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LIFESTYLE

クルマへの興味が薄かったなか、唯一欲しいと思ったのが『500X』 憧れを現実に変えた鈴木さんの『500X』ライフ

今回ご登場いただくのは、ホワイトのボディカラーの『500X』に乗る鈴木さんと、ご友人の浅野さん。鈴木さんは看護師として働く傍ら、学生の頃から趣味として親しんできた写真の腕を活かしてフリーランスのカメラマンとしても活躍中。ご友人で同じく看護師として働く浅野さんとは、二人で旅行にも行く仲の良さ。鈴木さんは『500X』でどのようなカーライフを送っているのでしょうか。20代のお二人のクルマの楽しみ方について伺いました。   最初は“乗れればいい”と思っていた   鈴木さんは『500X』にお乗りになって3年とのことですが、もともとクルマが好きだったのですか?   鈴木さん 「特にクルマ好きというわけではなく『500X』に乗る前はクルマは走ればいいと思っていました。日常でクルマが欠かせない土地柄なので、高校卒業時に免許を取って大学は軽自動車で通っていたんです。必要だから乗っていたという感覚でしたね。だけどフィアットのことは学生の頃からずっとかわいいなと感じていて、社会人になったら乗りたいと思っていたんです」   『500X』オーナーの鈴木さん。   クルマは大きな買い物なので乗りたいと思ってもなかなか踏み出しづらいところもあったのではないでしょうか?   鈴木さん 「購入するときは思い切りました(笑)。先のことはわからないので生活環境が変わったりすれば、この先また軽自動車に戻ることがあるかもしれない。小回りが利くし、日常を過ごす上では楽ですから。そう考えると、乗りたいクルマに乗るのなら“今だな”と思ったんです。周りから心配される声もありましたけれど、それでも乗りたかったんです」     購入するときは『500X』一択だったんですか?   鈴木さん 「フィアットが好きだったし、SUVに乗りたかったので、一択でしたね。ボディカラーもホワイトと最初から決めていたんです。私のクルマはボディカラーとダッシュボードが同色なんですが、ショールームの方から次に入荷するタイミングでは仕様が変わり、内装の色が変更されると聞いたんです。私はダッシュボードの色が同じところが気に入っていたので、予定していたより1年ぐらい前倒して購入したんです。だから、なおさら思い切った決断でした」     浅野さんはいかがですか? クルマがお好きですか?   浅野さん 「いや、正直クルマには興味がなくて、乗れればいいと思っていました。でもクルマがあると、旅行に行くにしても新幹線で行っていた場所も、自分の好きな時に好きなように行ける。そういう自由に動けるところがいいですね。遠くまで行ったり、クルマで過ごす時間が増えるにつれて、乗り心地って大事なんだなと思うようになりました(笑)」   浅野さん。日常の移動はクルマが中心で、鈴木さんと一緒に旅行にも出掛けるそうです。   鈴木さんは『500X』のどんなところが気に入っていますか?   鈴木さん 「マルっとしたフォルムもかわいいし、外はホワイトで中はブラウンという内外装の色がコーディネートされているところも気に入っています。購入して3年経ちますけど、飽きないですね。クルマから降りたときに、わざわざクルマの前に行って自分のクルマを眺めてしまうことがあります(笑)。前に乗っていたクルマではそういうことはなかったですね。あと、このクルマは周りからの評価も高いんです。見た人は必ずクルマのことに触れてくれるし、この前、“とても似合っている”って言ってもらえたんです。そのときはすごく嬉しかったですね」 以前は、クルマに興味がなかったという鈴木さんも浅野さんも、自由でパーソナルな移動空間を楽しまれている模様。また、自身を演出するアイテムとしても関心を持っていることがうかがえました。そんなお二人に、お仕事や趣味についても聞いてみました。 >>>次ページ 自分の可能性を広げるために   […]

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「FIAT 500の家」が歴史的工場にオープン。ヨーロッパ最大の空中庭園も

