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地球のため、一緒に行動を起こそう。SHARE YOUR HEART in アースデイ東京2019

毎年4月22日は、民族や宗教の違いを超えて地球のことを考え環境問題に目を向ける日として、49年前にアメリカで制定されたEarth Day(アースデイ)です。 フィアットではSHARE YOUR HEART(シェア ユア ハート)プロジェクトの一環として、アースデイに先駆けて4月20日・21日の週末に開催された「アースデイ東京2019」に、支援している3つの団体「アニマルリフュージ関西」「シャイン・オン!キッズ」「プレ ゼントツリー」と共に出展しました。また会場には、芸人で役者でアーティストでもある片桐仁さんが「#MyFirstFIAT」プロジェクト第3弾として製作した500Xアートカーを展示しました。 春の日差しに包まれた代々木公園 2019年のアースデイ東京は、「EVERY DAY EARTH DAY 地球1個分の暮らし」をテーマに代々木公園で開催されました。春らしい好天に恵まれた会場では、オーガニックでエコなライフスタイルを身近なものにする「earthgarden”春”」や、アレッポの石鹸などモノづくりの背景にあるモノ語りを伝える「モノがたりライフ展2019」など30もの企画が催され、60以上の出展ブースも多くの来場者で賑わいました。 支援団体と参加したフィアットのアースデイ このアースデイ東京に、FCAジャパンは「FIAT」「ABARTH」「Alfa Romeo」「Jeep®」の4ブランドで参加し、支援している3つの団体とともに「地球を大切にしよう」というメッセージを発信しました。フィアット・ブースで最も目立っていたのは、片桐仁さんが製作した500Xアートカー。「JOMON(縄文)」をテーマに、太古の日本に生まれたアー トをフィアットに描いた大作です。500Xの隣りに飾られた片桐仁さんのフォトパネルと ともに、何人も足を止めて写真を撮っていました。またSHARE YOUR HEARTのハート 形折り紙や塗り絵などのワークショップは多くのお子様連れの来場者に楽しんでいただけ ましたし、500の1/3スケールラジコンカーは順番待ちの行列ができてしまったほど人気でした。 地球のことを考える市民フェスで伝えたいこと フィアットとともにアースデイ東京に参加した団体からの言葉を紹介しましょう。 アニマルリフュージ関西 (ARK) with FIAT「ARKの活動は、自然災害や海外転勤、離婚といった環境の変化で飼い続けられなくなってしまったペットの避難所です。保護された動物たちは健康チェックなどのケアを受けてから、新たな飼い主となる里親を探すことになります。名前のとおり関西がベースの団体ですが、東京でも里親探しやその広報活動としての写真展などを行っています。アースデイ東京でさらに多くの方に関心を持っていただけたらと思っています」 シャイン・オン!キッズ with ABARTH「私たちは、小児がんなどの重い病気を患い、長期で入院治療している子供たちとそのご家族の心を支える活動をしています。医療チームとともに病院に常駐する専門犬、ファシリティドッグもその一つです。入院中の子供達のそばにいつも犬がいることで、大変な治療と向き合っている彼らの心の支えになります。ファシリティドッグと過ごすことで笑顔を取り戻すお子さんもいますので、もっと広めていきたいと考えています」 プレゼントツリー with Jeep®「プレゼントツリーは木の里親のようなものです。お祝い事の記念などでプレゼントとして植樹をすることで、森林再生に参加できるというプロジェクトです。これまでに500人以上が参加して、17万本以上が植樹されています。アースデイ東京では『里山BONSAI』を作るワークショップを開催します。これは日本の在来種の苗を、盆栽のようにして実際に家へ持ち帰っていただき、緑化に参加していただこうというものです」 フィアットではSHARE YOUR HEARTを通じて、心をつなぎ幸せを分かち合い、私たちの生活をより良くしようという思いを共有し合える社会貢献プロジェクトをサポートしています。今年のアースデイ東京でも、地球と社会の問題に取り組んでいるNPO団体の活動を、たくさんの来場者に紹介できました。 これからもSHARE YOUR HEARTへのご支援をよろしくお願いいたします。 […]

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FIAT×アショカ・ジャパン 社会の問題に体当たりで挑む若者を応援

