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愛犬と500Cといっしょに暮らす、よろこびいっぱいの都市生活

ファッション誌や企業広告、堺正章さん、石田純一さん、高橋克典さんをはじめとした芸能人のスタイリングなど、幅広く活躍する小川カズさん。その愛車は、フィアット唯一のカブリオレモデルである500C。 エクステリアに千鳥柄のラッピング、インストルメントパネルにイタリア国旗のカラーのペイントを施したお洒落な500Cに、5歳となるミニチュアシュナウザーの愛犬グラちゃんを乗せて、都会生活を満喫しています。 500Cの乗り心地にグラちゃんも大満足 「スタイリストの仕事は曜日も、時間も問わず、常に動いている感じがします。だからこそ、たまの休日にグラとランチを食べに行くことが、とても楽しみなんです」と語る小川さん 。 「僕が生活圏としているエリアは、“愛犬OK”のレストランが多いので、いっしょにランチを楽しんでいます」。ランチへ向かうドライブ中の車内でも、グラちゃんはお行儀よくしているとのこと。それも、500Cの乗り心地がいいからかもしれません。 小川さんオススメの“愛犬OK”のレストランは、麻布十番にある本格イタリアン『オステリア ディエチ』や、無国籍料理『酒肆ガランス』。どちらも事前に「犬と一緒に行きたい」と電話で伝えてから行った方がスムーズだと教えてくれました。 クルマはカッコいいかどうか大事 「僕は、クルマのメカニズムや性能には、あまり興味がないんです。僕にとってのクルマ選びは『カッコいいか、カッコ悪いか』の二択しかありません」と言う小川さん。そんな、スタイリストのハイセンスなお眼鏡に叶ったのが500C。 500Cのフォルムや、ライトなどのディテールにイタリアンデザインの真骨頂を感じる一方、エクステリアのラッピングには相当なこだわりがあったとのこと。 「FIAT創業者の孫で、世界的なファッショニスタとして知られるラポ・エルカンが、イタリアで千鳥柄のアバルトに乗っている写真を見て、彼に対抗して同じ柄にしちゃいました(笑)。ラポのクルマの写真をじっくりと研究して、柄の大きさも間隔もそっくりに真似た柄のフィルムを作成してもらい、白い500Cをラッピングしたんです」。さらに内装もイタリア国旗カラーに塗ったとも。どちらも純正ではなく、総費用はかなりかかったそうで、そのため、このラッピングはあまりオススメできないとのことでした。 「2014年に購入し5年間乗っていますが、見た目はもちろん、機能性も満足しています。撮影や衣装の貸出、打ち合わせなどで都心を移動する際は、コンパクトで取り回しが楽なのがいいですね。しかも、小気味良く走るので運転自体も楽しい!」と、500Cのユーティリティの良さにも、小川さんは大満足でした。 500Cに似合うファッションとは? 撮影当日、小川さんのファッションは、ネイビーのジャケットとパンツに白いTシャツ。 「このスーツは、僕が『JANGOL by Kaz Ogawa』というブランドでプロデュースしたゴルファー向けのものなんです。ポロシャツを合わせれば、格式高いクラブハウスでもOK。また、ジャケットを脱げばそのままプレーできるという、機能性とおしゃれさの両立を狙いました。ストレッチ性が高く、シワになりにくいところにもこだわりました」と語る小川さん。残念ながらこちらのスーツは現在完売とのこと。しかし、ポップな500Cにあえてシックなネイビースーツを合わせるというギャップ感がおしゃれの秘訣というヒントをいただきました。ちなみに、 グラちゃんのリードは某ラグジュアリーブランンドのもの。 小物にも気を抜かない点に、トップスタイリストのセンスが光る小川さん。 軽快でスタイリッシュな500C、そして愛犬グラちゃんといっしょに都市生活を謳歌する姿が目に浮かびます。  開けても閉めてもおしゃれなカブリオレモデル500Cはコチラ ドッグフレンドリーなレストランについてはコチラ 『オステリア ディエチ』 東京都港区麻布十番2-8-15 ☎︎03-3453-4021 『酒肆ガランス』 東京都港区白金5-5-10 2F  ☎︎03-6721-7588 […]

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イタリアが暮らしのすべてを満たしてくれる|FIATオーナー紹介

