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リトリートを求め、フィアット 500で北海道をドライブ

朝晩の涼しさが増してきたこの季節。秋の気配がひと足先に訪れていた北海道を「フィアット 500(チンクエチェント)」でドライブ。非日常的な景色のなかに身を置き、おいしいグルメで食欲を満たし、エナジーをチャージ。そんなオトナの時間、束の間のリトリートを求め、帯広周辺のおすすめスポットを巡っていきます。 満寿屋商店の旗艦店「麦音」でモチモチパンを食す 9月中旬。この日の帯広の最高気温は24度。暑さに疲れた体をスーッと軽くしてくれるような陽気に元気をもらい、500で帯広を出発しました。最初に向かうのは、十勝産の小麦を100%使用した美味しいパンを提供しているお店「麦音(むぎおと)」。東京・目黒の「満寿屋商店 東京本店」や国立の「mugioto国立」も展開している満寿屋商店のベーカリーのなかで、ここ「麦音」は旗艦店という位置づけ。敷地面積12,000平方メートルを誇り、単独ベーカリーとしては日本一の規模を誇ります。その広大なスペースに、できたてのパンをその場で楽しめるイートインスペースや、パンの製造工程を見られるオープンキッチン、小麦畑を有する広い庭園などを備えています。 小麦の生産量日本一を誇る十勝ですが、「麦音」ではそのなかでも生産量の少ない「キタノカオリ」という小麦を使用。これは国産小麦の中でも特にモチモチ感が強く、甘みのあるしっかりした味が特徴なのだとか。またチーズは十勝川温泉のモール泉で発酵させた「十勝ラクレット モールウォッシュ」を使用しています。ラクレットの中でも最高と言われる素材をチーズやパンに用い、十勝でしか作れない味を実現しているのです。 さっそく人気商品の「とろ〜りチーズパン」と「十勝牛カレーパン」、木質ペレットで焼いた「石窯ピザ」を購入し、イートインスペースへ。帯広の心地よい風を感じながら、できたてモッチモッチのパンを頬張るのは最高。そよ風を肌で感じながら、素敵な時間を過ごさせていただきました。 SHOP DATA 店名 麦音 住所 帯広市稲田町南8線西16-43 電話番号 155-67-4659 営業時間 6:55~20:00 (11月~2月の冬季は6:55~19:00) 定休日 年末年始 Webサイト https://www.masuyapan.com/shop/   メムアースホテルの前身は、寒冷地におけるサステイナブル住宅の研究プロジェクトです。2011年の震災後、環境に優しい、エネルギー消費の少ない家づくりというコンセプトのもと、日本を代表する建築家、隈研吾(くま けんご)氏が審査委員長を務める国際大学建築コンペを勝ち抜いたグランプリ作品が年に1棟ずつこの場所に施工されました。同コンペを勝ち抜いたのは、早稲田大学、慶応義塾大学、九州大学、ハーバード大学とオスロ大学ら八校。それぞれの学生たちが隈研吾氏の監修のもと「寒冷地における持続可能な暮らし」を追求し、英知を結集させたのです。そうしてできた実験住宅を有効活用するかたちで、2018年に宿泊施設としてオープンしたのがメムアースホテル。先進的な建築作品に身を置きながら、自然と触れ合うことの意義を見つめ直す機会を与えてくれます。 3層に分かれたホライゾン・ハウス(メムアースホテル内)の室内。   宿泊させていただいたのは、ハーバード大学デザイン大学院による「Horizon House(ホライゾン・ハウス)」。建物のあらゆる面に窓が備わっていて、360度どの方向も見渡すことができます。また、キッチンや居間、寝室が3層の高さに分かれているのが特徴。これは、この地域が冬季に積雪が約1mに達することから、雪が積もっても中間層から外の景色が見渡せるように設計されているそうです。さらに暖気は上方に溜まることから冬場は上層を居住空間とし、逆に夏場は下層で過ごすという具合に、ひとつの家でシーズンごとに過ごし方を変えながら、楽しむことができるのだとか。ハーバード大学の学生たちが北海道での豊かな暮らしに想いを馳せて作り上げたことを想像しながらコーヒーを一杯いただくと、心にまでじんわりと広がる温かみを感じました。   夕暮れ時のホライゾン・ハウス。辺り一面が見渡せるこの空間では、時間の移ろいも景色の一部として楽しむことができます。   日が沈み、夕食会場に向かうために外に出ると、そこには空一面に星空が広がっていました。月明かりを頼りに一歩一歩足元を踏みしめるように歩く体験は、どこか懐かしく、郷愁の気分に。街灯もなく不便なはずのそこでの時間が、とても新鮮で心地よく感じられたのは、都心で味わう便利さとは異なる、本質的な豊かさに触れられたからでしょうか。草木をくぐり抜けてくる風のにおい、虫の鳴き声、はるか遠くに続く地平線。それら北海道の原風景と、その自然を楽しむように建てられたメムアースホテルでのひと時は、とても心安らぐものでした。不要なものをそぎ落とし、自然の温もりに囲まれて過ごす。その引き算の美学ともいえる心地よい体験は、フィアットを運転しているときに感じる、ノスタルジックな運転フィールに通じるものがありました。翌日のドライブを楽しみにその日は床に就きました。   若き才能に溢れたシェフが地元の食材を使い、クリエイティビティを発揮しながら、ひとつひとつ丁寧に振舞ってくれるフードはどれも美味。メムアースホテルでは契約農家から食材を仕入れるだけでなく、ゴミをコンポスト化(堆肥化)し、調達元の土地に還すなど、持続可能性も追求しています。そうした地元を愛する心が、料理の味にも反映されているように感じました。   SHOP DATA 店名 MEMU EARTH HOTEL(メムアースホテル) 住所 北海道広尾郡大樹町芽武158-1 電話番号 0155-87-7777 Webサイト http://memu.earthhotel.jp/   翌朝、帯広南方(広尾郡)のメムアースホテルから一路、北海道のほぼ中央に位置するウエスタンビレッジサホロを目指します。この日の一大イベントは、北海道でぜひ試したかった、ホーストレッキングを体験すること。ホテルから120km。その約1時間50分の道のりを「500 TwinAir Lounge」で流します。直線が続く、単調な道のりも飽きさせないのが500の面目躍如。小さなコクピットから雄大な景色を楽しみながら進んでいきます。カドの取れたやさしい乗り心地と、旅の雰囲気を盛り上げてくれるエンジンフィールは、ゆったりとした旅の気分に見事に調和します。広大な北海道とはいえ高速道路は1車線区間が多く、交通ペースはゆったり。そうした速度域では、ピークトルクを迎える前の低い回転域で走らせることになりますが、500のエンジンはアクセルを軽く踏み込むとブロロロンッという気持ちのいい音で応えてくれます。そんな快音を耳にしながら大地を駆け抜けていきます。   北海道の原風景の中でホーストレッキング […]

