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冬ごもりが楽しくなる、スタイリッシュなイタリア家電アイテム7選

寒い冬は自宅で過ごす時間が多くなる季節。おうち時間をもっと楽しく、快適に過ごすために、この冬にぴったりな『家電』を新調してみては? 今回はフィアットらしく、カラフルでデザイン性の高いイタリアの家電メーカーのアイテムをセレクトしました。     注ぐのが楽しい、愛らしいルックスのケトルがほんわか時間を演出   ▲〈SMEG〉ケトル(Red) 39,600円(税込)   SMEG(スメッグ)はイタリア北部のグアスタッラに拠点を置く家電メーカー。創業当初はエナメル塗装業を手がけていて、当時の社名である“Smalterie Metallurgiche Emiliane Guastalla”(エミリア・グアスタッラの金属エナメル加工所)の頭文字を社名にしています。現在はさまざまな日常環境に対応する家電製品のデザイン・製造を行っていて、1950代頃の柔らかなフォルムとカラフルな色使いはここ最近、日本でも注目の的です。なかでも人気を集めているのは、ステンレス素材の『ケトル』。イタリアらしさを感じる、ポップで映えるカラーバリエーションは全10色。ステンレス製で広めに設計された注ぎ口、持ち手のステンレスのシルバーもおしゃれで、注いでいるときも心が躍る、そんなケトルです。多彩な用途で活躍してくれる、1.7リットルというたっぷりの容量も魅力です。   ▼INFO:画像提供 テクタイト株式会社 http://www.techtuit.co.jp/    冬のスープづくりに活用したい、レトロモダンなミキサー   ▲〈SMEG〉 ミキサー(Pastel Green) 55,000円(税込)     さきほど紹介したスメッグから、『ミキサー』もピックアップ! 時代のニーズに合わせたエレガントな製品を作り続けているスメッグのミキサーは、郷愁を誘う懐かしいデザインにひかれます。スムージーやフレッシュジュースなど、さまざまな食材を美味しくブレンドするミキサーは、ブラック、ホワイト、レッド、ピンク、パステルグリーン、パステルブルー、クリームの7色展開。カッターの回転スピードを4段階に調整でき、硬い氷や凍った果物など、あらゆる食材をすばやく粉砕します。容器は1.5ℓと、一人暮らしからファミリーまで臨機応変に対応してくれるのもうれしいポイント。寒い冬は、スープづくりに活用してみてはいかがでしょう?   ▼INFO:画像提供 テクタイト株式会社 http://www.techtuit.co.jp/     エスプレッソマシンの老舗が贈る、全自動コーヒーマシン   ▲〈GAGGIA〉全自動コーヒーマシンBESANA 59,950円(税込)     GAGGIA(ガジア)は80余年前、ミラノでバールを営んでいた創始者が、蒸気を使わずにエスプレッソを抽出することをきっかけに誕生した、イタリアではエスプレッソマシンの代名詞ともいえる存在です。そのガジアがエントリーモデルとして位置付けているのが、こちらの『ベサーナ(BESANA)』。スチームノズル(パナレロ)とセラミックグラインダーを搭載した小型全自動エスプレッソマシンです。ワンタッチ操作に対応した、シンプルなインターフェイスが特徴で使用するボタンは主に2つ。誰でも簡単に美味しいエスプレッソが抽出できる、寒い冬の朝の心強い味方です。幅295mmとコンパクトで、ころんと丸みを帯びたデザインが愛らしく、シックなブラックのカラーはどんな場所にもマッチします。ユニットを外して丸洗いできるのでメンテナンスも簡単!   ▼INFO:画像提供 フジ産業株式会社 https://gaggia.jp/     モダンでヘルシーなグリルが、クリスマスディナーづくりをサポート   ▲〈Ariete〉ヘルシーステーキハウスグリル 17,600円(税込)     Ariete(アリエテ)は、1964年にイタリアのフィレンツェで誕生した、家庭用電気機器製造会社。キッチンと調和し生活空間を明るく美しく演出するデザイン性の高さに定評があります。 『ヘルシーステーキハウスグリル』は、余分な脂が下に落ちる設計の縦型グリル。じっくりと焼き上げ、うま味を閉じ込めます。ステーキやチキンをはじめ、ソーセージ、ハンバーガー、野菜、パン、魚など最大4㎝の厚さの食材の調理が可能。手に入れれば、きっといろいろな食材を焼いてみたくなること間違いなし! おうちでクリスマスディナーを楽しむ際にも活躍してくれるはずです。両面を同時に焼き上げることができるので食材をひっくり返す必要はなく、手間いらず。余分な脂はステンレス製のトレイに落ちるので煙はほとんど出ず、またトレイは取り外して洗えるのでお手入れも楽ちんです。   ▼INFO:画像提供 […]

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手軽に“おうちバール”を楽しめる! 本格エスプレッソ・アイテム8選

