fiat magazine ciao!

#500

DRIVING

大人のドライブデートにおすすめ! 秋の逗子&葉山へ

秋が深まり、ドライブが心地よいシーズンは大切な人を誘ってドライブデートへ。これからの季節におすすめしたいのが、東京都23区内から約1時間で着く神奈川県・逗子〜葉山エリア。海岸線を走ったり、眺めの良いレストランで地元の食材を味わったり、アート鑑賞したり…。夏のにぎわいが少し落ち着いた逗子〜葉山エリアは、大人のデートにぴったりです。 まずは街中をドライブがてら探険してみましょう。コンパクトなボディの500なら見慣れない街中も狭い道路もスイスイ。小さな雑貨店に出会ったり、隠れ家のようなパン屋さんに遭遇したり…思いがけない出会いがありそうです。     海を望むレストラン「ラ・マーレ」でとっておきのランチ デートの決め手のひとつがおいしいランチ。「ラ・マーレ」は葉山の海に浮かぶように建てられたレストラン。とれたての地元の魚介類や三浦野菜をたっぷりと使った創作料理を提供しています。   海を望むロケーションもごちそうのひとつ。「気軽に」「楽しく」をコンセプトにアラカルトメニューを中心に揃え、アットホームな雰囲気のなか肩肘張らずに地元の食材を使った料理を堪能できます。お店の目の前には専用駐車場も完備。地元でも言わずと知れた人気店なので、予約しておくのがベストです。   レストラン「ラ・マーレ」 神奈川県三浦郡葉山町堀内24-2 TEL:046-875-6683 営業時間:ランチ午前11時30分〜午後2時30分(ラストオーダー)/ディナー午後5時30分〜9時(ラストオーダー) 定休:月曜日(祝日の場合は翌平日が休業) http://lamaree.chaya.co.jp/     葉山の美術館でアート鑑賞&ティータイム 食後にしばらく車を走らせて立ち寄りたいのが「神奈川県立近代美術館」。2003年にオープンした葉山館は、海岸沿いに位置する珍しいロケーションも話題性があり、モダンな建物の佇まいも魅力です。広々とした駐車スペースもドライブデートにはうれしいポイント。   敷地内にある庭園スペースは入場無料。緑があふれ、ところどころにアート作品も展示。ぶらりとお散歩するのに最適です。   美術館にはレストラン・カフェも併設。全面ガラス張りの窓からは一色海岸を望むことができ、美術鑑賞の後のほっとひと息にぴったり。   神奈川県立近代美術館 葉山 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 電話:046-875-2800(代表) 開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館:月曜日(祝日の場合は開館) http://www.moma.pref.kanagawa.jp     デートの締めくくりは、森戸海岸に立ち寄って ドライブデートの帰り際は、浜辺をゆるりと散策して海の街ならではの楽しみを。森戸海岸は国道134号沿いに位置しているので、車なら好アクセス。近くにコインパーキングもあるので気軽に立ち寄れます。波がおだやかで落ち着きのある雰囲気も魅力。富士山や伊豆半島が望めるとともに、秋冬シーズンは美しい夕日を楽しめます。   爽やかな気候に、ますますお出かけが楽しくなる秋。都会の喧騒からちょっと離れ、大人のドライブデートに出かけてみませんか?     今回のドライブコースはこちら   ※掲載されている内容は2018年9月28日現在の情報となります。詳しくは各レストラン・施設にお問い合わせください。 […]