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フィアット好きの夢が叶うツアー! ヴィンテージの500で巡るフィレンツェの街と田舎

ヴィンテージのFIAT 500で美しいフィレンツェを駆け抜けるツアー 「大好きなフィアットをイタリアで運転してみたい! でも日本から愛車をイタリアまで持っていくのは無理だし……」。フィアット好きならそう思うことも多いのではないでしょうか。そんな人たちの夢が叶うツアーがフィレンツェにあります。フィアットで美しいフィレンツェの街と郊外の田舎を約4時間かけて巡るツアーがそれ。 ドライブするフィアットは、1957年から1977年まで生産されたリアエンジンのNUOVA 500(NUOVAとはイタリア語で新しいの意。このモデルが2代目の500だからそう呼ばれるのです)。  参加したのはフィレンツェのツアー会社「WALKABOUT FLORENCE(ウォークアバウトフローレンス)」の“FIAT 500 TOUR”。このツアーは英語(またはイタリア語)の案内になってしまいますが、英語ができる人にはお勧めのイタリアならではのツアーです。国際運転免許証(AT限定不可)を持っている18歳以上なら誰でも運転での参加が可能です。参加費は1人だと110ユーロ、グループ(1台)では1人85ユーロとなります(2019年7月現在)。 気になるツアーの内容は? ツアー開始時間は9時半と15時の一日二回。待ち合わせのツアー会社オフィスは、観光名所シニョリーア広場のすぐ近くにあるためアクセスがとても便利です。この日の参加者はアメリカ2人、モロッコ2人、フランス2人、ベルギー1人、ポルトガル1人といった国際色豊かな合計8人となりました。  最初にツアー会社のスタッフから運転方法についての説明があるので、これまでヴィンテージの500を運転したことがない人でも安心。ツアー中はガイドが先導し、その後に続いて運転するのでカーナビや、事前に道路を調べる必要もありません。各車両にはトランシーバーが用意されていて、これで先頭のガイドとコミュニケーションをとります。ガイドは全車両が後続しているか随時確認しながら走りますが、うっかり道を間違えたり、ついていけなかった場合にトランシーバーで連絡が取れます。  オフィスを出た後は世界遺産に登録されているフィレンツェ歴史地区の細い路地を抜け、観光名所ポンテベッキオを眺めながら橋を渡ります。観光客の多いアルノ川沿いをヴィンテージの500で走ると、沿道の観光客たちから視線が集まり、写真撮影されることもしばしば。 フィレンツェのパノラマ、郊外の緑溢れる田舎の景色に癒やされて フィレンツェ市内を抜け、木々の緑のアーチが爽やかな通りをミケランジェロ広場方向へと進みます。そのまま通りを上っていき、フィレンツェの街を一望できるサン・ミニアート教会で最初の下車。  この日はガイド歴9年のアレッサンドロ・デ・マルコさんが先導。フィレンツェ近郊のフィエーゾレ出身です。挨拶をすると「今日、写真撮影があると知っていたらお洒落なシャツを着てきたのに残念だな〜!(笑)」と冗談を言う明るく陽気なガイドさんで、ツアー参加者たちからもとても人気がありました。アレッサンドロさんにヴィンテージの500の思い出を尋ねると「僕のおじいさんもこの車に乗っていたんだよ。イタリア人なら誰でも何か思い出がある車だよね」と愛おしそうに車を見つめていました。  ここではガイドのアレッサンドロさんからフィレンツェについてや1000年の歴史を誇るサン・ミニアート教会の観光案内があります。サン・ミニアート教会の中を見学したり、土産物店で買い物したり、美しいパノラマを背景に写真撮影したりと、参加者たちは思い思いに観光を楽しめます。  サン・ミニアート教会観光の後は車に戻りさらに郊外へと向かいます。昔ながらの石壁の細い路地でも小さな500だとラクラク通ることが出来ます。 緑豊かな美しいフィレンツェの田舎のパノラマでは二度目の停車を行い、下車して写真撮影などを楽しみます。 さらに郊外へと進み、丘陵のオリーブ畑へクルマで入っていきます。オリーブ畑の中で三度目の停車。 ここから近くのワイン用ブドウ畑へと徒歩で移動。ブドウ畑ではガイドからトスカーナのワインについての説明があります。ワイン好きな人はガイドからお勧めワインを教えてもらうことも可能。 美しいパノラマを眺めながら参加者たちと旅の思い出を語り合う食事 旅の締めくくりはツアー会社が所有するプライベートテラスでトスカーナの絶景パノラマを楽しみながらの食事です。  この日の内容はトマトのフジッリやブルスケッタ、トスカーナのチーズやサラミ、プロシュートなど。参加者たちはイタリアの食事に舌つづみを打ちながらツアーの感想やイタリア旅行の情報交換といった話題に花を咲かせていました。  食事を堪能した後は再びスタート地点のツアー会社オフィスへと戻ります。豊かな自然の田舎からルネッサンスの街へと戻り、オフィスに到着して約40kmのツアーが終了です。毎回、距離やルートは異なるので公表はできないとツアー会社は言います。が、いずれもフィレンツェの歴史ある街並みと、雄大な自然のある郊外を堪能でき、満足していただけるはずですとも。 まるでイタリアに住んでいるような気分になるツアー 参加者たちにツアーの感想を聞いてみると……  ベルギー人女性「フィレンツェを訪れるのは初めてでしたが、運転はとても簡単でした! イタリアの車を運転しながらの観光は、イタリアに住んでいるかのような気分も味わうことも可能にしてくれました。ガイドのアレッサンドロさんもとても感じが良くて親切でしたし、イタリアの美しい風景も楽しめて大満足でした」。  アメリカ人男性「ヴィンテージカーが大好きで地元でも運転しています。だからイタリアでイタリアのヴィンテージカーを運転してみたいと思い、このツアーを選びました。フィレンツェの田舎道はとても狭いので、FIAT 500はパーフェクトな大きさで、とても運転しやすかったです。初めてのイタリア旅行なのですが、イタリアはすべてにおいて素晴らしいです」。  フィアット好きにはたまらない内容で、運転出来ない人でもガイドの横に同乗して参加することも可能です。イタリアでの素晴らしい思い出をフィアットと作ってみませんか?  WALKABOUT FLORENCEのFIAT 500ツアーはコチラ 500ってどんなクルマ? Text・Photo:小林真子 […]