2021年9月22日、フィアットはイタリアのトリノに新たな施設「カーサ・チンクエチェント(Casa 500)」と「ピスタ・チンクエチェント(La Pista500)」をオープンした。 「カーサ・チンクエチェント」とは、イタリア語で「(FIAT)500の家」という意味。トリノ市街のフィアット旧リンゴット工場再開発ビルにある「ピナコテカ・アニェッリ(アニェッリ絵画館)」の一部にオープンした。     3世代の500を知る   約700平方メートルの「カーサ・チンクエチェント」の展示室の中心には、1956年に製作された開発用の木製モックアップがディスプレイされている。 第二次世界大戦後のモータリゼーションを支えた1957年モデル、21世紀のチンクエチェントとして登場した2007年モデル、そして2020年登場のEV版「500e(500エレットリカ、ヌオーヴァ500)」という3世代のFIAT 500を展開するスペースだ。   ▲カーサ・チンクエチェントの展示室。各時代の500のパーツなどが鎮座している。   内部は8つのテーマで構成されており、例として「ザ・レガシー」では、FIAT 500の産業・文化遺産的価値に焦点を当てている。「メイド・オブ・イタリー」では、オリベッティ製タイプライター、アレッシィのボトルオープナーなど、イタリアのインダストリアルデザインを語るに欠かせないアイテムとともに、FIAT 500が従来の自動車デザインの常識を覆し、人々の認識を変えたことを振り返る。   ▲FIAT 500の産業・文化遺産的価値が実感できるコーナーも設置。   ビデオメッセージのなかで、2007年モデルをデザインしたロベルト・ジョリートは、イタリア家庭なら必ず1つはあるヴィアレッティ社のモカ(家庭用エスプレッソ・コーヒー沸かし)を手にとりながら、それがイタリア人の朝を変えたことを語る。そして同様に、FIAT 500(1957年)もイタリア人の生活に変化をもたらしたことを示唆している。 同時に、2代目・3代目が単なるノスタルジーの産物ではなく「進化」と「より良いライフスタイル」を求めた結果であることを強調している。   ▲展示室内のディスプレイからも、FIAT 500の歴史の深さを感じることができる。   歴史ゾーンでは、インタビュー、歴代の広告、イベント、受賞歴など、 FIAT 500にまつわるさまざまな動画コンテンツを閲覧できる。広告表現において女性が頻繁に登場することは、FIAT 500が女性の社会進出を促したことを暗示している。   ▲カーサ・チンクエチェントのポスター・コレクション。   リンゴット・ビルのアイコン的施設である屋上ヘリポートで行われた開設披露のイベントには、ロックバンド「U2」のボーカリスト、ボノも出席。 企業の販売収益の一部を社会慈善活動に役立てる財団「レッド」の共同設立者でもあるボノは、自身の最初の車が フィアットであったことを振り返るとともに、今回のフィアットの施設を「セクシーかつスマートな計画」と評した。 そうした彼のレッド活動に貢献すべく、フィアットは同日、500eをベースにボディカラーやシート、アクセレレーション・ペダルなどに赤を使用した新仕様「Nuova(500)RED」を世界初公開した。   ▲左からフィアットCEO兼ステランティスCMOのオリヴィエ・フランソワ、アニェッリ絵画館のジネヴラ・エルカン会長、シンガーで(RED)の共同創設者のボノ、(RED)社長兼CEOのジェニファー・ロティート、ステランティスのジョン・エルカン会長、ラポ・エルカン。   もうひとつの施設「ラ・ピスタ・チンクエチェント(500コース)」は、旧リンゴット工場再開発ビルの屋上に残っていた旧テストコースに、トリノ名物のヘーゼルナッツを含む300種・約4万本の植物を植樹。2万7千平方メートル・総延長1キロメートルにおよぶ庭園として開放した。屋上庭園としては欧州最大となる。 カーサ・チンクエチェントが“家”であるのに対して、こちらは“庭”という位置づけだ。   ▲リンゴット・ビルの屋上に登場したラ・ピスタ・チンクエチェント。   計画には、2014 年にミラノのタワーマンション「ボスコ・ヴェルティカーレ(垂直の森)」で世界的話題を呼んだ建築家ステファノ・ボエリが参画した。庭園は、地域の教育活動にも用いられる予定だ。   ▲ラ・ピスタ・チンクエチェントに登場したNuova(500)RED。     ユニークな存在として知られるリンゴット工場   […]

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フィアットが大切にしているシェアの気持ち「Share with FIAT」