イタリアで暮らす人々に、日々を彩るエッセンスとして愛されてきた“エスプレッソ”。街のバールでエスプレッソを飲む──その日常はコロナ禍において一時失われてしまいましたが、新たな盛り上がりを見せているのが自宅で手軽に本格エスプレッソを楽しむ“おうちバール”です。そこで今回は、最新&おすすめのエスプレッソ・アイテム8選をご紹介!   イタリアのエスプレッソ文化。ブームとなっている“おうちバール”   イタリア人の生活の中にごく自然に存在し、単なる飲み物という枠を超えて、ライフスタイルの一部として愛されている“エスプレッソ”。その始まりは19世紀末までさかのぼり、20世紀に入るとイタリアの一般家庭でも普及。長い年月をかけて、イタリアならではのエスプレッソ文化が育まれてきました。 イタリアでは使用するコーヒー豆の量や抽出する時間など、エスプレッソの定義が明確に定められており、なおかつカップひとつをとっても地域ごとに特徴が異なるなど、そのこだわりは群を抜いています。加えて人々の生活に欠かせないのが、人口当たりで換算すると日本の約4倍も存在するという“バール”。そこでは1〜1.2ユーロ(1ユーロ=132円。2021年11月現在)ほどの値段でエスプレッソを飲むことができるため、イタリア人は平均で1日に5〜6杯を嗜むと言われています。 しかし2020年以降、コロナ禍のロックダウンでバールが閉店を余儀なくされ、仕事前やランチ後などにバールへ行く人々の姿が街から消えました。それでもイタリア人のエスプレッソ愛は消えることなく、いま新たに盛り上がりを見せているのが“おうちバール”! バールに行けないときも最新の機能を備えたコーヒーメーカーや伝統的なアイテムを使うことで、自宅でも本格的なエスプレッソを楽しんでいます。 そこで今回は、イタリアでブームとなっている“おうちバール”に習って、ご自宅でも美味しい本格エスプレッソを楽しめる最新&おすすめのアイテム8選をご紹介します。   イタリアで“一家に一台は必ずある”直火式コーヒーメーカー   ▲〈BIALETTI(ビアレッティ)〉MOKA EXPRESS 2cup 5,280円(税込)   1919年に創業し、“髭おじさん”のトレードマークで知られるイタリアの老舗キッチンウェアメーカー〈BIALETTI(ビアレッティ)〉。約100年変わらない八角形のデザインが同ブランドのアイコンであり、イタリアで“一家に一台は必ずある”とされる元祖直火式コーヒーメーカーが『MOKA EXPRESS(モカエキスプレス)』です。伝統的に受け継がれたシンプルかつ機能的な美しいフォルムに加え、人間工学に基づいた新たなハンドルを採用するなど今でも進化中。そしてサイズは使用人数やシーンに合わせて、1から18までのカップをラインナップしています。世界中のコーヒーファンに愛されてきた逸品は、エスプレッソ好きの方はもちろん、アンティーク好きの方にもおすすめ!     ▼INFO:画像提供 STRIX DESIGN INC https://strixdesign.jp/     巨匠建築家がデザイン。2021年は100周年モデルが登場!   ▲〈ALESSI(アレッシィ)〉LA CONICA エスプレッソメーカー 3CUP 40,700円(税込)     1921年にイタリア・オルタ湖に面した町で金属製品を手掛ける工房として創業し、イタリアを代表するデザイン・プロダクト・カンパニーとして名高い〈ALESSI(アレッシィ)〉。1970年代からは著名建築家やデザイナーとともにデザイン性に優れた製品を生み出しています。この『LA CONICA(ラコニカ)』も同様で、20世紀後半を代表するイタリアの巨匠建築家、アルド・ロッシがデザインした直火式エスプレッソコーヒーメーカー。研ぎ澄まされた幾何学的形状が美しい本体はステンレス、そして底面は銅で製造され、サイズは3カップ用と6カップ用から選ぶことができます。2021年は100周年記念モデルとして、ハンドル部分をモデルチェンジした商品が登場予定!   ▼INFO:画像提供 株式会社フジイ https://alessijp.com/     世界中のバリスタが称賛!世界で愛されるプロフェッショナルモデル   ▲〈Flair Espresso(フレアエスプレッソ)〉FLAIR PRO 2 42,800円(税込)     〈Flair Espresso(フレアエスプレッソ)〉は世界中で愛される革新的なエスプレッソメーカーとして知られ、同メーカーにおける最新作の『FLAIR PRO 2(フレア プロ2)』は、エスプレッソの抽出のみに特化した本格&コンパクトな最上位モデルとして話題を呼んでいます。コーヒー粉の量は16〜24g、お湯の量は70ml、抽出できるエスプレッソの量は最大で56ml。オールステンレス製×ダブルショット(約56ml)が可能な醸造システムを搭載し、フィルター・スパウト・ハンドルグリップ・保護ラップなど、4つのポイントがアップグレードされています。最高品質のエスプレッソメーカーを使い、まるで世界のトップ・バリスタが作り出すようなエスプレッソをとことん堪能しましょう。 […]