“若さ”の持つ、向こう見ずな勢いを大切に。ともすれば、出る杭は打たれかねないこの世の中で、社会を変える可能性を秘めた、行動力ある若者のチャレンジを支援しているアショカ・ジャパン。Share with FIATの輪に、そんな新しい仲間が加わりました。社会の問題に取り組む若者が集うアショカ・ジャパン主催のイベント「WE ARE THE CHANGE」を取材しました。 WE ARE THE CHANGEとは アショカ・ジャパンは、社会の課題を事業として解決することを目指す、社会起業家のネットワーク。アメリカで1980年に誕生した非営利団体です。社会問題に対し、目に見える課題の解決ではなく、問題が起こらないように構造そのものを改善することに取り組み、さらにはそのソリューションの普及と人々のマインドセットの変化を目指す。そんな高い意識を持つ社会起業家を、アショカでは“アショカ・フェロー”と呼び、サポートしています。 アショカによると21世紀のいま、数少ない社会起業家の存在だけでは、社会のスピードの変化に対応しきれないため、若者や教育環境に注目するようになったのだとか。こうして誕生したのがユースベンチャープログラム。12歳から20歳までの若者で、社会に対して抱いた違和感をそのままにせず、自分が本当にやりたいことに対してモチベーションを持ち、失敗してもまた立ち上がる。そんな行動力を持って課題に取り組む若者「ユースベンチャラー」を支援しています。今回のイベント「WE ARE THE CHANGE」では、新たなユースベンチャラーを志す若者を、認定するか否かを審議するパネル審議会が行われました。 フィアットもアショカ・ジャパンのこうした取り組みに共鳴し、その活動をサポート。今回のイベント「WE ARE THE CHANGE」では、FCAジャパン株式会社 マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセがパネリストとして、ユースベンチャラー志願者の審査に加わりました。パネリストはそのほか、エン・ジャパン株式会社 創設者・CEOの越智通勝氏、STYZ.inc共同創設者の佐藤朋生氏、島根県立津和野高校で高校魅力化コーディネーターを務めていらっしゃる牛木力氏という具合に様々な分野から招かれ、ユースベンチャラーのプレゼンテーション後に、さまざまな質問を投げかけました。 社会の問題に自由な発想で取り組む 今回、ユースベンチャラーを目指して集まったのは、14歳から20歳までの4組5名。そんな若者たちが、仲間や大人たちの前で立派にプレゼンテーションを行い、自らの問題提起やその動機、問題の背景調査、そのための解決法や、現在行なっている活動内容を報告しました。一例を紹介しましょう。 工藤柊さん(20)は、道路でぺちゃんこになった猫を見た衝撃から、動物の殺処分など色々な問題について調べていくなかで、畜産動物の存在に目を向けたそうです。そして高校3年生の時にヴィーガン(動物を食用したり、利用したりしないライフスタイルや、それを実践する人)を実践しました。ところが日本では、外食ひとつをとっても、ヴィーガンを実践するのはハードルが高いことを実感したそうです。そんな“優しい人が不幸になる社会”を改善するため、SNSなどをツールとしてヴィーガン共感者の輪を広め、NPO法人日本ヴィーガンコミュニティを設立。現在、その代表を務めながら、ヴィーガンやベジタリアンを実践しようとしている人たちの生活の向上を目指し、ひいてはその先にある平和な世界への貢献を目指していらっしゃいます。 他にもフリーランスエンジニアとして活動されている東翼さん(14)は、プログラミングやアプリケーション製作の経験を生かし、「プログラミング教育の創設」を提案。オンライン/オフラインで学習でき、誰もが作りたいものを創造できる環境の構築を提案しました。また、インターナショナルスクールに通う足立惟光さん(15)と野崎夏楠さん(14)は、日本の美点のひとつである「清潔」が、一部の繁華街などでポイ捨てにより脅かされている現状を危惧。そこで得意の英語力を生かし、外国人観光客にゴミの持ち帰りを呼びかけるチラシとゴミのゴミ袋の配布を行っています。読者愛好家である池本次朗さんは、地方への無人古本屋の設置などを視野に、本のすばらしさを多くの人に広める環境づくりを追求されています。 自身の“気づき”を大切に 「WE ARE THE CHANGE」では、ユースベンチャーになった方の活動報告会も行われました。そこでは、ユースベンチャープログラムによる支援を得て、活動の幅を広げた若者たちが、ビジョンの達成に向けて行っているアクティビティの中間・最終報告が行われました。精力的に活動を続けていくなかで、新たな問題に直面したり、状況改善のためのヒントを探ったり、会場で仲間と情報共有を行ったりして、問題や喜びを分かち合っている様子が印象的でした。 それぞれ活動内容やその動機、プロセスはさまざまですが、公益的な活動に向け、考え、行動をし、それを共有する精神は、社会活動家に通じると感じました。また、皆さんのプレゼンテーションを聞いて印象的だったのは、それぞれがビジョンに向けた活動を行っている過程で、新たな“気づき”を見つけ、それを今後の活動の糧とされていたこと。アクションを起こしたことで視野が広がり、さらなる進化を遂げているようです。 ハートを持って、社会に有益な活動に精力的に挑むモチベーションの高い若者を支援したい。フィアットではそうした想いから、ユースベンチャープログラムを支援しています。12歳から20歳というのは、多くの可能性とエネルギーに満ちた世代。そのパワーをどこに向けるかは人ぞれぞれです。自己の利益を追求する人もいます。そうしたなかで、ユースベンチャープログラムにはたくさんの立派な若者が集まっていました。将来、ここから社会を変えてしまう社会起業家は生まれるのでしょうか。その可能性は十分にあると感じました。 Share with FIATの活動 はコチラ アショカジャパン 公式サイト はコチラ […]