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フィアットが生まれたイタリアの“道”を楽しむ方法

フィアットがもっと好きになるイタリアン・ロードトリップ フィアット好きならイタリアのことをもっと知りたいと思っていますよね? でも、知るだけじゃなくて、実際にイタリアを走ってみたい。そう思ったことはありませんか? フィアットが生まれ、育まれたイタリアという国を自分でハンドルを握って走ったら、ますますフィアットが好きになるはず。 そこで、実際にイタリアをフィアットで走ったらどんなに楽しいか。15日間で2700㎞ほど500に乗って、イタリア一人旅をしてきましたのでぜひ紹介させてください。 空港で旅の相棒、500とご対面 イタリアでのドライブでは当然レンタカーを借りることになります。今回、日本からWEB予約しマルペンサ空港で借りたのは、走行371kmというほぼ新車のFIAT 500 POP。エンジンは1.2リッターの4気筒ですから燃料はガソリンです。トランスミッションはマニュアル、そしてナビ無しという極めてベーシックな仕様。ナビ付きやオートマチック車を希望する場合には予約時に確認しておきましょう。 相棒500と対面したら、荷物を積み込んで出発の準備。ミドルサイズの26インチ(60ℓ弱)の旅行カバンはトランクへ。荷室の奥行は50㎝以上あるので、このくらいのサイズであれば倒して積めますし、トランクを閉じれば荷物の有無は見えません。これだけで盗難トラブルの可能性は下がりますね。手荷物を助手席か後席の足元に収めるのも盗難対策。荷物を積んだらシートとミラーを合わせて出発です。そうそう、イタリアは右側通行ということをお忘れなく。 高速道路を走っても楽しいイタリア 今回の旅ではミラノ~ドロミティ~フィレンツェ~モデナ~トリノを走り回りました。都市間の移動はほぼ、アウトストラーダやスーペルストラーダと呼ばれる高速道路になります。まず気付くのは、平均速度の高さと、その割に秩序のある走行マナーです。右側通行ですので左端の車線が追い越し車線なのですが、基本的には追い越し以外で走ることはありません。そして走行車線でもほぼ制限速度の100~130km/hで流れています。もちろん500も同じ速度上で巡航しますが、ここで気付かされるのが直進安定性。2300㎜というホイールベースの短さを考えれば驚くほどピタリとまっすぐ走ってくれるので、長距離移動も疲れにくい。使用環境がクルマを育てる典型といえます。 イタリアの高速道路を走っていてもうひとつ気付くのは、ひらけた視界です。防音壁などに囲まれた日本の高速道路とは異なり、場所によってはガードレールすらありません。おかげで走り過ぎる土地の変化がとてもよくわかります。家々の意匠や生えている植物、主要産業や栽培されている農作物など、町や土地によって特色が変わっていくことに気付きます。高速道路を走っているだけで景色まで楽しめる、そんな日本との違いも面白いと感じることでしょう。 クルマ旅だから出会えるイタリアがある クルマ旅の醍醐味は、公共交通機関では行きにくい場所にも気軽に行けて、時間にも縛られず滞在でき、そこにしかない景色や文化に出会えることでしょう。山の中にあるアグリトゥリズモで鳥のさえずりと共に迎える朝や、小さな田舎町のトラットリアで味わうローカルな料理などもクルマ旅ならではの喜びでしょう。走っていてたまたま出会った景色にクルマを止めて楽しむのだって自由です。 そんな自由気ままな旅にこそ500は最高の相棒になるといえます。コンパクトな車体は古い造りの町の細い道でも扱いに困ることはありませんし、狭い場所にもスムースに駐車できるので移動が気楽です。元気に回るエンジンは山道もグイグイ登ってくれますし、曲がりくねった道もキビキビと走り抜けます。どこか目的地に行くだけじゃない、運転そのものも楽しむ旅を500はもたらしてくれるのです。 またイタリアを走っていれば、500を軽快に走らせるドライバーに老若男女の違いがないことにも気付くでしょう。土地勘がないゆえに安全マージンを多くとって走らせているこちらを、同じクルマであっという間に抜いていくローカルドライバーがたくさんいます。愛されてはいても猫可愛がりされることなく、道具としてもキッチリ使われている500の姿から、イタリア人の生活にいかにこのクルマが溶け込んでいるかが理解できることでしょう。 イタリアの道を走り出す前に知っておきたいこと イタリアを走るためには必要な手続きがありますので、その基本的なところだけここでは記すことにします。 まずは国際運転免許証の取得。イタリアを日本の免許証で走るために必要な免許です。これは各地域で指定されている運転免許試験場や運転免許更新センターなどで取得します。運転にはこの国際運転免許証と日本国内の運転免許証がセットで必要になりますので忘れずに取得しましょう。また海外旅行保険とレンタカーの保険の内容や連絡先などもよく確認しましょう。事故や故障の際には日本のJAFにあたるACI(イタリア自動車クラブ)のロードサービスに連絡することになりますので、その電話番号も控えておきましょう。それから都市によっては、旧市街や歴史地区など指定のエリアで交通が制限される場合がありますので、あらかじめ確認が必要です。 もし「全旅程をレンタカーで回るのはハードルが高いなぁ」と感じるなら、日本と同じように半日や数時間だけレンタルするという方法もあります。午前中に借りてちょっと郊外までお昼を食べに行き、暗くなる前に返却するショートトリップを計画すれば、もっと気軽にイタリアでのドライブを体験できます。 映画で“ロードムービー”といえば主人公が旅を通じて成長していく物語ですが、“ロードトリップ”はあなたの中のフィアット愛を育む旅になることでしょう。早く日本で愛車に乗りたい! そんな気持ちを抑えられないかもしれません。 マニュアルトランスミッションを搭載した500の限定モデル「500 Manuale Rossa(マヌアーレ ロッサ)」はコチラ  text・photo: 小野光陽 […]