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“食欲の秋”が到来! お家で楽しむイタリアの秋の味覚

“○○の秋”の中でも、とりわけ魅力的な響きを持つのが“食欲の秋”。この季節は1年の中でも特に、旬の食材・グルメをとことん満喫したいものですよね。そこで今回は人気のイタリア食材ショップ2店舗に、この秋にお家で食べたいイタリアの食材・グルメと、その楽しみ方について教えていただきました。どれもイタリアが誇るスペシャルな味覚ばかり。この機会にぜひご賞味あれ。   イタリア食材〈ベリッシモ〉   オリーブオイル・バルサミコ・スパイス・パスタなどを始め、オーガニック認証、BIO、D.O.P、ICEA認証などを受けている厳選されたイタリア食材を取り扱う専門店『ベリッシモ』。同店がセレクトした食材や商品は、大量生産とは無縁な家族経営の農場で愛情深く作られたものばかり。その美味しさの裏にある何世代にもわたって受け継がれる“物語”という隠し味が、あなたのお腹も心も満たしてくれます。   プレーンのチョコレートを香りの中で熟成させた世界初の試み   〈サバディ〉アッフィナーティ 1,620円(税込)     シチリアで生まれたチョコレートブランド〈サバディ〉の『アッフィナーティ』は、香りのある原材料をチョコレートに練り込む従来の方法ではなく、プレーンのチョコレートを“香りの中で熟成させる”という世界初の試みを行っています。花などの繊細な香りにはカカオバターを加えることでより香りを引き立て、逆に風味の強いものにはカカオマスと砂糖のみのチョコを漬け込むというこだわり。気温の低下とともに、身体を温める甘いものがうれしい秋の夜長のお供には、チョコレートがぴったり。スタイリッシュな缶が贈りものにも最適です。   クルマ好きが一目惚れするルックスと上質な大人の味わい   〈マイアーニ〉フィアット チンクイーノバック 3,510円(税込)   1796年にボローニャで創業したマイアーニのチョコレートは、そのキュートなルックスに一目惚れ。なんとフィアット『500(チンクエチェント)』をモチーフにした、2色の車型チョコがたっぷり180gも入っています。青い包み紙の『チンクイーノ・フォンデンテ』は、秋が旬のヘーゼルナッツとカカオのペーストをセミスイートチョコでコーティング。白い包み紙の『チンクイーノ・ラッテ』は、たっぷりのヘーゼルナッツペーストを閉じ込めたミルクチョコです。見た目のポップさとは裏腹に、その上質な味わいは口にした瞬間に大満足!   シチリア伝統の古代硬質小麦を使った3種の豪華パスタセット   〈アリアンナ オッキピンティ〉古代硬質小麦パスタ3種のセット 4,001円(税込)   ギリシャ時代からシチリアで生産されている、古代硬質小麦・トゥミニアを使ったパスタセット。7月に収穫された2500㎏の小麦は布袋で保管され、その後パスタに加工されます。『ベリッシモ』では10月頭に入荷したばかり! らせん形状でどんなソースでも絡みやすい“フジッリ”、イタリアの家庭では定番のペン先の形状をしたショートパスタ“ペンネ”、大きなチューブの形状が特徴のカンパーニア州の郷土パスタ“パッケリ”の3種を取りそろえています。アマトリチャーナにして楽しんだり、秋が旬のアサリやキノコなどと一緒に味わってみてはいかがでしょうか?       ▼INFO:画像提供 ベリッシモ https://www.bellissimo.jp/ photos by shashinshokudo     エッセンティア   東急東横線・学芸大学駅前にて、2016年にオープンしたナチュラルワインとオーガニック食材の専門店『エッセンティア』。歴史・芸術・食文化など、とにかくイタリア好きのオーナーは12年かけて全土20州を制覇! そしてイタリア全土20州から選ばれたナチュラルワインの品ぞろえは600種類・1200本、人気のオレンジワインだけでも100種類のラインアップを誇ります。その他にも伝統製法・無農薬・無添加のチーズ、パスタ、オリーブオイルなどを豊富にそろえ、イタリア好きはもちろん、料理研究家やシェフなども足繁く通うお店です。   銘醸地・ピエモンテから希少品種・ルケを使った赤ワイン   〈テヌータ・モンテマーニョ〉ノビリス・ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート 2018 3,520円(税込)   スパークリングワインや白ワインを飲む機会の多い夏が過ぎ、迎えた秋は赤ワインの季節。日本同様に四季の移ろいを感じられるイタリアでは、トリュフやポルチーニなど、1年で最も食材が豊かな季節でもあります。毎年秋になるとトリュフ祭りなどが開催される街・アルバのあるピエモンテ州は、バローロやバルバレスコが有名ですが、秋におすすめしたいのが希少品種・ルケを使ったワイン。バラなどの華やかなアロマに果実やスパイスが混ざる香りが特徴で、お肉はもちろん、トリュフ、ポルチーニ、チーズ、生ハムなどとの相性が抜群です。   “イタリア最古のチーズ”に黒トリュフを混ぜ合わせた逸品 […]

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コンパクトな『500』で海風そよぐ鎌倉へ。『Abel』ディレクター・原田沙奈子と巡るご褒美ドライブ

