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『500e』で行く!旅する八百屋が『Micotoya House』で新たにつなぐ“畑と食卓の間”

高校の同級生だった鈴木鉄平(すずき・てっぺい)さんと山代徹(やましろ・とおる)さんが、地元・横浜市青葉区にある自宅のひと間を改装し、2010年からスタートした“旅する八百屋”こと『青果ミコト屋』。キャンピングカーで地道に全国の産地を巡りながら、個人向けの定期宅配、飲食店への卸し、ケータリングやイベント出店など自由なスタイルで活動しながら、自然栽培の野菜の魅力を伝えてきました。 そんな『青果ミコト屋』が創業10年を迎える2021年に、八百屋とアイスクリームショップ『KIKI NATURAL ICECREAM』を併設した初の実店舗『Micotoya House(ミコトヤ ハウス)』を青葉区でオープン! そこで今回は、サステナブルな取り組みをしているショップを訪れる企画として、コンパクトで街乗りにぴったりな電気自動車『500e(チンクエチェントイー)』で『Micotoya House』へ向かい、代表の鈴木さんにお話を伺いました。   ▲『500e ICON(チンクエチェントイー アイコン)』   “三方よし”の関係で、野菜への愛着とストーリーが生まれる家 商業施設や店舗が立ち並ぶ、東急田園都市線沿いのベッドタウン・青葉台。その中心部からしばらく『500e(チンクエチェントイー)』を走らせると、先ほどまでの喧騒とは一転、のどかな風景が広がり始めました。そして大通りからひとつ裏の道に入り、ちょっと進んだ先に現れたのは、緑に包まれた煉瓦造りの建物。ここが“旅する八百屋”こと『青果ミコト屋』が2021年にオープンした初の実店舗であり、八百屋兼アイスクリームショップの『Micotoya House(ミコトヤ ハウス)』です。   ▲Micotoya House   ──『青果ミコト屋』は活動開始から10年を経て、昨年新たに『Micotoya House』をオープンしましたが、鈴木さんが実店舗を持とうと思ったのはなぜですか?   僕たちが“旅する八百屋”としてこれまで拠点を持たなかった一番の理由は、やっぱり旅がしづらくなると思っていたからなんですね。それでひとつの場所に留まらない自由なスタイルで10年続けて来たんですが、いろんな産地へ訪れると、みんなその土地に意味を見出して、そこで根付いたものを生かして表現している人たちにいっぱい出会いました。そこからひとつの場所に根付いて良さを表現していくことも、すごく素敵でうらやましいなと思い始めたんです。   ▲青果ミコト屋代表・鈴木鉄平さん   ──それで鈴木さんの地元である青葉区で店を開こうと思ったんですね。   はい。そういうのって田舎の自然豊かな土地だからできることかなとも思っていたけど、ここ(青葉区)の良さもあるはずと思いました。そこら中に山や川があるような環境じゃないけど、少しクルマを走らせたら意外と畑や田んぼがあって、さらに人口が多いので情報は行き交いやすいし、お店をやることでいろんな人たちがここに集まってくれるんじゃないかなと。実際にお店をオープンしてからは、今まで僕らが旅して出会ってきた農家さんたちが遊びに来てくれることもあります。前より旅はしづらくなったけど、会いたい人にはちゃんと会えているし、元々そういう場所にできたらいいなと思って、店名に“House”を入れたんですね。僕たちの家にみんなが気軽に立ち寄って、またそこから次の場所に行く──いろいろなものが交わる場所が作りたいなと思ったんです。     ──『Micotoya House』で販売しているものや、その売り方の特徴を教えてください。     まず、スーパーの野菜とかがそうですが、プラスチックで個包装して販売していることが多いですよね。ただしあのプラスチックは使い捨てで、自然に還ることのない素材です。僕たちは自然栽培の野菜を扱っていて、それはやっぱり未来の環境のことを思って選んでいるわけですが、その野菜を売るためにプラスチックを使うのはやっぱり矛盾しますよね。なので『Micotoya House』では野菜のおくるみとしてオーガニックコットンのガーゼを湿らせて包んだり、水を張ってそこに野菜を入れたり、買った野菜は新聞紙に包んだりして、プラスチックフリーの売り場を作りました。     あと野菜ってライフスタイルや家族形態によって食べる量は変わりますが、大体は1袋いくらで売ってますよね。それも食べ切れずに野菜をダメにしてしまう理由になるし、「これ食べたいけど多いからやめよう」と思ってしまう理由にもなるので、うちでは量り売りにしています。それもゼロウェイスト(=可能な限り廃棄物を減らそうとする活動のこと)の観点からですが、あとは野菜を自分たちで選んで量って買うと、野菜の100グラムの感覚がわかったり、野菜への愛着が湧いてきたりするんですよね。実際、お客さんと話していると大事に食べてくれているのが伝わってきます。   ──加えて、併設しているアイスクリームショップ『KIKI NATURAL ICECREAM(キキ ナチュラル アイスクリーム)』が話題を呼んでいますが、なぜアイスクリームのお店をやろうと思ったんですか?     これまでの個人宅配や卸しは事前にわかる必要な分だけを注文する形だったんですけど、やっぱりお店を構える場合は、ある程度の野菜の量が必要になります。ただし、ロスを出したくないという想いでずっと同じスタイルでやってきたので、そのためにどうすればいいのかを考えました。 僕たちは農家さんを直接訪ねてコミュニケーションを取って、自分たちが“惚れた”野菜を仕入れているんですけど、実際に畑の現場に行くと、美味しく食べられるのにいろいろな理由で廃棄されてしまう野菜がけっこうあって。そのため、そういう野菜を農家さんから買い取って、店で売れ残った野菜も含めてアイスクリームの材料として使っています。それによって野菜にまつわるいろいろなストーリーをお客さんに伝えられるし、農家さんにとっては廃棄してしまうものがお金に変えられたら経営としてもいいので、そういう“三方よし”の関係が作れたらなと思って始めました。   ──アイスクリームができる工程が、『ミコト屋』のスタイルからブレてないですよね。   […]