まるで絵に描いたような素敵なご家族のフィアットオーナーがいらっしゃるとお聞きし、東京は白金台のお住まいにうかがいました。 訪れてみると、お部屋にはイタリアのおしゃれ陶器、ジョヴァンニ・デシモーネの作品が随所に飾られていて、置いてある家具やお部屋の模様も、とても洗練された雰囲気。漆喰塗りを思わせるお部屋の壁も、イタリアらしさに溢れています。   旦那さまの小嶋聡さんは、イタリアンレストランのオーナー。奥さまの賀子さんは、イタリア料理を中心としたフードコーディネーター、モスワーク インストラクター、フラワーデザイナーと、幅広く活躍されています。     乗るならマニュアル車と決めていました   ─ 奥さまは、以前イタリアにも住んでいらしたそうですが、向こうに行かれたキッカケから教えていただけますか?   大学の卒業旅行でヨーロッパに行き、イタリアに衝撃を受けたんです。ここは人間のあらゆる欲求を満たしてくれる場所だと(笑)。イタリアを行き来する生活がしたいという気持ちになりましたね。 最初のお仕事はCAだったんですけど、残念ながらその当時は私の会社にはイタリア行きのフライトがなく、4年働いてお金を貯めて、カフェとセレクトショップを兼ねた自分の店をオープンしました。26歳のときです。当時は買い付けで年に5回ぐらいイタリアに行っていましたね。   ─ 単身でイタリアを行き来されていたのですか?   はい。いつも同じホテルに泊まり、行くたびに同じレストランに通っていたので、現地の方とも仲良くなれました。そこで当時はまだ日本では食べることのなかったカラスミのスパゲッティと出会い、“ボッタルガってなに?”みたいなところからお店の人に聞いてみると、日本だと企業秘密にされそうな料理の材料から作り方まで、ぜんぶ教えてくれちゃうんです。 しかも厨房では、コックさんがワインを飲みながら明るいノリで、“飲みながら作るから、ワインによく合う料理を作れるんだよ”なんて言いながら、本当においしい料理を簡単に振舞っているのです。イタリア料理の奥深さや、イタリアの気質みたいなものに触れて、ますますイタリアが好きになりましたね。その後、日本のお店はスタッフに任せて、1年間イタリアに料理の修業に行くことにもなりました。またオランダにモスワーク(モス=苔を用いた創作)を学びにも行きました。     ─ その後は海外で学んだことを日本に広めようと考えられたのですか?   結婚を意識する年齢になり、生活が変わっても続けられるやり方で、料理のお仕事をしたいと考えるようになりました。料理は好きだけど、自分より上手なシェフはごまんといる。そうしたなかでその方々にはないもの、男の人にはないもので勝負したい、と。そして自分の強みはなにかと考えて、よし、“生活の愉しみ”を提案しよう。イタリア流の楽しみ方、生活を豊かにしてくれるものをトータルでコーディネイトするコーディネーターを目指そう、と考えたのです。 イタリア料理を教えるときはもちろん、モスワークのお教室を行うときも、自分が体験したイタリアやヨーロッパの話を交えて、レッスンを受けていただく方にもイタリア好きになってもらえたらいいなと。そういう気持ちで取り組んでいます。     ─ 500(チンクエチェント)を購入するに至った経緯を教えてください。   500はイタリアにいたときから、路地を走る姿が愛らしいと思っていました。雰囲気がとてもかわいくて、おしゃれでいいですね。そしてもうひとつ大きな理由は、子どもが生まれ、家族で乗れるクルマが必要になったことです。それまでに乗っていたのはスポーツカーだったので、家族で乗れてチャイルドシートもしっかりつけられる500を気に入って購入しました。 以前に住んでいた住居は周辺の道が狭かったのですが、そこでも乗りやすかったです。この500 1.2 Sportはとても気に入っていて、購入してもう丸7年になります。   ─ どうしてマニュアル車の1.2 Sportを選ばれたのですか?   じつはわたし、免許を取得してからマニュアル車にしか乗ったことがないんです。子どもの頃、3つ上の兄にスーパーカー消しゴムの遊び相手をさせられて、クルマの名前やらを覚えるようになり、以来ずっとクルマ好きです(笑)。国内A級ライセンスも持っていてサーキットの経験もあります。なので買うならマニュアル車と決めていて、そこは主人も同じ意見で1.2 Sportを選びました。     クルマは楽しむためにあるんです   ─ 旦那さまは、さらにフィアット・バリッラも所有されているのですよね?   ぼくが小さい頃から祖父も父もクルマ好きだったので、クルマは生活の道具というよりも、楽しむためのものとして捉える素地があったんです。それでミッレミリアに一緒に出ようとしていた友人の志を受け継ぐかたちで、フィアット・バリッラを手に入れることとなりました。実際に1935年のミッレミリアに出場したクルマそのもので、軽量化など特別な手が入れられた、当時の技術者の想いが込められた車両なんです。   ─ 500を購入されて、なにか生活が変わったことや楽しくなったことがあれば教えてください。   […]

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あらゆる車を比較して、いちばん惚れた500X|FIATオーナー紹介