厳しい暑さが和らぎ、風景も表情を変える頃。季節の移り変わりを眺めることも、ドライブの醍醐味ではないでしょうか? 今回は、Instagramのフォロワー数は5.7万人、私生活では6歳の娘さんを持つママである、ファッションブランド『Abel(アベル)』のディレクター兼プレスを務める原田沙奈子さんとキュートでコンパクトなフィアット『500(チンクエチェント)』に乗って、海風を浴びながら鎌倉エリアをドライブ。梅シロップ・梅酒作りが体験できる専門店『蝶矢』でつくるオリジナルの梅シロップや、鎌倉・雪ノ下の路地裏にある人気イタリアン『かど屋』でいただく、とっておきのイタリアンランチコースなど、心身ともに満たされるご褒美ドライブへ出発!   ワクワクを与えてくれる『500』   ひとたび走れば街をパッと彩る『500』は親しみやすいフォルムが特徴的なイタリア仕込みのデザイン。他のクルマとは一線を画す唯一無二の存在感を放ちます。     スムーズなドライビングをサポートするのは、タッチパネル式の総合インフォテインメントシステム『Uconnect®』。スマートフォンと接続すれば、使い慣れたアプリをそのまま利用することも可能。お気に入りの音楽と最新のナビゲーションシステム、そして軽快な走り心地がドライブに一層のワクワク感をプラスしてくれます。     私生活では、パワフルな4WDを運転しているという原田さんですが、『500』の路地裏散策にもぴったりな機動性とおもちゃのように可愛いボディ、そして細部にまで行き渡った高いデザイン性に魅力を感じたといいます。     「いつも大きな車に乗っているので、コンパクトな『500』はすごく新鮮! 鎌倉のような細い路地にお店が点々としている街を散策するならこのくらい小回りの利く車が便利だなって思いました。娘も気に入りそうなポップなビタミンカラーと丸っこいフォルムがすごく可愛いし、ライトの形やシート、ステアリング周りなど細かい部分にデザインへのこだわりが感じられました。座り心地のいいシートと、見た目の印象からは意外なほどゆったりとした乗り心地にもびっくり。座席同士の距離が近いぶん、ドライブ中の家族との会話がもっと弾みそうですね!」       オリジナルの一品が作れる“梅体験専門店”『蝶矢』へ   鎌倉駅すぐそばに位置する『蝶矢』は、梅酒/梅シロップを手作り出来る“梅体験専門店”としてオープン以来話題を集めているユニークなお店。厳選された5種類の梅と砂糖またはお酒を組み合わせてオリジナルの一品を作れます。その組み合わせはなんと100通り!     手作り体験では、まず梅とお砂糖をそれぞれテイスティング。あらかじめ抽出されたシロップで香りや口当たりを確かめていきます。「ほんのり甘くてフルーティ!」「ちょっぴり酸味があってずっと飲んでいられそう」と個性際立つ梅の味わいに頭を悩ませつつ、材料の組み合わせが決まったら、いよいよシロップ作りスタート! トレイの上に用意された材料と道具を使って、梅のヘタを取り、手順どおりボトルに材料を詰めていきます。下準備が済んでいるぶん、作業自体はとてもカンタン。「梅仕事は初めて」という方でも気軽に梅の文化に触れることが出来るのも大きな魅力です。       体験後はボトルごと持ち帰り、シロップは一週間、梅酒は1ヶ月で完成。じっくり時間をかけるほど、その味わいにも期待が膨らみます。今回原田さんがチョイスしたのは、Mサイズボトルで作る梅シロップ。さくらんぼのような味わいが特徴の希少な小梅・パープルクイーンと金平糖で目にも美しい一本が仕上がりました。     「自宅でも梅酒を作っていたのですが、丁寧にレクチャーをしていただけたのですごく勉強になりました! こんなにシンプルな材料だけで梅シロップが出来るなんてビックリですよね。なかなかこうした手作り体験にはあまりトライしたことがなかったので、すごく新鮮でした。完成した梅シロップは、娘と一緒に楽しみたいなと思っています。娘も梅好きなので、もしかしたら美味しすぎてひとり占めされちゃうかも(笑)。どんな味になるのかワクワクですね」       日本家屋の趣が感じられる古民家イタリアン『かど屋』   鎌倉 雪ノ下に70年以上前からある古民家を改装したレストラン『かど屋』。こだわりの炭火焼料理と鎌倉野菜をふんだんに使ったイタリアンがいただけます。お店の名前は、もともとこの地で商店を営んでいた先代の通り名を引き継いだそう。古き良き日本家屋の趣が感じられる店内で、気取らずに美味しい料理とナチュラルワインを楽しむことが出来ます。       この日いただいたのは、前菜〜日替わりのパスタと炭火焼き肉料理、ドルチェなど『かど屋』自慢のメニューをコース仕立てで満喫出来るスペシャルランチ。旨味がとけ出した鎌倉野菜のzuppaにはじまり、香り豊かな鎌倉野菜とからすみのスパゲッティ、メイン料理には肉厚なハンギングテンダービーフの炭火焼き。ボリューミーで目にも美しい料理の数々に思わず頬がゆるみます。「どれも美味しくて、一人でいただくにはもったいないくらい!」と原田さんも堪能した様子。お皿が運ばれるごとに心もお腹も満たされる至福のひとときです。     「子育てをしているとコース料理を食べる機会がめったにないので、こうしてランチで気軽にいただけるのはすごく嬉しいです。店内のレトロで落ち着いた雰囲気も素敵ですよね。どのお料理もすごく美味しかったですし、その土地ならではのものを味わうのはお出かけする楽しみのひとつなので、鎌倉野菜もたっぷり食べられて大満足でした!」     — — —   開放的な海沿いはもちろん、歴史ある街並みに映えるビタミンカラーの『500』。好奇心の赴くままに路地を散策できるコンパクトカーだからこそ、鎌倉でたくさんの「素敵!」に出会えました。デザインも走りもおしゃれな『500』と一緒にドライブすれば、初めての街だって隅々まで好きになれそうです。   […]