DRIVING

DJ AMIGAが選曲! FIAT 500で聴きたいSpotifyプレイリスト20曲

スマートフォンをFIAT 500の車載モニターにつなげるだけで、ドライブミュージックがもっと自由に楽しめる! 2018年秋から500に、Apple CarPlay(*1)およびAndroid Auto(*2)対応の 「7インチタッチパネルモニター付Uconnect®」が搭載されます。そこで、Apple CarPlayおよびAndroid Autoで再生できるデジタル音楽配信サービス「Spotify」に、FIATのアカウントを開設。500をイメージしたプレイリストをDJ AMIGAさんに選曲していただきました。 *1 Apple CarPlay は、米国およびその他の国で登録された Apple Inc. の商標です。 *2 Android Auto は、Google Inc. の商標です。   FIAT 500 Driving Music 2018 | Selected By DJ AMIGA  今回の20曲のセレクトについて、DJ AMIGAさんにメッセージをいただきました。 「FIAT 500は、アーバンとスポーティーを絶妙に行き来しているところが他にはない魅力だと思います。500の持つ軽快さと心地よさを体感できるような、軽やかなグルーブの選曲を心がけました。森の中でも海の横でも、首都高でも、渋滞中でも(笑)。 さまざまなシーンのドライブのお供になれば嬉しいです」 行楽の秋、軽快な音楽とともにFIAT 500でのドライブをエンジョイしよう!   スマホやタブレットで楽しむ、 Spotifyアプリのダウンロードはこちら App Store Google Play     心躍るドライブのスタート。DJ AMIGAが選曲を解説 01『Ease Up  ft. Josh […]

NEWS

Mainichi Ciao! WHEN ART & MUSIC MEET〜アートと音楽が出会う瞬間

スペシャルイベント&FIAT&ABARTH 特別試乗会リポート     7月13日、14日東京の世田谷にあるオフィスや映画館、ショッピングやレストランなどが集まる複合施設「二子玉川ライズ」において、FIATとABARTHの試乗、そしてアートや音楽と触れあえるイベントが開催されました。     会場となった「二子玉川蔦屋家電」は、「ライフスタイルを買う家電店」として2015年にオープンしたユニークな施設で、ゆったりと寛ぎながら本や音楽はもちろん、家具、コスメ、家電なども楽しめる「ライフスタイル提案空間」として人気を博しています。         店内にはFIAT 500C TWINAIR Lounge、ABARTH 595C Competizioneの展示に加え、話題の限定車FIAT 500 Super Pop Chocomoo Editionも。 さらにFIATが応援する、日本のものづくり文化継承プロジェクト「Made In Japan Project(メイド・イン・ジャパン・プロジェクト)」の商品群の展示も行われ、来場者の注目を集めていました。             ART〜ライブペイントby Chocomoo   さて、このイベントのART編は、イラストレーターChocomoo(チョコムー)さん本人が、自身のコラボモデルにライブでペイントを施すというもの。 ポップでありながらシックさを兼ね備えるキャラクターのFIAT 500と、ポップでありながらも、モノトーンを基調としたシックさも持ちあわせる彼女のイラストとのコンビネーションが光るFIAT 500 Super Pop Chocomoo Edition。 ブランドとのコラボの多いFIAT 500ですが、アーティストとのコラボは、これが初という記念すべき限定モデル。 発売後すぐに彼女のインスタグラムには「購入した」との書き込みや仲間が「さっそく渋谷で見かけたぞ!」なんて話も聞かれるそうです。       たくさんのこだわりと楽しさが詰まったモデルですが、コラボの経緯やくわしい情報はこちらをご参照していただくとして、今回のライブペイントの模様をご紹介しましょう。     クルマx旅 今回のライブペイントで彼女に与えられた時間は30分ほど。 […]