Fiat 500Xの日本導入1周年を記念した初の限定車「FIAT 500X Black Tie」を2016年に購入した、千葉県在住の佐藤友春さん・智子さん夫妻。 2人のお休みが重なったこの日のランチは、ドライブがてら千葉の『トラットリア・アルベロ』へ。トスカーナ地方の料理を中心に、現地で修業したシェフが腕を振るう人気店です。駅から距離がありますが、駐車場完備のため車での来店にぴったり。イタリア国旗がはためくおしゃれな一軒家のトラットリアには、フィアットの車がよく似合います。     『トラットリア・アルベロ』で、絶品イタリア料理を堪能 『トラットリア・アルベロ』の店内は、一軒家ならではの広々とした空間で、天井は吹き抜けになっており開放的。大きな窓から自然光がふんだんに降り注ぎ、おだやかで心地よい空気に満ちています。   この日2人がランチで注文したメニューは、大皿取り分けコース(2人前/全5品/4,400円)。サラダ仕立ての前菜4種類盛り合わせ、パスタ・リゾット2種類盛り合わせ、メイン料理1種類、デザート3種類盛り合わせ、食後の飲み物がセットに。 おなかいっぱい満足するまで召しあがって欲しいというシェフの思いが詰まったボリューム感のあるコースは、おいしさはもちろんコストパフォーマンスも◎   千葉県産をはじめ、全国から厳選した食材の個性をいかした料理の数々に「どれもすごくおいしい!」と大満足の2人ですが、普段ご自宅での食事もイタリア料理をベースに作ることが多いそう。その理由は友春さんのご実家にありました。 「僕の父は、自分のことをイタリア人だと思っていて(笑)。純正の日本人なんですが、もうイタリアが大好き。その影響で実家にはパスタマシーンがあったり、ピザなんかも父親が自分で焼いたりと、食事の基本がイタリア料理だったんです」   そんなイタリアンな環境で育った友春さんだから、子どもの頃からイタリアに旅行していたのではと聞くと、「実は父も母も家族の誰もイタリアに行ったことがありません」と驚きの答え。「イタリアの雑誌だけはめっちゃ持ってるんですが」と笑いながら教えてくれました。 「最近は僕らの新婚旅行にイタリアをすごく薦めてきます。父親もついてこようとしてるみたい」と友春さん。来年、2人の仕事が落ち着いたらイタリアへの新婚旅行を計画しているそうです。     フィアットとの出会いは、父親のPanda そもそも友春さんの父親がイタリア好きになったこと、そして友春さんと智子さん夫妻が500Xを購入したこと、そのルーツは1989年式のPandaにさかのぼります。 友春さんが5歳ぐらいのころ、お父さまがPandaに乗り換えたことからフィアットはもちろん、イタリアの文化にまでどんどん夢中になっていったそう。友春さん自身も運転免許を取ってからはそのPandaを運転しており、フィアット車に良いイメージを持ったといいます。 そして2人がはじめての車の購入を検討しているときにフィアットのディーラーを訪れて、「今度こんな車が出るんです」と薦められたのがFIAT 500X Black Tie。ほとんどひと目惚れでした。   妻の智子さんはかわいい500もいいなと迷っていたそうですが、「Pandaがコンパクトだったんで、ちょっと大きめが良いねって2人で話してて。車中泊やキャンプとかも想定していた私たちの希望に、スペースにゆとりのある500Xはぴったりでした」と、コンパクトSUVのサイズ感が決め手になったと教えてくれました。     とことん比較・検討して購入した500Xの魅力 500Xはゆとりのあるサイズ感に加え、「デザインの良さ」「運転の楽しさ」も大きな魅力だと2人は声を揃えます。 「外から見たデザインの格好良さはもちろん、内側もステキなので乗っている時もすごく楽しい」と声を弾ませる智子さん。「インテリアにここまでこだわった車って他にないと思うんです。私は特にインストルメントパネルがお気に入りで、中央に3つのボタンが並んでいるところがとてもかわいいですよね」。 一方、「まだ500Xは珍しくて、人とそんなにかぶらないところも魅力」と、友春さんは街ゆく人の視線も楽しんでいるようです。   500Xは友春さんの通勤にも、休日のお出かけにもほとんど毎日活躍していますが、ハンドルを握るたびに心地よいエンジンサウンドやイタリア車らしい個性を感じるドライビングに魅了されているそう。 また、燃費を重視したオートモード、エンジンのレスポンスが向上するスポーツモード、低速走破性が向上するトラクションモードを状況に応じて簡単にチェンジできるダイヤル「ドライブモードセレクター」も友春さんのお気に入りポイントで、「特にスポーツモードで高速道路を走るとすごく楽しいです」と頬もゆるみます。   智子さんによると、友春さんは「優れたものや一流のものだけを身の回りに置きたいというタイプ」で、たとえば財布でも時計でも、購入するときはそのものに関することを徹底的に調べ尽くすそうです。「だから必然的に高価なものが増えてくるので、わが家は慢性的に金欠です」と苦笑い。 「どういう思いを込めて作ったものか、そこに共感することも大事ですから」と返す友春さんに、でも500X以外の車に目移りすることはないのかと聞くと、自信満々に答えてくれました。 「そうですね。フィアットだけじゃなくて、いろんなメーカーの車をとことん調査して比較してその中から選び抜いた1台なので。僕はいま一番格好良くて乗って楽しい車が500Xだと思っていますから」     【撮影協力】 トラットリア・アルベロ(TRATTORIA ALBERO) 〒264-0035 千葉県千葉市若葉区東寺山町345-4 TEL. 043-254-3002 営業時間 ランチ 11:30~15:00 […]