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「子ども、医療、就労、環境」社会貢献活動を支援する「SHARE YOUR HEART」5周年!クラウドファンディングプロジェクトが支えた4団体との歩み

今年2019年2月で5周年を迎えたクラウドファンディング活動「SHARE YOUR HEART(シェア ユア ハート)」をご存じでしょうか? SHARE YOUR HEARTプロジェクトは、自分の幸せだけでなくみんなで幸せを分かちあい心を繋ぐことで、社会全体を良くしていきたい、という思いから生まれました。 FCAジャパンの4つのブランド「FIAT」「ABARTH」「Alfa Romeo」「Jeep®」それぞれが共感する社会貢献プロジェクトを、みなさまと力を合わせてサポートし、実現を目指しています。これまでに、3,400万円以上のご支援を集め、NPOなど活動に参加した団体と38個のプロジェクトを成功に導いてきました。 今回はSHARE YOUR HEARTのプラットフォームを使ってプロジェクトを達成した、スマイリングホスピタルジャパン、シャイン・オン!キッズ、ピープルデザイン研究所、グリーンバードの4団体に、プロジェクトの実施や現在の活動について伺いました。 スマイリングホスピタルジャパン ー supported by FIAT SHARE YOUR HEARTで達成したプロジェクトについて 「子どもたちと一緒に病院の白い壁をポップなデザインに変える」というプロジェクトでクラウドファンディングを行いました。現在は、本プロジェクトの実施にご了承いただいた医療機関様と打ち合わせを行い、子どもたちと壁紙デザインの制作を進めています。子どもたちと作成した壁紙の貼り付けは、4月頃を予定しています。 今回のクラウドファンディングでは100名を超える方にご支援をいただきました。多くの方に私たちの団体の存在と活動内容を知っていただくことができ、会員や寄付等を通じた団体支援者の増加も期待されます。 SHARE YOUR HEARTを選んだ理由・良かった点 プロジェクトは全国の医療機関に広げたいと考えており、多くの医療機関にプロジェクトの存在を知ってもらうため、また団体の認知度を向上するためにもクラウドファンディングは有効だと考えました。 SHARE YOUR HEARTでは、FCAジャパン が持つブランドの力と積極的な広報支援というプロジェクト達成に向けた強力なバックアップを得ることができました。 最近の活動について 医療的ケアを常時必要とする重度障害児への在宅訪問活動を進めています。 重度障害の子どもたちは特別支援学校卒業後の学習の機会がないことから、学習支援を行う「学びサポート」として、障害に応じた手作り教材や視覚入力装置等のさまざまなICTを活用した学習支援を行っています。 Smiling Hospital Japan スマイリングホスピタルジャパンhttp://smilinghpj.org/ シャイン・オン!キッズ ー supported by ABARTH SHARE YOUR HEARTで達成したプロジェクトについて 私たち「シャイン・オン!キッズ」はつらい治療を受ける子どもたちやご家族の心の面を支える活動を行っています。そのプログラムの一つがファシリティドッグです。 ファシリティドッグとは、病院などに常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬です。ハンドラーとペアになって活動し、単なる患者との触れ合いにとどまらず、治療計画にも関わっています。 横浜での「ファシリティドッグ写真展2019 こども病院で働くしっぽの仲間」の開催を目標に掲げたプロジェクトのクラウドファンディングでは、156名の方々にご支援いただき、目標の125%にあたる1,886,700円の資金調達を成功いたしました。2016年に静岡、2018年に東京で開催した写真展を、初代ファシリティドッグのベイリーと後任犬アニーのお膝元の横浜でついに実現できることを喜ばしく思います。 これまで6回にわたるSHARE YOUR HEARTでのご支援のたび、多くの方々に活動を知っていただく機会を与えていただき心より感謝申しあげます。 SHARE YOUR […]

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世界中の子どもたちに教育の機会を!ルーム・トゥ・リード をFIATが支援

