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#500C

ドライビングシューズ
DRIVING

おしゃれで楽しいカーライフを!女性におすすめのドライビングシューズ特集

貴女は運転するときにどんな靴を履いていますか?おしゃれをしてハイヒールで出かけるときはそのまま、あるいは、ラフな服だからサンダルでという方も多いのでは?しかし安全に運転するには、それでは少し危ないかも。今回は快適なドライブを楽しみたい女性のみなさまへ、運転に適した“ドライビングシューズ”をご紹介。そもそもドライビングシューズとは何か?おすすめのドライビングシューズとともに紹介していきます。     ドライビングシューズとは?     一般的にドライビングシューズといわれているタイプのシューズ。しかし、その明確な定義はないのです。即ち運転に適したシューズであれば、いずれもドライビングシューズということなのです。そこで、いくつかのドライビングシューズならではの特徴をご紹介します。 ひとつは目の特徴は、靴底(ソール)。アクセルやブレーキを踏み込む靴底に、滑りにくいラバーなどが多くあしらわれています。 そしてもうひとつの特徴が、床に足を固定してペダルを操作するため、ソールだけでなくかかと部分にまで、ラバーなどがあしらわれていること。そうすることで、足が固定されるだけでなく、靴が床と擦れた時にかかとやその周りに傷を付けてしまったり、妙な減り方をしないようにするためです。また、足首が安定するため、疲れなども軽減され、長時間の運転にも適していると言えます。     その他にも、ソールに適度な弾性がありペダルを正確に踏めることや、脱げにくいなど、安心・安全のドライブに役立つよう設計されています。そうそう、サイズはもちろんご自分の足に合ったものを選ぶということは、いうまでもありません。 つまり、運転に適した靴こそがドライビングシューズなのです。     ドライブに適さないNGなシューズ     厳密にいうと道路交通法(第4章の第70条および第71条)では、ハイヒールで運転することを禁じてはいません。簡単にいうと“運転に支障をきたしたりせず、確実な運転操作をしなければいけない”と謳っているだけで、履物に関しての言及はないのです。ただし、都道府県ごとに定められている道路交通法施行 細則には、“運転に不向きな履き物”が記されていることもあります。 例えば、東京都道路交通規則第2章8条 (2)に「木製サンダル、げた等運転操作に支障を及ぼすおそれのあるはき物をはいて車両等(軽車両を除く。)を運転しないこと」とあり、神奈川県道路交通法施行 細則第11条(4)にも、「げた、スリッパその他運転を誤るおそれのある履物を履いて車両(軽車両を除く。)を運転しないこと。」とあります。これらから読み取れるのは、確実なペダル操作を行うことができることが大前提となるわけです。となります。つまり、ハイヒールやサンダルはかかとが固定されず、また脱げやすいことから違反と判断され、罰則が科せられる可能性が高くなります。さらに、長距離を走る際には足首に疲労がたまり、誤操作の遠因にもなりかねないのです。 そのうえ、ペダル操作でせっかくの良い靴が傷んでしまうのであれば、足元のおしゃれも台無しになってしまいますよね。     女性におすすめのドライビングシューズ(レディース)   ここからは、足元のおしゃれは重視しつつ、運転に適したおすすめのドライビングシューズをご紹介。また、革製品のシューズのお手入れグッズなど、シューズとあわせて使える便利なアイテムもお教えします。 「おしゃれは足元から」とは、よくいわれる言葉。どんなに素敵なお洋服を着ていても足元はちょっと・・・・となるとがっかりしてしまうもの。そんな時におすすめしたいのが女性向けの“ドライビングシューズ”。「えっ?それは男性がサーキットを走るときなどに履き替えるものでしょう」と思われるかもしれませんが、いえいえ、いまや普段も使えるおしゃれなドライビングシューズがたくさんあるのです。   NEGRONI(ネグローニ) 『IDEA NEGRONI LEATHER』   ▲NEGRONI(ネグローニ)『IDEA NEGRONI LEATHER』 ¥28,600 (税込)   ドライビングシューズといえば、「ネグローニ」といわれるほど知名度が高いシューズブランド。2000年の創業以来、プロドライバーやジャーナリスト、車両開発者をも唸らせる革新的なドライビングシューズを生み出してきました。「イデア」はネグローニの定番といえるドライビングシューズで、アッパーには上質な“ネグローニレザー”を使用。グリップ性に優れたラバーソールとクラシックインソールのクッションは、歩くためのレザースニーカーとしても、そしてイージーフィットのドライビングシューズとしても幅広く使用することができます。     靴木型は3Eを基準とし、幅と甲にも充分なボリュームがあるので、多くの日本人の足型に適合するという優れたバランスも魅力のひとつ。カラーも豊富で、モノトーンから2トーンまで様々なバリエーションが揃っています。   ▼INFO:画像提供 ネグローニファクトリー・トーキョー   COACH 『マーリー ドライバー』   ▲COACH […]