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大人のドライブデートにおすすめ! 秋の逗子&葉山へ

秋が深まり、ドライブが心地よいシーズンは大切な人を誘ってドライブデートへ。これからの季節におすすめしたいのが、東京都23区内から約1時間で着く神奈川県・逗子〜葉山エリア。海岸線を走ったり、眺めの良いレストランで地元の食材を味わったり、アート鑑賞したり…。夏のにぎわいが少し落ち着いた逗子〜葉山エリアは、大人のデートにぴったりです。 まずは街中をドライブがてら探険してみましょう。コンパクトなボディの500なら見慣れない街中も狭い道路もスイスイ。小さな雑貨店に出会ったり、隠れ家のようなパン屋さんに遭遇したり…思いがけない出会いがありそうです。     海を望むレストラン「ラ・マーレ」でとっておきのランチ デートの決め手のひとつがおいしいランチ。「ラ・マーレ」は葉山の海に浮かぶように建てられたレストラン。とれたての地元の魚介類や三浦野菜をたっぷりと使った創作料理を提供しています。   海を望むロケーションもごちそうのひとつ。「気軽に」「楽しく」をコンセプトにアラカルトメニューを中心に揃え、アットホームな雰囲気のなか肩肘張らずに地元の食材を使った料理を堪能できます。お店の目の前には専用駐車場も完備。地元でも言わずと知れた人気店なので、予約しておくのがベストです。   レストラン「ラ・マーレ」 神奈川県三浦郡葉山町堀内24-2 TEL:046-875-6683 営業時間:ランチ午前11時30分〜午後2時30分(ラストオーダー)/ディナー午後5時30分〜9時(ラストオーダー) 定休:月曜日(祝日の場合は翌平日が休業) http://lamaree.chaya.co.jp/     葉山の美術館でアート鑑賞&ティータイム 食後にしばらく車を走らせて立ち寄りたいのが「神奈川県立近代美術館」。2003年にオープンした葉山館は、海岸沿いに位置する珍しいロケーションも話題性があり、モダンな建物の佇まいも魅力です。広々とした駐車スペースもドライブデートにはうれしいポイント。   敷地内にある庭園スペースは入場無料。緑があふれ、ところどころにアート作品も展示。ぶらりとお散歩するのに最適です。   美術館にはレストラン・カフェも併設。全面ガラス張りの窓からは一色海岸を望むことができ、美術鑑賞の後のほっとひと息にぴったり。   神奈川県立近代美術館 葉山 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 電話:046-875-2800(代表) 開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館:月曜日(祝日の場合は開館) http://www.moma.pref.kanagawa.jp     デートの締めくくりは、森戸海岸に立ち寄って ドライブデートの帰り際は、浜辺をゆるりと散策して海の街ならではの楽しみを。森戸海岸は国道134号沿いに位置しているので、車なら好アクセス。近くにコインパーキングもあるので気軽に立ち寄れます。波がおだやかで落ち着きのある雰囲気も魅力。富士山や伊豆半島が望めるとともに、秋冬シーズンは美しい夕日を楽しめます。   爽やかな気候に、ますますお出かけが楽しくなる秋。都会の喧騒からちょっと離れ、大人のドライブデートに出かけてみませんか?     今回のドライブコースはこちら   ※掲載されている内容は2018年9月28日現在の情報となります。詳しくは各レストラン・施設にお問い合わせください。 […]

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簡単レシピで本格イタリアン〜10分でできる、夏色の冷製パスタ

近年、巷のイタリア料理店の充実ぶりには目を見張るものがあります。うれしいのはトラットリアとかオステリアと呼ばれる大衆店が増えたこと。いつでも気軽にイタリア料理が楽しめるようになりました。   これだけ定着したのは四季の味、素材の味を大切にする日本人の感性とイタリア人の感性が似ているのも原因のひとつかもしれません。   イタリアンと言えば、やっぱりパスタ。イタリアの定番であり、世界の定番。手軽に楽しめてオシャレで美味しい。そんなイタリアらしいパスタのレシピをご紹介していきます。   東京赤坂で本格的なトスカーナ料理が楽しめるトラットリアとして人気の「CITTINO(チッティーノ)」の捧(ささげ)シェフに、酷暑を乗り切る日本の夏にふさわしいパスタを教わりました。 夏といえばすぐに夏野菜というのが相場なのですが、今回ご紹介するのは「桃をつかった冷製のパスタ」。 はたしてどんな味なのでしょうか?     「イタリアでは野菜と果物の境目がユルいんです。夏には冷たいピーチティーが定番のイタリアなんですが、実は簡単な工夫でパスタと絶妙な組み合わせになります。冷製パスタにフルーツって、デザート的な? そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ちょっと固定観念を一度捨ててもらえると良いかなと思います。」   にこやかに語る捧さんは、トスカーナ地方の複数の星付きレストランで修行した経歴の持ち主。季節の旬と素材の良さを活かすことが、日本とイタリアの料理に共通した部分だといいます。           <レシピ> パスタ(スパゲッティ1.4ミリ〜1.6ミリ)100グラム 桃(一個) 水煮トマト缶(2ホールくらい) プチトマト(彩り用〜適量) ミント(香り付け〜適量) ニンニク(少々) 生ハム(パルマ産がオススメ・スライスで二〜三枚) オリーブオイル バルセート(イタリアの白ワインのバルサミコ〜ワインビネガーで代用も可) 塩 コショウ     日本で夏の冷製パスタといえば細麺のカッペッリーニを想像しがちですが、いわゆるフツーのスパゲッティがオススメとのこと。ちょっと驚きました。     「もちろん地方によって好みは異なりますが、少なくとも私のいたトスカーナでは、カッペッリーニのような細麺はあまり食べられていないんです。日本人がお米の炊き方にこだわるように、イタリア人はパスタの食感を大切にします。噛んだときの食感と小麦そのものの味、そして具材の味とのコンビネーションを楽しむんです。今回のパスタには普通の太麺、スパゲッティが最適なんです。」   「麺の茹で上がりを待つ間に、具材を用意するだけなので、暑い夏で手数をかけずにさらっと作れるのも魅力です。家庭でも厨房は暑いですからね…。」     ちなみに今回の調理にかかる時間は、麺茹で時間を含めてたった10分ほど。 簡単なレシピですが、いろいろとコツがありますので、ぜひご参考まで。   おいしいコツ その1 プラス2分の茹で時間 「冷製パスタを作るコツは、パスタの袋に書いてある所要時間よりも2分多く茹でるのがオススメです。」     タイマーをセットして、パスタがお鍋に入ったら、いざ具材づくり!   用意した桃の半分を1センチ角に切り、ボウルの中でフォークで潰します。         […]

