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着こなし自由な「デニムキモノ」とは。キモノ作家・斉藤上太郎さんに聞くその魅力

フィアットがイタリアの自動車メーカーとして伝統を守り、革新を目指しつづけるように、日本文化の象徴ともいえるほどに長い歴史を持つキモノの世界でも時代に応じた新しい表現が生まれていることをご存じですか? たとえば「デニムキモノ」もそのひとつ。現代の暮らしにも馴染む和装として、デニム生地を用いて仕立てられたキモノです。 そんなデニムキモノを最初に発案したとされる斉藤三才さんのご子息であり、「伝統の進化」「和を楽しむライフスタイル」を提唱するキモノ作家・斉藤上太郎さんにデニム素材ならではの経年変化や着こなしなどの魅力、モノ創りへのこだわりについてお聞きしました。   斉藤上太郎 Jotaro Saito 京都出身。祖父に染色作家の故斉藤才三郎、父に現代キモノ作家・斉藤三才を持ち、近代染色作家の礎を築いてきた家系に生まれる。27歳の最年少でキモノ作家としてデビュー以来、現代空間にマッチするファッションとしてのキモノを追求。TVや雑誌などメディアにも頻繁に紹介され、日本を代表するキモノデザイナー、テキスタイルアーティストとして活躍中。プロダクトやインテリアの制作まで多方面に才能を発揮している。 JOTARO SAITO公式サイト         斉藤上太郎さんに聞く、デニムキモノの魅力   — 上太郎さんの父・斉藤三才さんが1992年に発表された世界初のデニムキモノを、1997年にスタートしたご自身のブランドJOTARO SAITOでも手掛けた理由は何ですか?   時代の流れ、キモノのカジュアル化の流れを感じたので復活させました。   — デニムキモノならではの魅力はどのようなところにありますか?   まずはユースフルかつウォッシャブルなところだと思います。デニム素材というだけで取り扱いなどの不安な材料が軽減され、和を楽しむハードルが下がり、自由なキモノとなりました。 デニム独特の色落ちも楽しめるので、着るたびに味わいがでてくるところも魅力です。作業着として生まれた生地なので、丈夫で長持ち。JOTARO SAITOでは100回以上着用しているスタッフもいます。     — JOTARO SAITOのデニムキモノの特徴やこだわりについてお教えください。   JOTARO SAITOのデニムキモノは、岡山県倉敷市児島で製作しています。今や世界最高峰ともいえるデニム産地の生地を使い、しなやかさと色を厳選。デニム好きも納得の本格的な生地です。 またキモノでありながら、デニムらしいディテールにこだわりました。ダブルステッチ、鋲、オレンジ色ステッチなどがそうですが、このデニムらしさによってタフネスな若々しいキモノになりました。     — デニム生地のオンス(重さ=厚み)のバリエーションも豊富ですね。   キモノですので、いわばワンピースになります。デニム独特の粗野なイメージと着やすい風合いとのバランス、落しどころをメンズとウィメンズとで分けて考えました。 軽くて、着付けしやすい6.5オンスは、デニムシャツぐらいの薄手。ウィメンズの基本生地であり、一番汎用性があるタイプです。暑い時期はカットソーや長じゅばんを着ないで浴衣として、寒い時期は長じゅばん以外にヒートテックの肌着などを着ることで1年中着用できます。 一方、JOTARO SAITOのデニムキモノの中で最も厚手なのが13オンスで、寒い時期にも向いています。私はこの重厚感が好きですね。デニムらしくガチッと男らしく着たい方はこちらがおすすめです。 その中間の7オンスや10.5オンス、さらにデザイン自体が生地に直接織り込まれたジャガード織りの11オンスもあります。デニムのオンスの違いは着心地や耐久性、そして風合いの違いだけでなく、色落ちなどの経年変化にも影響するので、コレクションのシーズンやデザインによって使い分けています。   — 上太郎さんによるデザイン、その幅広いラインナップも魅力だと思うのですが、これまで20年以上にわたってどれぐらいの数を手掛けられましたか?   メンズ、ウィメンズ合わせて250ルックに相当すると思います。     — […]

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YouTubeでも話題の5MT限定車「500S Manuale」|FIATオーナー紹介