「世界中の子どもたちに、平等な教育を届けたい」 そんな想いのもと、2018年11月12日に多くの人たちが赤坂アークヒルズ・カフェに集まりました。 主催したのは、「子どもの教育が世界を変える」という理念を掲げ、グローバルで活動を展開する国際NGO「ルーム・トゥ・リード」。教育の機会を得られず、読み書きのできない世界中の子どもたちに向け、学習機会を与える等の活動を行っています。     子どもや女性が幸せに生きることのできる社会へ  7億5000万人。この数は、何を表していると思いますか? 世界には文字の読めない人、つまり文盲者が、今もなお7億5000万人いるといわれています。これは、日本人口の約6倍もの数です。彼ら彼女たちは文字が読めないゆえ、貧困の連鎖から抜け出せずにいます。一方で、もしも貧しい国に産まれた子どもたち全員が文字を勉強し、学校を卒業できたら、1億7100万人が貧困から抜け出せるともいわれているのです。 文字を勉強しないことでおこる経済損失は、世界規模で年間、1兆2000億ドルと算出されています。また、文字が読める母親のもとに産まれたら、子どもが5歳以上まで生き残る確率は50%といわれています。 世界の文盲人口のうち、2/3は女性です。ルーム・トゥ・リードでは、さまざまな開発途上国において、読み書き能力の育成と、教育における男女格差の是正に重点を置いたプログラムを通して、教育の促進と実現を目指しています。 例えば、支援が必要な国々に図書館を建設し、教師や司書のトレーニングを行います。そこに通う子どもたちは、2年生が終るころには皆、文字がすらすらと読めるようになっているのです。         この日、赤坂アークヒルズ・カフェで開催されたレセプションには、FCAジャパン マーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセも参加し、乾杯の音頭をとりました。彼女は、冒頭の挨拶でこう話しました。 「フィアットでは、世界がよくなるための活動“Share with FIAT”の一環として、子どもや女性が幸せに生きることのできる社会の実現をサポートしています。そのためには、まず、未来を担う子どもたちへの教育が重要だと考えています。ぜひ、共にこの活動をサポートし、盛り上げていきましょう」     子どもの教育が、世界を変える 今回、初来日した新CEOギータ・ムラリさんによる挨拶では、心温まるストーリーが紡がれる一方、統計学者出身の彼女にふさわしく、明確なデータや数値が盛り込まれた内容に、誰もが引き込まれました。 「開発途上国の子どもたちが学校で勉強を続けることができれば、文盲と貧困の連鎖を一世代で断ち切ることができます。なぜなら、私自身がその実例であるからです。 児童婚の風習が残るインドで生まれ育った私の母は、とても賢かったため、13歳で高校を卒業し看護師になりました。その後、アメリカに渡り、統計学者として博士号を取得したのです。母が教育に大変熱心だったため、私への教育も当たり前のように与えられてきました。しかし、私の人生の方向性が変わったのも、今この活動ができているのも、母がアメリカに渡るという決断をしたからなのです」   「これは、私たちが生きているあいだに文盲をなくす、という大胆なゴールのために、解き放たれた可能性が活かされているというひとつの大きな実例だと思います。 無理難題のように聞こえるかもしれませんが、確実に実現できるゴールです。これまでも私たちは、子どもたちに教育の機会を与えてきました。現地の政府や他のNGOと協力することで、活動の場を広げています。 実際、2000年から2018年末までに、1660万人の子どもたちに教育の機会を与えることができました。ですから、この文盲という難題に対して、それを過去のものにすることができると信じています。 子どもの教育が世界を変えるのです。私は、皆さんと一緒なら世界を変えることができると信じています」 このゴールの実現のため、ルーム・トゥ・リードでは毎年この時期に、「Action for Education(アクション・フォー・エデュケーション)」を合い言葉に、ひとりひとりが問題意識を持ち、行動へとうつすためのキャンペーンを開催しています。   会場に集まった、ルーム・トゥ・リードの理念や活動に賛同する皆さんは、ティツィアナやギータさんの言葉に、熱心に耳を傾けていました。 このレセプションを通して、自分たちが支援している団体の活動内容を詳しく知ることができると同時に、同じ想いでつながり合う支援者同士、情報交換をしたり、ネットワーキングをしたりと、会場は和やかな話し声や笑いに包まれ、終始、温かな雰囲気でした。     自分の幸せだけでなく、みんなの幸せを求める時代 10年前からルーム・トゥ・リードを支援し続けている今西由加さんは、こう話します。 「10年前、ジョン・ウッド(ルーム・トゥ・リード創設者)の本に出合い、彼のパッションに大変共感しました。ちょうど、何か社会貢献をしたいと思っていたところでしたので、それ以来、サポートをしています。 支援者皆さんの志が高く、さまざまなシナジーが生まれるので、私にとってもすごく刺激になりますし、12歳の子どもにとっても大変良い影響があると感じています」   同じく、10年以上前にジョン・ウッドの本を読み、この現状を何とかしたいと考え、支援をはじめたという松本秀幸さんは、「自分のできることを、限られた時間のなかでし続けてきました」と話します。支援者ひとりひとりが、今、それぞれにできることをする。それこそが長く続けるための重要なポイントなのだそうです。    “旅するピアニスト”こと永田ジョージさんと、ボーカリストのレイチェル・フクシマさんは、ナット・キング・コールの名曲『Smile』をデュエット。演奏がはじまると、会場の熱気は一気にピークへ。美しく繊細なピアノの旋律と、透明感溢れるボーカルに、会場は感動の渦に包まれました。音楽を通じて、世界や人との繋がりを実践している永田さんは、6年ほど前からルーム・トゥ・リードを応援しているのだそう。   FCAジャパンのティツィアナは、フィアットがルーム・トゥ・リードをサポートする理由についてこう言います。 「私たちは、share(シェア)とgive back(お返し)という気持ちでサポートしている」のだと。 ルーム・トゥ・リードとフィアットが目指す “自分の幸せだけでなく、みんなの幸せを求める時代”を実現するためには、今こそ、私たちひとりひとりがアクションするときなのではないでしょうか。 ひとつひとつのアクションは小さくとも、それぞれの「一歩」は、大きな意味を持ちます。 この素晴らしい活動が、さらに社会に広がることを願わずにはいられません。   […]