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おいしいイタリア〜シンプルな漁師めし「アクアパッツァ」

巷では◎◎めしなるものがもてはやされている。 いろんなアイディアが詰まっていて手軽で美味しく味わえ、しかもコスパ抜群。そんな簡単レシピが大人気である。 アクアパッツァという料理をご存知だろうか? いうなれば南部イタリアの漁師めしなのだが、これまたシンプルなことこの上なく、さりとて日本で大人気なイタリアン、ペペロンチーノやピッツァ・マルゲリータ同様、実に奥の深い料理なのである。 日髙良実(ひだかよしみ)、日本を代表するイタリア料理のシェフのひとり。喫茶店で供されるナポリタンやミートソース、そして冷凍のピザくらいしか一般的には認知されてなかった時代、イタリアの名店で修行を重ね、本格的なイタリア料理を日本に広めたことで知られている。 今よりもずっと本格イタリアンが少なかった時代、彼の海外武者修行もフランス料理からスタートしている。しかし、当時のフランス料理は敷居が高く、そこに疑問を抱いていた彼はもっと身近に楽しんでもらえるイタリア料理を選んだ。     その男、南へ 日髙青年は、やがて単身イタリアへ渡り数々の名店で修行を重ねる。 イタリアは広い、そこで郷土料理も学ぶべきだという先輩シェフの言葉に、彼は南イタリアのナポリへ足を向けた。 そして、後の彼の店名でもある「アクアパッツァ」に出会うことになるのだ。 「塩とオリーブオイル、柑橘類くらいしか使わないのに奥が深い。衝撃でした。シンプル、そのひと言ですね。イタリアンの凄味を感じました」     極めればミニマルに 「毎日食べても飽きないんです。いやシンプルだからこそ飽きないのかな? これぞイタリア的な一皿だと思いました。」 アクアパッツァは、格式あるレストランでも食べられるが、同時に庶民的でもあるこの“漁師めし”は、オステリアやトラットリア、果てはターヴォラカルダといった場末でも楽しむことができるので、修行の合間に評判の名店を食べ歩いたという。 「最初は仕事に夢中でしたが、慣れてくるといつのまにかどんどんイタリアが好きになっていました。特にイタリア人の人がらでしょうね、朗らかで屈託がない。街の美しい景色は、この人たちあってのものなんだと実感しました。     修行する店のスタッフの実家へ遊びに行ったり、街を散歩するようになると、ますますイタリアの魅力に引き込まれていく。」 「ナポリって港町ですからね。新鮮な魚介類の料理を大勢で楽しんでいる。暖かい日差しが降り注ぐ街並、石畳の上にはちっちゃなフィアットたちがギュウギュウに停められている。あれは心象風景ですね、僕にとってのイタリアの。」 そう語る日髙氏がアクアパッツァを作ってくれるという。           長く愛される理由 ホールスタッフに取り分けてもらった一皿を前にすると香しさに包まれる。柔らかな白身を口にふくむ…。素材を活かすのがイタリア料理などという月並みな言葉が頭の中から吹っ飛んでしまった。気がつけばスープまで飲み干していた。一皿のカタルシス。日髙氏の言う衝撃とはこのようなものだったのだろうか? 庶民派という点ではFIAT 500もその代表格。しかも、ギュウギュウに路上に溢れていたチンクエチェントは日高氏と同い年の1957年生まれ。 「ますます親近感を覚えますね。使い込まれたチンクエチェントが元気に走り回る光景は私にとってイタリアそのものです。いまは忙しくて運転する機会と言えば横須賀のアクアマーレに行くくらいなのですが、いつかこういう車に乗って港町を巡る旅をしてみたいものです。」 笑顔で答える彼と、いつのまにかミケランジェロやダヴィンチといったイタリアの文化や芸術にも話が及ぶ。 「どちらもイタリアの人が作ったものだからなんでしょうね、アクアパッツァ的なものを、チンクエチェントに乗った時にも感じましたよ。イタリアの気質みたいなものでしょうか。しっかりと歴史が磨いていく感じなのかな…。 誰からも愛され、歴史が磨き続け、愛され続けるという点で、一皿のアクアパッツァとチンクエチェントには同じイタリアの精神が脈々と宿っていると改めて認識させられた。     リストランテアクアパッツァ 東京都渋谷区広尾5-17-10 EASTWEST B1F 03-5447-5501 2018年春より移転予定 […]