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新しさの奥に“深み”を感じる 新型「500X」試乗インプレッション

─「これ見よがしではなく、ありきたりでもない。絶妙なセンスを見る人に感じさせるクルマだと思いますね」 500Xのスタイリングについてそう語るのは、さまざまな自動車専門誌や一般誌に寄稿するエディター/ライターの塩見 智氏。昨今、存在感を誇示するかのような強面のクルマが増えているなか、やわらかな表情でさりげなく存在感を漂わす500Xのデザインには、とても好感が持てるとのこと。 「フロントマスクは誰もがひと目見て、かわいいなと感じると思います。ファニーフェイスだけど甘すぎない。誰が乗っても満足できるユニバーサルなデザインだと思いますね」と、500Xの印象を話してくれました。 しっかりしたつくりで安心感がある ─デザインのほかに500Xならではの特徴は、どういったところにあると感じますか? 「フィアットとともに歴史を歩んできたチンクエチェントのイメージを踏襲しながら、新しい特徴をうまく盛り込んだパッケージングにも“らしさ”が現れていると思いますね。それほど大きなクルマには見えないのに、乗り込んでみると想像するよりずっと広い。また運転席の目線はちょっと高めなので、周囲の交通環境が見渡しやすく、運転しやすいんですよ」 なるほど、チンクエチェントと差別化された部分が新たな個性を生み出している感じですね。乗り心地はどうですか? 「500Xって、クルマの骨格をなす新設計のプラットフォームによって、つくりが非常にがっちりした印象ですね。そのおかげで、運転しているときに、しっかりした感じとか硬い殻に守られているような安心感がありますね。あとは、乗り心地。段差などを乗り越えてもサスペンションがうまく衝撃を吸収してくれます。車体が揺すられることなく、快適に移動できる点は500Xの特徴として挙げておきたいですね」 「あとは改良を受け、装備や性能面にますます磨きがかかったことも注目ですね。ヘッドライトがLED式に進化したほか、500X Crossにはフロントパーキングセンサーが採用されました。装備はもともと充実していて、車間距離を一定に保ちながら前走車に追従できるアダプティブ クルーズ コントロール(ACC)や、後退時にモニターを通じて後方確認ができるリアビューモニターを備えているあたりは、長距離を走る人はもちろん、ファミリーカーとして選ばれることも多いSUVとして好ましい点だと思います」 心を熱くさせる一面も ─実際に走らせた感覚はどうですか? 「すごく軽やかに回るエンジンだと感じました。このエンジン“FireFly”(ホタル)という呼称が与えられていますが、いつのまにか行きたいところにたどり着いているような感覚は、まさにホタルみたいだと感じました。とても元気よく走ってくれます。あとパドルシフトを装備しているので、エンジンブレーキや、ギアを下げてダッシュも決められます。加速力は想像したより力強いと感じましたね。あと振動が少ないことも印象的でした。交差点でアイドリングストップして再び走り出す時も、エンジンの始動が非常にスムーズで、運転している人しかエンジンが停止していたことに気づかないんじゃないかと思うほどでした」 ─なるほど、走りも洗練された印象ですね。では最後に全体をまとめた印象をお願いします。 「今日一日乗って思ったのは、フィアットって120年の歴史を持っているカーブランドで、500シリーズはそのなかでも、もっとも長く親しまれてきたクルマ。そのテイストを踏襲した500Xの走りには、長年のクルマづくりのなせる“深み”を感じました。乗り心地というのは、ボディのつくりと足回り、シートのデキなどがぜんぶ合わさって快適に感じるものですが、500Xはそのハーモニーが取れていて、柔らかすぎず、硬すぎずでイイ感じでした。エンジンは振動が少なく、静かである一方、心を熱くさせるものも備えていて、運転の仕方次第で性格を変える奥深さを見ることができました。かわいいだけではなく、心を打つようなツボが随所に散りばめられているあたりに魅力を感じました」 チンクエチェントから受け継ぐべきところを受け継ぎつつ、SUVとして求められる機能や乗り心地も備えている新型500X。コンパクトななかにも個性が凝縮されているところに、フィアットらしさが感じられます。 【新型『500X』試乗キャンペーン】6/18(火)まで、全国のディーラーにて新型500Xを試乗いただけます。さらに、抽選で50名様に話題のVRカメラをプレゼント!今すぐ試乗のご予約!試乗キャンペーンの詳細はコチラ 新型『500X』の詳細はコチラ 写真 郡 大二郎   […]