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ひとつ屋根の下から「Share Your Heart」を発信 アースデイ東京2018

4月21日(土)と22日(日)の週末、今年も「アースデイ東京」が代々木公園で開催されました。FCAジャパンもブースを出展し、日頃活動を共にするコラボレーション団体と共に、人と人を繋ぐ活動を行いました。   みんなのために、自分ができることを 4月22日のアースデイ(地球の日)に近い週末に代々木公園において毎年恒例で開催されている「アースデイ東京」。新緑が色づき、母なる大地 地球に感謝の眼差しを向けるにふさわしいこの季節。空を見上げれば青空と緑が視界いっぱいに広がり、たくさんの空気を吸い込みたい気分になります。   この気持ちよい陽気からも元気をもらい、FCAジャパンは支援団体と一緒に、よりよい社会を築くことを目標に、アースデイ東京2018に出展しました。さまざまな困難と向き合い、立ち向かう気持ちを大切に。天災や病気、障害、差別などで苦しむ人・子ども・動物がみんな同じ大地に住んでいることに思いを馳せ、自分だけでなく、みんなの幸せのためにできることを。人と人の想いをひとつずつ繋げていきます。     FCAジャパンでは、温かい気持ちを自分から人へ、その人からまた別の人へと繋いでいく「Share Your Heart」のテーマのもと、社会のさまざまな問題に取り組む人の心を繋ぎ、広めていく活動を展開しています。アースデイ東京のブースでは出展団体の活動に共感した来訪者がハートの折り紙に名前やメッセージを書き込み、その想いを重ねていく創作を行いました。そのハートはみるみる大きくなり、大勢の人の想いが詰まった大きくカラフルなアートへと発展しました。   ひとりぼっちの動物と里親をつなぐ「アニマルレフュージ関西(ARK)」 「アニマルレフュージ関西(ARK)」のブースでは、ペッドグッズの展示販売やアウトレットセールを展開。興味を持ってくれた方に活動の紹介を行いました。ARKでは、飼い主の老齢や離別などでひとりぼっちになってしまった犬や猫を始めとするペットのために、里親探しを行なっています。ARK代表の出身地であるイギリスでは、ペットショップで購入するのではなく、こうした団体を通じてペットを飼う習慣が普及しているのだとか。日本では大阪にあるシェルター(動物保護施設)のほか、東京におけるボランティアによるペットの一時預かり、里親会などのイベントを通じて、動物の里親探しの活動を行なっています。 アニマルレフュージ関西 (ARK)   病院の子どもたちに本物のアートを「スマイリングホスピタルジャパン」 「スマイリングホスピタルジャパン」は、重い病気で入院している子どもに本物のアートに触れてもらい、笑顔や前向きな気持ちになってもらう活動を展開しています。ブースでは、普段病院で活動しているアーティストによる大道芸やバルーンアート、塗り絵のワークショップを展開。プロのアーティストの繰り広げるワザや、自らアートを作り上げる達成感に触れていただき、訪れた大勢の皆さまにその活動について知っていただく機会を設けました。 スマイリングホスピタルジャパン   災害や紛争で生活を脅かされている人々を支援「ピースウィンズ・ジャパン」 ピースウィンズ・ジャパンは日本発の国際協力NGOで、世界規模で紛争や自然災害で苦しむ人々に対し、支援のプロを現場へ派遣し、現地で必要とされている人材や物資を提供する支援活動を行なっています。世界27の国や地域で活動し、国内においても東日本大震災や熊本地震などで緊急支援や復興に向けた活動を展開しました。ブースではその多岐にわたる活動を紹介し、支援の輪の拡大に努めました。 ピースウィンズ・ジャパン   病気と闘っている子どもに勇気を「シャイン・オン!キッズ」 シャイン・オン!キッズは、重い病気と闘っている子どもを勇気づける“ファシリティドッグ”の活動や実績、普及に必要な支援について啓蒙を行いました。アメリカ由来のファシリティドッグ・プログラムを日本の環境に最適化し、日本全国の病院への普及を目指しているシャイン・オン!キッズ。ブースではこのほか、治療、病気との闘いをビーズという目に見える形で綴っていくことで勇気の源としたり、自らの努力を振り返ったり、闘病の記録となる「ビーズ・オブ・カレッジ®」の紹介を行いました。 シャイン・オン!キッズ   視覚障害者と健常者が当たり前に混ざり合う社会を「日本ブラインドサッカー協会」 日本ブラインドサッカー協会は、アイマスクを着用してプレーするブラインドサッカーを通じて、視覚障害者と健常者が当たり前に混和する社会の実現を目指しています。ブースでは、その啓蒙活動に加え、“アップサイクル”(リサイクルと異なり、元の製品よりもさらに価値の高いものを生み出すモノづくりの考え)により作られたオフィシャルグッズを展示。アースデイにふさわしい持続可能なモノづくりの取り組みを披露しました。 日本ブラインドサッカー協会   記念樹の森づくりで地域を元気に「環境リレーションズ研究所 プレゼントツリー」 環境リレーションズ研究所では、大切な人や自分自身の記念樹を植えることで、森だけでなく樹を植えた地域全体も元気にすることを目指す“プレゼントツリー”を紹介しました。あわせて紹介した“アーバンシードバンク”は、プレゼントツリーから派生した活動で「都市の緑が里山を元気に、里山の緑が都市を潤す」をキャッチフレーズに、都市と里山の交流のかけ橋となることを目指しています。 環境リレーションズ研究所   降り注ぐ太陽と爽やか風を浴び、大勢の人が心地よい時間を共にしたアースデイ東京。FCAジャパンのブースでは人や社会、動物や自然を元気にしようとするたくさんの人の想いが集まり、訪れていただいた方にその想いを繋ぎました。   なお、FCAジャパンではこのほか以下の団体と連携しています。ぜひご覧ください。 FIATがサポートする団体 アジア女子大学 JKSK女性の活力を社会の活力に I LADY. ルーム・トゥ・リード・ジャパン Alfa Romeoがサポートする団体 グッド・エイジング・エールズ ピープルデザイン研究所 Jeep®がサポートする団体 フジロックの森プロジェクト実行委員会 green bird […]