自分の幸せはもちろん、みんなの幸せを求める時代をつくっていきたい。フィアットは「Share with FIAT」を合言葉に様々なNPO法人と連携し、女性のエンパワーメントの向上や健康の促進、動物愛護、子供たちの教育環境の醸成、災害時の人道支援、そして若者の育成などの社会貢献活動を行なっています。これは国連の提唱するSDGs(持続可能な発展)に通じるアクションでもあります。ここではフィアットのパートナーであるNPO法人の2020年の活動を振り返ります。     アショカ・ジャパン 社会問題に取り組むチェンジメーカーを発掘しサポート   地球のみんなで社会問題を解決していく。そんな世界の実現を目指す社会起業家ネットワークASHOKA(アショカ)。いま世界では子どもの違法労働や、社会的弱者の差別、地球温暖化など、じつに様々な社会問題が生じています。複数の要因が複雑に絡み合ったこれらの問題の解決には、本質を探り出し、根本的に変革することが必要です。アショカではそうした取り組みを行う社会起業家を“アショカ・フェロー”として選出し、その取り組みが加速するようにサポートしています。     一方、世の中に次々に起こる社会問題に対し、その改善に取り組むチェンジメーカーの数は不足しているのが現状。そこでアショカでは、チェンジメーカーを育成する取り組みとして、12歳から20歳までの若者を対象に社会問題に取り組む人を支援する“アショカ・ユースベンチャー”を展開しています。同プログラムでは1年間の実験環境を通じて、彼ら・彼女らが向き合う社会の問題に、自らで解決策を見つけてアプローチする機会を提供しています。日本では2011年からアショカ・ジャパンとして活動を展開。2020年は新型コロナウイルス感染症という困難な事態が起こりましたが、アショカ・ジャパンではこの新たな問題に対する政府の対応に危機感を募らせ、不測の事態でも問題を見極めてアプローチできる人材の育成のため、ユースベンチャラーの数を増やす取り組みを強化。3年間で100人生み出すという、これまでの倍以上のペースに相当する野心的な目標を立ち上げました。   ユースベンチャラーの多くは他薦、すなわち積極的に発掘していかなければなりません。分野が特定されないなかで素質のある人材を見つけ出すのは至難のわざのようですが、そうしたなか人材発掘を進め、ユースベンチャーとして認定するかの可否を決めるパネル審査会を2ヶ月に1度ペースで実施。7月は2組、9月には3組、11月は2組を認定するなど、その数を着実に増やしています。このほか活動の認知拡大を図るアショカ・トークや、「社会を変える」をテーマとしたワークショップを学校で展開するなど、社会をより良くする活動に取り組む若者の発掘・支援や、若者が社会を変えるムーブメントを起こす活動に取り組んでいます。2021年も頻繁にパネル審査会を実施し、ユースベンチャラーを増やす取り組みを強化するなど、若者チェンジメーカーの育成に力を注いでいくとのこと。今後の活動に注目です。 ASHOKA JAPAN     ルーム・トゥ・リード・ジャパン 低所得国で暮らす子どもたちに学習の機会を 「子どもの教育が世界を変える」を理念に、南アジアやアフリカなどの低所得国で暮らす低学年の子どもたちに識字(読み書き)教育を提供する活動や、中高生の女の子に高校卒業までの道のりを支える女子教育プログラムを展開しているRoom To Read(ルーム・トゥ・リード)。識字教育については、教育者のトレーニングに始まり、現地語で書かれた絵本等の教材の開発および流通、図書館の開設まで、現地のスタッフが政府と共同で行っています。また女子教育プログラムでは、男女不平等が残る社会背景の環境下で、彼女たちが学園生活を送りやすくする手助けをし、自らの意思を持って人生の重要な決断をするスキルを身につけるサポートをしています。具体的には、授業とは別にライフスキルを学ぶ教育プログラムの提供や、メンターと呼ばれる女性によるサポートで学業やメンタル面のバックアップなどを行っています。     2020年はコロナウイルス感染症の影響により、ルーム・トゥ・リードが支援を行っている16カ国では軒並み学校閉鎖となるなど、学習環境に弊害がもたらされました。コロナ禍はオンライン化への切り替えが困難なインターネットアクセスが限られる地域では特に深刻な問題となり、失業者が増えれば経済的な困窮に追い込まれ、子どもたちの学習継続が危ぶまれます。そこでルーム・トゥ・リードでは急遽、ラジオやテレビを通じて読み聞かせの授業を行ったり、教材の郵送による配布や、保護者に子どもたちの学習の継続を呼び掛けたりするなどして、子どもたちの学習環境が失われてしまわないように努めています。また、無数の島々で構成されリモート環境が発展していたインドネシアで展開していた遠隔教育の設備をグローバルに解放し、世界各地の子どもがオンラインで児童書や教材を読めるようにする方策にも取り組んでいます。     日日本においては2020年末、コロナ禍においても子ども達が学び続けられる活動「Action for Education 2020 – IMAGINE みんなのアクションで子ども達に教育を!」を展開中。これはみんなの力を合わせ、クリスマスの贈りものにコロナ禍にある子ども達3,000名に教育というギフトを贈ろうという取り組みです。また、去る11月28日にオンラインイベントを開催し、これまでリアルイベントとして行っていた支援者への活動の報告や、支援を受ける子どもたちにとっても励みとなる番組の提供を行いました。オンラインイベントには、ルーム・トゥ・リード・ラオス女子教育プログラム卒業生で、現在日本語を勉強中の大学生からの日本語によるメッセージや、女子教育プログラムのメンターの方や、支援を受けているタンザニアの子どもたちからのメッセージを紹介するなど、ルーム・トゥ・リードの活動が詳しくわかる内容となっています。 ルーム・トゥ・リード・ジャパン     スマイリングホスピタルジャパン 病気の子どもたちが本物のアートに触れ、前向きな気持ちになるように   重い病気と闘う子どもたちに本物のアートと触れ、ワクワクしてもらいたい。そして前向きな気持ちで病気と闘ってもらいたい。そんな想いからマジシャンや音楽家、美術家などアーティストとともに病院を訪れ、子どもたちに本物のアートに親しんでもらう活動を行っているスマイリングホスピタルジャパン。全国の30の病院および14の施設に、年間で計500回以上訪問し、子どもたちの笑顔を引き出しています。しかし今年はコロナウイルス感染症の拡大により、病院への訪問が叶わなくなってしまいました。子どもたちはいま、両親との面会時間まで大幅に短くなってしまい、病室でほとんどの時間をひとりで過ごしながら、病気と闘っているのです。   こういう時期だからこそ、子どもたちに笑顔になってほしい。そうした思いからスマイリングホスピタルジャパンでは、訪問活動の代わりに、アーティストの方と協力して塗り絵や紙芝居セット、ステッカーといったアクティビティのプレゼントを行ったり、YouTubeの『スマイリングちゃんねる』で動画配信を行ったりしています。スマイリングちゃんねるでは、マジックや音楽遊び、実験など、子どもたちが観るだけでなく、一緒に手を動かして楽しめる動画を提供しています。すでにその数は計70作以上に!     スマイリングホスピタルジャパン代表理事の松本惠里さんは「病院にはいつ訪問できるようになるか見通しが立たない状況のなか、アクティビティの提供や動画配信を通じて、病院とも子どもたちともつながり続けることが大切だと思っています」と活動を続けていくことの重要性について話してくださいました。スマイリングホスピタルジャパンでは、寄付による支援のほか、ホームページやFacebookのシェアや、アーティストの動画編集のサポートなど様々なかたちで協力してくださる方を募集しています。また、スマイリングホスピタルジャパンをフィーチャーした本が2021年2月に英治出版から登場する予定も。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。 スマイリングホスピタルジャパン     ピースウィンズ・ジャパン 災害の緊急支援から復興まで幅広くサポート   自然災害や紛争、貧困などで生活の危機に瀕した人々を支援する国際NGO、ピースウィンズ・ジャパン。これまでに世界33の国や地域で活動を繰り広げ、数多くの人々に支援の手を差し伸べてきました。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大や、各地で起こった自然災害への対応で古今東西、支援活動を繰り広げました。ピースウィンズ・ジャパンが運営する空飛ぶ捜索医療団ARROWS(アローズ)は、1月に中国・武漢へマスクなどの物資支援を開始したほか、長崎に停泊中のイタリア籍クルーズ船や、集団感染病院へ医療支援などを行い、コロナという見えない敵と対峙しました。このほか令和2年7月に日本を襲った豪雨への緊急支援、さらには世界各地での衛生啓発や緊急支援など、幅広い分野で活躍しています。   […]