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フィアットが手がけた電気自動車500eを駆って青山のイタリアLINA STORESへ

2021年7月、東京・表参道に『リナストアズ表参道レストラン&デリカテッセン』がオープンしました。こちらは、ロンドンで絶大な人気を誇る『LINA STORES(リナストアズ)』の海外進出1号店。ロンドン在住のイタリア人たちが愛してやまない、オーセンティックなパスタが東京でも食べられるようになったのです!併設するデリカッセンも見逃せません。色とりどりのデリを眺めていると、瞬く間にイタリアに誘われることでしょう。そんな、パスポートがなくても行くことができる、美味しい“イタリア”に、コンパクトで街乗りにもピッタリな『500e』で繰り出してみませんか。   ▲『500e ICON(チンクエチェントイー アイコン)』   ▲天井がガラスルーフになっている『500e ICON』は、解放的な気分で街中ドライブを楽しめます!   なぜ『リナストアズ』海外進出1号店が日本に? 『LINA STORES(リナストアズ)』は、1944 年ロンドン・ソーホー地区で創業し、現在、ロンドンで5店舗を構えるレストラン&イタリアンデリカテッセン(食料品店)です。『リナストアズ表参道 レストラン&デリカテッセン』(以下、『リナストアズ表参道』)は、そんなロンドンのフードシーンに欠かせない存在である『リナストアズ』の初の海外旗艦店としてオープンしました。   ▲リナストアズ表参道 レストラン&デリカテッセン   『リナストアズ』の歴史は、イタリア・ジェノバ出身のリナさんが、自宅で作っていたフレッシュパスタを販売し始めたことにスタートします。懐かしい故郷の味に、当時、ロンドンで暮らしていたイタリア人たちは歓喜したと言います。ちなみに『リナストアズ』という店名は、お察しのとおり、“リナの店”というところから来ています。でも、ちょっとおかしくありません?正確には、“リナズ(Lina’s)ストア”となるはずです。これは、リナさんが、当時、あまり英語が得意ではなかったことによる間違いなのだとか。そして、その間違った英語は瞬く間に、ロンドンにおける“美味しい”の代名詞となり、2018年にはデリカテッセンの隣にレストランをオープンし現在に至っています。   ▲1944年創業『リナストアズ ブリュワーストリート店』   『リナストアズ表参道』も、そのフィロソフィーを引き継いでいます。外観にも内観にもシグニチャーカラーであるピスタチオグリーンがたっぷりと使われ、どんなお店か知らずに通りかかっても、きっと立ち止まってしまうことでしょう。でも、なぜ最初の海外店舗を東京に出したのでしょうか? 「オーナーが大の日本好きで、海外に店舗を出すならまずは日本にと、決めていたと聞いています。日本人もパスタが大好きですからね」 そう語るのは、ブランド開発ディレクターのアントニー・ステットレーさん。日本在住歴16年というステットレーさんは流暢な日本語で教えてくれました。   ▲ブランド開発ディレクターのアントニー・ステットレーさん   『リナストアズ表参道』は面積約300㎡。店内に86席、テラスに20席を設け、テラス席では愛犬とともに食事が楽しめます。レストランとデリカテッセンを併設したスタイルは、ロンドンで最大の店舗であるキングスクロス店をモデルにしているのだとか。店内にはオープンシアター型のキッチンがあり、店内からパスタの製造行程を見ることができる、ガラス張りのパスタ工房が隣接しています。     『リナストアズ』のフレッシュパスタへのこだわり 開業当初から販売しているフレッシュパスタをはじめ、同店で提供するメニューの材料は、卵などの生もの以外はイタリアから取り寄せたものを使い、ロンドン本店のレシピを元に作られています。デリカッセンは、自慢のフレッシュパスタやデリ、ドルチェ(デザート)、厳選されたチーズ、コーヒーなどが見目麗しく並ぶ、まるでイタリアの食の博覧会。トレードマークのピスタチオグリーンとホワイトのストライプを使った、ポップなオリジナルグッズにも心が踊ります。       フレッシュパスタは、イタリア製のパスタマシンとイタリア産の小麦粉やセモリナ粉を使用。オープンキッチンに隣接するパスタ工房で、毎日、約10種類のフレッシュパスタを作っています。     75年以上もの間、愛されてきた『リナストアズ』のフレッシュパスタへのこだわりには、並々ならないものがあります。それぞれのパスタに用意されるソースは、それぞれのパスタがいちばん引き立つソースを使いたいという意図から1種類のみ。同じソースを別のパスタに使うことはありません。   『リナストアズ表参道』の人気メニュー3品をご紹介! ステットレーさんが、表参道の店舗でも「約2割の方が注文します」と紹介してくれたのが『フレッシュトリュフのバターソース タリオリーニ』。3ミリのタリオリーニに、トリュフバターとトリュフのピューレで作ったソースをからませ、チーズ(パルミジャーノ・レッジャーノ)と、トリュフをスライスしてトッピングしたもので、ロンドンでも圧倒的な支持を誇っているといいます。黒トリュフの芳醇な香りをたっぷりと吸い込みながら、口に含むと、もちもちのパスタと、バターとトリュフが織りなす口福が渾然一体となって押し寄せてきます。これはたまりません。「全種類のパスタを制覇したい」と言いながら、毎回、オーダーする人もいるとか。……とてもよくわかります。   ▲『フレッシュトリュフのバターソース タリオリーニ』¥2,000(税込)   アンティパスト(前菜)も充実しています。ステットレーさんに、おすすめのアンティパストをお願いしたところ「創業当時から出している人気メニューです」と、真っ先にピックアップしてくれたのは『イタリア風茄子のコロッケ』でした。蒸した茄子を保温したまま寝かせて水分を抜いたあと、ニンニクやチーズなどと和えて揚げたものです。クリーミーな味わいは癖になること請け合いです。イタリア全土から取り入れたワインやカクテルを合わせたいところですが、ノンアルコールカクテルも取り揃えているので、クルマで訪れてもきっと楽しい時間が過ごせることでしょう。   ▲『イタリア風茄子のコロッケ』¥800(税込)   シシリアを代表する揚げ菓子『シシリア名物 カンノーロ(ピスタチオとチョコレート)』もこだわりのメニュー。シェル(生地)は毎日、店内で焼き上げていると言います。さくさく感を味わってほしいとの思いから、甘いリコッタクリームは注文が入ってから詰め込み、さらに、両端にチョコレートチップと、ピスタチオをたっぷりトッピングしています。   ▲『シシリア名物 カンノーロ(ピスタチオとチョコレート)』¥680(税込) […]