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オーナー紹介〜イタリア文化を丸ごと愛する2人の思いが、トラットリアと500に凝縮!

文=田代いたる(ベスト・イタリアン選考委員) 写真=太田隆生   店で使うおしゃれな備品を500で買い出し 真っ赤なボディに、ベージュのソフトトップが何ともスタイリッシュな500Cが、この日、『IKEA立川』のパーキングにありました。オーナーは竹内悠介さんと舞さん夫妻。ペーパーナプキン、ストロー、フォトフレームなど、今日もたくさんお買い上げのよう。『IKEA立川』には「よく来ます」と笑顔で舞さん。竹内さんも、「店で使っているテーブル周りの備品など、いつもここで買っています。イタリアに住んでいた頃から愛用していますよ」と続けます。竹内さんは、西荻窪で人気のイタリア料理店『トラットリア29(ヴェンティノーヴェ)』のオーナーシェフです。       『トラットリア29』は肉料理が評判の、西荻窪の人気店 愛車を走らせ、店に戻った竹内さん。舞さんにも手伝ってもらい、ディナータイムの準備に取りかかります。『トラットリア29』は今年で7年目。当初から変わらないコンセプトは「お肉の美味しいイタリアンレストラン」。メインはもちろん、前菜やパスタも肉料理がズラリ。その原点は竹内さんが修行したトスカーナ州にありました。 「けれど、最初の修行先にトスカーナを選んだ理由は、当時、自分の中にイメージができたイタリアで唯一の州だったから。本当に、そんな程度(笑)。元々、肉料理は好きで『州都のフィレンツェもビステッカが名物だからなぁ』って。何のツテもなく、行ってしまいました」。 最初の修業は、ビザの関係から半年の期間限定でした。「運良く、日本人シェフが在籍していた、フィレンツェの店で働くことはできたのですが、半年では全然、足りなかった。そこの先輩料理人から、存在を教えてもらったのが『チェッキーニ』でした」。そこである日、見学に出かけることに。     イタリアで『チェッキーニ』と出逢い、肉にのめり込む 『チェッキーニ』とは、トスカーナ州パンツァーノで400年(!)も続く老舗の精肉店。生の肉を卸し、販売するだけでなく、生ハムやサラミ、牛肉のタルタルなど、肉の総菜もいろいろ扱っています。店の向かいにはビステッカが名物の直営レストランも併設。竹内さんも驚いた、肉尽くしの環境がそこにはありました。 「生から熟成まで、肉料理に、これほど多彩なアプローチがあるのかと感激しました。その奥行の深さにすっかり魅せられてしまった」。 竹内さんがここで実感したのはひとつの文化。主役は肉で、町のお肉屋さんがその文化を牽引し、多くの人から愛され続けている。「いつかは自分の店を持ちたい」。イタリア料理の世界に飛び込んだときから抱いていた、竹内さんの漠然とした夢は『チェッキーニ』と出逢い、確固たる信念に変わりました。 「肉に特化した店をやる」。強い決意を胸に抱き、改めてイタリアへ渡った竹内さん。ほかの州も知っておきたいと、今度はエミリア・ロマーニャ州ボローニャで著名な『トラットリア・ダ・アメリーゴ』や、マルケ州で城壁の内にあるリストランテ『ラ・ボッテ』といった名店で研鑽を積みます。一方で、『チェッキーニ』にはずっと修業を嘆願。望みが叶ったのは、渡伊から1年半の月日が経った頃でした。     肉漬けの日々で見えてきた、肉の本当の美味しさ 「『チェッキーニ』では本当に、朝から晩までみっちり、肉(笑)。毎日7時から午前中はずっと、70歳を越える熟練職人の隣で肉を解体して、ランチタイムはレストランの手伝い。夜は夜で、また肉屋に戻って作業する。おかげで、それぞれの部位にはどんな特性があって、どういう調理が適しているのか、深く知ることができました」。 だから『トラットリア29』のビステッカは、イタリアで感激した赤身の美味しさを真っ直ぐに伝えるスペシャリテ。