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トレンドネイルで、春のドライブをもっとハッピーに

新緑が美しく輝きだす爽やかな4月は、ドライブのベストシーズンのはじまり。心躍る春のドライブにあわせて、ステアリングを握る手元も華やかに彩ってみませんか。 今回は春のドライブをもっと楽しくするネイルアートを、東京・表参道のネイルサロン「FUNCTION NAILS(ファンクション・ネイルズ) 」代表のネイリスト、工藤恭子さんがご提案。オープンエアで春の心地よい風を感じられるカブリオレタイプの500C(チンクエチェント シー)をイメージし、3種類のオリジナルネイルをデザインしていただきました。       カラフルでかわいい定番の花柄も、マットな質感でシックな表情に     花柄は季節にとらわれず1年を通して人気のデザイン。大きな花を忠実に描いたり、小さな花をたくさん描いたりと、トレンドによる変化はありますが、今回は小さな花を「ニュアンス」で表現しました。ニュアンスとは、忠実に描きこむのではなく、その雰囲気が伝わるくらいに抽象的に描くこと。今年も昨年に引き続き、そんなニュアンスネイルがトレンドです。     ポイントで赤一色が塗られた親指のネイルは、フィアットのエンブレムのカラーをサンプリング。白ベースの花柄で賑やかな爪の中に、ひとつだけ差し色で単色の赤色を入れることで、大きなアクセントを演出しています。ポップでガーリーな雰囲気になりやすい花柄も、全体をマットな質感で統一することでかわいらしさを残しつつ、落ち着いた印象に仕上げています。           流れるようなイタリアンカラーは、フィアットでのドライブをモチーフに     フィアットの生まれた国、イタリアの国旗のカラーをイメージしたネイルデザイン。今年のトレンドのひとつに、線(ライン)だけで模様を表現する「ラインアート」という手法があります。緑・白・赤をただ塗っただけではつまらないので、ラインアートとイタリアンカラーを組み合わせたデザインにしました。     そして、イタリアンカラーのラインは、ぷっくりとした立体感のある仕上げに。ベースには人気のマットクリアを敷くことで、よりそのラインが映えるような工夫をしています。このような質感のアレンジもトレンドです。そして流れるようなラインは、フィアットが軽やかにイタリア市街を走っているシーンをイメージしています。         トレンドのニュアンスネイルには、オリジナルのスパイスを加えてモダンな印象に     こちらのネイルはニュアンスネイルとよばれるタイプ。最近は油絵や水彩画で描かれた西洋画のようなテクスチャを、ニュアンスで表現するのが流行っています。くすみカラーが使われることも多いため、そのまま表現しただけでは、全体的にぼやっとしたカラートーンになりがちです。     もちろん、そのままでもいいのですが、西洋画の世界ではあまり使われることのないネオンカラーのオレンジをあえて使うことで、エッジを効かせたモダンなイメージに仕上げました。一見、異質な組み合わせがアレンジのポイントです。 今年のトレンドカラーは、差し色にも使っている「オレンジ」。ほかにもイエロー、ミントグリーン、パープルローズにも注目しています。また、自然の色をイメージした「アースカラー」や、春らしい「パステルカラー」は要チェックです。         FUNCTION NAILS代表、工藤恭子さんインタビュー   今回、ネイルをデザインしていただいたFUNCTION NAILSの代表で、自身もネイリストとして活動する工藤恭子さんに、ネイリストをめざしたきっかけから、ご家庭でのネイルの楽しみ方についてお話を伺いました。     — ネイリストを目指したきっかけは?   好きなことを仕事にしようと思って、趣味だったネイルを仕事にすることに決めました。ネイルの専門学校に通いながら、「地元のネイルコンテストで1位を取ったらニューヨークに渡米する」と目標を掲げていたんです。その後、念願叶って無事に渡米することができたのですが、労働ビザが下りず、間もなく帰国することに。その後、東京で10年近くのサロンワークを経て、FUNCTION NAILSをスタートすることになりました。   […]

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1年の時を経て巡り合った最高の1台|FIATオーナー紹介