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免許取得が楽しくなる、いまどきのおしゃれ教習所を覗いてみた

さて、そろそろ自動車免許取得の最盛期。教習所を卒業したら、どこかにドライブに行こうとか、運転って難しいのかなぁとか、期待や不安を感じている人も多いのでは? 特にはじめての免許取得は誰もが緊張するもの。でも最近の教習所は受講者の側に立ったサービスにより、楽しみながら免許取得を目指せるのです。そこで今回はそうしたサービスの提供に力を入れているドライビングスクールのなかから、コヤマドライビングスクール二子玉川校にご協力いただき、いまどきの自動車教習所の最前線を見せてもらいました。 充実した設備と行き届いた心遣い 都内有数のおしゃれスポット、二子玉川。東急線・二子玉川駅から徒歩7分という場所に位置するコヤマドライビングスクール二子玉川校は、駅から歩いて通える立地がうれしいだけでなく、施設がとてもおしゃれ。カラフルな外壁が楽しそうな雰囲気を予感させてくれます。 明るい雰囲気のロビー。スタッフがやさしく迎えてくれます。 中に入ると、アートなデザインのロビーが出迎えてくれます。色使いやライティングはまるで美術館。WiFiも完備されていて、教習までの待ち時間を明るい洗練された空間でくつろいで過ごすことができます。 2階にはドリンクを飲んだり、学習したりしながら自分の時間を過ごせる空間も。また土地柄、タレントさんやVIPの方が通われることも多いようで、そうした方々が過ごす個室のVIPルームをこっそり覗かせてもらいました。 コヤマドライビングスクールでは、免許取得までの過程を快適にサポートしてくれるサービスにも力を入れています。インストラクターは全員がマナー検定の合格者。しっかりした接客マナーで対応してくれます。「また教わりたい!」と思ったときには指名が可能。 教習の予約は在校生用のWEBページから24時間いつでもできます。さらに合格率向上が望めるという脳トレ機能付きの学習システムを教習所や自宅で利用することもできます。 女性にとって(男性にも?)うれしいのは、レディースインストラクターが多数在籍していること。また検定の発表はほかの教習生の前で行わず、プライバシーが確保された別室で行うなど、心遣いが行き届いています。こうした教習生の立場にたったサービスの提供により、卒業までの道のりを強力にバックアップしてくれるのです。 「綺麗な設備でていねいに教えてもらえて満足です」 コヤマドライビングスクール二子玉川校の現役教習生に話を聞かせてもらいました。 「免許を取ったら友人と旅先を回りたい」と話してくださったTさん。 大学4年生のTさんは、「今後のために」と免許の取得を決意。設備がきれいなことと、インストラクターの数が多く、予約が取りやすいと友人の評判がよかったことからコヤマドライビングスクールを選んだそうです。インストラクターの方からの“最初からうまくできなくていいんだよ”という言葉が励みとなり、当初感じていた緊張が溶けて、今は路上教習を楽しんで学んでいるそうです。 「旅行が好きなので、免許を取ったら旅先でレンタカーを借りるなどして色々なところを巡りたいですね。クルマのことは詳しくないですが、イタリアのクルマって、おしゃれだなと思います。もし、クルマを買うなら、人とかぶらないおしゃれなクルマに乗りたいですね!」と期待を話してくれました。 目黒から通われているSさん。免許を取得したら「クルマでスノボに行きたい」と計画中。 値段がリーズナブルで、サービスも良かったのでコヤマドライビングスクールでの受講を決めたというSさん。ラウンジが広く、早く着いてもゆっくりできるところが気に入っているそうです。インストラクターの教え方にもご満足の様子。免許取得の一番の目的は就活のため。また、ドライブに行ったとき、友人と運転を代わってあげたいと考えているそうです。 「いまは目黒に住んでいて交通の便がいいこともあるので、クルマ購入までは現実的に考えられないですが、他の街に住む時にはクルマを欲しいと思っています。ゆくゆくは結婚もしたいですし」と将来の展望を話してくれました。 コヤマドライビングスクールでは、心地よく学べる環境づくりに力を入れているだけあり、お話をうかがった教習生の方々も快適に受講し、その先に広がるカーライフに夢を膨らませている様子でした。 いまやクルマは購入しなくても保有できる時代。フィアットでは、クルマにかかる費用を諸々含めて毎月定額でリースできる「パケットFIAT」というカーリースプランを提供しています。例えば、人気の「500(チンクエチェント)」も、税金や点検・整備費をまるっと含めて月々3万円から乗ることができます。 このパケットFIATでは、2019年3月31日(日)までの期間中、免許交付日から1年未満の契約者の方に、10万円をキャッシュバックするキャンペーンを実施中。免許を取得し、カーオーナーを目指す方を応援しています。 詳しくはコチラ 取材協力 コヤマドライビングスクール二子玉川校〒158-0094東京都世田谷区玉川3-43-1TEL. 03-3709-2551 […]