調味は基本的に焼き上がりに振る塩のみで、熱源も炭火。『チェッキーニ』と同じスタイルを踏襲しています。 「表面の水分を適度に飛ばして香ばしく、中はレアに仕上げるイメージ。時間はかけず、一気に焼き上げる。今日の短角牛で300gほどですが、完成まで10分ぐらい。日本で塊肉だと休ませながら焼くというイメージがありますが、イタリア人に言わせると、『それはビステッカでなく、ローストビーフだ』って言われてしまう(笑)」。       奥様との出逢いももちろん、イタリア! 『トラットリア29』は、イタリアの食文化に惚れ込んだ、竹内さんの熱意が凝縮されたレストラン。今も、年に1回は現地へ。そこで体感し、会得した、すべてが血となり肉となってお店に結実しているのです。実は、この日も2週間ほど滞在したフィレンツェから戻ったばかり。今回も、少なからず新たな発見があったようです。「新しい写真を飾らないと」。笑顔で舞さんが言いました。 そう言えば、竹内さんと舞さんが初めて出逢ったのもフィレンツェだったのでは? 「実は、よく食べに行っていた『トラットリア・ソスタンツァ』の裏手に、妻と横内美恵さんが暮らしていた部屋があって。横内さんを介して知り合いました」 横内さんは、今、『トラットリア29』の店舗を使い、別業態としてランチ限定で営業する、サンドウィッチ専門店『3&1(トレ・エ・ウーノ)』の責任者。竹内さんがフィレンツェで初めて働いた店の後任が、横内さんという縁があります。当時、彼女のルームメイトとして一緒に暮らし、ジュエリーデザインの学校に通っていたのが、舞さんでした。 舞さん曰く、「この店のデザインは、私の美大時代の先生にお願いしました。もちろん、2人のアイデアはいろいろとリクエストしています。そして、小物などを集めて飾るコーディネートは私の担当。飾る写真などは、折に触れて替えています」。     イタリア人のデザイン力に惹かれて なるほど、明るくスタイリッシュな店内は、夢を叶えてジュエリーデザイナーとしても活躍する舞さんと、竹内さん、そして美大時代の恩師のセンスの賜物。伝統的で重厚な肉料理を提供するするレストランとは思えないほど、洗練されています。実はその理由も「『チェッキーニ』の存在が大きかった」と舞さんは振り返ります。 「歴史があるお店なので、建物自体は何百年も前に建てられたままですが、『チェッキーニ』のレストランは、中に入るとビックリするぐらい、モダンにリノベーションされていた。彼らチームのデザイン力を実感しました。帰国して、店を始めるとき、最初から、そういう風にしたいねって2人で話していました」。 聞けば、トスカーナ州の代表的ワイン、キアンティの品評会でも、古い駅舎を会場に使用。外観は荘厳に、中は明るくモダンなんてことがよくあるそう。イタリアは美食の国であると同時にデザインの国でもある。そんなことを改めて思い出します。そして、竹内さんが愛車に500Cを選んだのも、イタリアへの愛の深さを考えれば、当然のことでした。     500のためのドライバーズライセンス 「ちょうど、僕がボローニャで修業していた頃、500に3代目が誕生して、街で見る度に『乗りたいなぁ』って思っていました。免許もなかったのに(笑)。イタリア人の同僚に『買ったぜ』と自慢されたときはホント、悔しかったなぁ」。 だから、運転免許取得の動機はただ一途に「500に乗りたかったから」。忙しい合間に免許を取って、店が軌道に乗った3年半ほど前にようやく、500Cを購入しました。買い出しでも大活躍する、今や『トラットリア29』には欠かせない、大切な存在です。 「かわいくて選んだカラーリングですが、後から見るとベージュが脂、ボディが赤身で、やっぱり肉になっているんです(笑)」という竹内さんに、舞さんは「彼はいつもそう言うんですけど、誰も同調してくれない(笑)」。 イタリア文化を丸ごと愛する2人の熱い思いが、『トラットリア29』の料理と店舗、そして500Cに凝縮されています。   […]