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500eの試乗も!フィアット参加の『e-Mobility WORLD 2022』イベントレポート

一般社団法人e-Mobility協会とCCC (カルチュア・コンビニエンス・クラブ)が主宰する『湘南博』との共催イベントとして、5月28日(土)〜29日(日)の2日間にわたり、湘南T-SITEで開催された『e-Mobility WORLD 2022~湘南発e-Mobilityのある暮らし』。“湘南発 地球を考える”をテーマに掲げる本イベント会場には、今年4月に日本での発売が発表された『500e(チンクエチェントイー)』を始め、4輪〜小型モビリティまで、あらゆるサステナブルな最新モビリティが勢ぞろいしました! 試乗イベントやeモビリティ関連サービスの展示、モータージャーナリストによるトークショーなど、e-Mobilityのある暮らしがもっと身近になるコンテンツ盛りだくさんのイベントの様子を『500e』試乗に参加された方々の声とカーライフジャーナリスト・まるも亜希子さんのインタビューとともにレポートします。   最新モビリティが湘南T-SITEに集結     SDGs、エシカル、エコ、オーガニックといった環境に配慮した暮らしを、古くから自然と人とが密に接してきた湘南エリアから発信するべく、約40日間にわたり開催される『湘南博』。美容・食・暮らしなど、さまざまな切り口からサステナブルな行動へのきっかけをつなぎ、地球の未来を考えるイベントです。 その一環として、今回5月28日(土)〜29日(日)に開催された『e-Mobility WORLD 2022』では、国内外のおよそ14メーカーの最新モビリティが集結した車両展示をはじめ『500e(チンクエチェントイー)』を含む最新型の電動車や電動二輪、電動アシスト自転車、小型eモビリティの試乗会を実施。また、各メーカー広報担当者が会場にて展示・試乗を実施しているeモビリティについて解説する『e-Mobilityプレゼンテーション』、モータージャーナリストによるトークショーなど、電気を動力としたeモビリティを通じて、地球環境にやさしいライフスタイルを提案するさまざまなコンテンツが実施されました。     湘南ドライブを楽しむ『500e』試乗体験 eモビリティに関心を寄せる多くの来場者で賑わった本イベント。なかでも特に注目を集めていたのが車両試乗会。最新モビリティを直に体感できる貴重な機会ということもあり、たくさんの希望者が予約受付ブースに向かっていました。 様々な電動車・電動二輪・電動アシスト自転車がラインナップされた試乗エリアでひときわ注目を浴びていた『500e』。午前の時点で試乗予約がいっぱいになったというところからも、人気の高さが伺えます。   ▲『500e ICON』(左)/『500e POP』(右)   洗練された佇まいと走りで人々の心を強く惹きつけ続けてきた歴代の『500(チンクエチェント)』。その遺伝子を受け継ぎ、サステナブルな社会の実現が求められる現代においてフィアットが新たに導き出した解答、それが『500e』です。パワフルな走りとエコロジーを両立したテクノロジーが、新たなる時代にピッタリの快適なドライブを実現しました。 また『500』の個性を取り入れつつ上質かつ快適な空間に仕上げられたインテリアも大きな魅力。POPのファブリックシートには海から回収した廃プラスチックを使用した特殊なポリエステル(SEAQUAL™)が編み込まれており、リサイクル素材を活用しながらも先進的なデザインを実現するイタリアのものづくりが随所に息づいています。   走りもデザインもスタイリッシュで現代的な『500e』。お天気に恵まれたこの日、約30分間の湘南ドライブを体験した試乗参加者のうち3組の方々に、その感想を伺いました。   「電気自動車の展示と聞いて、興味があったので来ました。『500e』の存在はニュースメディアなどで知っていて、今日はたまたま試乗の枠が空いていたので、気軽に乗れる良い機会だなと思って申し込みました。『500e』は小回りも効きましたし、運転しやすかったですね。インテリアもイタリアらしくて良かったです(渡海さま)」 「もともと新しい『500』のキャラクターとして気になっていたので、今日はぜひ『500e』に試乗してみたいと思って来ました。ソフトトップを開けて走ってみたんですけど、すごく気持ち良かったです。とにかく楽しくて、乗り出しで欲しくなっちゃいました。インテリアも上質で、これならコンパクトカーでも十分満足だなと感じました(山中さま)」   ▲山中さま   「テレビで『500e』が取り上げられていたのを見て、せっかく試乗できるならと思い、会場を訪れました。『500e』は乗り心地もいいし加速もスムーズで、すごくいい印象を受けました。今は遠方へ移動することも多いのですが、歳を重ねて日常生活の範囲内で移動がおさまるライフスタイルを送るようになったら、選択肢として十分アリだと思います(石井さま)」   “e-Mobilityのある暮らし”が描く豊かな未来     イベント2日目の午後に開催されたトークイベントでは、ゲストにピーター・ライオンさん(一般社団法人e-Mobility協会理事/モータージャーナリスト)、河西啓介さん(モータージャーナリスト)、まるも亜希子さん(カーライフジャーナリスト)を招き、“e-Mobilityのある暮らし”と題してお三方が知見を基にeモビリティの将来について語り合うトークセッションが行われました。   ▲モータージャーナリスト ピーター・ライオンさん   ▲モータージャーナリスト 河西啓介さん   海外と比べて、まだまだ日本では普及の途上段階にあるeモビリティ。トークショーでは、サステナブルの観点と併せて電気代の定額化が家計にもたらす好影響や日常生活におけるeモビリティの実用性、距離や目的に応じた乗り分けの可能性についてなど積極的に意見が交わされ、来場者の方々にとってeモビリティに対する新たな視点をもたらす有意義な空間となっていました。   そして今回は、ゲストとして登壇したカーライフジャーナリスト・まるも亜希子さんに、本イベントに出展された『500e』の魅力についてお話を伺いました。   ――トークショーでは電気自動車に対する課題とともにポジティブなお話も挙がりましたが、日本におけるeモビリティの現状をまるもさんはどう見ていらっしゃいますか?   ▲カーライフジャーナリスト まるも亜希子さん […]

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テクノロジー×体験価値が熱狂的なファンを生む『CRISP SALAD WORKS』とは?