アートディレクターの小田能知さんの愛車はフィアット500S Manuale(チンクエチェントエス・マヌアーレ)。実はこのクルマ、人気YouTuber欅まつやさんの「クルマ乗る系ch」で紹介され、動画は15万回以上再生されたとのこと。 可愛いらしい内外観のデザインからは想像できないパワフルな5MTは、普段の買い物の足として、別荘やアウトドアを楽しむギアとして大活躍。これまでとは違った、クルマとの新しい付き合い方を見つけたそうです。         このクルマを市販するフィアットの懐の深さに惹かれました   「休日はディーラー巡りをするのが趣味でした」という小田さんが500S Manualeと出会ったのは、国立府中インター近くのフィアット/アバルト国立。初めて見たとき「こんなクルマを市販するなんてフィアットって、どれだけ懐深いんだろう」と驚いたそうです。 「チンクエチェントは知っていましたが、赤とか黄色とか、ポップな色のイメージがありますよね。でも、500S Manualeは渋いマット グリーンで、コンセプトカーみたいと思いました。しかも、5MTですし」     それまで乗ってきたクルマも、ほとんどがMT車だったという小田さん。ですが、特にMTにこだわったわけではなく、むしろライフスタイルと実用性を考慮したうえで、クルマを操る楽しさを感じられるMTを選ばれてきたそうです。とはいえ運転する楽しさは、クルマ選びの大切なポイントですよね。 「2018年型の500S Manualeは100台限定。うち60台がこのアルペングリーン・マットメタリックです。2気筒、0.9リッターのツインエアエンジンはバイクのような感覚。窓を開けて走っているときの、小気味のいいエンジン音が気に入っています。車格が小さいので、裏道や小道も走りやすいし、駐車スペースに困ることもありません。予想以上に力があって、坂道をぐいぐい登っていく感じも楽しいんです」         街中でフィアット乗り同士の感性が通じ合う   小田さんが住んでいるのは東京郊外の私鉄沿線。駅前からの道が高台の住宅街へ続く真っ直ぐ伸びる坂道は、やがてつづら折りに。その坂の途中から見える街並みは人気アニメ映画の舞台にもなった場所だとか。小田さんは、ここからの風景をとても気に入っているそうです。 坂を登りきってさらに進むと、都内で最初に作られたラウンドアバウト(環状交差点)に出ました。目の前のカフェでは、近所の方が優雅な午後を過ごす憩いの場所。その絵になる街並みに、500S Manualeがとてもよく似合うのです。     「近所にクルマを停めて買い物から戻ると、知らない方から声を掛けられることがよくあります。乗っているクルマのことで話しかけられることなんて、これまでなかったのでちょっと驚きました。街でフィアットを見かけたとき、すれ違いざまにドライバーさんがアイコンタクトしてくることもよくあります。同じフィアット乗り同士、通じるものがあるみたいです」 それまで感じることのなかった「クルマが取り持つ新しいライフスタイル」を、小田さんはこの街で満喫しています。       休日は八ヶ岳の別荘へ。高速巡航も不満なし   「休日は八ヶ岳にある別荘へ行きます。高速道路も不満はありません。セミバケットタイプのシートは収まりがよくて疲れにくいし、山道でも非力と感じることはないですね。ただトランクがあまり広くないので、荷物はルーフキャリアに積んでいきます」 経年変化して味のでたキャリアは、500S Manualeのマットなボディカラーとも相性良好。クーラーボックスに食材を積み込んで、別荘ライフとアウトドアを楽しんでいます。小田さんは、他にもカヌーをはじめ幅広い趣味をお持ちとのこと。それなら大型SUVのほうが相応しいのでは? と、あえて尋ねてみました。 「実用性を超えるクルマ選びの楽しさを、この500S Manualeが教えてくれたんです。外装と内装がバランスよくまとまっていて、そのコンセプトとパッケージングの妙にも強く惹かれています。トルクコンバーターもクルーズコントロールも付いてない潔さに至っては、いっそ窓も手回しでいいのにとさえ思えるほど。ここまで削ぎ落とすことでクルマの魅力を引き立てている、イタリアデザインのレベルの高さにも夢中なんです」         クルマに対する考え方を500S Manualeが変えてくれた   これまで、ライフスタイルに合わせてクルマを乗り換えてきた小田さん。でも500S Manualeは実用性とは別のところに惹かれて購入しました。以来、クルマに対する考え方が変わったとのこと。 「Manualeって操作するっていう意味なんです。見てカワイイ、運転して楽しい、そういうクルマを自分の思い通りに走らせることができる歓び。指名買いするクルマってこういうことなんだなってわかった気がします。それと、これまでのクルマはあまり長く乗った記憶がないんですが、このクルマはずっと乗りたいと思えた初めてのクルマ。息子にもこの楽しさを、わかってもらえる日がくるといいなと思っています」 自分にとっての最良のクルマが見つかったことで「趣味のディーラー巡り」はひと休みされるのでしょうか。「しばらく行く用事がないですね」と振ると、「最近はバイクのディーラーを回ってるんです。じつはもう決めてしまって来週納車なんです」と笑みがこぼれました。     […]

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大切なのは日常を楽しむこと。イラストレーター 伊吹春香さんインタビュー

花という意味のイタリア語「Fiore」の名を冠した限定車、500 Super Pop Fiore(チンクエチェント スーパー ポップ フィオーレ)のイラストを手掛けたのは、鳥取県在住のイラストレーター伊吹春香さん。レトロな雰囲気を基調に、可憐さや儚さ、切なさが詰まったオリジナリティのあるイラストを描く伊吹さんに、ご自身のクリエーションやフィアットとのコラボレーションについてお聞きしました。         描きたくなるのは、人や自然の美しさに触れたとき   — 伊吹さんがイラストレーターになったきっかけを教えてください。   子どものころから絵に携わる仕事がしたいと思っていました。最初は漫画家になることが夢だったんですが、中高生くらいでイラストレーターという存在を意識し始めて……。 初めての仕事は、20歳のときに知人の梨農家さんに依頼されたパッケージシールのデザインでしたが、正直仕事というよりお手伝いをするという感覚でした。当時は自分が本当にイラストレーターになれるなんて思っていなかったので、制作環境も整えておらず、アナログで描いた絵をwordでデザインして、家のコピー機で印刷した紙に両面テープと撥水シートを貼ってシールにするというものすごくアナログなことをしていて(笑)。でも今思えば、あれが最初の「イラストでお金をいただく」という行為でしたね。   その数年後、『イラストレーション』という雑誌の誌上コンペ“ザ・チョイス”で漫画家の江口寿史先生が審査員の際に応募、準入賞をいただき、それがきっかけで本格的にイラストの仕事をしたいと思うようになりました。 といっても、鳥取の広告代理店でDTPデザイナーとして働きながら副業でときどき依頼を受けて絵を描くような生活でしたが、去年思い切って退職。東京のビッグサイトで行われた「クリエイターEXPO」に出展して、イラストレーターとして本格的に活動を開始しました。     — イラストレーターとして、どのようなものからインスピレーションを得ていますか?   人と自然だと思います。 人の日常の営みを見るのが好きで、ふと目に留まった家の窓辺が植物できれいに飾られていたり、窓を開け放して玄関先を掃除している人を見たり、夕飯時に包丁のトントンいう音が聞こえたり、朝友達が化粧をしているところを見たり……そういうものに興味があって、見ているだけでわくわくしてきます。 また、自然のなかにある花や木の色がきれいだったり、空が広く感じたり、風が気持ちよかったり、ふといい匂いがしたり…そういう自然の美しさを感じるときも絵を描きたくなります。       — 鳥取で活動されていることはご自身のクリエーションに影響を与えていますか?   やっぱり自然がきれいなところでしょうか。人が少ないこともあって静かで、穏やかな感じです。そんな素朴な感じが絵柄にでているのかもしれません。海も山もあって、温泉もあって、刺激はないけど癒やしスポットは沢山あります。 昨年鳥取の定住にまつわるポスターの絵を描かせていただいたのですが、そのときはキャッチコピーも考えて、鳥取の良さとはなんぞやと考え直したんですけど、改めて自分はここの風土がとても好きなんだなぁと。もはや意識レベルではなく、毛穴レベルで無意識の内に影響されているんだと思います。 あと、たまに「都会への憧れを感じる絵」だと言われることがあるので、田舎にいることで“都会”という未知への憧れを持ち続けることができるのかもしれません。       — レトロな雰囲気の女の子を描かれることが多いですね。   明治・大正に活躍した竹久夢二や、現代の林静一さんなどの抒情的な絵の世界観が子どものころから好きで、自分もこんな絵を描きたいなぁという思いからだんだんと影響されてきました。かわいいな、おしゃれだなと反応するものがレトロな雰囲気のものが多いので、自然とそうなったんだろうなと思います。     — イラストレーターとして大切にしていることは?   当たり前ですが、自分の絵柄は保ちつつ、お客さまのご要望にしっかり応えていくことが大事だなと思っています。言われたままのことをするのではなくて、自分なりの解釈やエッセンスを加えていった方が喜んでくださることが多い気がするので。 正直プレッシャーもありますしまだまだ未熟な部分もあるのですが、そこは逆にあまり意識せずに楽しんで描いた方がいい結果になるように感じています。この心がけを忘れずにやっていきたいです。   あと、イラストとは全く関係ないようですが、日常生活を楽しもうとすることも大事な気がします。料理や掃除、洗濯とか……自分なりの「美」を意識しながら取り組むと気分も上がるし、結果的にやる気も出てくる気がします。   […]