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おいしいイタリア〜シェフ直伝。本格濃厚「カルボナーラ」

銀座で出会った極上のカルボナーラ カルボナーラ。「炭焼き職人風」という名の通り、卵、パンチェッタ、チーズで作るシンプルなソースに、炭焼き職人の手から炭の粉がハラハラと落ちたかのように黒胡椒をたっぷりかけたパスタです。日本でもおなじみですが、個人的には「おいしい!」と感激したことはありませんでした。今回ご紹介する、ジャッジョーロ銀座のカルボナーラを食べるまでは。     落とし気味の照明が落ち着いた雰囲気を醸し出す店内は、食通の常連さんやカップル、近所にお勤めの会社員など、幅広い客層。銀座にふさわしい高級感がありつつも、フレンドリーでにこやかな接客をしてもらえるので、とても居心地よく食事が楽しめます。ジャッジョーロ銀座は、今年で開業8年目を迎えたリストランテ。フィレンツェにある世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の自然治癒、予防医学といった思想を取り入れながら、素材本来の味わいを活かした調理法で、心身が豊かになれる料理を提供する本格派です。こちらの名物といえば、目にも舌にもおいしい「15種類のハーブサラダ」、炭火を使った和牛や和豚のグリル、それに、天然真鯛のハーブ蒸しなど、思わず通い詰めたくなる料理ばかりなのですが、濃厚なカルボナーラも人気メニューの筆頭。本当に、感動的なおいしさなのです。   こだわり卵と熟成パンチェッタ     「エサ、飲み水、環境などすべてにこだわり、清潔な鶏舎でストレスなく暮らしている親鶏が生んだ卵です。鮮度もいいし、すべてにおいてポテンシャルが高いですね。完璧です」とシェフも太鼓判。「カルボナーラの決め手は、なんといっても新鮮で味のいい濃厚な卵」と語る、シェフ岩永 健さん。野菜、魚、肉などすべての食材に対して真摯に向き合い、鮮度はもちろん栽培法(飼育法)や産地にまでこだわるシェフがカルボナーラのために選び出したのは、「こだわり家族のこだわり卵」と名付けられた、なんとも鮮やかなオレンジ色をした卵。 本来、カルボナーラは卵黄だけで作りますが、この卵の場合、黄身だけだと濃すぎるくらいの濃厚さなので、ジャッジョーロでは全卵を使って作られています。それなのに、あの見事に美しいオレンジのカルボナーラになるというのですから、驚きです。     唯一の「具」ともいえるパンチェッタ。イタリアで熟成させて、香草をまぶしたもので、なんとも芳醇ないい香りがします。「生ハムと同じで、このまま食べてもおいしいですよ」とシェフ。カルボナーラを作る際は、あらかじめカリカリに炒めておきます。 ではさっそく濃厚こだわり卵のカルボナーラ、レシピを教えていただきましょう!   ジャッジョーロの極上レシピを伝授!     材料(1人前)/スパゲッティ90g 、茶色い殻の全卵1個(ヨード卵・光など、ちょっといい卵を使いましょう。普通の卵を使う場合は、卵黄のみで2個分)、パンチェッタ10g、グラナパダーノ10g(パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ・ロマーノでもOK)、生クリーム10cc(乳脂肪分35%がおすすめ)、塩・黒胡椒適量 材料をそろえたら、たっぷりのお湯を沸かします。茹でる際の塩は、湯量の1〜0.8%。「けっこう多めですよ。ご家庭で作るとだいたい塩が少なすぎる人が多いですから」とシェフ。塩の分量でパスタそのものの塩味が変わるので、ここはきっちり量りましょう。   1)パンチェッタを適当な大きさに刻みます。   2)フライパンに少量のオリーブオイルを敷き、弱火でカリカリになるまで炒めます。   3)キッチンペーパーで油を切っておきます。このくらいまでじっくり炒めることで、香ばしさが際立ちます。   4)ボールに卵を割り入れ、チーズ、生クリーム(分量の2/3)、塩ひとつまみ、粗挽きの黒胡椒を適量(たっぷり目がおいしいです)加えて、泡立て器で混ぜます。   5)ダマが残らないように、しっかりかき混ぜます。   6)フライパンに、パンチェッタ(半量。残りは飾り用に取っておく)と4)の残りの生クリームを入れておきます。まだ火は付けません。   7)パスタを茹で始めます。茹で時間は、表示よりやや少なめに。ジャッジョーロの場合、「9分と書いてありますが、7分50秒にしています」とのこと。キッチンタイマーできっちり測りましょう。   8)パスタが茹で上がる30秒前になったら、フライパンを弱火にかけ、温め始めます。温めすぎると卵がそぼろ状になってしまうので、気をつけて。このあたりで、盛りつけ用の皿も出しておきましょう。   9)フライパンをいったん火から下ろし、茹で上がったパスタを十分に湯切りして加えます。   10)5)の卵液も加えます。ボールに残らないよう、ゴムベラでこそげ落としましょう。   11)火に戻して(慣れるまで、火加減は弱火で)、ここからは手早く! まわりから火が入るので、鍋はだをゴムベラで混ぜながらソースをからめていきます。   12)卵のとろみを見つつ、1分ほど。火の入れ具合はパスタの量やフライパンの大きさ、コンロの種類によっても変わってくるので、ここはズバリ練習あるのみ!   13)生すぎず、ダマにもならない頃合いになったら、余熱がそれ以上入らないように、すぐにお皿へ。トングで高さを出すと美しく盛りつけられます。   14)残しておいたパンチェッタを飾り、粗挽きの黒胡椒をたっぷりかけたら完成!       ソースとパスタをからめるとき火の入り具合を見極め、ダマにならないように仕上げるのはかなり難しい工程ですが、これは何度も作って経験を積むのが一番です。それに、シェフいわく「カルボナーラの本場はローマですが、ローマで食べてもここまでクリーミーなのはないですよ。イタリア人は生卵を食べないので、生すぎるといやがるんです。だから、イタリアで食べるカルボナーラはそぼろ状だったりします」とのこと。 […]