『500(チンクエチェント)』初の電気自動車として話題を呼ぶ『500e(チンクエチェントイー)』の発売に合わせて、最新テクノロジーを取り入れている企業やショップにフィーチャーした企画をお届け!今回登場するのは、モバイルオーダーアプリを活用し、一人ひとりに合わせたサラダ体験をお届けする『CRISP SALAD WORKS(クリスプ・サラダワークス)』。ブランドのコンセプトやサービスの特徴、テクノロジーと外食産業の関係、そして“CREATE RAVING FANS(熱狂的なファンをつくる)”というメッセージに込められた想いとは?   “GOOD”ではなく“GREAT”。ミッションは、熱狂的なファンをつくること 現在、都内を中心に19店舗を展開している『CRISP SALAD WORKS(クリスプ・サラダワークス)』。今回は2014年にオープンした麻布十番にある『CRISP SALAD WORKS』1号店で、店舗を統括するCRO(チーフ・レストラン・オフィサー)の細田淑樹(ほそだよしき)さんにインタビュー。シンプルでスタイリッシュな内装の店内で、まずはブランドの成り立ち、コンセプト、サービスなどを伺いました。   ▲CRISP SALAD WORKS 麻布十番店   –『CRISP SALAD WORKS』はどのようにして誕生したのですか?   まず、代表の宮野浩史が『CRISP SALAD WORKS』を立ち上げたのは2014年。僕は元々商社で働いていたのですが、あるとき代表に出会ってそのビジョンやビジネスプランに共感し、約2年前にジョインしました。成り立ちで言うと、代表はアメリカに元々住んでいたことがあって、当時からアメリカの食文化の中で一般的だった“お腹いっぱい食べられるサラダボウル”が日本にはなかったことが、店を作ろうと思ったそもそもの動機とのこと。また、自分が好きで良いと思えるもので、なおかつアメリカにあって日本にないものを考えたときに、サラダという発想にたどり着いたようです。   –たしかに日本では、サラダは“副食”のイメージが強いですね。   はい。お腹いっぱいになる主食としてのサラダは、ようやく最近になって少しずつ認知されてきましたが、オープンした8年前はサラダに1000円も払うのは一般的ではなかったですね。   ▲CRO(チーフ・レストラン・オフィサー)の細田淑樹さん   –『CRISP SALAD WORKS』のコンセプトやサービスの特徴は?   まず会社がミッションとして掲げているのは、“熱狂的なファンをつくる”こと。ファンによって成り立つ世界を重視していまして「“GOOD”ではなく、“GREAT”でなければいけない」ということを代表は常々言っています。あと熱狂的なファンをつくるには3つの工程があり、それは“自分がやりたいことを決める”“相手をよく知る”“相手の思うひとつ上の要求を実行する”こと。それで言うと私たちの店はサラダ以外のメニューがないですし、モバイルオーダーシステムは便利さというよりも、お客様のことを知ってワンランク上のサービスを提供することが目的です。加えてブランドとしては“サラダとちょっとした心の交流”というメッセージも発信していて、美味しいサラダを食べられることはもちろん、“心がほっとするような瞬間”をつくれるブランドを目指しています。   –実際に利用するときは、どのようにオーダーしたらいいですか?   『CRISP APP』というモバイルオーダーシステムアプリや公式HPで、注文から決済まで行うことが可能です。また、店舗に来店して『CRISP KIOSK』と呼ばれる店頭のセルフレジ端末からもオーダーすることができます。   ▲CRISP APP   ▲セルフレジ端末『CRISP KIOSK』   –ビギナーの方に向けて、おすすめの利用方法はありますか?   まだ一度も利用したことがない方は『CRISP KIOSK』での注文もけっこう楽しいので、ぜひ最初は店舗に来て体験していただくのがおすすめです。ただ初めてでわかりにくい場合は、“パートナーと一緒につくる”というボタンから注文してみてください。サラダに詳しいパートナー(店員さん)に相談しながら、注文体験をしていただけます。そしてもし気に入ってアプリから注文していただけると、利用回数に応じてランクが上がり、感謝の気持ちを込めてオリジナルグッズなどをプレゼントしています。また利用回数が100回を超えると“アンバサダー”として、お店にネーム入りのプレートを飾るといった取り組みもしています。   […]

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インテリアのプロが紐解く、500eの内装デザインのロジック