鮮やかなイエローが目を引く500C Mimosa(チンクエチェントシー ミモザ)。乗るのは、神戸市在住のすぅさん。500Cとの出会いから、楽しみ方まで熱く語っていただきました。       一度は諦めた500C。でも1年後に…!   両親がクルマ好きだったこともあり、自然とクルマに興味を持ったというすぅさん。500のオープンカータイプである500Cとの出会いは、とあるミュージックビデオでした。 「カナダの歌手、カーリー レイ ジェプセンさんの『グッドタイム』というミュージックビデオに500Cが登場しているんです。曲の冒頭に少しだけ映るんですが、見た瞬間『このクルマ、かわいい!』って一目惚れしました」 その後、カーディーラーに足を運び500Cと対面。コロンと丸い後ろ姿、おしゃれな内装にますます500Cの虜となったのですが、その時は購入に至りませんでした。 「もともと好きな色だった黄色のクルマに乗りたかったんです。でも500のカラーバリエーションに黄色は含まれていなくて…。ディーラーさんにも『黄色の500が発売される可能性は限りなく低い』と言われ、泣く泣く購入を諦めました」     ところが1年後。カーディーラーから突然の連絡が。 「いきなり電話で『黄色い500が出ます!』って連絡が来たんですよ。これは運命だ!と思い、すぐカーディーラーに足を運びました」 そして出会ったのが500の限定車「ミモザ」。さらにディーラーでは、もうひとつの出会いが待っていました。 「500Cの「ミモザ」も販売されていましたが、値段も高いし、販売台数も少ないし…と、その時も最初は購入を諦めていたんです。実際、足を運んだディーラーでも当日の朝に売れてしまったようでした」 しかし、ディーラーの担当者が「もしかしたら手配できるかもしれない」とあちこち探し回った結果…奇跡的に1台を確保(ちなみにミモザの500Cは全国限定80台!)。「まさか手に入るとは思わず、またもや運命を感じたため思い切って購入を決めた」そうです。導かれたかのようにすぅさんの元にやってきた500C Mimosa。その乗り心地を聞いてみました。     「500はATとMTのいいとこ取りをした、デュアルロジックというシステムを採用しています。シフトチェンジをする時に、マニュアル車のように少し揺れるんですが、自分で操作している!という感じがするので好きですね。また、神戸は一方通行の多い街。500Cは小回りが利くので助かります」 もちろん晴れた日は、屋根を開けてドライブを楽しんでいるというすぅさん。頭の上をすーっと風が通り抜けて行く感じが最高に気持ちいいのだとか。また、500Cに乗り始めてから屋根の幌を弾く雨音が心地よく、雨の日のドライブも楽しみになったそうです。         SNSを通して全国のオーナーとつながる   カメラが趣味だというすぅさん。晴れた休日は、よく500Cに乗って撮影に出かけます。 「よく撮影に出かけるのがポートアイランドや旧居留地。空や海のブルーとミモザのイエローのコントラストがとっても鮮やかで、撮影しがいがあります。内装もかわいいので、車内から撮影してもすてきな写真が撮れるんです」     撮影した写真は、500Cの魅力を発信するために開設したInstagramのアカウントにアップしています。InstagramやLINEなどのSNSを通し、全国の500オーナーと交流を楽しむようにもなりました。 「みなさん本当に詳しくて。暖房の使い方とか給油口の開け方とか、ちょっとしたことでも親切に教えてくださいます。あとは、おすすめの写真スポットやカフェを紹介しあったりもしていますね。今は新型コロナの影響であまり遠出ができませんが、状況が落ち着いたら500Cと一緒にいろいろなところへ出かけたいです」     以前、国産車に乗っていた時は、ここまでクルマに愛着を持つことはなかったというすぅさん。 「他の人があまり乗っていないので、特別感がある」ところも愛着が湧く理由だといいます。今では500ゆかりの地に出かけるなど、500を中心に活動範囲が広がっているそうです。 ちなみに一番行ってみたいというのが、山口県にある角島大橋。エメラルドグリーンの海に、鮮やかな「ミモザ」。きっと素敵な写真が撮れるはず!       フィアット主催のイベントにも積極的に参加   すぅさんの愛車である500C Mimosaは、3月8日の「国際女性デー」にちなんで誕生した1台。イタリアで国際女性デーに贈られるミモザの花がモチーフになっています。またフィアットでは今年、国際女性デーにちなんだイベント「WOMEN FOR TOHOKU by FIAT」も開催。国際女性デーに関連したトークや、東日本大震災から10年を迎えた東北地方の状況、フィアットのCSV活動、そしてこの春登場した限定車「500/500C Mimosa […]

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冬のオープンカーで、なに着よう? ファッションイラストレーターに聞いてみた

