇るソールブランドVIBRAM(ビブラム)社の製品を業界で初めて使用したとして話題に。ビブラムといえば、マウンテンシューズをはじめ高級靴の世界における、信用の定番ブランドとして広く世に知れ渡っています。 しかも、アウトソール(裏底)だけでなく、フットベッド(靴底)にまでVIBRAM社製品を使い、自社のノウハウを投影し、軽さと耐久性の両立にも成功。サンダルとは思えない快適性とへビーデューティネスを実現しています。
オーロラが楽しめる防寒性能 ラニーニャ現象の影響なのか、ひときわ厳しい寒さが続きそうなこの冬。いつもの冬より他人の防寒着が気になるという方も多いと思いますが、すでにお持ちの方もいらっしゃると思いますが、近頃街で目につく「CANADA GOOSE(カナダグース}」というブランドと製品について、実体験を交えたご紹介をします。 Charlotte Parka(Women’s)¥92,880 話は今年の2月に遡ります。オーロラの取材と撮影をするために、カナダのイエローナイフという街に向かいました。冬のイエローナイフは、現地ビジターセンターの概算では「3日間滞在すれば90%以上の確率でオーロラと遭遇できる」というオーロラ鑑賞の名所。さまざまな国から観光客が集まります。 Bromley Bomber(Men’s)¥99,360 ただし、ひとつ大きな問題があります。北極線まで約500kmという北の街だけあって、夜間はマイナス30度があたりまえ。大げさではなく、命にかかわるほど厳しい寒さが待ち受けているのです。 そこでオーロラ鑑賞を企画するツアー会社はレンタル防寒着を用意しますが、どのツアー会社を取材しても必ずカナダグースなのです。 極地探検が鍛えた機能と伝統 実際、カナダグースのダウンジャケットの防寒性能は抜群で、これさえ着ていれば寒風が吹きすさぶマイナス30度の山奥でオーロラの出現を待つことができました。 カナダ人のガイドに「カナダグースはすごい」と伝えると、「極地探検にも使われるぐらいだよ」と胸を張ります。南極の基地に滞在する研究者のニーズに応えるために開発され、北極探検や犬ぞりレース、エベレスト登頂などで活躍したカナダグースは、「メイド・イン・カナダにこだわっているんだよ」とのことでした。実はカナダグースというブランドはFIAT 500と同い年。1957年の創業以来、こうして長きに渡りプロの信頼に応え続けてきているのです。 日本初の旗艦店がこの冬オープン Savona Bomber(Women’s)¥99,360 やがて、天空には見事なオーロラが現れ、取材は無事に完了しました。以来、カナダグースのダウンジャケットに全幅の信頼を寄せていますが、この冬、このブランドの製品がより身近な存在になりました。2017年11月3日に、カナダグースの日本初となる旗艦店が東京・千駄ヶ谷にオープンしたのです。 Selkirk Parka(Men’s)¥92,700 豊富な品揃えはもちろんですが、この店舗のユニークなところは0度以下の気温が体感できるフィッティングルームがあるところ。「機能には絶対の自信アリ」という、カナダグースのプライドが伝わってきます。 写真をご覧いただくとわかるように、メンズ、レディースともに多彩なデザインが用意されているので、カジュアルに着こなすことも、フォーマルに装うことも可能。「寒くて外に出たくないなぁ」という、冬の朝の憂鬱な気持ちを吹き飛ばしてくれるはずです。 残念ながら日本ではオーロラを鑑賞することはできませんが、愛車を走らせれば美しい星空を眺めることができます。フィアット500Cの幌を開けて、カナダグースのダウンダウンジャケットを着て暖かく星空鑑賞なんて、素敵ですね。
簡単に「美味しい」ひと仕事 手軽な素材にひと手間加えると途端に美味しくなる料理法のスモーク(燻製〜くんせい)。あらゆる年代に人気のスモークサーモンやスモークチーズをはじめ、実はハムやソーセージ、ベーコン、さらには鰹節や秋田のいぶりがっこなど、わたしたち日本人の食生活には大変身近なもの。フィアットの生まれ故郷イタリアでも、モッツアレラチーズをスモークしたスカモルツァ・アッフミカータのように、さまざまなスモークが人気です。 スモーク、つまり燻製はその名の通り、食材を煙で燻して風味を付けるもので、本来は肉や魚など腐敗しやすい生鮮食材の保存を目的にひろまった料理法で、燻すのに使用する木材が持つ殺菌、防腐効果だけでなく、その香味成分によって風味もアップしてしまうという一石二鳥の料理法なのです。 マンションでもできる? そんなスモーク。 「煙が出るから家では無理でしょ?」 