LIFESTYLE

都心で車を持つ、メリットのある暮らしかた|FIATオーナー紹介

東京の都心に暮らしながら、モーターライフを満喫する志村さんご夫妻。夫の友秀さん、妻の玲奈さんそれぞれが車とバイクを1台ずつ所有しており、休日は一緒にドライブを楽しむことが多いそうです。 トップの写真は友秀さんの愛車「FIAT 500 Vintage(ヴィンテージ)」。2代目FIAT 500をイメージしたデザインで、2015年に発売された特別限定車です。友秀さんがこの500を購入した理由のひとつには、都心ならではの駐車スペースの問題があったといいます。 友秀さん「コンパクトな車じゃないと置けないということで、国産の軽自動車なども検討しましたが、やっぱり気分が乗らなくて。結局2007年の発売時からずっと欲しかった500に決めました。購入のタイミングでマイナーチェンジ前の最後の限定車が発売されたことも幸運でした」 玲奈さん「ルーフのホワイトやホイール、昔のロゴを使ったエンブレムなど、他にはないデザインが気に入っています。この前ドライブ中に同じ車に乗った人と偶然出会ったので思わず手を振ったら、手を振りかえしてくれました(笑)。フィアットオーナー同士って、なんだか仲間意識が生まれますよね」 今回は志村さんご夫妻が、愛車の500と過ごす休日に同行させていただきました。     車好きなら時間を忘れて楽しめる「代官山 蔦屋書店」 その日、お二人がまず向かったのは、東京都渋谷区にある代官山T-SITE。代官山では貴重な120台もの駐車場を敷地内に備え、車での来店にも適したライフスタイル提案型商業施設です。気になる駐車料金ですが、お買い物に応じた割引があるのはもちろん、今なら平日の19時以降は2時間無料で駐車可能でとってもおトクなのもうれしいところ。 ちなみにこちらの駐車場では、約70回を数える人気イベント「モーニングクルーズ」も開催されています。日曜日の朝に車好きが集まる早朝ミーティングで、テーマにあわせて貴重な車も来場するとのこと。気になる方は、テーマやスケジュールなど詳細をこちらのFACEBOOKでチェックして!   広い代官山T-SITEの中でも、お二人のお気に入りは「代官山 蔦屋書店」。お目当てはもちろん、2号館の1階にある車・バイクのコーナーです。洋書を中心に、国内外の雑誌や専門書、フィギュアやアパレルまで、車とバイクに関するあらゆるアイテムが集結。類を見ない圧倒的な品揃えで、車好きなら何時間でも過ごしたくなる空間です。   イタリアカテゴリーの書架にはフィアットの関連書籍も数多く揃っていますが、本には載っていないナマの声も気になるところ。本選びに夢中のお二人に、実際に500と暮らして実感した魅力についてお聞きしました。 友秀さん「都心の細い道でも運転しやすく、とにかく使い勝手の良い車だと感じました。日本車とは違うクセもありますが、慣れればそこもかわいいなと思っています」 玲奈さん「よく内装がステキだねってほめられます。コンパクトなボディですが乗り心地も良いですよ。名古屋まで長距離を運転したこともありますが、そんなには疲れなかったかな」   国内外の書籍をじっくり堪能したあとは、代官山T-SITEでの散歩を楽しみます。   代官山 蔦屋書店(代官山T-SITE) 〒150-0033 渋谷区猿楽町17-5 TEL. 03-3770-2525 開館時間 7:00~26:00(年中無休) http://real.tsite.jp/daikanyama/     代官山T-SITEで掘り出し物に出会える? 代官山T-SITEの中をぶらりと歩いていると、敷地内のGARDEN GALLERYで開催中の「代官山夏市」を発見。夏らしいガラスの食器やバラエティ豊かな家具などが会場いっぱいに並んでいます。   昨年、新生活をはじめたというお二人。まだ自宅のインテリアには手をつけられていないそうで、一期一会のヴィンテージアイテムに興味津々のご様子。予期しないコトやモノと出会えることも、都会のお出かけの醍醐味ですね。 ※当イベントは2018年08月14日(火) に終了しました。   T-SITEをあとにして、移動の合間に足もとをパシャリ。今日は2人ともお気に入りのコンバースのスニーカー。 実は友秀さんはデザイナー、玲奈さんはマーチャンダイザーとして、ファッションに携わる仕事をしています。その影響もあり、ご自宅にはスニーカーがたくさんあるそうですが、とくに友秀さんのコレクションは圧巻。結婚前のピーク時にはなんと1,000を超えるスニーカーに囲まれて暮らしていたというから驚きです。 学生時代は「もともと車などのプロダクトデザインを学んでいた」という友秀さん。ユニークなデザインが魅力の500を選んだ理由が、そんな経歴からも垣間見えました。     自分らしいオシャレと出会える「THE BRISK(ザ ブリスク)」 お二人が好きなショップとして訪れたのは、イタリアやイギリス、フランスなどから、50〜80年代を中心としたヨーロピアンヴィンテージクローズを取り揃える代官山の「THE BRISK」。個性的かつクオリティの高い服やバッグ、アクセサリーなどを買い付けており、ファッション好きにとっては宝箱のようなショップです。一部メンズの取り扱いもあるので、カップルでも◎   古着が大好きで、「趣味と仕事のリサーチを兼ねてショップ巡りをすることも多い」という玲奈さん。洋服を選ぶ眼差しは真剣そのもの。普段から代官山や下北沢などいろいろな古着屋をチェックしているそうです。 […]