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FIATも名演。わが家で楽しむイタリア映画3選

「おうち時間にユニークな映画を楽しみたい」という方に、ツウ好みのイタリア映画はいかがでしょうか? イタリア生まれのFIATが名脇役として登場する作品から、珠玉の3本を選りすぐってご紹介します。 DVDやBlu-rayはもちろんWEBの動画配信でもご覧いただける作品に絞ってセレクト。劇中にはちょっと刺激的なシーンも含まれるので、鑑賞の際はご注意を!       2人の青年が織りなす、美しきラブストーリー 『君の名前で僕を呼んで』   舞台は1983年、北イタリアの別荘地。17歳のエリオと、アメリカからやってきた24歳のオリヴァーがともに過ごすひと夏。燃えるように激しく、そしてやさしさと切なさに満ちた恋模様を描いた青春映画です。エリオを演じたティモシー・シャラメ、オリヴァーを演じたアーミー・ハマーのセンシャルなルックスと演技力も話題となりました。 決して派手さはないけれど、映画を構成する世界のすべてが、知的で、甘美で、愛おしく感じる132分。映画が総合芸術と称される所以を感じさせてくれます。映像も、音楽も、どこを切り取ってもうつくしいきらめきを放つ、宝石のような作品です。         動画配信サービス(2020年4月現在) YouTube Google Play Amazon prime video     『君の名前で僕を呼んで』 Blu-ray&DVD 好評発売中 ¥3,900+tax 発売元:カルチュア・パブリッシャーズ セル販売元:ハピネット © Frenesy , La Cinefacture       痛くて愛おしいロードムービー 『歓びのトスカーナ』   イタリア・トスカーナ州にある、心に問題を抱えた女性たちのための診療施設に入居する、虚言癖を持った“自称・伯爵夫人”ベアトリーチェと、やせ細った身体中にタトゥーを入れたドナテッラ。ルームメイトとなった2人は、ひょんなことからともに施設を脱走することに。 まったく正反対の性格ともいえるベアトリーチェとドナテッラ。行き当たりばったりの逃避行を繰り広げるうちに、2人は徐々にお互いを理解し、認めあい、絆を深めていきます。一種のロードムービーともいえる展開で、道中に登場するFIATをはじめとしたさまざまなクルマも魅力的です。 心がささくれ立った彼女たちの生きづらさに、観ていて息苦しく感じることもあるけれど、ラストには希望が感じられます。人はそれぞれ違っていて、それぞれのタイミングで決着をつけて、それぞれの人生を謳歌できる。だれもの自由な精神を肯定してくれるような、やさしい眼差しがそこにありました。   劇中にはFIATのクルマが多数登場します。ベアトリーチェとドナテッラが最初に盗難(!)したクルマは、2011年に発売されたクロスオーバーSUV「Fiat Freemont(フィアット フリーモント)」。 また、ベアトリーチェが乗ったタクシーは、500のLargeバージョンという意味を込めて「500L」と名づけられた5ドアワゴン。こんなタクシーなら長距離移動でも快適かも。 そしてファミリーから商用まで、使い勝手の良さから人気の「Fiat Doblò(フィアット ドブロ)」も登場。映画の中では診療施設のクルマとして、施設のスタッフが運転しています。   動画配信サービス(2020年4月現在) YouTube […]

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3月8日の国際女性デーとイタリアのミモザの日ってどんな日?楽しみ方も紹介