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自動車ライター嶋田智之さんが解説!フィアットの歴史を彩る名車たち

創立から120年以上の歴史を持ち、人々から愛され続けているフィアット。その歴史や時代を彩った名車を、イタリア・トリノにあるフィアット歴史博物館とヘリテージHUBに収蔵されている名車の写真とともに自動車ライターの嶋田智之さんに解説してもらった。   フィアットのはじまり   “かわいい”や“楽しそう”からフィアットの世界に足を踏み入れた方が、その歴史についてご存知なかったとしても、無理はありません。なぜなら“かわいい”も“楽しい”も自動車にとっての揺るぎない価値であり、ひとつの正義。歴史にまつわることなんて知らなくても、そこはたっぷりと満喫できちゃうからです。心と身体で感じて喜びが生まれる。それが最も大切なことですからね。 でも、もう半歩だけ足を進めて歴史の一端をチラ見してみたりすると、大好きなフィアットというブランドの奥深さに気づいたり、自分のクルマについての理解がさらに進んだりして、これまで以上に愛情が膨らんでいくかも知れません。今回はそんなお話を少々──。 フィアットは、イタリア最古の自動車メーカーで、19世紀の終わりの1899年7月、9人の実業家の出資によってトリノに誕生しました。FIATとは“Fabbrica Italiana Automobili Torino”の略で、直訳するなら“トリノのイタリア自動車製造所”となるでしょう。     9人の出資者の中に、養蚕業を営んでいたジョヴァンニ・アニェッリという人物がいました。アニェッリは所有株数こそ極めて少なかったものの創業メンバーの中で最も意欲的で、イタリアに自動車産業を根付かせることを目指して、先頭に立って工場用地を探したり設備を整えたりと奮闘し、自動車の生産を押し進めました。そして1902年、代表取締役に就任。ここからフィアットの快進撃がスタートします。当時の自動車産業は、まだ黎明期と言える時期。当然ながら、クルマは一部の大富豪だけが買うことのできた高級品でした。アニェッリは結果的に高級になってしまうクルマを作るだけではよしとせず、辻馬車に代わるタクシーや商用車、路面電車、船舶用エンジンなどへと手を広げ、フィアットを成長させていきます。     そして1912年、ついにヨーロッパにおける大衆車のパイオニアと後に呼ばれるモデル、『12/15HPゼーロ』を発売。これがヒットとなり、イタリアに自動車を普及させる足掛かりとなったのです。当時のイタリアには他にも自動車メーカーは存在していましたが、大衆車というものに目を向けていたのはフィアットだけだったといっても過言ではないでしょう。   一緒に暮らして楽しいクルマ   1914年にはじまった第1次世界大戦の影響で、フィアットは軍用車両や飛行機、船舶の生産も担うことを余儀なくされます。その後も重工業や機械工業、鉄道、銀行といった他業種にも業務を拡大。複合企業として、多くの雇用を生み出しながら成長を続け、1936年、いよいよ本当の意味での大衆車、トッポリーノこと初代『500(チンクエチェント)』の発売に漕ぎ着けたのでした。小型車から高級車までを作る総合自動車メーカーでありながら、利幅の少ない大衆車に大きな力を注いだのです。途中、第2次世界大戦で生産が止まっていた時期もありましたが、1955年に生産が終了するまでに、系列のクルマも含めて60万台ほどが生産されたことを考えると、それまでのクルマとくらべて大幅に安く買うことのできたトッポリーノが、どれほどイタリアの人達に歓迎されていたか、想像できるでしょう。     第2次世界大戦後の復興期には、1955年に『600(セイチェント)』を発表し、1957年には『Nuova 500(ヌォーヴァ・チンクエチェント)』こと2代目『500(チンクエチェント)』を発売。それらは今も、歴史的な名車として自動車史に名が刻まれています。イタリアの経済を左右する巨大コングロマリットとなっても、1964年デビューの『850』、1969年の『128』、1980年の初代『Panda』、1983年の『UNO(ウーノ)』などなど、小型大衆車の名作と呼ばれるクルマを次々と生み出しました。