この春、フィアットを代表するコンパクトカー『500(チンクエチェント)』のEVモデル『500e(チンクエチェントイー)』が日本で発表されました。新たなボディを採用し、わずかにサイズアップしたものの、かわいらしさが特徴的な外観イメージは『500』そのまま。一方でインテリアデザインは大きく様変わりしました。 今回は、昨年のインテリア特集で『500』の内装についてうかがった、デザインスタジオ『THE TRIANGLE.JP』の大田昌司(おおたまさし)さんを再びお招きし、インテリアデザイナーの視点から『500e』の魅力を語っていただきました。   『500e』のハンドルは『Nuova 500』の形!? –今回大田さんには、3種のモデルが用意されている『500e(チンクエチェントイー)』の中から、電動でソフトトップが開閉する『500e OPEN(チンクエチェントイー オープン)』を見ていただきました。屋根を全開にし、解放感に満ちた運転席に座った大田さんは、インテリアが一新されても『500(チンクエチェント)』らしさにこだわったデザインの要点を発見したと言います。   ▲大田昌司さんと『500e OPEN』   大田さん:『500e』のインテリアデザインは、既存の『500』と異なるシンプルなものになっていますね。工業製品におけるシンプルさは機能美と形状美の追求ですので、現代的な家具設計で有名なイタリアのデザイナー、ピエロ・リッソーニのポリシーである“本質的でシンプル”が、この『500e』にも当てはまるのではないでしょうか。   ▲『500e OPEN』の内装   シンプル路線への切り替えでは、ハンドルのスポークが『500』の3本から2本に変わった点が興味深いです。2本のスポークは1957年に登場した『Nuova 500』で採用されていたようですね。当時は空調もカーナビも備わっていませんでしたから、ダッシュボードは極めてシンプルだったと思います。『500e』がとことんディテールを減らしていったなら、スポークの数も減らすことがオマージュになる。『Nuova 500』をよく知っている人にすれば、これほど腑に落ちる試みはないかもしれません。     空調装置類の一体感も、違和感をなくすための細やかな仕事ぶりとして注目しました。イタリア発の『ボッテガ・ヴェネタ』が得意としたイントレチャータ(短冊切りのレザーを編み込む技法)を取り入れたインストルメントパネルの下部にエアコンの吹き出し口が備えられています。必要個所に吹き出し口を設置するとなると、周辺の各パーツが独立してしまい、構成要素が多くなります。ですが、吹き出し口がない場所も意匠を合わせて一つの曲線意匠とし、パーツを少なく見せることによりシンプルさを成り立たせています。インテリア空間でも、壁の収納できる部分とできない部分の違和感を消して一つの大きな壁に見せたいときには、目地や素材を用いてシンプルさを成立させる手法を用います。     さらに、吹き出し口の下に並んだ2列のスイッチ群も、直線基調を際立たせるデザインに貢献しています。『500』で多用されたダイヤルスイッチをプッシュボタンに改めたのも、シンプルな室内の統一に不可欠だったのではないでしょうか。   次ページ:【『Nuova 500』を受け継ぐデザインとは】 […]

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電気自動車500eがお出迎え!アースデイ東京2022イベントレポート

4月22日のアースデイ(地球の日)を中心に、3月11日(金)〜5月30日(月)までさまざまな企画を展開する『アースデイ東京2022』。その一環として、4月16日(土)・17日(日)に代々木公園で開催された屋外イベントに今年もフィアットはブースを出展しました。 地球・自然・人間・文化など、幅広いテーマで活躍する企業や団体が集まる『アースデイ東京2022』。今回は、4月に発表された『500』初のEV(電気自動車)『500e(チンクエチェントイー)』の展示で大きな賑わいを見せたフィアットブースを紹介するとともに、フィアット×Meguriwaのコラボレーションワークショップ『T-SHIRTS YARN』の様子をレポートします。   世界最大の地球フェスティバル『アースデイ』 1970年にスタートし、現在では世界175カ国、約5億人が参加する世界最大の地球フェスティバル『アースデイ』。日本では、毎年4月22日を中心に代々木公園をはじめとする複数の会場で『アースデイ東京』が開催されています。     21年目の開催となる今年は、“スマイル 100 チャレンジ!