毎年3月8日は、国連が制定した「国際女性デー」です。そして、イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれています。この記事では、国際女性デーとミモザの日が何の日でどんな関連性があるのか、また、具体的な楽しみ方やイベントなどをご紹介します。   国際女性デーはニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行った日 国際女性デーは、1904年3月8日にアメリカのニューヨークの女性労働者が参政権を求めてデモを行った日です。このデモを受けて、1975年に国際女性デーが制定されました。現在は国連事務総長が加盟国に対して、女性が平等に社会参加できるような環境づくりを呼び掛ける日になっています。 国連だけでなく、途上国の女の子の支援プロジェクト「Because I am a girl 」などを実施している公益財団法人プラン・インターナショナル や民間企業などもイベントやシンポジウムを開催するなど、世界中で女性の社会参画を願った取り組みがなされる日なのです。   イタリアでは女性にミモザを贈る「ミモザの日」 女性の社会参画を願う日とされている3月8日の国際女性デーは、イタリアでは同時期にミモザの花が咲くことにちなんで、ミモザの日とも呼ばれています。3月あたりにはミモザの花が咲き乱れ、イタリアの街中の随所でミモザの花が飾られたり売られたりするようになるのだそうです。 このミモザの日には、男性が女性に敬意と感謝を込めて、ミモザの花を贈るのがならわし。パートナーだけではなく、母親や祖母、友人、仕事仲間など自分にとって大切な女性に贈るのだとか。女性たちは贈られたミモザを飾るだけでなく、仕事や家事、育児からつかの間離れて、お出かけや外食を楽しむのだといいます。 また、ミモザの花は「春を告げる花」としてイタリアだけでなく、ヨーロッパ全体で広く愛されています。例えば、フランスのマンドリュー・ラ・ナプールという街では、2月に「ミモザ祭り」が開催されるそうです。   ミモザはアカシアの総称で花言葉は「秘密の恋」 ミモザは、正式にはマメ科ネムノキ亜科アカシア属の総称で、和名は銀葉アカシアと言います。ヨーロッパで人気があるミモザは、実はもともとオーストラリアが原産で、国花にも指定されている花です。 ミモザの花言葉は「優雅、友情」で、黄色のミモザの花言葉は「秘密の恋」。花屋でミモザの切り花が買えるのは1~3月で、3月8日のミモザの日近辺は日本の花屋でも手軽に手に入れることができます。自分で手にいれても、イタリアの風習や花言葉を男性に教えて贈ってもらう、なんて楽しみ方もいいかもしれません。   リースやサラダでミモザの日を楽しもう ミモザは、花束として部屋に飾るだけでなく、リースにしても楽しめます。また、ミモザの彩りを再現したミモザサラダのつくり方も紹介するので、ぜひミモザの日を楽しんでみてください。   花束と麻紐を使うミモザリースのつくり方 ミモザリースは完成品を花屋で買える場合もありますが、花束と麻紐があれば簡単につくることもできます。 1.麻紐はミモザを適量で結べるくらいにカットして、ミモザの花の付け根で結びます。余った紐はカットし、茎の下のほうから生えている脇花もカットします。 2.茎を覆うように、カットした脇花を重ねて紐で結び、茎部分も紐で結んで固定します。 3.茎部分をアーチ状に曲げ、花がついた先端に被せるようにして輪をつくります。葉の位置やリース全体の形を確認しながら紐で結び、整えて完成です。   ミモザの花そっくりのミモザサラダのつくり方 ミモザの花を使用するわけではありませんが、ミモザの花に見た目がそっくりなサラダのつくり方を紹介します。簡単につくれるので、料理に自信がない方もぜひチャレンジしてみてください。 【材料】 ・ゆで卵          2個 ・ミニトマト        3個 ・ベビーリーフ       40g ・オリーブオイル     小さじ4 ・すりおろしニンニク   小さじ1/2 ・レモン汁        小さじ1/2 ・塩           ふたつまみ   【つくり方】 1.ミニトマトはヘタを取り除き、4等分に切る。 2.ゆで卵は白身と黄身に分けて、それぞれ粗めのザルに押し付けて裏ごしをする。 3.ボウルにAの調味料を入れて混ぜ合わせる。 4.器にベビーリーフ、ミニトマトを盛り付け、真ん中に裏ごししたゆで卵の白身と黄身をミモザの花に見えるように盛り付けます。最後にAのドレッシングをかけたら完成です。   ミモザにちなんだFIATの限定車のフェア開催 […]

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イタリア人を笑顔にする車、チンクエチェント・ヴィンテージ|FIATオーナー紹介