CULTURE

ルパンがフィアットを愛する理由。『ルパン三世 PART5』浄園祐プロデューサーインタビュー

モンキー・パンチ先生の漫画連載開始から50年以上にわたって愛され続ける『ルパン三世』。主人公であるルパン三世はさまざまなストーリーの中でいくつもの愛車を乗り継いでいますが、中でも強い印象を残す車のひとつがFIAT 500でしょう。ルパン好きが高じて500を手に入れたというオーナーさまも少なくありません。 ちなみに『ルパン三世』はフィアットの生まれ故郷、イタリアでもとてもポピュラーな作品です。たとえば前作2015年のTVシリーズの舞台はイタリア・サンマリノ。さらに日本に先がけてイタリアで初放送されたというエピソードからも現地での人気のほどがうかがえます。   今回は、伊勢丹新宿店で開催されたイベント「ISETAN×ルパン三世 #ルパンの夏祭り」に連動し、『ルパン三世 PART5』の矢野雄一郎監督と浄園祐プロデューサーが講師を務めた特別講座に潜入。講座修了後の浄園さんに、ルパンとフィアットの切っても切れない関係についてお話しを伺いました。     ルパン三世は、なぜFIAT 500に乗り続けるのか 「そもそも500はテレコムのアニメーターだった大塚(康生)さんの愛車。一方、宮崎(駿)さんは『カリオストロの城』で自身の愛車だったシトロエンにクラリスを乗せたんですね。何十年も前の当時から、おしゃれなクルマのイメージだったのでしょう」 『ルパン三世』TV第一シリーズから始まった、ルパンと500の関係。その後、映画『カリオストロの城』をはじめとするさまざまな作品で描かれ、浄園さんのプロデューサーデビュー作となった2007年のOVA『ルパン三世 GREEN vs RED』でも500は大活躍。OVAのリリースのタイミングが奇しくも新型500の発売直前だったということもあり、2代目のNuova 500と発売前の新型500がカーチェイスで戦う貴重なシーンが盛り込まれました。本国のフィアットからたくさんの資料をもらい、排気音なども発売前に提供してもらい忠実に再現したそうです。   2018年の最新TVシリーズ『ルパン三世 PART5』でも500はルパン一味の愛車として登場(実はアバルト仕様!)し、ハデなカーチェイスも披露。残念ながら第一話でさっそく海に沈んでしまいましたが……。 世界に名だたるスポーツカーの数々にも乗ってきたルパンですが、なぜ彼は時代が変わったいまも500を選び続けるのでしょうか。浄園さんはしばし考え込んだ後、こう話してくれました。 「あくまで個人的な意見ですが、彼らは泥棒だから目立てないというのも理由にあると思います。とくにオフのときは500のような車で移動したいんじゃないかな。大衆の車にまぎれて街から街へ移動し、いざ仕事でカーチェイスとなったときには自分の手足のように活躍してくれる一台が500だったのでしょう」     500はルパンの手足のように躍動する 一方、アニメの作り手としての視点からも、500を選ぶことは理に適っているそうです。 「500はコンパクトなので、運転するルパンとの一体感が演出しやすいんです。