秋から冬にかけてベストシーズンを迎えるオープンカー。春や夏は爽やかな風を受けながら心地よくドライブできるイメージがありますが、じつは花粉が飛散したり、蒸し暑かったり、頭上から直射日光が差し込んだりと、オープンカーにとってはなかなか厳しい季節なのです。とはいえ「冬だと寒いんじゃない?」と思われがちですが、ポイントを抑えてしっかりと防寒対策をすれば、12月に入ったいまも意外と快適に過ごせます。 今回は、人気ファッションイラストレーター いわたまいさんに、フィアットの限定車のカブリオレモデル「500C Dolcevita(チンクエチェントシー ドルチェヴィータ)」をイメージした2つのコーディネートを提案していただきました。イタリア語で「甘い生活」という名の500C Dolcevitaは、1960年代のイタリアを感じさせるノスタルジックなデザインが特徴。コーディネートと併せて、ポイントとなるアイテムもピックアップしてご紹介します。       STYLE 01. ベーシックな色味でまとめてエレガントに 全体をベーシックなカラーでまとめて、落ち着いた雰囲気を演出。パールアクセサリーを合わせると、マニッシュな印象に女性らしい華やかさをプラスできます。ハイネックとスタンドカラーコートで暖をとりつつ、ボトムスは足首丈ですっきりさせて。   スタンドカラーコート ウール(毛)素材は暖かく、スタンドカラーが首もとを冷たい風から守ってくれます。 大きめボタンやゆったりめの袖は、クラシックなスタイルに仕上げてくれるデザイン。車内で着たままでも、腕が動かしやすく運転しやすいところも魅力。   ハイネックニット 体にフィットするサイズ感は風が入り込みにくく、ハイネックで首も暖かい。どんなコーデにも合わせやすいブラックは、1枚持っていて損はない万能アイテム。   ライトダウンベスト コートだけだと寒い時には、中にライトダウンを1枚忍ばせて! 車中でコートを脱いだときにも風を通しにくく暖かさをキープ。ベストタイプは着膨れしにくく、腕も動かしやすいのでおすすめ。   レザーグローブ 指先を寒さから守るためにはグローブが必須。レザー素材ならハンドルが滑りにくく、風も通しにくいので good!ワンピーススタイルなどにも合う上質で女性らしいデザインのものだと、普段使いもできて◎ サングラス 夏に出番の多いサングラスですが、冬の低い日差しは直接目に入りやすくなります。冬のカラッとした風は目も乾きやすいのでサングラスでカバーを。       STYLE 02. バランス感でみせる、大人のカジュアル ハードな印象のレザージャケットに、カラフルな小物づかいでポップさをプラス。インディゴカラーのデニムとブラックレザーの組み合わせは少し暗い印象にもなりがちだけど、ニット素材のヘアバンドとハイネックセーターで淡いカラーを取り入れることで好バランスに。   レザージャケット 風を通しにくく、暖かいレザージャケットはオープンカーに最適!ファー付きだと肩まわりがより暖かく、男前になりがちなレザージャケットも柔らかい雰囲気に。新調したてで革が硬い時は、普段使いで馴染ませてからドライブシーンにデビューさせて。   マフラー 首元が冷えると体感温度が下がってしまうので、マフラーなど首まわりの防寒は必須。ぐるぐるたくさん巻くより、薄手でも上質で保温性のあるものだと運転の邪魔になりにくいです。かぶるスヌードタイプなら取れる心配もないので◎   サブリナデニムパンツ 運転しやすさで選ぶなら、やはりボトムはパンツが最適。ストレッチのきいた生地なら細身でも快適です。フルレングスは暖かいけれど、ボリュームのあるアウターにはサブリナ丈ですっきりと合わせるのも◎   ソックス × バレエシューズ ヒールパンプスは危ないので、フラットシューズを。足首も暖めたいので、カラーソックスで思いっきり遊ぶのもおすすめ。   ニットヘアバンド・ニット帽 頭や耳を風から守るなら、幅のあるヘアバンドやニット帽が取れにくくて◎ ヘアピンで留めればより安心! […]