もちろん総合自動車メーカーですから、ラグジュアリーなセダンやスポーツカーなども作りましたが、それらも他のブランドとくらべればリーズナブルな設定でした。     1960年代後半から1980年代には経営が困難になっていた様々なイタリアの自動車メーカーを傘下に収めてグループを形成し、2014年にはクライスラーも子会社化して『FCA(フィアット・クライスラー・オートモビルズ)』を新たに設立。ブランドごとの棲み分けを綺麗に作り上げると、フィアットは大衆車、いや“一般の人のためのクルマ”作りに集中できるようになりました。多くの人にとって手が届く値段で、一緒に暮らして楽しいクルマに専念することができているわけです。そこは、昔の『500』や『600』、『Panda』などを見てもわかるとおり、フィアットが100年以上も前から大切にしてきたゾーンといえるでしょう。 そう、フィアットは創業から今日まで、イタリアという国に寄り添い、イタリア人に寄り添い続けてきたのですね。その結果として、フィアットならではの、すんなりと人の感性に馴染む心地好さ、同じ時間をともに過ごすことの理屈じゃない喜びといったものが世界中に広がり、僕達ファンの心を優しく惹き付けることになったのです。   フィアット歴史博物館『チェントロ・ストリコ・フィアット』   そうした歴史の流れを自然と実感できる施設が、フィアットの本拠地であるトリノに、ふたつ存在しています。 ひとつは『チェントロ・ストリコ・フィアット』。こちらはフィアットの歴史博物館ともいうべき場所で、1963年に設立されました。フィアットの最初の生産工場を1907年に拡張したときに作られた、アールヌーヴォ様式の建物が使われています。     その建物の美しさもさることながら、驚くべきはやはりその収蔵物でしょう。フィアット最初のモデルである『3.5HP』や1924年の世界速度記録車『メフィストフェーレ』といった歴史的なモデルの数々、そして1919年製造の最初のトラクター、第1次世界大戦でイタリア軍の兵士を運んだトラック、戦闘機、船のエンジン、自転車、冷蔵庫などの家電製品、クルマの設計図、クルマのボディを作るための木型、ポスターや広告などの印刷物などなど……。ファンにとっては見逃せない『500』や『600』に関する展示も、もちろんあります。       じっくり見ようと思ったら1日では時間がたりないほど。所狭しと飾られている展示品の数々から、フィアットがイタリアという国にもたらしてきたもの、そして世界に及ぼしてきた影響というものを、肌感覚でじんわりと知ることができるでしょう。 なお、入館できるのは毎週日曜日のみですが、10時から19時まで開館していて、入場無料なのが嬉しいところです。     歴代モデル250台以上を収蔵する『ヘリテージHUB』   フィアットの歴史を感じられるもうひとつの施設が『ヘリテージHUB』。ここは、2019年にミラフィオーリ工場の敷地内に開設された、旧FCAイタリアンブランドのヘリテージ部門の本拠地です。フィアットをはじめ、アバルト、ランチア、アルファ ロメオなどの歴代モデルを一堂に集めて保管・展示する施設であり、1960年代半ばに作られたフィアットのトランスミッション生産工場の雰囲気をそのまま活かしながらリニューアルされた15,000㎡の敷地の中に、250台を超える歴史的なクルマ達が並べられています。また、ユーザーが持ち込むヒストリックモデルのレストアを行う作業場も隣接されています。     アルファ ロメオが以前からアレーゼに『ムゼオ・ストリコ・アルファ ロメオ』という歴史博物館をオープンしていること、そしてアバルトは世に出たモデルの多くが競技車両として売られて世界中に散っていることもあって、ここに展示されている250台のほとんどがフィアットとランチア。フィアットには『チェントロ・ストリコ・フィアット』もあるのですが、とてもそちらだけに収めきれるはずもなく、むしろ収蔵台数で言うならこちらの方が多いほど。     こちらは市販されてきたプロダクションモデルはもちろん、国際的なアドヴェンチャーツアーを走ったクルマや競技を戦ったマシン、ショーモデル、プロトタイプなどの数々が、テーマ展示のエリアではたっぷり整然と、それ以外の車両はテーマ展示を囲むようにギッチリと詰め込まれて展示されています。 […]