生まれも育ちもフィレンツェというClaudia Callai(クラウディア・カッライ)さんの愛車は、白の500F(チンクエチェント)ヴィンテージ2台。 「チンクエチェント・ヴィンテージは時代を超えてエレガント。イタリア人ならみんな大好きな車で、この車を見るとみんなが笑顔になるんです。誰もがこの車にまつわる思い出があり、私の母は”あなたがお腹の中にいた時に乗っていたのよ”と話してくれます。500Fはイタリアのクオーレ=心なんです。昔からずっと欲しいと思っていた車でした。」 クラウディアさんは観光名所ポンテベッキオ(ベッキオ橋)上のジュエリーショップ「Callai(カッライ)」を家族で営んでいます。このお店はクラウディアさんの父フランチェスコさんが兄と1967年に始めました。現在81歳のフランチェスコさんと85歳の兄はともに今も一緒にお店で働いており、クラウディアさんはショップ経営からジュエリーデザインまで全てを彼らから学びました。 「もともと獣医になりたかったのですが、20歳の時に父に連れられたヴィチェンツァの宝石展示会ですっかりジュエリーの世界に魅せられて。ジュエリーはピュアなファンタジーだと感じたのです。原石を選び、そこからインスピレーションを得てイマジネーションを働かせ、原石の良さを最大限生かせるデザインを考えるのはとても楽しいことです。」 オバマ前アメリカ大統領はフィレンツェ紋章のピンバッジを 「ポンテベッキオには世界中から観光客が来るので、”このジュエリーはロシアをイメージしたデザインにしてみよう”などと各国の好みを想像しながらデザインすることもありますよ。」とクラウディアさん。2017年にはオバマ前アメリカ大統領がフィレンツェをバカンスで訪れた際にクラウディアさんのお店に立ち寄り、フィレンツェ紋章のゴールドのピンバッジを購入したそうです。 「世界中からお客さんが来るので、彼らの母国へ行ってみたくなります。だから一年に二回はバカンスで海外へ行きますよ。特にお気に入りの地域はアジア。体力のある今のうちにもっぱら遠方を旅行しています。また、仕事で年に一度はバンコクの展示会へ宝石の買い付けにも出かけています。」 「2014年に北海道と東京を旅行しました。北海道は趣味のスノーボード目的でしたが、世界一の雪と言われていることがうなずけるほど素晴らしかったですし、札幌雪まつりも満喫しました。東京では大雪になり空港が閉鎖されましたが、毛布を配ってもらえ快適に過ごせました。日本人はみんな本当に親切にしてくれて、すっかりお気に入りの国です。」 人生の相棒500Fを手放す日、元オーナーの目には涙が クラウディアさんが念願の一台目の500Fヴィンテージを所有するようになったのは6年前。イタリアの聖人暦の「Santa Rita=聖リタの日」に購入したので、車にはRita(リタ)と名付けました。リタはフィレンツェ在住のレナートさんというお年寄りが大切にしていた車でした。 [Twitterアンケート♪]あなたは愛車のFIATに愛称をつけていますか?是非投票をおねがいします。http://bit.ly/2KaXQfM 「レナートさんは高齢のために運転ができなくなっていました。彼にとって500Fは1966年からずっと一緒だった車。内装にも一切手を加えずオリジナルのまま大事にメンテナンスが行われていたため、状態もとても良かったです。思い出いっぱいの愛車を知らない他人には売りたくないと言い、譲る条件は”直接会って話してから”としていました。そこで私はレナートさん会いに行き、試乗させてもらったのです。」 クラウディアさんなら車を大切に扱ってくれると思ったレナートさんは彼女に販売することに。その時、クラウディアさんに「①内装を変更しないこと②誰かに販売する時は自分に連絡すること」を宣誓する誓約書を書いてもらったそうです。そして実際に車を手放す日、レナートさんは悲しみのあまり涙を流しました。そんなレナートさんを見てクラウディアさんは「またこの車に乗りたくなったらいつでも電話してください。私が代わりに運転しますから。」と伝えたそうです。 レナートさんとの約束を守るべく、クラウディアさんは一切手を加えずオリジナルのままを保っています。そしてメンテナンスに必要なアンティークの部品を手に入れるため、イモラという街で開かれるアンティークの車の部品を扱うマーケットにも毎年出かけています。 遠出も可能にするスポーティーな2台目は父からの贈り物 2台目の500Fは1970年製で、3年前に父のフランチェスコさんからのプレゼントです。車のモデル名Giannini(ジャンニーニ)にちなんで、Gianni(ジャンニ)と名付けられました。 [Twitterアンケート♪]あなたは愛車のFIATに愛称をつけていますか?是非投票をおねがいします。http://bit.ly/2KaXQfM 「よく遠出する娘にはパワフルなエンジンのついたチンクエチェントが必要だと思ってプレゼントしたんだ。」と父のフランチェスコさん。 ジャンニは最大時速130キロまで出せるエンジンを搭載しているので、ヨーロッパの高速道路を走ることが可能です。 「ジャンニを運転してフランスのサントロペまで2回行きましたが、高速道路を走っていると周りはびっくりして見てきますね。500Fヴィンテージにはシートベルトやエアバックが装備されていないので、私は90キロくらいで走るようにしていますが、イタリアの高速道路の制限速度は130キロ。普通は90キロ程度で運転しているとトラック運転手たちからクラクションを鳴らされますが、ジャンニはあおられたことも一度もありません。それどころか、まるでお年寄りがゆっくり歩いているのを優しく見守るような感じで接してもらえ、挨拶してくれる運転手までいるんですよ。」 私にとって500Fは”セラピー”のような存在 リタは普段使い、ジャンニは週末や遠出用と2台を使い分けているクラウディアさん。 「500ヴィンテージは私にとって”セラピー”みたいなもの。運転席に座ると別次元にいる感覚になりとってもリラックスできるのです。フィレンツェは渋滞もしょっちゅうですが、500Fの座席では不思議とイライラしないんですよ。だから、いつもみんなにこの車を勧めています。なにしろ、とってもかわいいですからね。」 [Twitterアンケート♪]クラウディアさんのように愛車に愛称をつけると、愛着がわいて大切に扱うようになり長持ちすると言われています。あなたは愛車のFIATに愛称をつけていますか?是非投票をお願いしますhttp://bit.ly/2KaXQfM 【撮影協力】 カッライ宝石店(Gioielleria Callai)住所  Ponte Vecchio, 17, 50125 Firenze Italia営業時間 10:00-19:30日曜日定休 www.callaipontevecchio.it/ text・photo:小林真子 […]

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永瀬匡、岩本ライラ夫妻が『500 Unisex』の魅力を ファッションで表現