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#ciaoDonna〜かがやく女性と日本の未来を応援!

年齢に関係なく、女性の活躍や飛躍、健康や楽しい暮らしなど、より楽しい、充実した暮らしや未来をつくるために、わたしたちFIATは女性をエンパワーメントする活動をサポートしていますが、新たに、日本の女性たちに向けた「メッセージ発信プロジェクト」#ciaoDonna(チャオ・ドンナ)をスタートさせました。 あるときは人生や仕事、日々の暮らしをもっとエンジョイするためのものだったり、さまざまなチャレンジを応援し、勇気づけ、支え合えるようなメッセージを動画などおりまぜ積極的に発信していきます。     女性という存在、そのチカラと未来 「女性という存在は、人類が生きていく上でもうすこしリプレゼンテーションされていいはずです…。」 そう語るのは、FCAジャパンのマーケティング本部長ティツィアナ・アランプレセ。この#ciaoDonnaに秘めた思いを語ってもらいました。       「なぜ、女性の地位向上とか性格差を是正するべきなどと、声高に叫ばれているのでしょうか? 私自身もそうでしたが、確かに学校で教わる歴史でもなぜか、世の中は常に男性主導で語られています。 わたしが言うまでもなく、女性がいなければ子孫も増えていきません。これまでの歴史を支えた普段の生活、農業や工業や産業といった人類の日々の営み、もっといえば、わたしたち女性はこの世のはじまりに最初から存在しているのに、なぜこれほどまでにその存在と価値が消え去っているのでしょうか? それは日本だから?イタリアだから? いえ、多くの国でも“女性は二の次”というような扱いが暗黙のうちに存在しているのは事実です。こうした認識を覆すには、計算上240年は必要だとか…。さすがにちょっと気長すぎますよね?」   ダボス会議を主催する「世界経済フォーラム」が発表したジェンダーギャップ(男女格差)指数で、なんと日本は世界144カ国中114位だったという(2017年版・ちなみに過去最低を更新中!)。女性の経済参画という視点でも114位、労働力比率という点でも79位。同業務における給与格差が52位、勤労所得での比較では100位と、“先進国”が聞いて呆れる現状なのである。 これからの社会や経済、日本の未来やくらしを考えると、こうした不条理とも思える認識は改めた方が得策なのは確かかもしれない。   「もちろん全てがそうだとはいいませんが、パワーゲームや社内政治でドロドロする会社が多いのも、日本のサラリーマン社会ではよく耳にする話だと思います。そんな中、女性が昇進戦争に戦い抜き、勝ち残るなんてことは、現実的には極めて稀なこと…。これはあくまで一例なのですが、典型的な日本の縮図、日本における女性のリプレゼンテーション(思考の基本)と現状が見えてくると思うんです。 女性である私がこうした話をすると、感情的になっていると思われることも承知しています。でも、ご理解していただきたいのは、私の願いは“女性の権利やチャンスを男性から奪うために立ち上がるべき!”といった攻撃的なものでは決してなく、男女お互いの“違い”を認めあった上での、より健全な将来、未来づくりがきっとできると信じているということなんです。 だから、私はある意味でとても男性的ともいえる企業、FIATという自動車メーカーで働くことを選びました。私一人の力がこうしたジェンダーギャップを是正できるなんて考えてはいませんが、それでも何かやりたい、ほんの少しでも男性や社会のマインドセットを変えることができないか? そう考えてはじめた、私なりの“一歩”なんです。」   「ダイバーシティ」が持つ可能性   お互いが同じでないこと。つまり、「違い」が生み出す新たな可能性や利益、楽しさや幸せは、今や全世界的にすっかり浸透しダイバーシティという言葉を代弁する価値となって受け入れられています。   「女性と男性。生物学的にもその役割や特性は根本的に異なります。子供がいる家庭を例にあげると、女性は我が子の肉体的成長をサポートする存在でもありますし、同時に情緒的精神的な成長と教育を支える「お母さん」としての役割を求められるでしょう。同様にお父さんにはお父さんの男性としての大切な役割があります。こうした“互助の関係性”が家庭だけでなく、もっともっと社会全体に定着すれば、誰にとっても有益なことだということが、今回の女性支援#ciaoDonnaの根底に流れている思想です。女性と男性、異なる者同士がもっともっとお互いを高め合い、助け合って共生する社会こそ理想の未来でしょうし、そのために、こうしたダイバーシティをきちんと教える教育の存在がとても大事だと信じています。」   これからの#ciaoDonnaの具体的なアクションについてもう少し教えてもらいました。     「2018年3月の「International Women’s day」を機に、わたしたちのCSV活動であるShare with FIATをより多くの人たちに知ってもらうためには、ユーザーとのインタラクションをもっと充実させる必要があると考えました。それが動画を活用した、様々なフィールドやプロジェクトに関与する女性たちからのメッセージ発信なんです。あるときは女性同士がお互いを励ますようなものだったり、あるときは次の世代へ向けてのアドバイスだったり、今は動画がカンタンにシェアできますからどんどん活用していきたいと思います。人は応援されると更なる力を発揮しますからね。どんな小さなアクションでもメッセージでもいいのです。わたしは、小さくても魅力いっぱいのFIAT500のように、それがいずれは大きな魅力を放つ時が必ず訪れると信じています。」     イタリア人はチャオという言葉を交わすと、不思議と心が開いていくといいます。世界で愛される言葉であるのは、こうした理由なのかもしれません。そんな魔法の言葉が持つ、ポジティブで明るいイメージとともに女性を応援し、社会と未来を明るくするプロジェクトとして#ciaoDonnaを進めていきます。   […]