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フィアットの新たな魅力を表現した 1 年間を語る

アーティストや著名人が独自の世界観を通して、はじめてオーナーになるフィアット車の魅力を表現するプロジェクト「#MY FIRST FIAT」。その第 4 弾として、セルフポートレートを中心に独創的な写真作品を展開するフォトアーティストARISAK(アリサック)さんのシリーズも、2020 年 1 月公開の 5 作目でフィナーレを迎えました。そこで、#MY FIRST FIAT への思い出や愛車『500 コレッツィオーネ』のことなど、この 1 年の話をお聞きしました。 #MY FIRST FIAT は自分自身の大きなステップアップ #MY FIRST FIAT において、5 つの作品を生み出した ARISAK さん。このプロジェクトを手がけた感想や思いについて、お話を伺いました。 「撮影の前は、不安と好奇心が五分五分の状態でした。クルマの広告で自撮りをしている人って、世界中でもほとんどいないと思うんですね。そのため“どうやって作品作りをすればいいんだろう?”という思いがとても強かったです。でも、ヘアメイクやスタイリスト、ライトマンの方々など、各業界で活躍するトップクラスのスタッフで構成されたチームの協力もあり、毎回とてもいい撮影ができたと思います。また、この1 年、#MY FIRST FIAT に関われたこと、そしていろいろなチャレンジができたことは、自分自身にとっての大きなステップアップにつながったと感じています」。 「撮影中に確認のためモニターを観たとき、そこに写っている自分が違う人みたいで不思議な感じがしました。一流のスタッフが一緒だと、どんなポーズをとっても想像以上にカッコいい写真が撮れる。毎回、ものすごく大きなお守りに守られながら撮影に臨めた感じがしていました。プロフェッショナルがいて初めて成立する作品作りの大切さにも改めて気づきましたし、勉強にもなりました。本当にいい経験ができたと思っています」。 全 5 作、毎回異なる世界観を、そしてフィアットの新たな魅力を表現してきた ARISAK さん。それぞれの撮影について、振り返っていただきました。 「1 作目では、限定車『500 コレッツィオーネ』のモードな個性や圧倒的な存在感を表現するため“ICON(象徴)”をテーマに撮影しました。あのときは、とても緊張しましたね。全部が初めてのことばかりで。前日は、まったく寝られませんでした(笑)。撮影中は頑張りきれたのですが、終わった瞬間バタンという感じで。でも、絶対通らなければいけない第一関門というか、登龍門というか。そういった状況の中、チームスタッフの協力もあり『500 コレッツィオーネ』の魅力を活かした作品に仕上がって、本当に良かったです。1 作目の成功により、その後の撮影に対して自信と確信が持てたと思っています」。 「2 作目では『500C』の開放感を表現するため“RELEASE(解き放つ)”をテーマに、港で撮影をしました。当日は雨風が強かったのですが、1 作目で掴んだ自信や感覚があったので、乗り越えることができましたね。自分の中では“雨が降っているのもカッコいい!”“風が吹いていてミュージックビデオみたい!”というふうに、その状況をポジティブに捉えていました。私自身も開放的な気持ちで、いままでに撮影したことのない様々なカットにチャレンジしたのを憶えています」。 「3 作目は、フィアットの 120 周年を記念した限定車である『500 タキシード』を撮影。過去と未来、イタリアと日本のクロスカルチャーなどのつながりを表現するため“KNOT(結ぶ)”をテーマに臨みました。この回は、津軽三味線奏者の久保田祐司さんやトラックメイカーの Howlin’ Bear さんなど、プライベートでも仲のいいクリエイターをゲストに迎えて撮影することができたので、とても思い出に残っています。セルフポートレートって、自分でポーズを決めて、自分で撮影するという、ひとりの戦いなんですけれど、自撮りを複数人で楽しめるという発見もありました。 また、幸運にも世界的なファッションデザイナー桂由美さんがコレクションで発表したばかりのクチュールのドレスを採用できたことも、作品の仕上がりに大きく影響していると思います。さらに、有月(うげつ)さんが生み出した金屏風や襖絵がなければ、この回の世界観は創れなかったと思います。素敵なクリエイターが加わると、現場の空気がこんなにも変わることを実感しましたし、それぞれの個性がつながった時のパワーを強く感じました。イタリアと和の融合が、とてもうまく表現できたと思います」。 […]

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世界に1台だけの特別な「500」のオーナーに会いに北海道へ LIFESTYLE / Sep 6, 2019