~ 多様性の風 ~”をキャッチコピーに、地球と地球に住む私たち自身が笑顔になれる100アクション・100コラボを実施。団体・個人と協力し合い、3月11日(金)〜5月30日(月)までの期間中、さまざまな催しを通じて“地球の日”にまつわるアクションを呼びかけています。 4月16・17日の2日間にわたり代々木公園で開催された屋外イベントでは、オーガニック&サステナブルな商品を扱う『くらしの天然市場』をはじめ、フェアトレードやエシカルに特化したアイテムを扱うテナントが多数出店。 そのほか、坐禅を体験できる『Earth禅堂』や子どもたちが遊びながら参加できるスタンプラリーといったユニークなコーナー、バリエーション豊かなフードトラックが集う飲食スペースも含めた100以上にのぼる多種多様なブースが登場。野外ステージではNPO法人Earth&Humanの代表を務める市川海老蔵さんによるトークイベントをはじめ、加藤登紀子さん、坂本美雨さんといったアーティストによるライブが実施されるなど、アースデイそのものに関心が深い人はもちろん、小さな子ども連れのご家族や学生といった幅広い年齢層の方々が、フェス感覚で会場内の多様なコンテンツを楽しんでいました。     電気自動車『500e』がお出迎え!   環境への配慮を掲げてきたカーブランドとして、毎年『アースデイ東京』に参加しているフィアット。今年は、代々木公園の開放的な青空に映えるセレスティアル ブルーの『500e OPEN(チンクエチェントイー オープン)』とシチリア オレンジの『500 1.2 CULT(チンクエチェント 1.2 カルト)』が会場入り口で来場者をお出迎え!カジュアルに乗車体験が出来る機会とあって、訪れた方々の関心を集めていました。また今回、会場でクルマについてのアンケートに答えてくださった方には、フィアット特製の環境に優しいリサイクルウッドマグネット(16日)やポータブルストロー(17日)をプレゼントいたしました。   ▲『500 1.2 CULT』(左),『500e OPEN』(右)   1957年に発表されたときから環境に配慮し、小さい排気量、小さいサイズで開発された『500』。コンパクトで柔らかなシルエット、個性際立つインテリア、乗るたびにワクワクする軽快な走り。そのすべてが、トコトンおしゃれなドライブシーンを演出します。 そして『500』初の電気自動車として4月の発表以来大きな注目を集めている『500e』は、時代が求めるトレンドをいち早く取り入れ、人々のココロを惹きつけ続けてきた歴代の『500』のDNAを受け継ぐ一台。新しさと懐かしさが融合したイタリアンデザイン、よろこびのドライブシーンへと誘う快適性、最新技術を惜しげもなく搭載した安全性、そしてリサイクル素材の活用――。“サステナブルな社会の実現が求められる現代に、フィアットが新たに導き出した解答”というべき次世代モデルです。     いち早く『500e』に触れられる特別なこの機会に、偶然来場されたというフィアットオーナーの方からは「まさか『500e』が展示されているとは、とても驚きました。電気自動車でありながらも細部までこだわりが光るデザイン性の高さがとてもフィアットらしい、文句なしのクルマだと思います」と感嘆の声も寄せられました。     また、今回フィアットブースの隣には、Share with FIAT(CSV)パートナーである『ARK(アニマルレフュージ関西)』がブースを出展。災害や飼い主の高齢化といったさまざまな理由によりひとりぼっちになってしまったペットの里親探しやボランティアによるペットの一時預かり実施など、国内外の動物にまつわる問題を改善するための活動を行なっています。   ▲ARK(アニマルレフュージ関西)ブース   また、ブース受付にはもう一組のShare with FIAT(CSV)パートナーである『特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)』の募金箱を設置。国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人々を支援する日本発のNGOとして1996年に設立されたPWJは“必要な人々に、必要な支援を”を合言葉に、国内外を問わずあらゆる社会問題に取り組んでいます。   ▲特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)の募金箱   FIAT×Meguriwaコラボレーションワークショップ また今年は、循環型社会の構築を目指して活動する団体『Meguriwa(めぐりわ)』との共同企画として“FIAT×Meguriwaコラボレーションワークショップ『T-SHIRTS […]