「ハーブとか専門的な材料を揃えないとダメでしょ?」 「専門の道具と知識がないとうまくいかないでしょ?」 実はそんなことはないんです。 スモークとは、簡単に言ってしまうと煙というスパイスを食材にまとわせればいいわけですから、スモークする食材次第では1時間もあればできちゃいます。温度管理や火加減を神経質に…。ということもなく、大袈裟に言うと、その間放ったらかしでのんびり読書をしたり、おしゃべりしている間にできてしまいます。 クサイ煙がモクモクと出るんじゃないかとか、炎が燃え広がって危ない! なんてことを心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、いい匂いの煙で食材を燻す(いぶす)のが目的のスモークです。河原などでのBBQや庭先はもちろん、たとえそれがマンションのベランダででも、多少なりとも近隣の方々に配慮さえすれば、誰でもお試しいただける簡単作業の一つなんです。 スモークウッドでラクラク&失敗なし さて、そんなスモークで用意すべきものはというと…。 スモーカーとスモークウッド。 以上です。あとは食材やアルミホイルといった小物のみというご覧の通り大変シンプルなもの。 スモーカーとは煙を循環させて食材に香り(煙)を浸透させる箱のこと。今回の取材では金属製のものを用意しましたが、言ってみれば「ただの金属の折りたたみの箱」なので、ネット通販で5000円程度で購入可能です。(このタイプはオーブンとしての機能もあるのでいろいろ便利) でも、そこまでしなくても、これまたネット通販で1〜2000円程度で手に入る段ボール製の使い捨てタイプでもOK。煙さえまとわせることができれば、あとは見た目の問題だけです。(こちらはまたの機会にご案内しますね) さて、お次はスモークウッド。つまり燻製材とよばれるものですが、本格派はウッドチップという木片を使いますが、今回はもっと手軽で簡単なスモークウッドという大きなお線香(蚊取り線香?)が大変便利。 なんといっても取り扱いが楽だし、香りの種類にもバリエーションがありとても便利。ちなみにまずはサクラやリンゴといった定番からはじめると失敗はないでしょう。ちなみに1本500~1000円で、数回の使用が可能です。 コンビニやスーパーの食材が豹変する? 本当に手軽に手に入るという意味で、今回はコンビニやスーパーの食材を元に特にオススメしたいもの5つをご紹介します。 ① かまぼこ ② チーズ ③ ゆで卵 ④ ゆで鶏 ⑤ たらこ かまぼこは種類を問いません。板かまでも、笹かまぼこでも、竹輪、カニかまでもOK。はんぺん、魚肉ソーセージも間違いないセレクトです。 文字通りスモークチーズとなるチーズでの注意点は、やや厚めのかたいプロセスチーズタイプをオススメします。そして、その2つが融合した「チーズかまぼこ」も非常に美味しい。 ラーメンなどで一世を風靡した「くんたま」だって簡単です。その他ダイエットで大人気のサラダチキン、そして、たらこもスモーク後の変貌ぶりに驚いてもらえると思います。 いずれも、パッケージから出してそのままスモークすればいいのですが、さらに美味しくしたい場合は、開封後10〜15分風に当てて表面を少し乾かしてからスモークするのがコツ。 さて、スモーカーを組み立て、セットしたら、中の網の上に材料を並べて、スモークウッドに着火し(本当にお線香に火をつけるあの感じです)、燃えカスの後処理を考えるとアルミホイルかお皿に置いて箱の中にセットするといいでしょう。あとはスモーカーの窓やふたを閉めて放っておくだけ。 燻す時間は、煙がスモーカーの中に充満して循環するまでは開けないほうがいいので、30分くらいは放っておきましょう。目的はあくまで香りを付けるだけなので、慣れないうちは表面がうっすらと茶色くなったあたりで、そのつど味見をすることをオススメします。ともかく、軽く茶色く色づいた時に取り出すのがコツです。あまり長く煙にかけてしまうと、文字通り煙臭さと苦味が強くなるので注意が必要です。 取り出したら皿などに乗せて冷まして、落ち着かせると食材と香りがさらに一体化してより旨味が増します。 スモークはBBQやキャンプ、釣りなどのアウトドアレジャーとも相性抜群。もちろん、ドライブ先でコーヒーでも飲みながら…という楽しみ方もOKです。 ちょっとしたことを楽しくすることは、イタリアの哲学でもあり、FIATが生まれたときから持ち合わせているDNAのようなものです。 500くらいの小さなクルマでもこうした楽しさを満喫できることを、今後のこのコーナーで様々なグッズとともにあらためてご紹介していきたいと思います。