男女問わず洗練を楽しめるモデル イタリアらしいデザインマインドが脈々と受け継がれているフィアットは、100年以上の歴史を走ってきた名門ブランド。外観だけでなく、細部までこだわり抜いた内装のおっしゃれさなど「これぞイタリア!」といった美しく洗練されたデザインが魅力のモデルばかり。 そんなフィアットから街の景色をスタイリッシュに彩る洗練の限定車「500 Unisex(チンクエチェント ユニセックス)」が登場。 ボディーカラーは、オペラ ボルドーとコロッセオ グレーの2色、シートカラーはボルドーとブラウンの2色を設定。それぞれの組み合わせで、合計4つのタイプが選べる。さらに、イタリアの高級家具ブランド『ポルトローナ・フラウ』のレザーシートを採用するなど、ひとクラス上の特別装備が充実。 男女問わず堪能できるジェンダーレスなモデルは、いつものドライブを特別なものにしてくれそう。 いつものドライブを特別なものにしてくれそう。スタイリッシュなオペラ ボルドーとコロッセオ グレー、あなたならどちらを選びますか? クルマもファッションも“ユニセックス”が合言葉 クルマとファッションは自己表現のツールといっても過言でない。大好きな彼女や彼とドライブに出かけるとき、友達とどこか知らない街に出かけるとき、そしていつか子どもができたとき……。常に私たちの日常を豊かにしてくれるものだからこそ、ハイセンスな車を選びたい。憧れの一台でさっそうと街を駆け抜けるなら、ファッションもいつものままじゃつまらない。今回は、俳優の永瀬匡さんとモデルの岩本ライラさん夫婦が、“ユニセックス”を合言葉にスタイリングを交えたクルマとの撮影に挑戦。新進気鋭のフォトアーティスト、ARISAK(アリサック)さんとの息のあったコンビネーションで、フィアットの新たな世界観を映し出しました。 妻のライラさんが撮影のパートナーに選んだのは、メタリックな質感が特徴のコロッセオ グレー。「とにかく、内装がレトロモダンでかわいくて素敵!  車にあわせてスタイリングを意識するだけで気分が変わりますね」。メンズっぽい黒のライダースにスキニーデニムをあわせ、インナーに差し色をくわえることでダークになりがちなモノトーンを、いまっぽくブラッシュアップ。スタリッシュなコロッセオグレーとエッジの効いたスタイルが潔くマッチし、新しい女性の魅力を開花させていました。 一方、夫の匡さんがセレクトしたのは、気品溢れるオペラ ボルドー。スタイリングは、ライラさんと同じく黒のライダースをチョイスし、露骨なメンズっぽさで勝負。白いTシャツをアクセントにするだけで軽やかさが加わり、グッと春らしい装いに。「ライダースは男女問わず着られる、ユニセックスなアイテム。カジュアルにも着られるし、ドレスアップもできる。オペラ ゴールドのクルマとあわせると色気が増しますね」。 ドレスアップしていざ出陣! シーンを変えて、ラグジュアリーなドレススタイルに衣装替え。ライラさんはフラワーパターンを生かしたシフォン素材の優雅なドレスを。匡さんはピンストライプのセットアップで男のダンディズムを披露。気になるコーディネートのポイントは「このジャケットはちょっとヤンチャな雰囲気だけど、フリルシャツをあわせることで、フェミニンな要素が加わり、緩急をつけています。洋服は普段からクルマありきで決めることが多いですね」と匡さん。ライラさんは「普段、ドレスってあまり着ないのでとても新鮮でした。クルマから降りると裾がフワリと揺れ動き、ちょっとしたイベントやパーティにピッタリ」。 撮影中、夫婦の会話もチラホラ。「ドライブするなら朝日を見に、湾岸線とか走りたいよね!それとも横浜に行っちゃう? 」と匡さん。「都会を駆け抜けて、空がきれいに見える場所とかいいね」とライラさん。お気に入りのクルマと一緒だからこそ、普段は行かないような場所に足を運び、ロマンティックなシチュエーションに浸りたいと語っていました。 今年、新たな命が誕生し、これまでとはライフスタイルが激変した2人。ライラさんが妊娠中のときは、匡さんが産婦人科にクルマで送り迎えをしていたのも過去の話。 新米パパ、ママとして描く理想の未来とは?  「2人だったころとは違って、これからは出かける場所が変わりそう。僕は子どもを連れてキャンプに行きたいな。自然と触れ合う、そういうことを教えていきたい」と匡さん。ライラさんは「私も自然のある場所に3人で行きたい!  キャンプもいいけど、海沿いを走るのもいいな。クルマの窓から海を眺める子どもの笑顔をみたいですね」。と、3人の近い将来に目を輝かせていました。 デザイン性はもちろん乗り心地もバツグ 撮影で使用した500 Unisexは、イタリアの高級家具メーカーであるポルトローナ ・フラウ社製のレザーシートを採用。ツインエアー ラウンジという上位モデルをベースした、全国限定120台のスペシャルなモデル。ボディカラーは、シックなオペラ ボルドーとシャープなコロッセオ グレーの2種類。デザイン性はもちろん、乗り心地も快適に設計されている。実際に乗ってみた感想を2人に聞いてみた。「男女問わないデザインと色に惹かれました。コンパクトなボディなのに、大きなガラスルーフのおかげで密室感がないくて良いですね。ライラはどう?」「見た目よりも車内が広いので、ドレスを着ていても足が伸ばせる! 服を選ばず快適に過ごせるのが嬉しい」と、お気に入りのポイントを教えてくれました。 ファッションラバーをも刺激する、500 Unisex。この2人をお手本に、とびきりのオシャレを楽しみながら、行ったことのない街に遠出をしてみるのもアリなのでは。あなたなら、どんな服を着て誰とドライブに出かけますか? 永瀬匡ドラマや映画、舞台などで活躍中。仮面ライダーから大河ドラマまで、さまざまな役どころに挑戦する若手俳優として、いまもっとも注目される存在。端正な顔立ちと独自のスタイルで、メンズのファッションアイコンとしても支持を得ている。 岩本ライラストリートからモードまで、女性誌媒体で活躍する人気沸騰中のモデル。切れ長の瞳と透き通るような肌が魅力で、その凛とした中性的な佇まいは唯一無二の存在。ミステリアスな表情とは裏腹に、趣味はバドミントンという以外な一面も。 500 Unisex製品の詳細はコチラ 500 Unisex フェア4/13(土) – 14(日)フィアット正規ディーラーにてフェア開催詳しくはコチラ […]

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フィアットが母娘のコミュニケーションの場になっています|FIATオーナー紹介