CULTURE

マリトッツォの本場イタリア出身シェフに聞く、マリトッツォがもっと美味しくなる魔法

2021年6月にオープンした、マリトッツォ専門店『マリトッツォ ロマーノ』は、大きなイタリア国旗がはためく、ガレージ風のお店。ショーケースには今話題のマリトッツォが並び、イタリア人スタッフが、「プレーゴ(prego)」と元気よく道ゆく人に声をかけています。昨年、突如として日本に舞い降りた、マリトッツォブーム。瞬く間に、さまざまな場所でマリトッツォを購入できるようになりましたが、マリトッツォ発祥の地であるイタリア・ローマ出身のシェフが作るマリトッツォは、同店の最大の強みです。そのシェフに、本場イタリアのマリトッツォの歴史やレシピ、そして、『マリトッツォ ロマーノ』について話を聞きました。   ローマの友人たちはみんな驚き、喜んでいます!   コロンと丸いパンにたっぷりの生クリームを挟んだもの──。これが、私たちが知る、マリトッツォの基本的なかたちです。そんなシンプルなスイーツパンが、突如として脚光を浴びることになりました。素朴な美味しさに加え、その愛らしいルックスも時代に合っていたのでしょう。 『マリトッツォ ロマーノ』をプロデュースし、同店のシェフを務めるサルストゥリ・マルチェッロさんは、日本におけるマリトッツォブームについて、「びっくりしました。ローマの友人たちも、みんな驚いていました(笑)。日本の方に、ローマの食文化を楽しんでもらえることが、とてもうれしいです」と流暢な日本語で語ります。聞けば、日本在住13年目、奥様は日本人だそうです。   ▲サルストゥリ・マルチェッロさん   「僕はローマ生まれのローマ育ち。マリトッツォは子どもの頃から、食べていた大好きなお菓子です。ローマでは、朝食として、カプチーノと一緒に食べるのが一般的ですが、おやつに食べる人もいます」 多くの日本人は、ほんの1,2年前までその名前を耳にしたこともなかったであろう『マリトッツォ』、その歴史は古代ローマにまで遡ります。もともとはオリーブ油を混ぜた生地に、はちみつで甘みをつけ、さらにレーズンなどのドライフルーツを加えた今以上にシンプルなものだったといいます。これが時代とともに変化を遂げ、20世紀後半、軽やかに焼き上げたパンに生クリームをはさむという、現在のかたちになりました。     マルチェッロさんによると「マリトッツォという言葉そのものは、イタリア語で夫を意味するマリート(marito)から来ています」とのこと。なぜそう呼ばれるようになったのかについては諸説あるようです。 夫に手軽にしっかり栄養をとってもらうために妻がレーズンやはちみつなどを生地に入れたパンにクリームを詰め込んだという説、反対に、夫が妻のために買いに走ったという説──。かつては、3月の最初の金曜日に、マリトッツォのクリームのなかに指輪を入れて、男性が女性にプレゼントするという習慣もあったとか。どの説も、ハッピー、そして愛がキーワードになっています。ご機嫌なお菓子であることは間違いありません。     現在、日本でもさまざまなバリエーションのマリトッツォがいただけますが、明確な定義はあるのでしょうか。そう尋ねると、マルチェッロさんは、「明確な定義? 聞いたことないです(笑)。クリームのバリエーションも豊富ですし、ベースとなるパンも店によって異なりますが、みんなマリトッツォです(笑)」。 肝心の作り方については、「たぶんみなさんが想像する以上に時間がかかります」とのこと。店によっても異なりますが、ローマでは一般的に、リエビティーノ(lievitino)という発酵種を作り、発酵させているのだとか。『マリトッツォ ロマーノ』のレシピでは、「一晩かけて生地を発酵します。ふんわり軽やかに仕上げるには、発酵にきちんと時間をかけることが必要なんです」。これに、オレンジピールやオリーブオイルも練り込んで風味を付け焼き上げたパンに、たっぷりの生クリームをはさみます。     イタリアでは、日本ですっかりおなじみになった丸いタイプだけでなく、コッペパンのように、細長い形状のものもあるそう。マルケ州の一部の地域では、生クリームではなく、干しぶどうが入った、昔ながらのマリトッツォもよく食べられています。南イタリアのプーリア州では、生地を編み込んだようなかたちのマリトッツォを見かけることもあるそうです。   本場ローマの味を、日本人が好むテイストにアレンジ 日本でもマリトッツォが食べられるようになったことで、「子どもの頃に母が作ってくれたマリトッツォを頬張った幸せな記憶が蘇りました」と語るマルチェッロさん。彼がシェフを務める『マリトッツォ ロマーノ』は、2021年6月にオープンしました。同店で提供するマリトッツォは、「私がローマでいた頃に親しんだ本場の味を、日本の方にも喜んでいただけるテイストにアレンジ」したもの。ローマのマリトッツォは、さらに大きく、甘さも強いため、少し小さめに成型し、はちみつを加えることで甘さを控えめにしているそうです。     「小麦粉はイタリアから取り寄せたものを使用しています。イタリアと日本では、水が違うので、ローマの味を再現するのには、さまざまな工夫や調整が必要でした」。ほかのイタリア人スタッフらと数か月にわたって試行錯誤を繰り返し、現在、同店で販売しているマリトッツォが完成したといいます。 店頭には常時8~10種類のマリトッツォが並びます。色とりどりのマリトッツォが可憐に並ぶ様子に、足を止める人も少なくないそう。私たちが取材に訪れた日も、「これはなに?」「どれが美味しいの?」と、スタッフに声をかけ、ショーケースをのぞき込む人を何人も目にしました。「僕以外にも、複数のイタリア人スタッフがいます。イタリアの食の文化についても気軽に質問してください」。美味しいマリトッツォが購入できるだけでなく、イタリア成分も補充できそうですよ!     日本では手土産としての需要も多くなることを予測し、オリジナルのギフトボックスも製作しました。このボックスにも細やかなこだわりがあり、完成するまでにかなりの時間をかけたのだとか。 「まず、丈夫なケースを探し、持ち運びのときに多少揺れても大丈夫なように、そのケースにぴたりと入る大きさに、マリトッツォを調節しました」 その後、このケースが入るボックスを作ったそうで、ボックスには3個入りと6個入りがあります。エレガントなデザインのボックスに入った、キュートなマリトッツォたち──。きっと笑顔がこぼれるギフトになることでしょう。     なお、現在、『マリトッツォ ロマーノ』が入っている建物は、2021年11月までに取り壊されることが決まっています。しかし、すでにマルチェッロさんたちは、麻布十番エリアに、新たにイタリア料理店をオープンさせることを決めているのだそう。「新たなお店でもマリトッツォの販売を行う予定です。路面店となる店舗も探しているので、決まり次第、お伝えしますね」。   秋に向けて、新たなマリトッツォを製作中です!     「秋に向けてマロンのマリトッツォを製作中です。チョコレートを練り込んだ生地も作りたいですね。もっとたくさん種類を増やしたいです」と語るマルチェッロさんは、なんだかとても楽しそうです。そんなマルチェッロさんに、現在、購入できるもののなかから、おすすめのフレーバーを、3つ、ピックアップしてもらいました。 真っ先に挙げたのは、いちばん人気だという『ピスタチオ』(600円)。イタリアから取り寄せたピスタチオで作った濃厚なピスタチオクリームには、砕いたピスタチオの実が入っていて、食感や香りも楽しいマリトッツォです。     「ティラミス(650円)もおすすめです。ティラミスの味わいをクリームにしたことで、軽やかに味わっていただけます。コーヒーはもちろん辛口のスパークリングワインや、赤ワインとの相性もぴったりです」。季節のフルーツをあわせたアイテムも人気です。     「ストロベリー(600円)は、見た目のキレイないちごが、生のフルーツを使ったマリトッツォのなかでも絶大な支持を得ています。ナイフとフォークを使って食べていただくと、より美味しさが際立ちますよ」。 […]