CG全盛の時代ですが、『ルパン三世』はいまだに手描きで作っています。それは、ぼくらが車もキャラクターだと思っているから。他のアニメでは車は車として描かれるので、CGのほうが適している場合もあります。でも『ルパン三世』の場合、車はルパンの手足の延長なんです」 崖を登ったり、階段を駆け降りたり、まるで動物のようにいきいきと描かれる500。それこそが「アニメとしてケレン味が利いておもしろいところ」であり、「ルパンという作品を作るうえで失ってはいけないところ」だと浄園さんは話します。 「小さくて決してパワフルには見えない500だけれど、ルパンの手にかかれば崖だって登れてしまうと思わせるポテンシャルがありますよね。親しみやすくコミカルな空気と、おしゃれでカッコイイ部分を併せ持っているので、オンもオフも両方演出しやすい車です」   「それに限られた画面のスペースにルパンも次元も五ェ門も収めるためには、コンパクトな500は都合が良いですよね。ただ、実はシーンによって車内の大きさが変わっているんです。たとえばルパンたちの仕事が終わって500のシートにもたれかかっているラストの30秒、そこでは画面が緊張する必要がないので若干ゆったりとした大きさに、ルパンが前のめりになって運転するアクションシーンではギュッとコンパクトな車体に。自分たちの好きなように変えて演出できるところがアニメと実写の違いです」 「アニメは全部フィクションですが、その中でもルパンは実証主義というか、リアルな描写を大切にし続けている作品です」と話す浄園さんに、次に描いてみたい500のシーンを聞いてみました。 「ぼくがいつか描いてみたいのが、車のメンテナンスやカスタムをするルパン。エンジンを載せ替えたりレストアしたり、ルパンは自分自身でやっているはずなので。アニメのストーリー上は必要のない、なんでもないオフのシーンだけど、男の子ならきっとワクワクするシーンになると思います」 ガレージで500と格闘するルパン。車好きならずとも胸が高鳴るシーンになりそうです。ルパンと500の相棒関係、これからも目が離せません。     ルパンがFIAT 500Cで伊勢丹新宿店に来店!? インタビュー時には、ルパン三世と伊勢丹のコラボレーション第三弾「ISETAN×ルパン三世 #ルパンの夏祭り」が開催中。伊勢丹新宿店メンズ館1階の正面玄関にはルパンが乗り付けたというFIAT 500Cが!   500Cの中にはルパンのジャケットが掛かっています。ルパンはここで変装して会場に忍び込んだ模様。   伊勢丹新宿店本館6階=催物場の「ISETAN×ルパン三世 #ルパンの夏祭り」本会場では、ルパン一味がお出迎え!?   グルメ、アート、ファッション、ステーショナリーなどお宝級のアイテムが集結し、ビストロやカフェ、バーなども登場。ルパン一味がハデに演出するお祭り騒ぎが展開され、多くのルパンファン&フィアットファンたちが集う大盛況のイベントとなりました。   「ISETAN×ルパン三世 #ルパンの夏祭り」は2018年7月23日(月)に終了しました。 […]