今年のバレンタイン月間に展開した、イラストレーターChocomooさんのオリジナルアートがちりばめられた、世界に1台だけの特別な「500」が当たる「FIAT LOVES EVERYONEプレゼントキャンペーン」。28,000件以上の応募の中から、見事ご当選され、その特別な「500」を手中に収めた岡本真麻さんに会いに、北海道へと向かいました。 新たな経験を求め、北海道へ 岡本さんは、北海道・日高にある厩舎にお勤めの27歳の女性。北海道に来る前は横浜に住み、テレビ局でADの仕事をやっていたのだとか。ではなぜ北海道に移り住むことに? 「ADをやっていた頃、スポーツ番組を担当し、競馬に関わる機会がありました。そのときに馬の魅力に惹きつけられて、あれこれ調べた末に、北海道の厩舎で働くという道を選んだのです」 聞けば、北海道には親族や知人がいるわけではなく、単身での移住だったそう。自分のやりたいことを求め、行動し、新たな経験を楽しむ。岡本さんはそんな好奇心と実践力をお持ちのようです。もちろん、新生活は楽しいことばかりでなく、大変なこともたくさんあるそうです。 「厩舎での仕事は、想像したより大変でした。朝は暗いうちから仕事の時もあれば、終わるのが遅くなってしまうこともあります。わたしのやっているのは厩務員(きゅうむいん)という仕事で、主に競走馬の身の回りの世話をします。特にレース前となると馬がベストなコンディションになるように健康管理や手入れが大切になります。馬中心の生活になり大変ではありますが、自分の世話している馬がレースで勝ってくれた時は、それはもう、本当にうれしいですね」 乗るならコレと思っていたフィアットが自分のものに -フィアットに乗りたいと思ったきっかけは? 「北海道で生活となると、やはりクルマが必要ということで今年3月に免許証を取得しました。以前からフィアットのことは『ルパン三世』で知って、 “乗るならフィアット”と思っていたので、免許をとって改めてフィアットのホームページをチェックしてみました」 -実際に世界に1台だけの特別な「500」を目の前にしてみていかがですか? 「まさか当選するとは思っておらず、クルマを見るまでは実感が湧かず、今でもまだ半分、いや2割ぐらいはまだ信じられない気分です(笑) 500はデザインがいいですね。丸いヘッドライトがかわいいので、特に顔が好きです。アイボリーとチェック柄が織り交ぜられた内装もステキです。そして何よりも、Chocomooさんのイラストが描かれているのが気に入りました」 -500をどのように楽しまれる予定ですか? 「これからは500でドライブなどを積極的に楽しみたいですね。仕事が忙しく、せっかく北海道に住んでいるのに、まだほとんどどこへも行けていないのです。ニセコなど景色が綺麗なところや、北海道らしいところを順に巡っていきたいと思います。クルマで日本一周したいという夢を持っていたので、まずは北海道一周ですかね。雪道の運転とか不安もありますが、がんばります」 岡本さんに目下の夢を聞くと、「馬に乗れるようになること」とまっすぐに答えてくれました。忙しい日常のなかにも、仕事とは別に乗馬クラブに通い、上手に馬に乗るという夢を叶えようとしている岡本さん。そう話す彼女の姿はとても輝いて見えました。やりたかったコトとはいえ、どんなお仕事も実際にやって初めてわかる辛いことや困難もあると思います。色々な山も谷も、チンクエチェントと共に駆け抜けていってください。応援しています! フィアット500の詳細はコチラ […]

DRIVING

フィアットが生まれたイタリアの“道”を楽しむ方法

フィアットがもっと好きになるイタリアン・ロードトリップ フィアット好きならイタリアのことをもっと知りたいと思っていますよね? でも、知るだけじゃなくて、実際にイタリアを走ってみたい。そう思ったことはありませんか? フィアットが生まれ、育まれたイタリアという国を自分でハンドルを握って走ったら、ますますフィアットが好きになるはず。 そこで、実際にイタリアをフィアットで走ったらどんなに楽しいか。15日間で2700㎞ほど500に乗って、イタリア一人旅をしてきましたのでぜひ紹介させてください。 空港で旅の相棒、500とご対面 イタリアでのドライブでは当然レンタカーを借りることになります。今回、日本からWEB予約しマルペンサ空港で借りたのは、走行371kmというほぼ新車のFIAT 500 POP。エンジンは1.2リッターの4気筒ですから燃料はガソリンです。トランスミッションはマニュアル、そしてナビ無しという極めてベーシックな仕様。ナビ付きやオートマチック車を希望する場合には予約時に確認しておきましょう。 相棒500と対面したら、荷物を積み込んで出発の準備。ミドルサイズの26インチ(60ℓ弱)の旅行カバンはトランクへ。荷室の奥行は50㎝以上あるので、このくらいのサイズであれば倒して積めますし、トランクを閉じれば荷物の有無は見えません。これだけで盗難トラブルの可能性は下がりますね。手荷物を助手席か後席の足元に収めるのも盗難対策。荷物を積んだらシートとミラーを合わせて出発です。そうそう、イタリアは右側通行ということをお忘れなく。 高速道路を走っても楽しいイタリア 今回の旅ではミラノ~ドロミティ~フィレンツェ~モデナ~トリノを走り回りました。都市間の移動はほぼ、アウトストラーダやスーペルストラーダと呼ばれる高速道路になります。まず気付くのは、平均速度の高さと、その割に秩序のある走行マナーです。右側通行ですので左端の車線が追い越し車線なのですが、基本的には追い越し以外で走ることはありません。そして走行車線でもほぼ制限速度の100~130km/hで流れています。もちろん500も同じ速度上で巡航しますが、ここで気付かされるのが直進安定性。2300㎜というホイールベースの短さを考えれば驚くほどピタリとまっすぐ走ってくれるので、長距離移動も疲れにくい。使用環境がクルマを育てる典型といえます。 イタリアの高速道路を走っていてもうひとつ気付くのは、ひらけた視界です。防音壁などに囲まれた日本の高速道路とは異なり、場所によってはガードレールすらありません。おかげで走り過ぎる土地の変化がとてもよくわかります。家々の意匠や生えている植物、主要産業や栽培されている農作物など、町や土地によって特色が変わっていくことに気付きます。高速道路を走っているだけで景色まで楽しめる、そんな日本との違いも面白いと感じることでしょう。 クルマ旅だから出会えるイタリアがある クルマ旅の醍醐味は、公共交通機関では行きにくい場所にも気軽に行けて、時間にも縛られず滞在でき、そこにしかない景色や文化に出会えることでしょう。山の中にあるアグリトゥリズモで鳥のさえずりと共に迎える朝や、小さな田舎町のトラットリアで味わうローカルな料理などもクルマ旅ならではの喜びでしょう。走っていてたまたま出会った景色にクルマを止めて楽しむのだって自由です。 そんな自由気ままな旅にこそ500は最高の相棒になるといえます。コンパクトな車体は古い造りの町の細い道でも扱いに困ることはありませんし、狭い場所にもスムースに駐車できるので移動が気楽です。元気に回るエンジンは山道もグイグイ登ってくれますし、曲がりくねった道もキビキビと走り抜けます。どこか目的地に行くだけじゃない、運転そのものも楽しむ旅を500はもたらしてくれるのです。 またイタリアを走っていれば、500を軽快に走らせるドライバーに老若男女の違いがないことにも気付くでしょう。土地勘がないゆえに安全マージンを多くとって走らせているこちらを、同じクルマであっという間に抜いていくローカルドライバーがたくさんいます。愛されてはいても猫可愛がりされることなく、道具としてもキッチリ使われている500の姿から、イタリア人の生活にいかにこのクルマが溶け込んでいるかが理解できることでしょう。 イタリアの道を走り出す前に知っておきたいこと イタリアを走るためには必要な手続きがありますので、その基本的なところだけここでは記すことにします。 まずは国際運転免許証の取得。イタリアを日本の免許証で走るために必要な免許です。これは各地域で指定されている運転免許試験場や運転免許更新センターなどで取得します。運転にはこの国際運転免許証と日本国内の運転免許証がセットで必要になりますので忘れずに取得しましょう。また海外旅行保険とレンタカーの保険の内容や連絡先などもよく確認しましょう。事故や故障の際には日本のJAFにあたるACI(イタリア自動車クラブ)のロードサービスに連絡することになりますので、その電話番号も控えておきましょう。それから都市によっては、旧市街や歴史地区など指定のエリアで交通が制限される場合がありますので、あらかじめ確認が必要です。 もし「全旅程をレンタカーで回るのはハードルが高いなぁ」と感じるなら、日本と同じように半日や数時間だけレンタルするという方法もあります。午前中に借りてちょっと郊外までお昼を食べに行き、暗くなる前に返却するショートトリップを計画すれば、もっと気軽にイタリアでのドライブを体験できます。 映画で“ロードムービー”といえば主人公が旅を通じて成長していく物語ですが、“ロードトリップ”はあなたの中のフィアット愛を育む旅になることでしょう。早く日本で愛車に乗りたい! そんな気持ちを抑えられないかもしれません。 マニュアルトランスミッションを搭載した500の限定モデル「500 Manuale Rossa(マヌアーレ ロッサ)」はコチラ  text・photo: 小野光陽 […]