可愛くておもちゃみたいで、私でも乗れるかなと 限定車『500C SUPER POP CIAO』に乗る山下沙織さん(32歳)は、某女性ファッション誌の読者モデルもつとめるスタイル抜群の美女。12歳になるお嬢さんのママでもあり、ご主人と家族3人で世田谷区に住んでいる。昨年11月に購入したばかりという500Cは沙織さんの優しい雰囲気にぴったりで、家族でこのクルマで出かけることもあるそう。 「免許を取ったのは7年前ですが、この春から子供の学校の送り迎えを私がやることになって、それを機にクルマを購入しました。夫からはいろいろ車種の候補が出たんですが、その中で私が一番気にいったのがフィアット。見た目が可愛くておもちゃっぽくもあって、これなら私でも乗れるかな、と選びました」 それまでペーパードライバーだった沙織さんが、人生初の愛車に選んだのはコンパクトなサイズとデザイン性の高さで女性人気も高いフィアット500Cだった。 「フィアットを買うと決めてから、街中を走るクルマも見るようになりました。たまたま見かけたこの色が『すごく可愛い!』と思って、写真に撮ってすぐ主人に送りました。でも限定車で探すのが大変だったそうですが、なんとか見つけてくれて。白やピンク、ベージュが好きなので、買うならぜったいこの色と決めていました」 とはいえ、自動車教習所を卒業してから7年のブランク。公道を走ることに対して不安はなかったのでしょうか。 「買ってから2週間ぐらいは仕事も忙しかったので、帰ってきて夜に近所を走ったりして練習しました。でも、一人で運転しててもなかなか上達しないので、派遣で運転を教えてくれる教官の方に自宅に来てもらい個人レッスンを受けたんです。自分のクルマで練習できるし、自宅の駐車場に入れるコツなども教えてもらえるので、その1日でけっこう上達したと思います」 そのおかげで、少しずつ走れるエリアが広がり、先日は自宅のある世田谷から千葉のアミューズメントパークまでドライブしたそう。とはいえ、まだ高速道路は乗れないそうで、ずっと一般道。でも確実に行動範囲はどんどん広がっている。後付けで付けたというカーナビは沙織さんのドライブに欠かせないアイテムにもなっている。というわけで、次なる目標は高速に乗ること!? いつも目にするハンドル周りは、私の大好きな色 そんな風に少しずつ500Cとの距離を縮めている彼女に、フィアットのお気に入りのポイントを聞いてみた。 「ハンドル周りが好きですね。大抵のクルマってハンドル周りが黒っぽいじゃないですか。でもこれは私の好きな白。運転中、いつも目に入る部分が好きな色だと気分もいいですよね」  “色”にこだわりのある沙織さんの500Cの車内には、優しいピンクと白の小物たちで溢れている。その中でひときわ目を惹くのが、ピンクの「ライカ」のカメラ。 「フィアットで色々出かけて写真をたくさん撮りたいなと思って、このカメラを購入しました。インスタにフィアットの写真をアップすると、他の写真よりも『いいね』の数が多いんです。それを見て『私もフィアット買いました』とメッセージをいただくこともあって嬉しいですね」 現在インスタグラムで7500名近くのフォロワーがいる沙織さん。最近はフィアットとの写真が徐々に増えつつある。柔らかなトーンで彩られたおしゃれなライフスタイルに憧れる女性もきっと多いはず。 ちなみにこのライカのカメラは「グローブ・トロッター」とのコラボモデルだそうで、付属のミニバッグには、愛用のコスメやキャンディーなどを入れていつも車内に置いているそう。 せっかくのオープンカーなので、これからの季節はオープンドライブも楽しみたいと言う沙織さん、女性としては日焼けも気になるところですが、もちろん日焼け対策には抜かりはありません。日焼け止めは必須、そして腕の日焼け対策用に手袋も買う予定なのだとか。 フィアットが母娘のコミュニケーションの場に 最後に500Cと暮らし始めてそろそろ半年近くになる沙織さんに、フィアットに乗り始めて変わったことを聞いてみました。 「確実に行動範囲が広がりました。前は行きたい場所があっても夫や友人のクルマを出してもらってましたが、今は自分でどこにでも行けるようになったので、ある意味、自立したと思います。夫はちょっと寂しいみたいですが(笑)」 家族で食事に出かけた時など、ご主人がお酒を飲むときは、沙織さんがハンドルを握って帰ってくるようになったと言う。フィアットに乗り始めて、妻として旦那さまをサポートできることが増えた。では、母としては? 「娘が中学受験でなかなか親子の会話ができなかったときもあったのですが、クルマで塾の送り迎えをするようになって、ほんの20〜30分ですが、娘とちゃんと話せる時間が増えました。クルマだと横に並んで面と向かわないからか、普段よりも話しやすいみたいです。買うまではママのクルマには乗らない…なんて言ってましたが、私が超安全運転だっていうのが分かったみたいで、今ではいろいろフォローしてくれます。そんな風に、フィアットが母娘のコミュニケーションの場にもなっています」 FIAT 500Cの詳細はコチラ 写真_小野口健太文_松崎祐子 […]

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独自スタイルのセルフポートレートで世界を魅了!新進気鋭のフォトアーティストARISAKが表現するFIAT 500 Collezioneの新たなる魅力