NEWS

フィアットオーナーってどんな人? FIAT PICNIC 2018【後編】

2018 年7 月8 日(日)、山梨県立富士北麓駐車場にて開催されたFIAT PICNIC 2018。イベントレポートの後編は、特にご来場の多かったFIAT 500 オーナーさまをご紹介。ご自身の愛車の魅力やイベントの感想などをお聞きしました。 イベントレポート前編はこちら     会場に集まった多彩な500 からピックアップ   FIAT 500 1.2S SPORT 国内A 級ライセンスを持つという奥様こだわりの愛車をベースに、デコレーションコンテストに参加。テーマは「親亀の上に子亀……じゃなくて、親FIAT の上に子FIAT」。小さなチンクは子ども用の電動カート。ミラノから手持ちで持ち帰ったとい思い出の詰まった貴重なアイテムです。 「この車はコンパクトでカワイイ!でも元気なエンジンで走って楽しいところが魅力です。FIAT PICNIC は家族で楽しめるイベントで、子どもも興奮気味です。今年初めて伺いましたが来年も楽しみにしています!」     FIAT 500 ご夫婦でデコレーションコンテストに参加されたえりぽこりんさん。500 のリアゲートを開くとそこはカフェ! お二人がいつも使っているコーヒー道具がステキにディスプレイされています。500 とコーヒーへの愛が詰まったデコレーションです。 「500 の魅力はとにかくカワイイところ。いつも笑顔で私を迎えてくれる存在です。イベントはたくさんのフィアットが見られることが楽しくて、おいしいものも食べられるのでワクワクしています」     FIAT 500 VINTAGE デコレーションコンテストで2位に入賞した志村さんご夫妻。500 と暮らし始めてまだ2年未満ですが、「コンパクト」「カワイイ」「きれいなカラー」「ツインエアの性能」「おしゃれなインテリア」「女性が乗っていてもさまになる」と、その魅力にトリコのようです。 「デコレーション企画ではたくさんの投票をいただきありがとうございました! また、500 がここまで集まったのは見たことがないので壮観でした。イベント内容もよく考えられており、子どもから大人まで楽しめて良かったです!」     FIAT 600D デコレーションコンテストで栄えある1 位に輝いたのは原田愛子さん。ベースとなった600D は1960 年代の稀少なビンテージカー。購入のきっかけは、あまり人に知られていないその顔にひと目惚れしたこと。もちろん故障も多いですが、それも楽しいアトラクション。置いていても壊れるので、どうせなら乗りつくそうと、毎日運転されているそうです。 「イベントには2 回目の参加でしたがとても楽しかったです。今回はデコレーションコンテストに出たこともあり、多くの方に声をかけていただき、ステキな1 日を過ごせました」 […]

道路,タイヤ,FIAT,フィアット,500,空気圧調整
DRIVING

もっとFIATとドライブを愉しむ 〜快適ドライブのためのタイヤ学~

お金をかけずにクルマの性能を良くすること。 それはタイヤの空気圧に気を遣うことかも知れません。   「何を大げさな…。」   そんな声が聞こえてきそうですが、レースの世界でも「タイヤマネジメント」という言葉があるように、タイヤこそがクルマの走りを決めるもの。   なんだか乗り心地が前と違ってきた…。 高速道路でハンドルがプルプル震える…。 街中でのハンドルがなんとなく重い…。     こんなことに、心当たりはありませんか?   そんなときは、まずはタイヤの状態を確認してみましょう。   唯一路面に触れ、夏は高熱、冬は低温。雨に雪、石や段差、金属などなど、常に様々な条件と状況の変化にさらされている一方で、走る、曲がる、止まる、といったクルマの運動すべてを担っているのがタイヤです。         安全性はもちろん、乗り心地や操縦安定性、加速や減速、なめらかなコーナーリングや燃費など、ありとあらゆるクルマの走りがタイヤと深い関係にあります。     意外とバラバラ空気圧 実は、よほど整備したてでもない限り、4輪の空気圧がすべて既定値であることは、なかなかありません。 クルマを日頃停める場所がデコボコだったり、傾斜していたり、車止めにめり込んだままにしていたり、平らでないところで空気を調整してしまったなどなど、 さまざまな「ちょっとしたことの積み重ね」で、タイヤの空気圧は既定値を外れてしまうケースが多くあります。         ご存知の通り、空気は温めれば膨張し、冷やせば収縮します。 たとえ新品のタイヤでも、真夏にガンガン走れば、タイヤの温度は上がり、内部の空気が膨張し空気圧が上がります。逆に真冬の車庫に何日も放置されると、逆に空気は収縮し空気圧が低下します。   足にピッタリフィットした靴が快適なウォーキングを約束してくれるのと同様、適切な空気圧の調整は想像以上に快適なドライブを約束してくれます。         0.1でも大違い   500のツインエアー「ラウンジ」に装備されている185/55 R15を例に説明します。(他の車種、グレードの場合、取扱説明書を必ずご確認ください)   基本運転手のみ、もしくはときどき助手席に人が乗る程度の場合。冷間時の推奨空気圧は前輪は2.2bar、後輪は2.1barです。 (計る場所は真っ平らが基本ですぞ!) 前後で空気圧が異なりますが、これを間違えてしまうとクルマの性格が変わってしまいますので注意が必要です。 休みのドライブで荷物も乗客も満載!という時は、前後共に2.3barでOK。   たったこれだけで、しっとりとしたハンドリングとなめらかな乗り心地に生まれ変わります。 もちろん高速道路も山道も非常に楽しく快適に走ることができます。       […]