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500は私にとってお部屋と同じ。今は移動の時間すら楽しい

一目惚れから4年、ついに念願叶う 「とにかくお尻が可愛いですよね。尖ったところがひとつもなくて、初めて見たとき、このクルマに乗りたいって思いました」 fiat magazine CIAO!内の企画「インスタしチャオ!」では、自身のインスタグラムの写真とともにおすすめドライブスポットを紹介している500オーナーの石橋由衣さん。乗り始めてちょうど2年が経つというミントグリーンの500は、透明感のある彼女の雰囲気にとてもよく似合っている。 「内装もお気に入りのポイントです。ボディ色とダッシュボードのパネル色が一緒だったり、ハンドルもアイボリーで全体的に優しいトーン。500に乗りたいと思ってからウェブで色々チェックしてたんですが、形が可愛いクルマに乗るんだから、色も可愛い方がいいかなとこのミントグリーンを選びました」 現在25歳になる石橋さんが、自動車の免許を取ったのは18歳。以前は国産の軽自動車に乗っていたそうだが、同じ会社の人が500に乗っていてフィアットというブランドを知ったと言う。「 「可愛い!」と直感で惹かれたものの、当時すでに石橋さんは車を購入したばかりでローンの支払いが…。念願叶って500との新たなカーライフをスタートさせたのは2年前。500に一目惚れしてから4年近くの月日が経った頃だった。 父からの納車祝いは塗装し直したミニカー 購入に至っては、自動車の板金塗装工場を営むお父さんのサポートがあったと言う。 「私自身、輸入車に乗るのも初めてだったので、操作は難しくないかとか維持費がどのくらいかかるのかなど色々相談にものってもらいました。あと、このミントグリーンのカラーがなかなか見つけられなかったんですが、父に相談したら探してくれて」 車内には、そんな頼れるお父様からプレゼントされたというミニカーが飾られていた。 「ミニカーが欲しいんだよね〜なんて話していたら父が買ってきてくれて。元は白だったんですが、同じ色に塗装して納車記念にとプレゼントしてくれました。すごく気に入ってます」 なんとも素敵な父娘関係。聞けば、お父様もかなりのクルマ、バイク好き。取材後にお邪魔した作業場には珍しい車両の数々。きっとお嬢さんとのクルマ談義も楽しいに違いない。 家の駐車場についてもなかなか降りられません(笑) ちなみに石橋さん、以前、軽自動車に乗っていた頃はクルマはあくまで移動手段としか考えてなかったけれど、500に乗り始めてクルマに対する考え方が変わったそう。 「今はクルマに乗ること自体が楽しいです。大好きなお花を見に行ったり、海沿いを走ったり、500だと一人で乗っていても楽しいんですよね。まるで自分のお部屋みたいな感じです。好きな曲をかけて、友達やおばあちゃんに会いに行ったり、その移動の時間さえこのクルマだとワクワクします。だから、家の駐車場に着いてもしばらく音楽かけたまま降りないでいることもあります(笑)」 クルマが好きなわけではなく、「500が好き」と断言するだけあって、由衣さんの“500愛”は会話の端々から感じられる。 そんなお気に入りの車内。ダッシュボードには花を飾れるよう小さなフラワーベースを付けている。この写真はインスタにも度々登場していて、フォロワーさんからの「いいね」の数も多い。思わず真似したくなる車内インテリアだ。 “好き”を発信していると思わぬ出会いがある 大好きな花を見に行くドライブにもたびたび出かける。たしかに彼女のインスタグラムには500に加え、花の写真も多い。最近見に行ったのは、千葉県多古町・日本寺のアジサイ。「本当はクルマと一緒に撮りたかったんですが、無理だったのでミニカーと一緒に撮影しました(笑)」と、お父様からプレゼントされた500のミニカーとアジサイが一緒に写った写真を見せてくれた。花と500どちらも好きなので、それを一緒に撮影できるスポットをいつも探しているんだそう。 そんなインスタグラムを通じて日々の生活にも変化があったと言う。 「好きなモノや欲しいものを発信していると出会いってあるんですね。最初はお花や自分が気にいったものの写真をのせるためにインスタを始めたんですが、500の写真をのせるようになって、クルマ好きのフォロワーさんが増えました。私の投稿を見て『同じ色の500を買いました』と言う方もいたりして、そう言っていただくのは嬉しいですね」 二十歳ぐらいから始めたという写真も趣味のひとつ。愛用のカメラはソニーのα5100で、自撮りの際は三脚も使っているそう。インスタに投稿する際には画像加工アプリを使って、好みの色合いに仕上げるというこだわり。最近はフィルムカメラにも凝っていたり、ドローンにも興味があると言う。 そんな色々なことに興味津々な石橋さんに、500でやりたいことを聞いてみるとこんな答えが返ってきた。 「こんなに可愛いクルマ他にはないので、これからもずっと乗っていきたいです。まだ結婚もしてないですが、チャイルドシートはどうやって付けるんだろうとか考えたり(笑)、将来子供を乗せて走るのが夢です」 クルマ好きのお父様の影響を少なからず受け継いだ石橋さん。何十年後かには、三世代でクルマ談義を楽しむ日が来るのかもしれませんね。 二十歳ぐらいから始めたという写真も趣味のひとつ。愛用のカメラはソニーのα5100で、自撮りの際は三脚も使っているそう。インスタに投稿する際には画像加工アプリを使って、好みの色合いに仕上げるというこだわり。最近はフィルムカメラにも凝っていたり、ドローンにも興味があると言う。 (撮影協力)Sghr café Kujukuri千葉県山武郡九十九里町藤下797TEL:0475-76-3551 文:松崎祐子 写真:小野口健太 500の詳細はコチラ […]