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「待ってたよ!新型フィアット 500はキュートさ倍増の電気自動車になって新登場!」FIAT 500e発表会&試乗会レポート

4月5日(火)、ヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテルにて、フィアット『500』の最新モデルとなるEV(電気自動車)『500e(チンクエチェントイー)』の発表会が行われました。今回は発表会、そしてその後行われたメディア試乗会の模様を、自動車雑誌をはじめ、テレビやラジオなど多方面で活躍するモータージャーナリスト・吉田由美さんにレポートしてもらいました。   『フィアット 500(チンクエチェント)』が世界中で愛される理由   キュートなデザインと抜群の存在感で“イタリアの国民車”と呼ばれ、国内外で愛され続けているフィアット『500(チンクエチェント)』。チンクエチェントとは、イタリア語で500の意味で、日本でもチンクエチェントと呼ぶ人は非常に多いです。フィアットのアイコン的存在ともいえる小さなモデル『500』。1957年に誕生した『Nuova 500(ヌォーヴァ チンクエチェント)』から新型モデルが登場するまで65年という長い歴史を考えると、その中で2回しかモデルチェンジをしていないのは、1つ1つのモデルがいかに長く愛され、いかに大切にされていたかがわかります。   ▲『Nuova 500』   そして今回の新型『500』はフィアット最新の電気自動車(EV)『500e(チンクエチェントイー)』として登場することが2020年、全世界にオンライン上で発表され、私はこのアナログの代表選手のような『500』がキュートなDNAを引き継ぎながら、しかし一気にハイテク化されることに驚きとわくわくが止まらず、その様子を見つめていました。印象深かったのは、その動画に、レオナルド・ディカプリオが出演していたことです。レオ様といえば環境活動家としても知られ、以前、アカデミー賞の授賞式に当時、発売されたばかりのハイブリッドカーを運転して登場し、話題になったことがあります。そう考えると『500e』はレオ様が認めた最新エコカーということなのかもしれません。そして私はというと、このクルマに触れられる日を心待ちにしていました。     そんな『500e』がとうとう日本にやってきました。 2022年4月5日(火)、横浜・みなとみらいにあるヨコハマ グランド インターコンチネンタルホテルの横浜港と横浜ベイブリッジが見渡せる素敵なお部屋でその発表会は行われました。     まずは、Stellantisジャパン株式会社 ポンタス・ヘグストロム社長のご挨拶。そこで2008年2月2日、先代『500』のジャパン・プレミアが行われたときの話がありました。会場は東京・九段にあるイタリア文化会館。こちらは私も足を運びましたが、2月なのに満開の桜(もちろん生花!)の演出が印象的でした。そしてその時、日本で最も有名な『Nuova 500』のオーナーで知られるルパン三世の最新DVDが流れたことも印象深いです。そして同年、東京・青山にオープンした『フィアットカフェ』の話も懐かしい! その『500』は、この15年の間に114もの限定モデルを出したそう。多いとは思っていましたが、まさかここまでの数とは!『Gucci』や『DIESEL』といったファッションブランドや『バービー』などとのコラボモデルから、限定カラーモデルまで。そもそもフォルムとエクステリアデザインがキュートなのに、これだけバリエーションがあると気になる『500』が出てきます。私は『500 Barbie(バービー)』のピンクと『500 MIMOSA(ミモザ)』のイエロー、それとインテリアは『500 by Gucci』にトキメキました。   ▲ポンタス・ヘグストロム社長   発表会の際、車両が展示されていたのはパシフィコ横浜にある円形広場。そこには『Nuova 500』と『500』、そして新型『500e』。『500e』のボディカラーは全5色で、コミュニケーションカラーはセレスティアル ブルーという薄い水色。でもこうやって並べてみると『Nuova 500』は相当コンパクトサイズです。     しかしこの日、私は発表会に参加するだけ。つまり見るだけで、試乗は翌日にお預けです。 次ページ:【念願の!500e試乗会レポート】 […]