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インテリアのプロにきく、フィアットの内装の魅力とは

フィアットの代表的なモデル500(チンクエチェント)、そしてカブリオレタイプの500C(チンクエチェント シー)といえば、ころんとかわいいカタチのボディデザインが特徴ですが、内装のデザインも負けじとユニークなことをご存じですか? 500や500Cに試乗して、その内装に惚れ込む方も少なくありません。 今回は、イタリアで学び、働いた経験を持つインテリアデザイナーである、デザインスタジオ「THE TRIANGLE.JP」の大田昌司さんに500Cのインテリアをご覧いただきながら、その魅力について伺いました。       時代をこえて突き詰められたデザイン   イタリアでは現行の500や500Cはもちろん、昔の500(Nuova 500)も多く走っていて、そのデザインの遺伝子がしっかりと受け継がれていることを感じます。 内装に関しては、やはり外観との一体感が魅力です。まるで外と内でファッションのコーディネートを楽しむような、そんなところもイタリアらしいなと。 とにかくかわいいデザインなんですが、大人が乗るのにふさわしい上品さも備えています。たとえばニュアンスのあるカラーや質感を重視した素材選びなどはすごくセンスがいいですよね。 また、インストルメントパネルの光沢感のある素材使いや随所にあしらわれたクロームのパーツなど、鏡面の使い方がすごく上手い。鏡面はともするとギラギラした印象を与えてしまうので、マットな素材とのコンビネーションでバランスがとられている。空間の中で必要な場所に必要な素材が吟味されています。     またボタンからドアノブ、ディテールにいたるまで徹底して、古き良きデザインを昇華して採用しているところもすごく好印象です。デザインした方の「残すべきものは残す」という意志が強く感じられます。そんなところも、ちょっと頑固なイタリア人気質でしょうか(笑)。 デザインの統一感を守るために、たとえば吹き出し口でさえカタチを変えているんですよね。そのデザインである必然性に対する強いこだわりがある。空間にいて違和感がないことってすごく大事で、そこが突き詰められているんです。僕自身が仕事でインテリアを設計するときにも、意識的に演出する違和感はいいのですが、気持ち悪さを感じるような違和感が出ないようにミリ単位で検証を重ねています。     曲線が多いことで、デザインの主張が激しくないのもいいところです。たとえば丸いヘッドレストは見た目がかわいいのはもちろん、後ろの人が前を見るときにもあまり気にならない。500も500Cもコンパクトなクルマですが、こういった一つひとつのパーツへのこだわりを積み重ねることで窮屈さを感じさせないんですね。     次ページ:【運転席に座って分かるイタリアデザインの魅力】 […]

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ドライブをもっと楽しくするのはどんなメガネ?

安心・安全なドライブのために、心強いパートナーとなってくれるメガネやサングラス。実用性はなにより大切ですが、コスメや洋服、そしてFIATの車のように、ファッション性にもこだわらないともったいない! ということでお伺いしたのは、イタリアのMIDO展にて開催されたBestore Award 2018で世界一のメガネ店に輝いた実績を持つGLOBE SPECS(グローブスペックス)渋谷店。世界各国から集められた3,000本をこえるストックの中からFIATの車をテーマに、ドライブをもっと楽しくしてくれるアイウェアを選んでいただきました。     カラフル&コンパクト。キュートな500をイメージして、愛嬌たっぷりに     まずは500(チンクエチェント)をイメージし、ポップでチャーミングな印象のメガネをセレクト。 男性のメガネは「クラウンパントゥ」というかたち。パントゥ=ボストン型のフレームの、上部を直線的にカットしてクラウン=王冠を模したクラシックな意匠です。個性が表現できるデザインながら、落ち着きのある深いグリーンとべっ甲の組み合わせでやさしい表情に。 一方、女性のメガネは華やかな印象の赤ですが、顔にのせたときに色が浮きすぎることなく、表情を明るく楽しげに演出します。 ブランドはともにAnne et Valentin(アン・バレンタイン)。デザイン性の高さと、顔馴染みの良さを兼ね備えているところが特徴です。デザインだけで完結することなく、かける人自身の魅力を引き立たせてくれます。   いちいちかわいいコンパクトカー「500」の詳細はこちら       オープンエアで走りたい。ファッショナブルな500Cにベストマッチ     カブリオレモデルの500C(チンクエチェント シー)をイメージして選んだのは、旬のスタイルを盛り込んだファッショナブルなサングラス。 女性がかけているのは、ファッションブランドのOLD JOE(オールドジョー)とGLOBE SPECSのコラボレーションモデル。クリアのフレームに濃いめのレンズという組み合わせは流行の最前線。クリアピンクのフレームは女性の肌に馴染みながらも、さりげなくユニークな印象を与えてくれます。 男性のサングラスもGLOBE SPECSのオリジナル。ビンテージライクなつくりで、手の込んだシリーズです。エイジング加工が施されたフレームは、キラキラとした反射が少なく顔なじみもグッド。クリアレンズでメガネとしても掛けられるぐらい小振りな、トレンド感のあるサイズです。 どちらもユニセックスなので、パートナーとシェアするのもおすすめです。   おしゃれなカブリオレモデル「500C」の詳細はこちら       アーバン&スポーティー。500Xに負けない遊び心を     独創的かつ洗練されたデザインが特徴の500X(チンクエチェント エックス)をイメージしてセレクトしたのは、LAを拠点に活動する注目ブランドAHLEM(アーレム)のサングラス。アパレルでの経験を経てアイウェアの世界に入ったデザイナーによる、他のブランドにない独創的なデザインが特徴です。 男性のサングラスはフレームの下半分をそぎ落としたような、かけたときに立体感が出るデザイン。最近ではあまり見ないがっしりとしたテンプル(つる)ですが、そこも下部をそぎ落とすことで新鮮な表情に。さすがAHLEMと思わせる、ファッション感度の高い1本です。 女性は、レンズのノーズ側をストンと切り落としたようなサングラス。ゴールドのカラーが肌に馴染むので意外とかけやすく、フラットなレンズがスタイルを持った人に演出してくれるデザインです。テンプル(つる)の端にはヴィンテージのパーツをあしらい、外したときにもおしゃれ心を満たします。   すべてが進化したアーバンSUV「500X」の詳細はこちら       Pandaとおそろい。マルとシカクのあいだのかたち     Panda(パンダ)のカーデザインに多く取り入れられている角の丸い四角形「スクワークル」をメガネにも。 女性のメガネは金属とプラスチックのコンビネーションで、カジュアルすぎず大人の印象。べっ甲が表情をやさしく見せてくれます。幅広いシーンにマッチするので、メガネ初心者の方にもおすすめ。 男性も同じく金属とプラスチックのコンビネーションをチョイス。深いグリーンの同系色でまとめられ、かなり凝ったデザインながらどんな人でもかけやすいところが魅力です。 […]