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500Cのラッピングカーも登場!ペットとの楽しく豊かな暮らしを提案するInterpets2019

3月28日(木)-3月31日(日)、人とペットの豊かな暮らしのフェア「Interpets2019」が東京ビックサイトで開催されました。今年フィアットは初出展。会場ブースには、ペットとのおでかけでいっそうドライブの楽しみが広がるFIAT 500C(Interpets特別ラッピング仕様)の車両を展示。またペット撮影コーナーや、販売が開始されるペットアイテムの先行販売が行われ、多くの来場者で賑わいました。 FIAT 500C(Interpets特別ラッピング仕様)登場 FIAT 500CのInterpets特別ラッピング仕様を展示。レッドボディにアイボリーソフトトップのFIAT 500Cのデザインはもちろん、大きなペットの足跡、犬と猫とFIAT 500のシルエット、「FIAT ♡ PETS」のロゴなど特別ラッピングは、来場者からも「かわいい」「こんな車で、ペットとお出かけしたい」と言う声が聞こえてきました。このラッピングカーは車内乗り込みOK。車内にペットを置いて、かわいらしい撮影会がおこなわれていました。 ラッピングカーで、ペットの記念撮影 来場者の皆さんは、思い思いに撮影。連日撮影の長蛇の列ができました。また撮影コーナーで撮影した写真をSNSに上げて、画面をスタッフに見せれば、その場で「FIAT ♡ PETS」のオリジナルステッカーがもらえるプレゼントも行われました。 インテリアのシートカバーが、ペットとFIATとのカーライフをサポート 撮影に使われたこのFIAT 500Cラッピングカーは、ペットを乗せても安心です。車内には、フロントシートカバーとリアシートカバーが装着され、シートの汚れを防いだり、急ブレーキでペットが飛び出さないよう防いだりと、ペットとフィアットとのカーライフを体感いただきました。 ラジコンカーでの記念撮影 そしてもう一つの撮影コーナーが、FIAT 500の1/3スケールラジコンカーでの撮影。FIATファンはもちろん、「通りがかりで一目見て、かわいかったから、どうしても撮影したくて並びました」と言う来場者もいて、こちらもラッピングカー以上の人気。ペットを乗せての撮影は、次から次へと順番待ちが途絶えませんでした。ぜひ、インスタグラムで「#フィアット」のアカウントを検索してみてください。フィアットとペット達の可愛い写真がたくさん投稿されています。 FIAT ♡ PETS 今回のフィアットブースは、ペットとフィアットと過ごす楽しい生活を、イメージできるようなブースになっていました。FIAT 500C自体がまるでペットのようにかわいく、助手席やリアシートにペットを乗せてお出かけもイメージしやすい世界感を演出しました。「今は購入できないけれど、いつか絶対FIAT 500を狙っているんです。」と言う来場者もいらっしゃいました。発表されたペットアイテム以外にも、新しいアイテム、カラーヴァリエーションの計画もあり、さらに増える予定。フィアットは今後も、ペットとの豊かなライフスタイルを提案していきます。 FIAT ♡PETSみんなが笑顔になるドライブを考えるフィアットは、ペットとのまいにちが、もっともっと楽しくなるカーライフスタイルを応援します。 FIAT STOREフィアットのペットアイテムでもっと楽しいカーライフを! 文・写真/松本明彦 […]