LIFESTYLE

モデル・瀬戸あゆみとアーバンSUV『500X Cross』で巡る代々木の注目スポット

モデルでありアパレルブランド『Dear Sisterhood』のデザイナーを務める瀬戸あゆみさん。車好きでもある彼女とフィアット500X Crossに乗って、個性的なお店が点在する代々木エリアをドライブ。遠方へのお出かけはもちろん、街乗りをスイスイ楽しめるのも小回りの効くSUV車ならでは。運転席からの眺めは、見慣れた風景の中に素敵なお店との出会いをもたらしてくれることも。今回は、おうち時間が充実する“ちょっとイイモノ”を求めて、グロッサリーストア併設の人気イタリアン『Quindi』とオリジナルノート作りを体験できるクラフトショップ『HININE NOTE』を巡りました。   500X Crossはお出かけしたくなる車   フィアット500の親しみやすさはそのままに、躍動感と都会的な佇まいを兼ね備えた500X Cross。スタイリッシュなカラーリングはさることながら、15スポークアルミホイールやマットクローム仕上げのモールディングなど、随所に施された美しさへのこだわりが圧倒的な存在感を生み出します。一人ではもちろん、家族やパートナーと過ごす移動の時間をより特別なものにしてくれる心地の良いシートと上質なインテリア。運転席から眺める景色が見慣れた街に新たな発見や魅力をもたらしてくれる、そんなドラマティックな一面を併せ持つアーバンSUVです。 プライベートでもよく車を運転するという瀬戸あゆみさん。今回初めて乗車した500X Crossについて、まず印象的だったのは車体の色、そして車高の高さが叶える眺めの良さだったといいます。     「ラインナップされているどのカラーも上品でおしゃれですが、なかでも今回乗車したグレーとカプチーノ ベージュは大人っぽくて特に素敵だなと思っていました。実は今、プライベートでも車を探していて、フィアットも候補のうちのひとつ。普段は街乗りがメインなので500のようにコンパクトなモデルを探していましたが、500X Crossは車高が高いぶん車内からの眺めが良くて、遠くまでお出かけしたくなるような気持ち良さを感じました。車内のインテリアもすごく洗練されているし、タッチパネル式のモニターも使いやすくてとても安心感がありますよね。ラゲッジスペースも広いので、アウトドアにもぴったりだと思います。500X Crossを運転するなら、音楽を聴きながら湘南方面へドライブしてみたいですね」       まずはイタリアン&グロッサリーショップの『Quindi』へ ▲Quindi   代々木上原のイタリアン『Quindi(クインディ)』は、グロッサリーショップを併設する人気店。150種を超えるイタリア産ワインをはじめ、パスタやオリーブオイル、そして日本各地から集まった食材の数々は、そのほとんどがレストランメニューで提供されているもの。食材のほか、ワインの味わいが増すようなグラスや食卓を彩るお皿など、店内には食材だけでなく普段の生活に小さな喜びをプラスしてくれるようなアイテムも。       手書きのカードとともに並べられた商品の数々は、どれもお店のお墨付き。眺めているだけで心躍るような空間です。お店で体験した美味しさをお土産として持ち帰ることはもちろん、おうち時間をより豊かにしてくれる一品との出会いを求めて買い物に訪れる人も多いそう。     最近、おうちで料理を楽しんでいるという瀬戸さんが手に取ったのは、こだわりの製法で作られたイタリア産のジンジャーシロップとパスタ、埼玉の銘品『NAKED MUSTARD』の3品。   ▲左からSABADi『Zenzero Madre』、芥子屋四郎『NAKED MUSRTARD』、Fabbri『スパゲティ 1.5mm』     「最近は自宅で過ごす時間が増えたぶん、これまで作ったことのない料理に挑戦してみようかなと思うことも増えました。以前は親しい友人たちを招いてよくホームパーティをしていたので、また安心して集まれるようになったらみんなで美味しいものを囲みたいですね」       『HININE NOTE』で世界にひとつだけのノート作り   ▲HININE NOTE   続いて向かったのは、代々木八幡に実店舗を構える『HININE NOTE』。こちらは、世界にたったひとつのノートが作れると話題のクラフトショップ。サイズや紙質をはじめ、カバーやリングといったこまかなパーツに至るまで、数万通りの組み合わせからオリジナルの一冊を作成できると話題のお店です。     組み合わせを少し変えるだけで大きく表情が変わるノート作りは、手軽なのにとってもクリエイティブ。自分だけの一冊が目の前で製本されていくのも特別な体験です。何冊あっても困らないノートはプレゼントにもぴったり。誕生日や進級祝いなどに作成される方もいるのだとか。 […]

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