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「500」と共に増え続けるスマイル 全国50,000人のお客さまにグラッツェ!

バースデイを機に念願の「500」 新たに迎えるマイカーの納車。ワクワク、ドキドキする瞬間ですね。自分が選んだクルマ、ボディカラー、足を運んだショールーム……。そうした巡り合わせのひとつひとつが、いい思い出として刻まれることと思います。「FIAT 500(チンクエチェント)」は、これまでに多くのお客さまに支えられ、たくさんの思い出を育んできました。そして2020年3月5日、累計登録台数はついに50,000台に達し、フィアット・アバルト三河で50,000台目の「500」が、オーナーとなる荒島さんファミリーに納車されました。荒島さんは50,000人目のお客さまとなったことを「びっくりです!」と驚きのご様子。     荒島節子さんは、数年前から「500」が気になっておられ、いつか乗ってみたいという想いを持たれていたようです。そして「500」を所有するご友人に内装を見せてもらうと、その気持ちはますます強くなったのだとか。そしてライフステージにおいて特別なお誕生日となる今年3月に合わせ、念願の「500」の購入を決意されたそう。納車式にはお嬢さまご夫婦と2人のお孫さんとご一緒にショールームを訪れ、ピカピカのボサノバ ホワイトの「500」との対面を果たしました。     そんな荒島さんを、フィアット・アバルト三河の中村昌弘部長はじめ、近藤龍太郎店長、加藤敦士店長代理が温かくお出迎え。FCAジャパンのスタッフもお祝いに駆けつけました。今回は50,000台目を記念するちょっぴり特別な納車式ということで、中村部長から荒島さんに記念パネルが贈られました。     あったかファミリーのメンバーに 荒島さんによると、「500」はご家族みんなで使うために購入されたそう。3世代が同居する荒島さんファミリーでは、ご家族でよくお出かけしたり、お食事を楽しまれたりしているそうです。「500」が納車されたら、まず静岡県藤枝の抹茶スイーツが有名なお店にアイスクリームを食べに行こうと、そんな計画もされているそうです。     お出かけ好きの荒島さんファミリーは、「500」にオプションのカーナビを装着されていました。「500」はApple CarPlayやAndroid Autoに対応しているためスマホのナビアプリも利用できますが、車載カーナビがあればスマホを持たないお母さまがひとりドライブをするときも安心ということで装着されたそうです。そんな荒島さんに、お嬢さまと旦那さまは納車&お誕生日のお祝いにキーケースをプレゼントされていました。仲睦まじいご家族の愛情にほっこり。お母さまはさっそくそのキーケースに「500」のキーを取り付けていました。     真っ白な床面のデリバリーエリアで、納車説明が行われました。納車説明では「500」に搭載される装備や各機能の操作方法などをサービスアドバイザーから聞くことができます。荒島さんとお嬢さまも説明に耳を傾け、少しずつオーナーとしての実感が湧いてきている様子。加藤店長代理から50,000台記念の花束を受け取り、いよいよ最初のドライブに出発です!     フィアット・アバルト三河の加藤店長代理によれば、このところ「500」のお客さまはますます広まりを見せているとのこと。「500」の女性比率は2019年には64%(FCAジャパン調べ)と過半数を超えていますが、販売の現場でも老若男女を問わず、様々なお客さまに興味を持っていただけていると実感されているそうです。国産車から乗り換えのケースも多く、そうした新たなフィアットオーナーさまをサポートすべく、同ショールームではクルマにあまり詳しくない方や、初めて輸入車に乗られるお客さまにも親切・丁寧な接客や、アフターサービスを心がけているとのこと。「クルマは買った後が大事という気持ちで接客しています」という頼もしいメッセージを聞くことができました。     ご家族やショールームの皆に祝福されながら、「500」との新生活をスタートされた荒島さん。まずは、ご家族でランチを楽しむためにレストランへと向かわれました。これからも温かいご家族と一緒に「500」でたくさんの楽しい思い出を作ってください! Grazie!     なお、フィアットでは「500/500C」の国内登録50,000台達成を記念して、特別キャンペーンを実施中。2020年4月末までのキャンペーン期間中にご成約すると、車両購入サポート50,000円+アクセサリークーポン50,000円の購入サポート特典が受けられます。キャンペーンの詳細はコチラ 500の詳細はコチラ 写真 小林俊樹 […]