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フィアットピクニックが帰ってきた!電気自動車『500e』の国内初お披露目も。

FIAT 500(フィアット チンクエチェント)の誕生日を祝うFIAT公式バースデーイベント『フィアット・ピクニック』が今年は新潟県・燕市に場所を変え、現オーナーのみを招待したシークレットイベントとして開催!サプライズでフィアット初の電気自動車『500e』も初お披露目され、大盛況に終わったイベントの様子をご紹介します。     今年はリアルイベントとして実現   フィアットオーナーのみなさまが集まり、さまざまなアクティビティを通じて楽しい時間を共有する毎年恒例のイベント「FIAT PICNIC(フィアットピクニック)」が2021年7月4日(日)に開催されました。 ここ数年は山梨県の富士山の麓で行われ、去年はコロナの影響でオンライン開催となりましたが、今年は場所を変えて新潟県・燕市で開催。     感染予防のため参加台数も大幅に絞っての実施となりましたが、会場ではマスクの着用をはじめ対策も十分に行い、リアルイベントとして実現することができました。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました! 今回ご参加いただけなかったみなさまも、来年のフィアットピクニックでお待ちしています。   ▲色とりどりのフィアットが続々と到着。(写真提供:FCAジャパン株式会社)     ▲写真提供:FCAジャパン株式会社       モノづくりと農業が盛んな街で再会   初めて新潟・燕市役所内の特設会場を舞台に行われたフィアットピクニック。当日はあいにくの雨模様でしたが、それにもかかわらず、予想を上回る大勢のフィアットオーナーのみなさまに全国から集まっていただき、会場は色とりどりのフィアットで埋め尽くされました。日本最大の米どころである新潟だけあり、燕市役所も目前に広大な田園が広がる自然に囲まれたエリア。のどかで広々としたその場所で、参加者のみなさまはプレゼントとして配布されたフィアット オリジナルタープを愛車に設置し、ソーシャルディスタンスを保ったうえでピクニック気分を味わいました。     ▲左:参加者にプレゼントとして配布されたフィアットグッズ/右:フィアット オリジナルタープ。   ▲ソーシャルディスタンスを保ち、配布されたフィアット オリジナルタープを設置。     お昼から始まった開会式で、FCAジャパン株式会社 マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセは、「みなさま、ようこそ、グラッツェ。去年はオンライン開催だったので、今年はみなさまにリアルで会いたかったです。今回は(人数を絞った)小さなグループでの開催ですけど、サスティナビリティをテーマに、燕市を舞台に開催することになりました」とごあいさつ。   ▲FCAジャパン株式会社 マーケティング本部長のティツィアナ・アランプレセ   続いて燕市の鈴木力市長がお祝いのメッセージをくださいました。 「燕市は金属製品の日本有数の産地です。代表的な例では、ノーベル賞の晩餐会で使われる金属洋食器はここ燕市で作っているもので、伝統的にモノづくりが盛んな街です。さらに農業も盛んで、田んぼの面積あたりの米の収穫量は新潟県1位。キュウリやトマトも県内で2番目の生産量です。農業、モノづくり、金属製品の生産といったことを自然豊かな中で、持続可能な社会を作っていることから、燕市を選んでいただきました」とコメント。   ▲新潟県燕市の鈴木力市長   これを受けて、アランプレセは燕市を「産業と農業、そして人々の生活のバランスがとれている街だと思います。サスティナブルな取り組みはとても大事で、燕市のようにバランスをとっていくことが重要だと思います」と述べ、フィアットが取り組んでいる「FIAT Agri Art Project(フィアット アグリ アート プロジェクト)」について紹介しました。   ▲特定非営利活動法人メイド・イン・ジャパン・プロジェクト副理事 […]

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