ミュージシャン、アーティスト、俳優と、これまでに様々なクリエイターとのコラボレーションを実現してきたフィアットのキャンペーン「#MyFirstFIAT」。その第4弾として、フィアットとコラボレーションするのが、大きな注目を集めている新進気鋭のフォトアーティストARISAK(アリサック)さん。2019年、1年間にわたりフィアットの様々な一面を撮影するARISAKさんに、作品のこと、そしてフィアットのことを語っていただきました。 親友の撮影をきっかけにフォトアーティストになったARISAKさん ダークファンタジーという独自のスタイルで写真作品を生み出すフォトアーティストARISAKさん。実は、写真を撮り始めて、まだ4年とのこと。彼女がどのようにしてフォトアーティストになったのか、その経緯をお聞きしました。 「子供の頃からフィギュアスケートをやっていたんですけど、練習中に頭をケガしちゃって。そのあと、ジャンプをするのが怖くなってしまい、フィギュアスケートを辞めてしまったんです。その後、特に興味を持つものがなくなってしまったので、何年か遊んでましたね。そんな時、俳優の親友からオフィシャルブログの写真を撮り直したいという話を聞いて「じゃ、私撮るよ」みたいな。その時は、ちゃんと写真を撮ったこともなかったし、カメラも持っていなかったので、知り合いからカメラを借りてきて撮ったんです。そしたら、親友がその写真を気に入ってくれて「写真始めた方がいいよ」って言ってくれたんです。それが、とても嬉しくって。「写真でなんかできる!」と思って、次の日にカメラを買いに行きました。それから、カメラを始めたんです。本当、直感で動いている人生ですよね(笑)」 独創的なアイデアで、これまでに観たことのない世界観を表現するARISAKさん。フォトグラファーとしてはもちろん、実はもうひとつ写真表現のスタイルがあるとのこと。 「写真を撮り続けている内に、自分しか思いつかないような世界観で写真を撮るのが面白いなってなってきて。そんな中、自分の表現のルーツでもあるフィギュアスケートとカメラを、うまくリンクできないかなぁって思い始めたんです。 私、よくパーティ行ったり、みんなと踊るのが好きなんですけど、自分もすごく派手な格好をして踊りながら写真を撮ったら面白いんじゃないかって思って。それで、自己流で踊りながら撮るフォトパフォーマーをすることになったんです。フォトパフォーマーというスタイルは、遊びの延長線というか。自分のもうひとつの表現としてあるコンテンツですね」 「フォトアーティストという名義の時は、自分が他の人を撮影したり、セルフタイマーで自分自身を撮影したり。スタイルとしては、ダークファンタジーな世界観で撮っています。モデルさんのいる撮影って楽しいんですけど、ヘアメイクさんとかスタイリストさんとか、スタジオの空き状況とか、いろいろな要素やスケジュールが関わってくるんですね。 そこで思いついたのが、セルフポートレート。部屋の一角に布を垂らして、テスト撮影したりして。 ある時、友だちのヘアメイクさんと一緒にスタジオに入って撮影した時に「あっ、これ意外といけるかも」みたいな確信を持ちましたね。その後、とあるヘアメイクさんから「セルフポートレートのヘアメイクをやりたい」って連絡をいただいて、いくつも作品を撮影しました。今回の撮影のヘアメイクもそのヘアメイクさんなんです。 ちょうどそのタイミングで、VOGUE JAPANのヤングアーティスト10人の中に選んでいただいて。その集合写真も、私がセルフタイマーで撮ったんですよ」 銀座の真ん中でバレエ!?いまも心に残るPhotoVogueに採用された1枚 精力的に数多くの作品を生み出しているARISAKさん。なかでも、特に印象的な写真作品があるという。 「お気に入りの写真はいろいろあるんですけど、1点挙げるとしたら銀座の真ん中でバレエを踊っている写真ですね。 当時、高価な一眼レフを買うお金がなくて、持っていたミラーレスカメラで撮影しました。作品撮りをしたくてSNSでモデルを募集している最中、とある素敵な表現者の方を見つけて。会って話をしたら、すぐに意気投合。「路上でバレエできますか?」って聞いたら「全然できる」って言ってくれて。銀座の真ん中でトゥシューズを履いてもらいました(笑)。 この写真、VOGUE ITALIAのWEBサイトにあるPhotoVogueという写真審査コンテンツで初めて採用された写真なんです。その時の嬉しさは、いまでも覚えていますね」 初心と現在を感じさせる500 Collezioneとの出逢い 日本発表前に『500 Collezione』を撮影したARISAKさん。実は、この撮影車両はARISAKさんの愛車になる1台。そんな『500 Collezione』と出逢った時の感想をお話いただきました。 「撮影前に『500 Collezione』の写真は見ていたのですが、実物を見た瞬間アガっちゃいましたね。 これまで入ったことのない規模の大きいスタジオに、未来の愛車。運転免許証取り立ての私が初めて乗るクルマが『500 Collezione』。ご褒美、いやご褒美以上の存在がそこにいて、言葉にならなかったです。これから戯れるクルマが自分の愛車になるっていう不思議な感じと、ライトが点いた瞬間のエモーショナルな感じ。 “超カッコいい写真が撮れる!”っていう思いとともに“絶対撮らなきゃ!”っていう、そんな気持ちになりました」 ARISAKさんが、ひと目で惚れ込んだ『500 Collezione』。なかでも、特に気に入っているポイントがあるとのこと。 「初めてドアを開ける時のひと触りでさえもワクワクしたり。ドアを開けた時に「開いた!」みたいなよろこびがあったり。些細なことが、全部当たり前じゃない。そんな高揚感がありましたね。シートに座るショットがあったんですけど、スーツのような仕立てのシートで、どこから見ても全部カッコいい。しかも、限定車っていうのが、心をくすぐりましたね。私、限定に弱いので(笑)。あと、ホイールやビューティラインがブロンズ色な点も、プレミアム感満載で気に入ってます。私は、ゴールドのアクセサリーが好きでよく着けるんですけど、そういうところも似ている気がして。 それと、ボルドーのボディカラーもクールでセクシーでもある。この妖艶な感じも大好きですね。実は、写真を始めた頃、ボルドー色の口紅をよく塗っていたんです。そのせいか、このボディカラーを見て、ちょっと初心を思い出したりして。しかも、ホイールやビューティラインの色は、いまの自分を表現している。そんなイメージもあったりして。なんか、勝手に運命感じています」 今回の撮影、そしてこれから1年間、フィアットの撮影を行うARISAKさん。その思いと意気込みを伺いました。 「今回の『500 Collezione』の写真は、ファッションフォトみたく純粋に作品を楽しんでもらえたらいいなぁと思っています。世のカッコいい女性たちにも見ていただきたいですね。フィアットって、カッコいい系の女性も似合うんだよ、みたいなことを感じてもらえると嬉しいです。あっ、もちろん男性も。フィアットって、おしゃれでかわいい、そんなイメージが強いと思うんですけど、それだけじゃないと思うんですね。そんな、まだ誰も気付いていないフィアットの一面と、いままで見えなかった私自身の一面の両方を、撮影ごとに見せていきたいと思っています。これからの撮影も、とても楽しみにしています」 最後に、ARISAKさんのファン、そしてフィアットファンへメッセージをいただきました。 「いままで、クルマのお仕事をしたことはないんですけど、ダークファンタジーにフィアットを撮っていきたいと思っています。ひたすら尖った、ひたすら好きなものを詰め込んだ写真になると思うので、純粋に作品を楽しんでもらえたら嬉しいです。1年間、よろしくお願いします」 ARISAKさんの感性が、フィアットの新たな魅力を映し出す「#MyFirstFIAT」の新シリーズ。第1弾となる『500 Collezione』の作品からも、いままでとは違ったフィアットのイメージを感じた方も少なくないはず。 1年間にわたり展開するARISAKさんの作品に、期待が膨らみます。 MyFirstFIAT with ARISAK ARISAKさんがフィアットの新たな魅力を写し出す。『500 Collezione』をモデルにした第1弾、公開。詳細はコチラ 500/500C Collezioneの詳細はコチラ ARISAKインタビューも掲載中!VOGUE JAPANの記事はコチラ […]

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