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もっとFIATとドライブを愉しむ 〜デュアロジック〜山道編

高原でのフェスや、温泉旅行やちょっとしたハイキングなどに出かけることも増えるこの季節。 そんなドライブシーズンと切っても切れないのが山道や峠道。   日頃から山道に慣れている方はともかく、そうでない方の中には…。   「上り坂で気持ちよく走れない…。」 「下りでエンジンブレーキって…。ついついブレーキを踏みがち…。」     そんなお悩みをお持ちの方も多いようで。 中には「小さなエンジンのFIATは、上り坂は苦手でしょ?」なんて諦めている方も…。とんでもございません! 4,000m級のアルプスと隣接した街、トリノで生まれ、山道で鍛えられたFIATにとって、上り下りの坂道はむしろ大好物。         小さなエンジン、小さなボディのFIATたちですが、その「軽さ」という武器をより効果的にしてくれるのが、マニュアル・トランスミッション(以下MT)やその自動版であるデュアロジックシステム。   クルマは、軽ければよく加速し、よく曲がり、よく止まります。 軽いクルマの方が、重い車よりも上り坂はスイスイ、下り坂でも安心して曲がり、止まることができます。 運転において「気持ちよく走る」ことはとても重要で、疲れにくく集中力も保て、結果として安全も担保できるというメリットがあります。もちろん消費する燃料も少ないし、ブレーキやタイヤの摩耗も少なくて済みます。 いい走りの基本である「重量」こそ、クルマにとって最も重要な要素なんです。       AUTOモードでマニュアルシフト FIATのデュアロジックは、クラッチペダルのないMT、つまり自動MTとも呼べるシステム。構造がほぼMTなので、重量がとても軽く済みます。そんなデュアロジックの恩恵を最も体感できるシチュエーションこそ山道です。         今回はAT車のようにラクラク走行が可能な「AUTOモード」でのドライブのコツについてご紹介します。         走行中は、上の写真の位置にシフトレバーがあるわけですが、例えば、ちょっと上りがきついなと感じれば、さっとシフトノブを一度トンと前に倒してみてください。ギアが一段落ち、エンジンがうなりをあげて俄然元気な走りにかわります。     また、下り坂でスピードが出過ぎるような状況でも、同じようにトンとシフトを前に倒し、一段ギアを落としてください。 効果的なエンジンブレーキとなって速度の増加を未然に抑えてくれます。         唯一のコツは、シフトダウンのときにアクセルペダルを踏み込まないこと。 ただ単にシフトレバーを前にトンと一回倒すだけ。たったこれだけの動作で、山道が俄然走りやすくなります。           こうしたATのシフトチェンジという動作は、自動車教習所で教わることはありませんが、実に簡単ながらもとっても効果的。   「でも、シフトチェンジをミスって壊れたりしない?」 […]