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女性のチカラを社会やコミュニティへ アジア女子大学第9回ファンドレイジングイベント

3月22日、東京アメリカンクラブで「アジア女子大学 第9回ファンドレイジングイベント」が開催されました。アジア女子大学とその教育活動を支援するグループFriends of AUW Japanの共催で行われたこのイベントは、アジアの教育環境に恵まれない優秀な女性に教育を提供するサポートプログラムの一環として行われました。会場ではアジア女子大学の活動報告やライブオークションが実施され、その収益金から学生たちへの奨学金が実現しました。     隠れた才能に光を アジア女子大学は、2008年にバングラディッシュ・チッタゴンに設立された国際大学。南アジアや東南アジアで不平等な待遇を受けている優秀な女性たちに高等教育を提供し、地域社会のリーダーを育てあげることを目標に掲げています。出願者の選定では、大学卒業者がいない家庭の子女を優先しているのが特徴。現在は15カ国から700名以上の学生が通っており、奨学生(全額奨学金)の比率は98%にも達します。   フィアットは、ファンドレイジングイベントのサポートのほか、Share with FIAT を通じ、これまでにアジア女子大学の生徒への支援などを行ってきました。     活動報告の冒頭では、武田薬品工業との連携により、アジア女子大学内で初となる「寄付基金教授職(Endowed Chair)」が2017年10月に設置されたことが発表されました。これは武田薬品工業からの寄付により大学が教授職を設置するもの。設置されたのは公衆衛生学で、バングラディッシュをはじめ途上国における公衆衛星の改善や次世代リーダーの創出が期待されています。     高級ファッションブランドMCM会長が女性にエール また、アジア女子大学のニルラマ・ラオ副学長、およびソンジュグループ創立者でMCMホールディングスAG会長の金聖珠(キム・ソンジュ)会長がスペシャルゲストとして登壇し、それぞれプレゼンテーションを行ないました。     ニルラマ・ラオ副学長は向こう10年のビジョンにおいて、教育プログラムの充実や生徒数の増加を掲げ、2026年までに生徒数を3000人規模にまで増やすとする計画を述べました。また5000人のキャパシティを持つ新キャンパス構想についても触れました。     一方、キム・ソンジュ会長は女性リーダーの立場から、女性のエンパワメントに対する見解を披露しました。同氏は2012年に「Forbes アジア ビシネスウーマン」のトップ50に選ばれています。 「我が社は、世界40カ国にビシネスを展開しており、従業員の国籍はさまざま。それぞれ文化や働き方などのバックグラウンドが異なる人たちと共に仕事をしています。女性はそうした多様化した環境下で優れた順応力を発揮します。我が社でもグローバルで活躍するスタッフの80%を女性が占めています」と述べ、女性にエールを送りました。さらにアジア女子大学に対し、20万USドルの奨学金の提供を発表し、会場から大きな拍手が湧き起こりました。     ライブオークションでは、協力企業が商品およびサービスを提供し、会場で競売が繰り広げられました。学生支援を目的としたオークションの参加者および支援企業により、アジア女子大学のたくさんの生徒たちの学費や教材費、保険費に充当する支援が実現しました。     オークション後の懇親会でニルラマ・ラオ副学長に女性のエンパワメントについて意見を求めると、彼女は次のように答えてくれました。 「これからの時代は、女性にもサイエンス&テクノロジーの分野に積極的に参加してもらいたいと考えます。アジア地域ではこの分野への女性の参画が少なく、遅れをとってしまっています。今後は、たとえばバイオインフォマティクス(生命情報科学)などの分野において、女性のさらなる活躍を期待します」     これを受けて、FCAジャパン マーケティング本部長 ティツィアナ・アランプレセは、「日本では女性の高等教育の機会が充実しているにもかかわらず、せっかく教育を受けた女性の経験や能力が社会で存分に活躍していません。これはとてももったいないことです。アジア女子大学の生徒さんのように、もっと強いエネルギーを持って、社会でその力を発揮してもらいたいですね」と期待を口にしました。       アジア女子大学公式サイト   写真 小林俊樹 […]