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限定車『500S Manuale』を徹底解剖!

取材・文 九島辰也 都心の小道もノーストレス!走りの楽しさが味わえるチンクエチェント フィアット500、通称チンクエチェントは不思議なクルマだ。これだけ小さく、可愛らしいのにも関わらず、老若男女問わず愛されている。ミラノやトリノといったお膝元を一時間も散歩すればよくわかる。真っ赤なボディにキャメルのソフトトップをつけた女性ドライバーもいれば、ダーク系のカラーをビシッとキメた紳士の姿も目にする。もちろん、それはパリのような大都会や地中海側のリゾートでも一緒。若い人たちだけでなくリタイア後のご夫婦の足にも使われているようだ そしてそれは海を越えた日本でも同じ。fiat magazine CIAO! にもいろいろなタイプのチンクエチェントオーナーが登場している。というか、かくゆう私もその一人。齢五十路でチンクエチェントを日々の足として使っている。都内を移動するのにストレスのないサイズと操ることを楽しませてくれる走りは、決して飽きることはない。 マヌアーレとは? さて、そんなチンクエチェントに新しい仲間が登場した。マヌアーレだ。昨年12月19日、100台の限定で2019年1月12日に発売を開始するとアナウンスされた。正式名称は『500S Manuale(チンクエチェントエス・マヌアーレ)』。マヌアーレとはマニュアルトランスミッションのことをいう。なので、当然だが2ペダルのATモード付5速シーケンシャルのデュアロジックはない。ダッシュパネルセンター下部からニョキっと生えているのは、5速のマニュアル用シフトレバーである。 と、ここでフィアット好きの方なら、「マヌアーレって前にもなかった?」とつぶやくであろう。そう、その通り。今回のマヌアーレは第二弾。第一弾は2018年6月9日に発売された。その時も100台限定で、アルペングリーン60台、イタリアブルー40台という2つのボディカラーが用意されていた。要するに今回は、「ご好評によりアンコール!」ってことになる。 イタリア車ならではのスタリッシュカラー ポンペイ グレー ではその詳細だが、ボディカラーはポンペイ グレーというメタリックの限定車専用色のみとなった。前回とは異なるカラーリングでのリリースだ。そしてボディを着飾るのはさまざまなパーツ。マヌアーレの名前が500Sとなっていることからもわかるように、“S”専用のお化粧が施される。専用のフロントバンパー、サイドスカート、リアルーフスポイラー、リアバンパー、15インチアルミホイールなどだ。また、ドアハンドルやテールゲートハンドルがサテングレー仕上げなのも見逃せない。前述したポンペイ グレーとのマッチングが絶妙。この辺のセンスの良さは、さすがイタリア車と言いたい。 インテリアを覗き込むとここもそう。黒を基調としたカラーコーディネイトは外装色との相性はバッチリ。 サイドサポートに白いラインの入ったファブリックシートのデザインもかなりいい感じだ。 それに専用色のダッシュボードとレザーのステアリングが特別感を濃くする。助手席側の赤い“500”の文字もまたいいアクセントになっている。 ツインエアエンジン×5速MTが生み出す独特のフィーリング 5速MT(マニュアルトランスミッション)のマヌアーレに組みあわされるエンジンは、インタークーラー付きターボの0.9リッター直2のマルチエアとなる。カタログモデルにある“ツインエア”と同じパワーソースだ。特徴はクルマ好きにはたまらないフィーリング。エンジンの振動、音、そこから発生するパワーが手に取るように感じられる。いってしまえば、まるでオートバイのよう。個人的に所有しているのもツインエアで、このエンジンの独特なフィーリングが気に入って購入した。シームレスな加速感と静かさを追求するイマドキの高出力型エンジンとは真逆な立ち位置といえる。 その2気筒エンジンをMTで操作して走らせるのだから、マヌアーレが楽しくないはずはない。確かに小排気量の2気筒エンジンは回転数が落ちてからの盛り返しが少々苦手だったりする(オーナーからすればそこも可愛かったりするが)。それをMTで操作し、おいしいところを自分のタイミングで引き出せるのだからこんなに便利なことはない。想像するに、野球で言うところの黄金バッテリーのような組み合わせだ。ちなみに、このツインエアエンジンとMTの組み合わせは、パンダの限定車『Panda 4×4 Italiana』(6速)でも使われている。その意味では実績は十分と言えるだろう。 マヌアーレの価格は241万円(価格は、2019年1月10日現在の全国メーカー希望小売価格(消費税込)です)。いろいろな専用パーツが付いていることを鑑みればお値打ち価格である。というか、単体でも濃い味のツインエアエンジンをMTで楽しめるのだからその価値は他とは比べられない。オンリーワンだ。   でもちょっとだけ気になるのはマヌアーレというネーミング。イタリア語勉強中の私にはわかりやすいけど、マニュアルトランスミッションそのまんま。もう少しひねってもよかったかと思う。まぁ、そこが彼らイタリア式の洒落なんだろうけど。そもそもチンクエチェントも500のイタリア語読みですからね。 500S Manualeの詳細はコチラ 【フェア開催】500S Manuale Fair “DRIVE MY S FAIR” フィアット正規ディーラーでは2019年1月12日(土)〜14日(月・祝)の3日間、FIAT  500S Manualeの誕生記念フェアを開催。みなさまのご来場を心よりお待ちしております。500S Manuale Fair “DRIVE MY S FAIR”の詳細はコチラ FIATでは現在、オーナーインタビューに出演していただけるフィアットオーナー様を募集しております。応募はコチラ […]