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3月8日の国際女性デーとイタリアのミモザの日ってどんな日?楽しみ方も紹介

毎年3月8日は、国連が制定した「国際女性デー」です。そして、イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれています。この記事では、国際女性デーとミモザの日が何の日でどんな関連性があるのか、また、具体的な楽しみ方やイベントなどをご紹介します。   国際女性デーはニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行った日 国際女性デーは、1904年3月8日にアメリカのニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行った日です。このデモを受けて、1975年に国際女性デーが制定されました。現在は国連事務総長が加盟国に対して、女性が平等に社会参加できるような環境づくりを呼び掛ける日になっています。 国連だけでなく、途上国の女の子の支援プロジェクト「Because I am a girl 」などを実施している公益財団法人プラン・インターナショナル や民間企業などもイベントやシンポジウムを開催するなど、世界中で女性の社会参画を願った取り組みがなされる日なのです。   イタリアでは女性にミモザを贈る「ミモザの日」 女性の社会参画を願う日とされている3月8日の国際女性デーは、イタリアでは同時期にミモザの花が咲くことにちなんで、ミモザの日とも呼ばれています。3月あたりにはミモザの花が咲き乱れ、イタリアの街中の随所でミモザの花が飾られたり売られたりするようになるのだそうです。 このミモザの日には、男性が女性に敬意と感謝を込めて、ミモザの花を贈るのがならわし。パートナーだけではなく、母親や祖母、友人、仕事仲間など自分にとって大切な女性に贈るのだとか。女性たちは贈られたミモザを飾るだけでなく、仕事や家事、育児からつかの間離れて、お出かけや外食を楽しむのだといいます。 また、ミモザの花は「春を告げる花」としてイタリアだけでなく、ヨーロッパ全体で広く愛されています。例えば、フランスのマンドリュー・ラ・ナプールという街では、2月に「ミモザ祭り」が開催されるそうです。   ミモザはアカシアの総称で花言葉は「秘密の恋」 ミモザは、正式にはマメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称で、和名は銀葉アカシアと言います。ヨーロッパで人気があるミモザは、実はもともとオーストラリアが原産で、国花にも指定されている花です。 ミモザの花言葉は「優雅、友情」で、黄色のミモザの花言葉は「秘密の恋」。花屋でミモザの切り花が買えるのは1~3月で、3月8日のミモザの日近辺は日本の花屋でも手軽に手に入れることができます。自分で手にいれても、イタリアの風習や花言葉を男性に教えて贈ってもらう、なんて楽しみ方もいいかもしれません。   リースやサラダでミモザの日を楽しもう ミモザは、花束として部屋に飾るだけでなく、リースにしても楽しめます。また、ミモザの彩りを再現したミモザサラダのつくり方も紹介するので、ぜひミモザの日を楽しんでみてください。   花束と麻紐を使うミモザリースのつくり方 ミモザリースは完成品を花屋で買える場合もありますが、花束と麻紐があれば簡単につくることもできます。 1.麻紐はミモザを適量で結べるくらいにカットして、ミモザの花の付け根で結びます。余った紐はカットし、茎の下のほうから生えている脇花もカットします。 2.茎を覆うように、カットした脇花を重ねて紐で結び、茎部分も紐で結んで固定します。 3.茎部分をアーチ状に曲げ、花がついた先端に被せるようにして輪をつくります。葉の位置やリース全体の形を確認しながら紐で結び、整えて完成です。   ミモザの花そっくりのミモザサラダのつくり方 ミモザの花を使用するわけではありませんが、ミモザの花に見た目がそっくりなサラダのつくり方を紹介します。簡単につくれるので、料理に自信がない方もぜひチャレンジしてみてください。 【材料】 ・ゆで卵          2個 ・ミニトマト        3個 ・ベビーリーフ       40g ・オリーブオイル     小さじ4 ・すりおろしニンニク   小さじ1/2 ・レモン汁        小さじ1/2 ・塩           ふたつまみ   【つくり方】 1.ミニトマトはヘタを取り除き、4等分に切る。 2.ゆで卵は白身と黄身に分けて、それぞれ粗めのザルに押し付けて裏ごしをする。 3.ボウルにAの調味料を入れて混ぜ合わせる。 4.器にベビーリーフ、ミニトマトを盛り付け、真ん中に裏ごししたゆで卵の白身と黄身をミモザの花に見えるように盛り付けます。最後にAのドレッシングをかけたら完成です。   ミモザにちなんだFIATの限定車のフェア開催 […]