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がんばる皆さんにフィアットからCiao!とミモザを。ホワイトリボンラン2018

3月4日、お台場にて今年で3度目の開催となる「WHITE RIBBON RUN(ホワイトリボンラン)」が開催されました。参加者全員で5kmを走る同イベントは、国際協力NGOジョイセフによる世界の女性たちの命と健康を守るチャリティを兼ねたもの。フィアットはミモザの花を持って応援に駆けつけました。   同じ気持ちと時間を共有する5kmラン […]

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本年も、FIATと楽しいまいにちを!〜新年のご挨拶

新年のご挨拶 謹んで新春の慶びを申し上げます。 日頃は格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。 本年も皆々様のご多幸を、心よりお祈り申し上げます。     “ワン”ダフルなくらしをサポートします 2018年は戌(いぬ)年。 長らくご愛顧いただいた「FIAT CULTURE MAGAZINE」は「FIAT MAGAZINE CIAO!」として装いも新たにスタート。 今も昔も乗ると楽しくなるFIAT。ONもOFFもオシャレも趣味もさり気なく楽しむ、肩肘を張らない自然体。そんな自由で気ままなクリエイティブライフを楽しむみなさんに、ちょっとしたワンダフルなモノやコト、そしてFIATがもっと好きになる歴史や伝統もお届けします。   さて、そんなFIATの最新の魅力を感じていただくために、1/6(土)〜21(日)まで、FIAT/ABARTHの全モデルを対象にしたキャンペーン「ワンダフル テストドライブキャンペーン」を開催します。 ご試乗頂いた方には記念品、さらに抽選で2018年の干支である「戌(いぬ)」をモチーフにした“ワン”ダフルなグッズが当たるキャンペーンも実施しますので、是非お近くのFIAT/ABARTHのオフィシャルディーラーまで足を運んでください。 >詳しくはコチラ     2018年はワンちゃん推し 昨年2017年にアルゼンチンのFIATがおこなったオンラインイベントをちょっとご紹介したいと思います。御存知の通り、アルゼンチンには干支という概念は存在しないので、戌年の今年との関わりは全くの偶然なのですが、FIATというブランドがもつ感覚をご理解いただくにはもってこいだと思うのでご紹介します。     「FIAT DOGS」 ワンちゃんたちとそれぞれの名前、プロフィールが並んだ、まるでFIAT社のクルマの車種紹介ページのようなウェブサイト。これは、里親になってもいいという人たちが、あたかもクルマの細かなディティールを確認するかのように、ワンちゃんたちのことを知ることができるというもの。       「犬は人類にとって最も親しい仲間」という考え方は世界共通。日本はもちろん、FIATの母国イタリアでもペットとの生活は、日本以上に親密といっても差し支えないかもしれません。 しかし、昨今日本でもメディアを賑わせる、里親を持たないペットたちの殺処分問題は、このアルゼンチンのみならず海外でも大きな問題として関心を呼んでいます。   そんな悲劇を少しでも減らすためにと立ち上がったのが、ペットにひときわ強い思い入れのあるイタリアのFIAT。単に経済的な協賛をするのとは違い、このようにちょっと「シャレの効いた」スタイリッシュかつ効果的なアピール方法をとったところが「らしさ」ではないでしょうか。   サイト公開後最初の数時間で5万を超える人々がFIATのウェブサイトに訪れ、同サイトの動画再生も最終的には100万を超えるという大きな反響を呼ぶことができました。     こうした姿勢やクリエイティビティこそがFIATというブランドがもつDNA。 ペットだけではなく、食、デザイン、ファッション、ホビーやスポーツなど、くらしや人生のクリエイティブを彩る要素はたくさんあります。 「FIAT MAGAZINE CIAO!」では、そんな人生をもっと楽しくするためのコトやモノの情報。そして社会や文化に対する貢献活動についてお届けします。 CIAO!   […]

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