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フィアットが母娘のコミュニケーションの場になっています|FIATオーナー紹介

可愛くておもちゃみたいで、私でも乗れるかなと 限定車『500C SUPER POP CIAO』に乗る山下沙織さん(32歳)は、某女性ファッション誌の読者モデルもつとめるスタイル抜群の美女。12歳になるお嬢さんのママでもあり、ご主人と家族3人で世田谷区に住んでいる。昨年11月に購入したばかりという500Cは沙織さんの優しい雰囲気にぴったりで、家族でこのクルマで出かけることもあるそう。 「免許を取ったのは7年前ですが、この春から子供の学校の送り迎えを私がやることになって、それを機にクルマを購入しました。夫からはいろいろ車種の候補が出たんですが、その中で私が一番気にいったのがフィアット。見た目が可愛くておもちゃっぽくもあって、これなら私でも乗れるかな、と選びました」 それまでペーパードライバーだった沙織さんが、人生初の愛車に選んだのはコンパクトなサイズとデザイン性の高さで女性人気も高いフィアット500Cだった。 「フィアットを買うと決めてから、街中を走るクルマも見るようになりました。たまたま見かけたこの色が『すごく可愛い!』と思って、写真に撮ってすぐ主人に送りました。でも限定車で探すのが大変だったそうですが、なんとか見つけてくれて。白やピンク、ベージュが好きなので、買うならぜったいこの色と決めていました」 とはいえ、自動車教習所を卒業してから7年のブランク。公道を走ることに対して不安はなかったのでしょうか。 「買ってから2週間ぐらいは仕事も忙しかったので、帰ってきて夜に近所を走ったりして練習しました。でも、一人で運転しててもなかなか上達しないので、派遣で運転を教えてくれる教官の方に自宅に来てもらい個人レッスンを受けたんです。自分のクルマで練習できるし、自宅の駐車場に入れるコツなども教えてもらえるので、その1日でけっこう上達したと思います」 そのおかげで、少しずつ走れるエリアが広がり、先日は自宅のある世田谷から千葉のアミューズメントパークまでドライブしたそう。とはいえ、まだ高速道路は乗れないそうで、ずっと一般道。でも確実に行動範囲はどんどん広がっている。後付けで付けたというカーナビは沙織さんのドライブに欠かせないアイテムにもなっている。というわけで、次なる目標は高速に乗ること!? いつも目にするハンドル周りは、私の大好きな色 そんな風に少しずつ500Cとの距離を縮めている彼女に、フィアットのお気に入りのポイントを聞いてみた。 「ハンドル周りが好きですね。大抵のクルマってハンドル周りが黒っぽいじゃないですか。でもこれは私の好きな白。運転中、いつも目に入る部分が好きな色だと気分もいいですよね」  “色”にこだわりのある沙織さんの500Cの車内には、優しいピンクと白の小物たちで溢れている。その中でひときわ目を惹くのが、ピンクの「ライカ」のカメラ。 「フィアットで色々出かけて写真をたくさん撮りたいなと思って、このカメラを購入しました。インスタにフィアットの写真をアップすると、他の写真よりも『いいね』の数が多いんです。それを見て『私もフィアット買いました』とメッセージをいただくこともあって嬉しいですね」 現在インスタグラムで7500名近くのフォロワーがいる沙織さん。最近はフィアットとの写真が徐々に増えつつある。柔らかなトーンで彩られたおしゃれなライフスタイルに憧れる女性もきっと多いはず。 ちなみにこのライカのカメラは「グローブ・トロッター」とのコラボモデルだそうで、付属のミニバッグには、愛用のコスメやキャンディーなどを入れていつも車内に置いているそう。 せっかくのオープンカーなので、これからの季節はオープンドライブも楽しみたいと言う沙織さん、女性としては日焼けも気になるところですが、もちろん日焼け対策には抜かりはありません。日焼け止めは必須、そして腕の日焼け対策用に手袋も買う予定なのだとか。 フィアットが母娘のコミュニケーションの場に 最後に500Cと暮らし始めてそろそろ半年近くになる沙織さんに、フィアットに乗り始めて変わったことを聞いてみました。 「確実に行動範囲が広がりました。前は行きたい場所があっても夫や友人のクルマを出してもらってましたが、今は自分でどこにでも行けるようになったので、ある意味、自立したと思います。夫はちょっと寂しいみたいですが(笑)」 家族で食事に出かけた時など、ご主人がお酒を飲むときは、沙織さんがハンドルを握って帰ってくるようになったと言う。フィアットに乗り始めて、妻として旦那さまをサポートできることが増えた。では、母としては? 「娘が中学受験でなかなか親子の会話ができなかったときもあったのですが、クルマで塾の送り迎えをするようになって、ほんの20〜30分ですが、娘とちゃんと話せる時間が増えました。クルマだと横に並んで面と向かわないからか、普段よりも話しやすいみたいです。買うまではママのクルマには乗らない…なんて言ってましたが、私が超安全運転だっていうのが分かったみたいで、今ではいろいろフォローしてくれます。そんな風に、フィアットが母娘のコミュニケーションの場にもなっています」 FIAT 500Cの詳細はコチラ 写真_小野口健太文_松崎祐子 […]

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