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夜景写真家とめぐる、イルミネーションを楽しむクリスマスドライブ【東京】

街のいたるところがロマンチックに光りきらめく12月は、大切な人を誘ってドライブデートへ。今夜の相棒は、都会のネオンに映えるスタイリッシュなクロスオーバーSUV「500X(チンクエチェントエックス)」。 夜景写真家として活躍する岩崎拓哉氏が、東京のとっておきのイルミネーションスポットをナビゲーションします。     虹色に輝くレインボーブリッジを観るなら「豊洲ぐるり公園」へ! 臨海副都心の夜景のシンボル的な存在を放つレインボーブリッジが、12月から虹色にスペシャルライトアップ! レインボーブリッジはお台場方面からの鑑賞が一般的ですが、まだあまり知られていない穴場スポットとしておすすめしたいのが2018年4月1日に全面オープンしたばかりの「豊洲ぐるり公園」。その先端部分に位置する駐車場からも、レインボーブリッジをはじめ、美しく壮大な湾岸の夜景を一望できます。園内にあるきれいなトイレもうれしいポイントです。   日の出、竹芝方面を臨むと、東京タワーもばっちり! 東京湾の夜景をひとりじめ気分。いまだけのスペシャルな夜景をたっぷりご堪能ください。   レインボーブリッジ スペシャルライトアップ ★期間 2019年1月6日(日)まで ★時間 日没~24:00(12月22〜24日、31日は日の出まで点灯) ★場所 レインボーブリッジ 公式サイト   豊洲ぐるり公園をあとに、晴海通りを銀座、丸の内へと移動します。次々と現れるビルのネオンもきれいです。 ちなみに写真のダッシュボード中央のモニターは、500Xに標準装備された「7インチタッチパネルモニター付Uconnect®」。スマートフォンを接続すれば、ハンズフリー通話、ナビゲーション、ミュージックなどをタッチパネルで使用でき、音声入力で操作することも可能です。ドライブをもっと便利に、もっと楽しく演出する、一度体感したら戻れなくなるほど快適な新進システムです。     冬のヨーロッパの街並みを彷彿させる「丸の内イルミネーション」 丸の内エリアをロマンチックに彩る冬の風物詩といえば、今年で17年目を迎える「丸の内イルミネーション」。 約1.2kmにおよぶ丸の内仲通りの200本をこえる街路樹がシャンパンゴールドのLED約100万球で彩られ、あたたかみのある光の粒に包み込まれるような感覚に。石畳が美しく照らされた街路を500Xで駆け抜けると、まるでヨーロッパの路地に迷い込んだよう。   丸の内仲通りの一部は21時まで歩行者専用のため通り抜けできませんのでご注意を。ドライブでイルミネーションを楽しみたい方は21時以降がおすすめです。   丸の内イルミネーション2018 ★期間 2019年2月17日(日)まで ★時間 17:30~23:00(12月は17:00~24:00) ★場所 丸の内仲通り、東京駅周辺、大手町仲通り 公式サイト     六本木のクリスマスムードを高める「けやき坂イルミネーション」 丸の内から500Xを走らせること約15分、クリスマスモード全開の六本木ヒルズに面した六本木けやき坂通りへ。約400mのけやき坂に灯る白色と青色の約70万球のLEDは、丸の内のあたたかなイルミネーションとはがらりと印象が変わってクールで幻想的なおもむき。坂を下った先には、東京タワーが雄大に輝きます。   けやき坂イルミネーションは2003年にスタートし、15周年を迎える今年のテーマは「LIVE Veil」。3分に1回、ドラマティックに変化する光のベールは「Waving Veil」「Breathing Veil」「Brightening Veil」の3種類。駆け抜けるたび、さまざまな光の表情が楽しめます。 近隣の六本木ヒルズ内でも個性豊かなイルミネーションが展開されているので、レストランでのお食事がてらチェックしてみるのもおすすめです。   けやき坂イルミネーション ★期間 2018年12月25日(火)まで ★時間 […]