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フィアットの新たな魅力を表現した 1 年間を語る

アーティストや著名人が独自の世界観を通して、はじめてオーナーになるフィアット車の魅力を表現するプロジェクト「#MY FIRST FIAT」。その第 4 弾として、セルフポートレートを中心に独創的な写真作品を展開するフォトアーティストARISAK(アリサック)さんのシリーズも、2020 年 1 月公開の 5 作目でフィナーレを迎えました。そこで、#MY FIRST FIAT への思い出や愛車『500 コレッツィオーネ』のことなど、この 1 年の話をお聞きしました。 #MY FIRST FIAT は自分自身の大きなステップアップ #MY FIRST FIAT において、5 つの作品を生み出した ARISAK さん。このプロジェクトを手がけた感想や思いについて、お話を伺いました。 「撮影の前は、不安と好奇心が五分五分の状態でした。クルマの広告で自撮りをしている人って、世界中でもほとんどいないと思うんですね。そのため“どうやって作品作りをすればいいんだろう?”という思いがとても強かったです。でも、ヘアメイクやスタイリスト、ライトマンの方々など、各業界で活躍するトップクラスのスタッフで構成されたチームの協力もあり、毎回とてもいい撮影ができたと思います。また、この1 年、#MY FIRST FIAT に関われたこと、そしていろいろなチャレンジができたことは、自分自身にとっての大きなステップアップにつながったと感じています」。 「撮影中に確認のためモニターを観たとき、そこに写っている自分が違う人みたいで不思議な感じがしました。一流のスタッフが一緒だと、どんなポーズをとっても想像以上にカッコいい写真が撮れる。毎回、ものすごく大きなお守りに守られながら撮影に臨めた感じがしていました。プロフェッショナルがいて初めて成立する作品作りの大切さにも改めて気づきましたし、勉強にもなりました。本当にいい経験ができたと思っています」。 全 5 作、毎回異なる世界観を、そしてフィアットの新たな魅力を表現してきた ARISAK さん。それぞれの撮影について、振り返っていただきました。 「1 作目では、限定車『500 コレッツィオーネ』のモードな個性や圧倒的な存在感を表現するため“ICON(象徴)”をテーマに撮影しました。あのときは、とても緊張しましたね。全部が初めてのことばかりで。前日は、まったく寝られませんでした(笑)。撮影中は頑張りきれたのですが、終わった瞬間バタンという感じで。でも、絶対通らなければいけない第一関門というか、登龍門というか。そういった状況の中、チームスタッフの協力もあり『500 コレッツィオーネ』の魅力を活かした作品に仕上がって、本当に良かったです。1 作目の成功により、その後の撮影に対して自信と確信が持てたと思っています」。 「2 作目では『500C』の開放感を表現するため“RELEASE(解き放つ)”をテーマに、港で撮影をしました。当日は雨風が強かったのですが、1 作目で掴んだ自信や感覚があったので、乗り越えることができましたね。自分の中では“雨が降っているのもカッコいい!”“風が吹いていてミュージックビデオみたい!”というふうに、その状況をポジティブに捉えていました。私自身も開放的な気持ちで、いままでに撮影したことのない様々なカットにチャレンジしたのを憶えています」。 「3 作目は、フィアットの 120 周年を記念した限定車である『500 タキシード』を撮影。過去と未来、イタリアと日本のクロスカルチャーなどのつながりを表現するため“KNOT(結ぶ)”をテーマに臨みました。この回は、津軽三味線奏者の久保田祐司さんやトラックメイカーの Howlin’ Bear さんなど、プライベートでも仲のいいクリエイターをゲストに迎えて撮影することができたので、とても思い出に残っています。セルフポートレートって、自分でポーズを決めて、自分で撮影するという、ひとりの戦いなんですけれど、自撮りを複数人で楽しめるという発見もありました。 また、幸運にも世界的なファッションデザイナー桂由美さんがコレクションで発表したばかりのクチュールのドレスを採用できたことも、作品の仕上がりに大きく影響していると思います。さらに、有月(うげつ)さんが生み出した金屏風や襖絵がなければ、この回の世界観は創れなかったと思います。素敵なクリエイターが加わると、現場の空気がこんなにも変わることを実感しましたし、それぞれの個性がつながった時のパワーを強く感じました。イタリアと和の融合が、とてもうまく表現できたと思います」。 […]

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