DRIVING

もっとドライブを愉しむ 〜デュアロジックの仕組みと発進編

  軽さが生み出す、楽しい運転 FIAT500やPandaに装備されるデュアロジック。ただの「FIAT版のAT」ではありません。   オートマチック限定免許でも運転できるこのトランスミッションは、クラッチペダルもなく見かけは完全に「AT車」なんですが、厳密にいうとシフトとクラッチの操作、つまりMTの操作を機械がこなしてくれる自動MTともいえるシステム。         多くのAT車で用いられている「トルクコンバーター式」と呼ばれるものと比べると、動力の伝達効率が良く、なにより軽量なので、運動性能でも燃費性能でもアドバンテージがあります。     日に日に太陽の日差しも強くなる、季節はまさにドライブシーズン。野に山に海へのお出かけを、もっと楽しいものにしていただくためには、是非このデュアロジックの魅力や運転のコツをもっと知っていただきたいと思います。     ギアの役割分担を考える さて、見た目はAT、中身はMTともいえるこのデュアロジックをより理解していただくには、まずは5段階にわけられた各ギアについて説明する必要があります。   1速=停車からクルマを動かすきっかけづくりや、きつい坂道などを元気よく登るためのギア。〜時速20キロくらいまでが守備範囲の力持ち。   2速/3速=街中や幹線道路など低速〜中速で取り回しのいいギア。山道などの下り坂ではブレーキの役割も果たしてくれる。 〜時速20キロから80キロくらいが守備範囲の中低速が得意なオールラウンダー。   4速=幹線道路や自動車専用道など中〜高速域で活躍するギア。〜時速60キロから100キロくらいが守備範囲の高速のスペシャリスト。   5速=高速道路で燃費を稼ぎながら無理せず走るためのギア。加速が必要なときには不向き。〜時速60キロから上の速度で、ゆったり「流す走り」を得意とするゆとりのギア。           MT車がスポーティと言われる最大の理由は、これらの5種類のギアたちを、思いのままに操れるからに他なりません。 もっと加速したい時、坂を登ったり下ったりする時、低速で走りたい時、ゆったり流したい時…。それぞれ得意な領域で、効率よくエンジンの力を活用できるので、キビキビとしたスムースな走り、つまりスポーティな走行が可能というわけです。もちろんスムースな走りは燃費にも好影響を与えますし、運転自体の疲れも軽減し、ひいては判断力の低下も防ぐことができます。   デュアロジックは、たとえAT免許しか持っていなくても、こうしたMTのようなスポーティな運転も楽しめるので、軽快な身のこなしが得意なFIATには、まさにうってつけのシステムといえます。   だからこそ、MTの仕組みや運転のクセを知ることで、もっとスムースで楽しい運転ができるということも事実ですので、そのあたりのご紹介をシリーズで行いたいと思います。   AUTOモードでのちょっとしたコツ 「停車から走り始め、そして2速にシフトアップするまでをもっとスムースに運転したいんだけど…。」   そんなご意見を耳にすることがあります。   都市部などではどうしてもストップ・アンド・ゴーが多くなるので、こうしたことを気にされる方も多いのかもしれません。         そんな方は、ひょっとすると発進時にそーっとアクセルを踏んでいらっしゃる方かもしれません。 急のつく動作は厳禁! というのが世界共通の運転ルールですが、あくまで「いつもより多めに」アクセルを踏んでみて下さい。   「グオオオオオオオオオッ…。」 という低くうなるエンジン音こそするものの、急とは程遠いほど普通に発進するはずです。(ツインエアモデルの場合)     大体時速20キロくらいに達するまでのせいぜい5秒ほどなんですが、そこでアクセルを少し緩めてあげると、2速へのシフトアップがスムースに行われます。 […]

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