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大人のドライブデートにおすすめ! 秋の逗子&葉山へ

秋が深まり、ドライブが心地よいシーズンは大切な人を誘ってドライブデートへ。これからの季節におすすめしたいのが、東京都23区内から約1時間で着く神奈川県・逗子〜葉山エリア。海岸線を走ったり、眺めの良いレストランで地元の食材を味わったり、アート鑑賞したり…。夏のにぎわいが少し落ち着いた逗子〜葉山エリアは、大人のデートにぴったりです。 まずは街中をドライブがてら探険してみましょう。コンパクトなボディの500なら見慣れない街中も狭い道路もスイスイ。小さな雑貨店に出会ったり、隠れ家のようなパン屋さんに遭遇したり…思いがけない出会いがありそうです。     海を望むレストラン「ラ・マーレ」でとっておきのランチ デートの決め手のひとつがおいしいランチ。「ラ・マーレ」は葉山の海に浮かぶように建てられたレストラン。とれたての地元の魚介類や三浦野菜をたっぷりと使った創作料理を提供しています。   海を望むロケーションもごちそうのひとつ。「気軽に」「楽しく」をコンセプトにアラカルトメニューを中心に揃え、アットホームな雰囲気のなか肩肘張らずに地元の食材を使った料理を堪能できます。お店の目の前には専用駐車場も完備。地元でも言わずと知れた人気店なので、予約しておくのがベストです。   レストラン「ラ・マーレ」 神奈川県三浦郡葉山町堀内24-2 TEL:046-875-6683 営業時間:ランチ午前11時30分〜午後2時30分(ラストオーダー)/ディナー午後5時30分〜9時(ラストオーダー) 定休:月曜日(祝日の場合は翌平日が休業) http://lamaree.chaya.co.jp/     葉山の美術館でアート鑑賞&ティータイム 食後にしばらく車を走らせて立ち寄りたいのが「神奈川県立近代美術館」。2003年にオープンした葉山館は、海岸沿いに位置する珍しいロケーションも話題性があり、モダンな建物の佇まいも魅力です。広々とした駐車スペースもドライブデートにはうれしいポイント。   敷地内にある庭園スペースは入場無料。緑があふれ、ところどころにアート作品も展示。ぶらりとお散歩するのに最適です。   美術館にはレストラン・カフェも併設。全面ガラス張りの窓からは一色海岸を望むことができ、美術鑑賞の後のほっとひと息にぴったり。   神奈川県立近代美術館 葉山 〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 電話:046-875-2800(代表) 開館時間:午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで) 休館:月曜日(祝日の場合は開館) http://www.moma.pref.kanagawa.jp     デートの締めくくりは、森戸海岸に立ち寄って ドライブデートの帰り際は、浜辺をゆるりと散策して海の街ならではの楽しみを。森戸海岸は国道134号沿いに位置しているので、車なら好アクセス。近くにコインパーキングもあるので気軽に立ち寄れます。波がおだやかで落ち着きのある雰囲気も魅力。富士山や伊豆半島が望めるとともに、秋冬シーズンは美しい夕日を楽しめます。   爽やかな気候に、ますますお出かけが楽しくなる秋。都会の喧騒からちょっと離れ、大人のドライブデートに出かけてみませんか?     今回のドライブコースはこちら   ※掲載されている内容は2018年9月28日現在の情報となります。詳しくは各レストラン・施設にお問い合わせください。 […]

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DJ AMIGAが選曲! FIAT 500で聴きたいSpotifyプレイリスト20曲

スマートフォンをFIAT 500の車載モニターにつなげるだけで、ドライブミュージックがもっと自由に楽しめる! 2018年秋から500に、Apple CarPlay(*1)およびAndroid Auto(*2)対応の 「7インチタッチパネルモニター付Uconnect®」が搭載されます。そこで、Apple CarPlayおよびAndroid Autoで再生できるデジタル音楽配信サービス「Spotify」に、FIATのアカウントを開設。500をイメージしたプレイリストをDJ AMIGAさんに選曲していただきました。 *1 Apple CarPlay は、米国およびその他の国で登録された Apple Inc. の商標です。 *2 Android Auto は、Google Inc. の商標です。   FIAT 500 Driving Music 2018 | Selected By DJ AMIGA  今回の20曲のセレクトについて、DJ AMIGAさんにメッセージをいただきました。 「FIAT 500は、アーバンとスポーティーを絶妙に行き来しているところが他にはない魅力だと思います。500の持つ軽快さと心地よさを体感できるような、軽やかなグルーブの選曲を心がけました。森の中でも海の横でも、首都高でも、渋滞中でも(笑)。 さまざまなシーンのドライブのお供になれば嬉しいです」 行楽の秋、軽快な音楽とともにFIAT 500でのドライブをエンジョイしよう!   スマホやタブレットで楽しむ、 Spotifyアプリのダウンロードはこちら App Store Google Play     心躍るドライブのスタート。DJ AMIGAが選曲を解説 01『Ease Up  ft. Josh […]

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